
早川と須雲川が箱根火山を削り込んだ谷底に旅館・ホテルや日帰り施設が並び、源泉数も宿の数も十七湯で最多です。
町は北条早雲の遺言で建てられた早雲寺の門前町として始まったと言われ、湯本熊野神社の社殿の下には箱根最古の源泉「惣湯」が今も湧いています。
上流の塔之沢は江戸初期に見つかった湯で、文人に愛された老舗旅館が並びます。
見どころ・ポイント
- 湯本熊野神社の社殿の下に湧く箱根最古の現役源泉「惣湯」を、日帰り施設・和泉の「早雲の湯」で浴びられる
- 町は早雲寺の門前町として始まったと伝わり、境内に北条五代の墓と幻庵作といわれる枯山水庭園が残る
- 箱根町の施設・弥坂湯から、7箇所の源泉を浴槽に直結する天山湯治郷、塔之沢の貸切個室露天風呂19室の箱根湯寮まで日帰りの形が幅広い
- 毎年11月3日、昭和10年の湯本の観光博覧会に始まる大名行列が旧東海道を練り歩く
基本情報
下の表を参照(大人の入浴料は箱根町の弥坂湯の650円から、タオル・館内着付きの天成園の2,730円まで)。
塔之沢へは箱根湯本から箱根登山鉄道で3分の塔ノ沢駅下車。
かっぱ天国・和泉・天成園は駅から歩け、奥湯本の箱根の湯・天山湯治郷へは旅館送迎バス(200円)か箱根登山バス、塔之沢の箱根湯寮へは無料送迎バスを使う。
初夏は早雲寺の裏の林でヒメハルゼミが鳴き、早雲寺本堂の拝観は毎年11月の限られた日だけ。
冬は天山湯治郷が12月中旬に休館するなど施設の休みが重なるので、公式のお知らせを確かめてから行く。
駅裏のかっぱ天国や和泉で入浴だけなら短く済む。
早雲寺・湯本熊野神社・白山神社を歩いて回り、送迎バスで奥湯本や塔之沢の施設に足を延ばすなら一日がかりになる。
天成園は翌朝まで営業している。
知っておくとお得・失敗しないコツ
- タオルの扱いが施設で違う。
天成園は入館料にタオルと館内着が付く。
箱根湯寮はタオルのレンタルがなく購入(バスタオル550円、フェイスタオル300円)、かっぱ天国はフェイスタオル200円、箱根の湯はタオルセット350円。
和泉はタオル別料金で持ち込みもできる。 - かっぱ天国はフロントまで84段の階段がある。
日帰り入浴なら重い荷物はコインロッカーに預けて行くよう公式が案内している。 - 天山湯治郷の入館料は現金のみ。
シャンプー・リンス・せっけん・ドライヤーは備え付け。
団体や大人数での利用、来館の予約は受けていない。 - 箱根湯寮の大浴場は小学生未満が利用できず、小さな子ども連れは貸切個室露天風呂「花伝」を使う。
和泉はオムツの取れていない幼児の入浴を断っている。 - 旅館送迎バスは前払いで車内につり銭がない。
天山湯治郷方面は11、12時台に湯本駅発の便がない。
湯本・塔之沢で日帰り入浴できる施設と料金
箱根町観光協会は「箱根湯本・塔ノ沢・畑宿エリア」の日帰り温泉として、駅裏の高台のかっぱ天国、熊野神社の下の和泉、旧街道沿いの箱根の湯と天山湯治郷、滝通り方面の天成園、塔之沢の箱根湯寮を案内しています。これに箱根町が「町の施設」として載せている弥坂湯を加え、各公式サイトの料金と時間を並べました。
| 施設 | 場所・駅からの行き方 | 大人の入浴料 | 時間 | 休み |
|---|---|---|---|---|
| 弥坂湯(箱根町の施設) | 湯本 | 大人650円、小人300円(町民は別料金) | 午前9時から午後8時30分 | 毎週木曜日(臨時休館あり) |
| かっぱ天国 | 箱根湯本駅の真裏の高台。駅から徒歩3分 | 大人900円、小人400円 | 平日10:00〜20:00、土・日・祝10:00〜21:00 | 公式サイトに記載なし |
| 和泉 | 熊野神社の下。駅から徒歩7分 | 大人1,350円、小人700円 | 平日11:00〜21:00、土日祝10:00〜21:00(入浴受付は20:00終了) | 毎週火曜日 |
