錦帯橋は山口県岩国市の錦川に架かる木造の橋である。五連のアーチが連なる独特の形をしていて、国の名勝に指定されている。渡るには入橋料が必要で、往復のみの設定になっている。料金は2026年9月1日に改定された。
錦帯橋の入橋料
| 区分 | 入橋料(2026年9月1日改定) |
|---|---|
| 大人 | 500円 |
| 小学生 | 250円 |
| セット券(大人) | 1,550円 |
この料金は2026年9月1日からのものである。それ以前は大人310円だった。改定の幅が大きいため、少し前の情報を見ていると金額が合わない。セット券は岩国城のロープウェーと城の入場を含んだものである。
片道料金の設定はない。橋を渡って戻ってこない場合でも往復料金がかかる。15名以上の団体割引が設けられている。橋そのものは24時間通行できて、窓口が閉まっている時間帯は料金箱に入れる方式になる。
出典: 岩国市観光振興課 錦帯橋(2026年8月7日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
釘を使わない橋
錦帯橋のアーチ部分は、木材を組み合わせただけで造られている。巻金とかすがいという金具は使われているが、構造の要は木の組み方にある。短い材を少しずつずらして重ね、弧を描かせる。橋の下から見上げると、その組み方が見える。
最初に架けられたのは1673年である。錦川は洪水のたびに橋を流してきた。岩国藩は何度も架け替えを繰り返したのち、アーチ構造にたどり着いた。完成の翌年に流失し、橋台を石で固め直して再建したものがその後およそ二百五十年持ちこたえている。
現在の橋は昭和と平成に架け替えられたものである。定期的に架け替えることを前提とした構造で、技術が世代を越えて受け継がれている。木を使い続けるということは、作り直し続けるということでもある。
渡ってみると
アーチなので、橋の上は平らではない。登って下りて、また登る。板が階段状に打たれている区間があり、足元を見ながら歩くことになる。雨の日は滑りやすい。橋の長さは約200メートル、渡りきるのに数分かかる。
橋の上から見下ろすと、錦川の河原が広がる。夏には鵜飼が行われ、篝火を灯した船が川を下る。橋を対岸へ渡ると吉香公園があり、そこから岩国城へロープウェーが出ている。
岩国城と城下町
山頂に立つ岩国城は、築城から七年で幕府の一国一城令により取り壊された。現在の天守は昭和に再建されたもので、元の位置とは少しずれた場所に建っている。眺めを優先したためである。天守からは錦帯橋と岩国の市街地、瀬戸内海までが一望できる。
橋のたもとの一帯は城下町だった。吉香公園には旧目加田家住宅などの武家屋敷が残る。白蛇の観覧施設があり、岩国に生息する天然記念物のシロヘビを見られる。名物は岩国寿司で、押し寿司を層に重ねた郷土料理である。
アクセス
JR岩国駅からバスで二十分ほど。新幹線の新岩国駅からもバスが出ている。岩国錦帯橋空港が近く、羽田からの便がある。広島市街からは車で一時間ほど、JRなら五十分ほどの距離にある。
広島と組み合わせる行程が組みやすい。宮島までは岩国から近く、同じ日に回ることもできる。橋を渡って城まで上がると二時間ほど、城下町を歩けば半日になる。桜と紅葉の時期は人が多い。
料金が改定されている
この料金は2026年9月1日からのものである。それ以前は大人310円だった。改定の幅が大きいため、少し前の情報を見ていると金額が合わない。ウェブ上には旧料金の記載が残っている場所があるので、古い数字に当たらないよう注意したい。
片道料金の設定はない。橋を渡って戻ってこない場合でも往復料金がかかる。15名以上の団体割引が設けられている。セット券は岩国城のロープウェーと城の入場を含んだもので、城まで上がるつもりならこちらのほうが安く済む。
橋そのものは24時間通行できる。窓口が閉まっている時間帯は料金箱に入れる方式になる。夜間はライトアップされていて、昼とは違う姿になる。
出典: 岩国市観光振興課 錦帯橋(2026年9月8日確認)
釘を使わない橋
錦帯橋のアーチ部分は、木材を組み合わせただけで造られている。巻金とかすがいという金具は使われているが、構造の要は木の組み方にある。短い材を少しずつずらして重ね、弧を描かせる。橋の下から見上げると、その組み方が見える。
最初に架けられたのは1673年である。錦川は洪水のたびに橋を流してきた。岩国藩は何度も架け替えを繰り返したのち、アーチ構造にたどり着いた。完成の翌年に流失し、橋台を石で固め直して再建したものがその後およそ二百五十年持ちこたえている。
現在の橋は昭和と平成に架け替えられたものである。定期的に架け替えることを前提とした構造で、技術が世代を越えて受け継がれている。木を使い続けるということは、作り直し続けるということでもある。
渡ってみると
