大雪山旭岳ロープウェイは、北海道の最高峰である旭岳の中腹、標高千六百メートルの姿見駅までを結ぶ索道だ。山麓の旭岳温泉から十分ほどで、高山帯の景観のなかへ運ばれる。北海道でも最も早く紅葉が始まる場所として知られる。
運賃
| 区分 | 運賃 |
|---|---|
| 往復 大人 | 3,500円 |
| 往復 小人 | 1,750円 |
出典: 大雪山旭岳ロープウェイ 公式サイト(2026年9月2日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
表の金額は二〇二六年六月一日からの料金で、往復が大人三千五百円、小人千七百五十円だ。運営が季節ごとに料金と営業時間を変えているため、冬季は別の設定になる。訪れる時期の料金は、出発の直前に公式サイトで確認する必要がある。
運行は八時から十七時までで、上りの最終は十六時四十五分。運行間隔は十五分ごとになっている。山の上は天候が急変するため、下りの最終時刻に余裕をもって行動したい。
姿見駅の周辺には一周一時間ほどの遊歩道が整備されており、この範囲であれば登山の装備がなくても歩ける。ただし標高千六百メートルの高山帯であることに変わりはなく、麓と気温が十度以上違うこともある。
姿見の池と噴気孔
遊歩道の途中にある姿見の池は、旭岳の山容を映すことからその名がついた。池のすぐ横では地獄谷と呼ばれる噴気孔から白い蒸気が絶えず噴き出しており、硫黄の匂いが漂う。静かな池と激しい噴気が隣り合う光景が、この場所の特徴だ。
旭岳は標高二千二百九十一メートルで、北海道の最高峰にあたる。姿見駅からさらに登れば山頂に至るが、そこから先は本格的な登山になる。遊歩道の範囲であっても、天候が崩れれば視界が失われるため、装備と時間には余裕を持ちたい。
周辺は高山植物の宝庫で、夏には短い期間に一斉に花が咲く。エゾコザクラ、チングルマ、イワブクロといった高山植物が湿原状の地面を覆い、木道の両側が花で埋まる。この時期は雪が消えてから咲くまでの期間が短く、年によって時期がずれる。
日本で最も早い紅葉
大雪山系は日本で最も早く紅葉が始まる場所として知られ、九月の上旬には山の上部が色づき始める。ウラシマツツジが赤く、ダケカンバが黄色に染まり、標高が下がるにつれて色づきが遅れる。一つの斜面のなかに、緑と黄と赤が同時に見られる時期がある。
この時期は本州がまだ夏の残る頃なので、紅葉を求めて訪れる人が集中する。ロープウェイは混み合い、姿見駅周辺の遊歩道も列ができる。時期を選べるなら平日、時間を選べるなら早朝が動きやすい。
山麓の旭岳温泉には宿が数軒あり、日帰り入浴を受け入れているところもある。旭川市街からは車で一時間半ほど、旭川駅からバスも出ている。旭山動物園とは同じ旭川市内だが方向が違うため、両方を一日で回るなら移動時間を多めに見込みたい。
季節で変わる料金と時間
表に挙げた往復大人三千五百円は二〇二六年六月一日からの料金だ。運営が季節ごとに料金と営業時間を変更しているため、冬季は別の設定になる。訪れる時期の金額は、出発の直前に公式サイトで確認しておく必要がある。
運行は八時から十七時までで、上りの最終は十六時四十五分。十五分間隔で動いている。山の上は天候が急変するため、下りの最終時刻には余裕をもって行動したい。強風や雷のときは運休することもある。
姿見駅の周辺には一周一時間ほどの遊歩道があり、この範囲なら本格的な登山装備がなくても歩ける。ただし標高千六百メートルの高山帯であることに変わりはなく、麓と気温が十度以上違うこともある。夏でも上着は必須だ。
姿見の池と地獄谷
遊歩道の途中にある姿見の池は、旭岳の山容を映すことからその名がついた。池のすぐ横では地獄谷と呼ばれる噴気孔から白い蒸気が絶えず噴き出し、硫黄の匂いが漂う。静かな水面と激しい噴気が隣り合う光景が、この場所を特徴づけている。
