彫刻の森美術館は、神奈川県箱根町にある野外美術館である。広い芝生と森のなかに彫刻が点在していて、歩きながら見る形式になっている。入館料は当日窓口とウェブチケットで金額が違い、ウェブのほうが安い。
彫刻の森美術館の入館料
| 区分 | 当日窓口 | ウェブチケット |
|---|---|---|
| 一般 | 2,000円 | 1,800円 |
| 大学生・高校生 | 1,600円 | 1,400円 |
| 中学生・小学生 | 800円 | 600円 |
どの区分もウェブのほうが200円安い。事前に買っておけば窓口に並ばずに済むという利点もある。営業は9時から17時まで、入館は閉館の30分前まで。年中無休である。
出典: 彫刻の森美術館(2026年8月16日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
屋外に置くということ
この美術館が開いたのは1969年で、日本で最初の野外美術館とされる。七万平方メートルの敷地に百点を超える彫刻が常設で置かれている。作品は屋根の下ではなく、空の下にある。雨に濡れ、雪をかぶり、季節ごとに周囲の色が変わる。
だから同じ作品でも、見る日によって印象が変わる。晴れた日の金属は光を反射し、曇りの日は鈍く沈む。背後の山が緑のときと、紅葉のときと、雪のときでは、同じ彫刻が別のものに見える。屋内の展示室では起こらないことである。
子どもが入れる作品
この美術館の特徴のひとつが、触れたり中に入ったりできる作品があることだ。シャボン玉のような形をした「しゃぼん玉のお城」は、子どもが登って遊べる。「ネットの森」は編まれた網でできた巨大な空間で、靴を脱いで中に入る。美術館で走り回っていい場所というのは珍しい。
「幸せをよぶシンフォニー彫刻」は、ステンドグラスで囲まれた塔である。内部の螺旋階段を登ると、色のついた光に包まれる。上まで行くと展望台になっていて、園内と箱根の山が見渡せる。
ピカソ館と足湯
屋内施設もある。ピカソ館にはピカソの作品がまとまって収蔵されている。絵画だけでなく陶芸、版画、彫刻まで揃っていて、この作家が扱った領域の広さが分かる構成になっている。
園内には足湯がある。温泉が引かれていて、歩き疲れたところで足を浸けられる。タオルは売店で買える。箱根という土地で野外を歩く美術館だからこそ成立する設備で、これを目当てに来る人もいる。
アクセスと回り方
箱根登山鉄道の彫刻の森駅から徒歩2分。箱根湯本から登山電車で三十分ほど、強羅の一つ手前にあたる。車なら駐車場が用意されている。園内をひととおり歩くと二時間ほど、ピカソ館と足湯を入れれば半日になる。
箱根の周遊ルートの途中にあるので、登山電車で上がる道中に組み込みやすい。強羅から先はケーブルカーとロープウェイで大涌谷、そこから芦ノ湖へ下る。一日で箱根を一周するなら、午前にこの美術館、午後に大涌谷と芦ノ湖という配分になる。広い敷地を歩くので、歩きやすい靴で行きたい。
ウェブチケットとの差
どの区分もウェブチケットのほうが200円安い。事前に買っておけば窓口に並ばずに済むという利点もある。行くことが決まっているなら、窓口で買う理由はほとんどない。営業は9時から17時、入館は閉館の30分前までで、年中無休である。
箱根の周遊券を持っている場合、割引が適用されることがある。持っている券の種類によって扱いが違うので、窓口で確認したい。ウェブチケットとの併用ができないこともあるため、どちらが得かは事前に計算しておくといい。
出典: 彫刻の森美術館(2026年9月8日確認)
屋外に置くということ
この美術館が開いたのは1969年で、日本で最初の野外美術館とされる。七万平方メートルの敷地に百点を超える彫刻が常設で置かれている。作品は屋根の下ではなく空の下にあり、雨に濡れ、雪をかぶり、季節ごとに周囲の色が変わる。
だから同じ作品でも見る日によって印象が変わる。晴れた日の金属は光を反射し、曇りの日は鈍く沈む。背後の山が緑のときと紅葉のときと雪のときでは、同じ彫刻が別のものに見える。屋内の展示室では起こらないことである。天候が悪い日は歩きにくいが、その日にしか見えない姿がある。
子どもが入れる作品
触れたり中に入ったりできる作品があるのが、この美術館の特徴である。しゃぼん玉のお城は子どもが登って遊べる。ネットの森は編まれた網でできた巨大な空間で、靴を脱いで中に入る。美術館で走り回っていい場所というのは珍しい。
幸せをよぶシンフォニー彫刻は、ステンドグラスで囲まれた塔である。内部の螺旋階段を登ると色のついた光に包まれる。上まで行くと展望台になっていて、園内と箱根の山が見渡せる。階段が狭いので、混雑時は待つことがある。