アーチなので、橋の上は平らではない。登って下りて、また登る。板が階段状に打たれている区間があり、足元を見ながら歩くことになる。雨の日は滑りやすい。橋の長さは約200メートル、渡りきるのに数分かかる。
橋の上から見下ろすと、錦川の河原が広がる。夏には鵜飼が行われ、篝火を灯した船が川を下る。橋を対岸へ渡ると吉香公園があり、そこから岩国城へロープウェーが出ている。
岩国城と城下町
山頂に立つ岩国城は、築城から七年で幕府の一国一城令により取り壊された。現在の天守は昭和に再建されたもので、元の位置とは少しずれた場所に建っている。眺めを優先したためである。天守からは錦帯橋と岩国の市街地、瀬戸内海までが一望できる。
橋のたもとの一帯は城下町だった。吉香公園には旧目加田家住宅などの武家屋敷が残る。白蛇の観覧施設があり、岩国に生息する天然記念物のシロヘビを見られる。名物は岩国寿司で、押し寿司を層に重ねた郷土料理である。
アクセス
JR岩国駅からバスで二十分ほど。新幹線の新岩国駅からもバスが出ている。岩国錦帯橋空港が近く、羽田からの便がある。広島市街からは車で一時間ほど、JRなら五十分ほどの距離にある。
広島と組み合わせる行程が組みやすい。宮島までは岩国から近く、同じ日に回ることもできる。橋を渡って城まで上がると二時間ほど、城下町を歩けば半日になる。桜と紅葉の時期は人が多い。
近くの施設の料金
同じ山口県の施設と並べると、錦帯橋の料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。
| 施設 | 料金の目安 |
|---|---|
| 湯田温泉 日帰り入浴 | 予約サイト ¥700〜 |
| 長門湯本温泉 日帰り入浴 | 予約サイト ¥700〜 |
| 秋芳洞(山口・秋吉台) | 予約サイト ¥1,300〜 |
金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。
渡るときのこと
アーチなので橋の上は平らではない。板が階段状に打たれている区間があり、足元を見ながら歩くことになる。雨の日は滑りやすい。ヒールのある靴は避けたい。橋の長さは約200メートル、渡りきるのに数分かかる。
往復料金しかないので、対岸まで渡って戻ってくるのが前提である。対岸の吉香公園から岩国城へロープウェーが出ているので、城まで上がるならセット券のほうが安い。城まで含めると二時間ほど、城下町を歩けば半日になる。
架け替えという文化
錦帯橋は一定の周期で架け替えられてきた。木造である以上、材は傷む。傷んだ部分を取り替え、数十年ごとに大規模な架け替えを行う。そのたびに大工の技術が次の世代へ渡される。建てたまま保存するのではなく、作り直し続けることで残すという考え方である。
使われる木材は年月をかけて集められる。アーチを組む材には特定の樹種と寸法が求められ、山から切り出して乾燥させるまでに時間がかかる。橋が架かっているあいだも次の架け替えの準備が進んでいる。伊勢神宮の式年遷宮と同じ発想が、この橋にもある。
中国・四国の観光施設を、入場料でくらべる
| 施設 | エリア | 入場・拝観の目安 ▲ | 滞在の目安 ▲ | |
|---|---|---|---|---|
| しまなみ海道 | 愛媛・道後 | 無料 | 約6時間 | |
| 元乃隅神社 | 山口 | 無料 | 約45分 | |
| 白兎神社 | 鳥取 | 無料 | 約40分 | |
| 広島平和記念資料館 | 広島 | ¥200〜 | 約1時間15分 | |
| 錦帯橋 | 山口 | ¥310〜 | 約1時間 | |
| 岡山後楽園 | 岡山 | ¥500〜 | 約1時間15分 | |
| 栗林公園 | 高松・直島 | ¥500〜 | 約1時間15分 | |
| 松山城ロープウェイ | 松山・道後 | ¥520〜 | 約1時間45分 | |
| 祖谷温泉 日帰り入浴 | 徳島・祖谷 | ¥700〜 | 約4時間 | |
| 宮浜温泉(広島・廿日市) | 広島 | ¥750〜 | 約1時間30分 | |
| こんぴら温泉 日帰り入浴 | 高松・直島 | ¥1,000〜 | 約4時間 | |
| 宮島水族館 みやじマリン | 広島 | ¥1,420〜 | — | |
| 直島 地中美術館 | 高松・直島 | ¥2,500〜 | 約1時間15分 | |
| the Orange(みろくの里 レジャープール) | 広島 | ¥3,100〜 | — |
入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。
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※価格・在庫は変動します。最新は各予約サイトの公式ページでご確認ください。