| 箱根の湯 | 湯本茶屋(箱根旧街道)。「台の茶屋」バス停から徒歩1分 | 1,250円(小人600円) | 10:00〜22:00(最終受付21:00) | 不定休 |
| 天成園 | 湯本。駅から徒歩12分程度 | 大人2,730円(入湯税50円が別)、小学生1,320円、幼児990円 | 10:00〜翌9:00 | 年一度の設備点検の休館あり |
| 天山湯治郷 | 奥湯本(湯本茶屋)。駅からバスで約10分 | 大人1,450円、子ども700円 | 9:00〜23:00(最終受付22:00) | 定休日なし(12月中旬に休館あり) |
| 箱根湯寮 | 塔之沢。駅から無料送迎バスで約3分 | 平日1,700円〜1,800円、土休日2,000円〜2,200円、小学生1,000円 | 平日10時〜20時(最終受付19時)、土休日10時〜21時(最終受付20時) | 年中無休(メンテナンスによる休館あり) |
入浴料のほかにかかるものも施設ごとに違います。天成園は深夜24時〜5時にかかって滞在すると深夜料金(大人1,650円)が加わります。入館料にはフェイスタオル・バスタオル・館内着(浴衣)が付きます。かっぱ天国は貸切風呂が45分1,000円(入浴料は別)、駅を見下ろす足湯は大人300円で、料金箱に払う仕組みです。箱根の湯は無料の休憩ルームが時間無制限で、6畳タイプの個室は2,000円です。
和泉は自館の告知で、令和7年10月1日から大人の入浴料を1,250円から1,350円に改めました。和泉自身が「各情報雑誌・情報サイト」は旧料金のままの場合があると断っているとおり、湯本の日帰り施設は観光協会の頁と施設の公式とで額が違うことがあります。上の表は施設の公式の額を優先しています。
出典: 弥坂湯(箱根町) / 施設案内・料金(かっぱ天国 公式) / アクセス(かっぱ天国 公式) / 施設利用料金等改定のお知らせ(和泉 公式) / 天然温泉ご入浴・休憩処 和泉(箱根町観光協会) / 料金・貸出(湯遊び処 箱根の湯 公式) / 天成園 日帰り温泉(箱根町観光協会) / 日帰り温泉(天成園 公式) / 天山(天山湯治郷 公式) / アクセス(天山湯治郷 公式) / 料金・営業時間(箱根湯寮 公式) / アクセス・無料送迎バス・駐車場(箱根湯寮 公式)(2026年10月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
湯本と塔之沢の湯 ― 泉質・源泉・地質
十七湯でいちばん源泉の多い湯
箱根町観光協会の「箱根十七湯」の頁によると、湯本温泉の泉質は単純温泉、アルカリ性単純温泉、ナトリウム─塩化物泉(弱食塩泉)、ナトリウム─カルシウム─塩化物・硫酸塩泉(含石膏弱食塩泉)など多岐にわたり、源泉総数は74、泉温は23〜77℃、湧出量は4,679ℓ/minです。早川と須雲川沿いに並ぶ宿と施設は「泉質や形態、サービスも多様」で、同じ湯本でも施設によって湯が違います。塔之沢温泉は単純温泉とアルカリ性単純温泉で、源泉総数9、泉温38〜63℃、湧出量793ℓ/min。かつては基盤岩類の亀裂から湧いていた湯を、今はボーリングで湯本温泉と同じ基盤岩類の中から揚げています。
施設ごとの湯
- 和泉:熊野権現の真下から湧く箱根最古の源泉「惣湯」を含む7つの源泉を使います。「古来湯(早雲の湯)」は惣湯(第9号源泉)が主で、「美肌湯(権現の湯)」は弱アルカリ性(PH9.6)の48号源泉。温泉分析表では48号源泉はアルカリ性単純温泉、源泉53.2℃、無色透明無味です。
- 天山湯治郷:アルカリ性単純泉(湯本74号源泉、飲泉許可源泉)とナトリウム塩化物泉(湯本115号源泉)があり、浴槽ごとに泉質と温度が分かれています。敷地内や近くに湧く7箇所の源泉地から浴槽までパイプラインで直結し、溜め置きせずに流し入れる方式で、源泉は高いもので83℃あります。
