富士山パノラマロープウェイは、河口湖畔から天上山の中腹、標高千七十五メートルの展望台までを結ぶ索道だ。所要は三分ほど。展望台からは眼下に河口湖、正面に富士山という構図が広がり、両者を同じ視界に収められる数少ない場所になっている。
運賃
| 区分 | 運賃 |
|---|---|
| 往復 大人 | 1,000円 |
| 15名以上の団体 往復 一般大人 / 小人 | 900円 / 450円 |
| 15名以上の団体 往復 学生大人 / 小人 | 800円 / 400円 |
| 障がい者割引 | 半額 |
出典: 富士山パノラマロープウェイ 公式サイト 利用案内(2026年8月7日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
大人の往復は千円。十五名以上の団体になると一般大人が九百円、小人が四百五十円になり、学生団体なら大人八百円、小人四百円まで下がる。障がい者割引は半額に設定されている。
千円という金額は、三分の乗車としては安くはないが、得られる眺めを考えれば妥当な水準だ。展望台までは徒歩でも登れる遊歩道があり、片道三十分から四十分ほどかかる。体力があるなら下りだけ歩くという使い方もできる。
河口湖畔の乗り場は、湖の南岸、遊覧船の発着所のすぐ隣にある。ロープウェイと遊覧船をあわせた券が用意されていることもあるので、両方に乗るつもりなら窓口で確認したい。
カチカチ山という名の由来
この山は長らく「カチカチ山ロープウェイ」の名で呼ばれてきた。天上山が昔話「かちかち山」の舞台とされてきたことによる。物語に登場するタヌキとウサギの像が山頂周辺に置かれ、それぞれにちなんだ場所が名づけられている。
現在の名称に変わったあとも、この昔話にまつわる意匠は残されている。展望台の周辺には縁結びの社や、うさぎ神社と呼ばれる祠があり、山頂までの遊歩道沿いに物語の場面を示す看板が並ぶ。
展望台から尾根づたいに三十分ほど登れば天上山の山頂に至る。ここまで来ると視界がさらに開け、河口湖の全景と、その向こうの御坂山地まで見渡せる。ロープウェイの展望台で引き返す人が多いため、山頂は比較的静かだ。
河口湖という湖
河口湖は富士五湖のなかで最も湖岸線が長く、観光の中心になっている。富士山の噴火で川がせき止められてできた堰止湖で、水面の標高は八百三十メートルほど。湖のなかに鵜の島という小さな島が浮かんでいる。
北岸の大石公園からは、湖面に映る逆さ富士が見える。風のない朝が最も条件がよい。ロープウェイの展望台は湖の南岸にあたるため、こちらからは湖の向こうに富士山ではなく、湖と対岸の街並みを見下ろす構図になる。富士山は背後から迫る形で見える。
富士急行線の河口湖駅から乗り場までは徒歩十五分ほど、周遊バスも走っている。新宿からの高速バスは河口湖駅まで直通で、二時間ほど。富士急ハイランドとは隣接する駅なので、遊園地と組み合わせる行程も組みやすい。
歩いて登るという選択
展望台までは徒歩の遊歩道が整備されており、片道三十分から四十分ほどで登れる。往復千円を払わずに済ませることもできるが、傾斜はそれなりにある。体力に自信があるなら、上りはロープウェイ、下りは徒歩という組み合わせが無理がない。
十五名以上の団体になると一般大人が九百円、小人が四百五十円になり、学生団体なら大人八百円、小人四百円まで下がる。障がい者割引は半額だ。個人で訪れる場合は往復千円が基本になる。
河口湖畔の乗り場は湖の南岸、遊覧船の発着所のすぐ隣にある。ロープウェイと遊覧船をあわせた券が用意されていることがあるので、両方に乗るつもりなら窓口で確認したい。乗車時間は三分ほどで、待ち時間のほうが長くなることもある。
カチカチ山と天上山
この山は長らく「カチカチ山ロープウェイ」の名で呼ばれてきた。天上山が昔話「かちかち山」の舞台とされてきたことによる。物語に登場するタヌキとウサギの像が山頂周辺に置かれ、それぞれにちなんだ場所が名づけられている。