旭岳は標高二千二百九十一メートルで、北海道の最高峰にあたる。姿見駅からさらに登れば山頂に至るが、そこから先は本格的な登山になる。遊歩道の範囲であっても天候が崩れれば視界が失われるので、装備と時間には余裕を持ちたい。
高山植物
周辺は高山植物の宝庫で、夏の短い期間に一斉に花が咲く。エゾコザクラ、チングルマ、イワブクロといった植物が湿原状の地面を覆い、木道の両側が花で埋まる。雪が消えてから咲くまでの期間が短く、年によって時期がずれるため、狙って行くのは難しい。
日本で最も早い紅葉
大雪山系は日本で最も早く紅葉が始まる場所として知られ、九月の上旬には山の上部が色づき始める。ウラシマツツジが赤く、ダケカンバが黄色に染まり、標高が下がるにつれて色づきが遅れる。一つの斜面のなかに緑と黄と赤が同時に見られる時期がある。
本州がまだ夏の残る頃なので、この時期は紅葉を求める人が集中する。ロープウェイは混み合い、姿見駅周辺の遊歩道にも列ができる。時期を選べるなら平日、時間を選べるなら早朝が動きやすい。
山麓の旭岳温泉には宿が数軒あり、日帰り入浴を受け入れているところもある。旭川市街からは車で一時間半ほど、旭川駅からバスも出ている。旭山動物園とは同じ旭川市内だが方向が違うため、両方を一日で回るなら移動時間を多めに見込みたい。
近くの施設の料金
同じ北海道の施設と並べると、大雪山旭岳ロープウェイの料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。
| 施設 | 料金の目安 |
|---|---|
| 小樽市総合博物館 運河館 | 目安 ¥300〜 |
| 釧路市湿原展望台 | 目安 ¥480〜 |
| 旭山動物園 | 目安 ¥1,000〜 |
| 洞爺湖温泉 日帰り入浴 | 目安 ¥1,200〜 |
| ノーザンホースパーク | 目安 ¥1,200〜 |
| 十勝川温泉 日帰り入浴 | 目安 ¥1,300〜 |
金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。
大雪山という山群
大雪山は単独の山の名ではなく、旭岳を最高峰とする山群の総称だ。北海道の中央部に広がり、その面積は神奈川県に匹敵する。アイヌの言葉ではヌタプカウシペ、川が輪状に取り巻いている山と呼ばれ、この一帯から石狩川、十勝川、忠別川といった大河が発している。
旭岳は活火山で、姿見の池の横にある地獄谷はいまも噴気を上げ続けている。この山群は火山活動と氷河期の名残が重なった地形を持ち、高山帯には永久凍土に近い環境が残る。標高千六百メートルでありながら、本州の三千メートル級と同等の植生が見られるのはこのためだ。
登山の入口として
姿見駅は、大雪山系を縦走する登山者にとっての主要な入口の一つでもある。ここから旭岳山頂を経て、黒岳や層雲峡方面へ抜ける経路が伸びている。遊歩道の範囲を歩く観光客と、本格的な装備の登山者が同じ駅から出発する光景が日常的に見られる。
遊歩道の範囲であっても、天候が崩れれば視界がなくなる。木道を外れると高山植物を傷めるうえ、地形が入り組んでいて迷いやすい。時間と装備に余裕を持ち、下りの最終時刻から逆算して行動することが前提になる。
旭川からの行き方
旭川市街から旭岳温泉までは車で一時間半ほど。旭川駅前からバスも出ており、こちらは一日数便に限られる。空港からのアクセスもよく、旭川空港から車で一時間ほどで着く。
山麓の旭岳温泉には宿が数軒あり、日帰り入浴を受け入れているところもある。泉質は鉄分を含む茶褐色の湯で、大雪山の火山活動によるものだ。ロープウェイで高山帯を歩いたあとに湯に浸かるという流れは、この土地の自然な使い方になっている。
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