- かっぱ天国:2つの自家源泉。泉質は単純温泉とナトリ‐塩化物・硫酸塩泉、効能として神経痛・筋肉痛・きりきず・慢性皮膚病・婦人病等が掲げられています。足湯は100%源泉かけ流しです。
- 箱根の湯:自家源泉100%。専用の源泉井戸2本(源泉台帳名:湯本123号泉、126号泉)を持ち、基本は掛け流しで一部に滅菌ろ過装置を使っています。
- 天成園:露天エリアの丸風呂が源泉掛け流しで、泉質はアルカリ性単純温泉です。
- 箱根湯寮:箱根七湯のひとつ「塔之沢温泉」を源泉としたアルカリ性単純温泉。多客時や緊急時の浴槽水入れ替えでは加水する場合があると明記しています。
谷底の地質と白石地蔵
観光協会の解説では、箱根湯本は早川と須雲川が箱根火山を削り込んだ谷底に発達した温泉街で、地質は主に今から400万年ほど前に堆積した海底火山の噴出物「早川凝灰角礫岩」です。軽石を多く含む白く柔らかい岩で、湯本駅周辺に刻まれた磨崖仏の白石地蔵もこの岩を彫ったものです。中世の箱根山は噴煙から地獄と見なされ、山の入り口だった今の湯本駅周辺は賽の河原に見立てられて、旅人を見守る仏として白石地蔵が刻まれたと言われています。
出典: 湯本温泉(箱根町観光協会 箱根十七湯) / 塔ノ沢温泉(箱根町観光協会 箱根十七湯) / 天然温泉ご入浴・休憩処 和泉(箱根町観光協会) / 温泉分析表(和泉 公式) / 源泉浴(天山湯治郷 公式) / 施設案内・料金(かっぱ天国 公式) / よくあるご質問(箱根の湯 公式) / 湯遊び処 箱根の湯 公式サイト / 天成園 日帰り温泉(箱根町観光協会) / 温泉について(箱根湯寮 公式)(2026年10月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
行き方 ― 駅から歩く施設と送迎バスで行く施設
箱根町観光協会の案内では、新宿から小田急ロマンスカーで最速73分、小田原からは約15分で箱根湯本駅に着きます。小田原駅からは③~⑤乗り場のバスで「箱根湯本駅」下車でも行けます。塔之沢へは箱根湯本から箱根登山鉄道で3分の「塔ノ沢」駅、または湖尻・桃源台・元箱根方面行きバスの「塔ノ沢」で降ります。
駅から歩いて行ける施設
かっぱ天国は駅の真裏の高台で徒歩3分ですが、フロントまでは84段の階段があり、日帰り客には重い荷物(トランク)をコインロッカーに預けて来るよう公式が頼んでいます。和泉は観光協会の案内で駅から徒歩7分。天成園は公式で「歩いて12分前後」「タクシーで約5分」とされています。
旅館送迎バスと路線バスで行く施設
湯本の旅館の送迎バス(箱根の湯の公式では「湯本温泉郷共同バス」)は、天成園の公式によると中学生以上200円(小学生100円、未就学児無料)。天山湯治郷の公式は、駅前ロータリーから「Bコース:早雲通り線」に乗ってドライバーに「天山湯治郷」と伝える方法と、箱根登山バスの「4番乗り場」から「箱根旧街道線(K)」で「奥湯本入口」下車(運賃260円)の2通りを案内しています。送迎バスは前払いで車内につり銭がなく、11、12時台は湯本駅発の便がありません。天成園方面も10:20~13:15は駅発の便がないと公式にあります。箱根の湯は共同バスの「早雲通り行」(片道200円)か路線バスで、「台の茶屋」バス停から徒歩1分です。施設からの送迎はしていません。
塔之沢の箱根湯寮は、箱根湯本駅との間に無料送迎バスを出しています。所要時間は約3分で、土日祝日は約10分おき、平日は約15分おき。箱根登山線の塔ノ沢駅からは徒歩約5分です。
車と駐車場
- 天成園:敷地内に170台。日帰りは5時間まで無料、以降30分ごとに100円。
- 箱根湯寮:無料、92台。小田原厚木道路の箱根口ICから約10分。
- 箱根の湯:第一・第二駐車場で60台。
- 天山湯治郷:無料。満車の場合は並んで待ち、並び切れないときは時間をずらすよう案内しています。
- 和泉:利用時間の前後1時間ずつ無料、それ以外は最初の1時間500円。