現在の名称に変わったあとも、この昔話にまつわる意匠は残された。展望台の周辺には縁結びの社やうさぎ神社と呼ばれる祠があり、遊歩道沿いには物語の場面を示す看板が並ぶ。子ども連れなら、この設定が歩く動機になる。
山頂まで足を延ばす
展望台から尾根づたいに三十分ほど登れば天上山の山頂に至る。標高千百四十メートルほどで、ここまで来ると視界がさらに開け、河口湖の全景と、その向こうの御坂山地まで見渡せる。ロープウェイの展望台で引き返す人が多いため、山頂は比較的静かだ。
河口湖という湖
河口湖は富士五湖のなかで最も湖岸線が長く、観光の中心になっている。富士山の噴火で川がせき止められてできた堰止湖で、水面の標高は八百三十メートルほど。湖のなかに鵜の島という小さな島が浮かんでいる。
北岸の大石公園からは、湖面に映る逆さ富士が見える。風のない朝が最も条件がよい。ロープウェイの展望台は湖の南岸にあたるため、こちらからは湖を見下ろし、富士山は背後から迫る形で見える。逆さ富士を撮るなら北岸、湖と富士を一枚に収めるなら展望台という使い分けになる。
富士急行線の河口湖駅から乗り場までは徒歩十五分ほど、周遊バスも走っている。新宿からの高速バスは河口湖駅まで直通で二時間ほど。富士急ハイランドとは隣の駅なので、遊園地と組み合わせる行程も組みやすい。
富士五湖のなかの河口湖
富士五湖は、富士山の北麓に並ぶ山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖の五つを指す。いずれも富士山の噴火で川がせき止められてできた堰止湖だ。このうち西湖、精進湖、本栖湖は地下でつながっているとされ、水位が連動して変化する。
河口湖は五湖のなかで最も湖岸線が長く、観光施設と宿が集まる。北岸の大石公園、湖の東側の音楽ホールと美術館、南岸のロープウェイと遊覧船といった具合に、湖を一周する間に性格の違う場所が現れる。自転車で回れば二時間ほどだ。
富士山が見える確率
富士山が見えるかどうかは天候次第で、夏場は雲に隠れることが多い。最も見える確率が高いのは冬の晴天日で、空気が乾いて澄む。逆に夏は朝方の短い時間だけ姿を見せて、日中は雲に覆われるという日が続く。
ロープウェイの展望台は標高千七十五メートルにあり、湖面との標高差は二百五十メートルほど。この高さから見ると、湖の輪郭と対岸の街並み、そして背後に迫る富士山という三層の構図になる。湖畔から見上げるのとは印象がまったく違う。
周辺と組み合わせる
富士急行線の河口湖駅は、富士急ハイランドの隣の駅にあたる。遊園地とロープウェイを同じ日に組み込むこともでき、周遊バスを使えば湖畔の主要な施設を一日で回れる。新宿からの高速バスは河口湖駅まで直通で二時間ほどだ。
湖の北岸へ回れば大石公園があり、季節ごとの花越しに富士山を望める。八月にはラベンダーが咲き、秋には紅葉回廊が開かれる。ロープウェイで湖を見下ろしてから北岸へ移動し、逆さ富士を狙うという順序なら、同じ湖を二つの角度から見られる。
近くの施設の料金
同じ河口湖の施設と並べると、富士山パノラマロープウェイの料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。
| 施設 | 料金の目安 |
|---|---|
| 河口湖 | 予約サイト ¥1,000〜 |
| 富士山パノラマロープウェイ(河口湖・天上山) | 目安 ¥1,000〜 |
| 河口湖遊覧船(富士五湖) | 予約サイト ¥1,000〜 |
| フォレストアドベンチャー・フジ | 目安 ¥3,500〜 |
| ふもとっぱらキャンプ場 | 予約サイト ¥4,000〜 |
| 富士山 五合目・周辺ツアー | 公式で確認 |
金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。
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