ピカソ館と足湯
屋内施設もある。ピカソ館にはピカソの作品がまとまって収蔵されている。絵画だけでなく陶芸、版画、彫刻まで揃っていて、この作家が扱った領域の広さが分かる構成になっている。雨の日はここで時間を使える。
園内には温泉を引いた足湯がある。歩き疲れたところで足を浸けられる。タオルは売店で買える。箱根という土地で野外を歩く美術館だからこそ成立する設備で、これを目当てに来る人もいる。
アクセスと回り方
箱根登山鉄道の彫刻の森駅から徒歩2分。箱根湯本から登山電車で三十分ほど、強羅の一つ手前にあたる。車なら駐車場が用意されている。園内をひととおり歩くと二時間ほど、ピカソ館と足湯を入れれば半日になる。
箱根の周遊ルートの途中にあるので、登山電車で上がる道中に組み込みやすい。強羅から先はケーブルカーとロープウェイで大涌谷、そこから芦ノ湖へ下る。一日で箱根を一周するなら、午前にこの美術館、午後に大涌谷と芦ノ湖という配分になる。広い敷地を歩くので、歩きやすい靴で行きたい。
近くの施設の料金
同じ箱根の施設と並べると、彫刻の森美術館の料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。
| 施設 | 料金の目安 |
|---|---|
| 箱根強羅公園 | 目安 ¥650〜 |
| 十国峠 | 目安 ¥730〜 |
| 箱根海賊船 | 予約サイト ¥1,200〜 |
| 箱根湯本 天山湯治郷 | 目安 ¥1,450〜 |
| 箱根湯本 日帰り温泉 | 予約サイト ¥1,500〜 |
| 箱根湯寮 日帰り温泉 | 予約サイト ¥1,700〜 |
金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。
歩く距離を見込んでおく
敷地は七万平方メートルある。芝生と森のなかを歩きながら見る形式なので、思ったより距離が出る。ひととおり回るだけで二時間、ピカソ館と足湯を入れれば半日になる。起伏があるので、歩きやすい靴が要る。ベビーカーで回れる経路は限られる。
屋外が中心なので天候の影響が大きい。雨の日は傘を差しながら歩くことになり、芝生がぬかるむ。ピカソ館と屋内展示に時間を振り分ければ雨でも回れるが、この美術館の本領は晴れた日にある。予定を動かせるなら天気を見て決めたい。
季節ごとの見え方
春は新緑、夏は濃い緑、秋は紅葉、冬は雪。同じ彫刻が季節ごとに別の背景を持つ。箱根は標高があるので、平地より季節の進みが遅い。紅葉は十一月が中心で、この時期は箱根全体が混む。冬に雪が積もると、白い地面に置かれた彫刻という他では見られない光景になる。
足湯があるのは、この立地ならではである。歩き疲れた足を温めてから残りを回ると、後半の体力がもつ。タオルは売店で買える。園内には食事のできる場所もあるので、半日を通して過ごせる作りになっている。
関東の観光施設を、入場料でくらべる
| 施設 | エリア | 入場・拝観の目安 ▲ | 滞在の目安 ▲ | |
|---|---|---|---|---|
| よこはまコスモワールド | 横浜 | 無料 | 約1時間30分 | |
| 鶴岡八幡宮 | 鎌倉 | 無料 | 約1時間 | |
| あしかがフラワーパーク | 栃木・足利 | ¥400〜 | 約1時間45分 | |
| 那須温泉 鹿の湯 日帰り入浴 | 日光 | ¥500〜 | 約40分 | |
| 箱根強羅公園 | 箱根 | ¥650〜 | 約1時間15分 | |
| 牛久大仏 | 茨城 | ¥900〜 | 約1時間45分 | |
| 大洗温泉 日帰り入浴 | 茨城 | ¥1,000〜 | 約4時間 | |
| 西武園ゆうえんち | 埼玉・川越 | ¥1,100〜 | — | |
| 箱根湯本 天山湯治郷 | 箱根 | ¥1,450〜 | 約2時間30分 | |
| マザー牧場 | 千葉 | ¥1,800〜 | 約6時間 | |
| 那須どうぶつ王国 | 那須高原 | ¥2,000〜 | 約3時間30分 | |
| 豊島園 庭の湯 | 東京 | ¥2,600〜 | 約2時間30分 | |
| サウナ&ホテル かるまる池袋 | 東京 | ¥3,480〜 | 約3時間 | |
| 東京ディズニーシー | 千葉 | ¥8,900〜 | — |
入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。
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※価格・在庫は変動します。最新は各予約サイトの公式ページでご確認ください。