- かっぱ天国:30台(観光協会の案内)。箱根口ICから国道1号を約3km。
出典: 湯本温泉(箱根町観光協会 箱根十七湯) / 塔ノ沢温泉(箱根町観光協会 箱根十七湯) / アクセス(かっぱ天国 公式) / かっぱ天国(箱根町観光協会) / 天然温泉ご入浴・休憩処 和泉(箱根町観光協会) / アクセス(天成園 公式) / 日帰り温泉(天成園 公式) / アクセス(天山湯治郷 公式) / 湯遊び処 箱根の湯 公式サイト / よくあるご質問(箱根の湯 公式) / アクセス・無料送迎バス・駐車場(箱根湯寮 公式)(2026年10月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
湯本の成り立ち ― 早雲寺の門前町と箱根最古の源泉
天平の開湯伝承と二つの社
湯本温泉は箱根十七湯の中で最も古い歴史を持ち、伝承では天平10年(738)の開湯とされます。旧道沿いの白山神社には、天平年間に関東で疱瘡が流行したとき、加賀白山の開祖泰澄の弟子の浄定が天平10年(738年)に白山権現社を建てて十一面観音を祭ると、山から霊泉が湧き出して病を治したという伝承が残ります。江戸時代まで「白山権現」と呼ばれ、温泉の守護神として崇められてきました。
湯本熊野神社は、湯本温泉の開発にあたって鎮守として勧請されたと言われるお社で、社殿の下には今も現役の自然湧出源泉「惣湯(そうゆ)」があります。奈良時代に釈浄定坊が見つけたと伝わる箱根七湯発祥の源泉です。小田原北條の武将たちが早雲寺に参るたびにこの湯に浴したので「北條氏の足洗いの湯」と呼ばれ、熊野を音読みした「ゆや権現」として、病気を治してくれる温泉の神様として信仰されています。日帰り施設の和泉は、この惣湯を「早雲の湯」で使い、館名の由来も北条早雲だとしています。
早雲寺の門前町として始まった町
早雲寺は小田原城主・北条氏の菩提寺で、2代氏綱が初代早雲の遺言によって1521年(大永元)に建てた臨済宗大徳寺派の寺です。観光協会は「箱根湯本の町は、もともと早雲寺の門前町として始まったと言われています」と紹介しています。1590年(天正18)の豊臣秀吉の小田原攻めで一度焼失し、1627年(寛永4)に僧侶・菊径が再興しました。山門左の鐘楼の古い梵鐘は、秀吉が石垣山の一夜城で使ったものと伝わります。境内には早雲の三男・北条長綱(幻庵)作といわれる枯山水庭園、北条五代の墓が残り、「北条早雲像」は国指定重要文化財です。
江戸の源泉開発と「箱根温泉の大玄関口」
江戸時代には源泉が次々に開発され、湯本は全国的に有名な温泉場として賑わいました。今も源泉数、旅館・ホテルの数、宿泊客の数が十七湯で最多で、観光協会はその理由を、小田急ロマンスカーのターミナルで箱根登山鉄道や箱根各地へのバスの乗り換え駅でもあるという地の利に結びつけています。
出典: 湯本温泉(箱根町観光協会 箱根十七湯) / 白山神社(箱根町観光協会) / 湯本熊野神社(箱根町観光協会) / 箱根湯本日帰り温泉 和泉 公式サイト / 天然温泉ご入浴・休憩処 和泉(箱根町観光協会) / 早雲寺(箱根町観光協会)(2026年10月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
塔之沢 ― 文人が描いた老舗旅館の湯の里
湯本から早川をさかのぼった塔之沢は、観光協会が「早川渓流沿いの函嶺洞門を抜けると、塔之沢であった」と紹介する温泉です。江戸時代から文学や旅行案内によく描かれ、『東海道中膝栗毛』の十返舎一九も「湯宿も奇麗風流にて、入湯もおほく…」と書きました。
江戸初期に見つかった湯ですが、藤本由己の『塔澤紀行』によると100年も経たずに「元湯、一湯、せとの湯…など12~13もの湯つぼ」がある湯治場になりました。元湯は今の「環翠楼」、一湯は「一の湯」です。明治に開業した玉の湯旅館は福澤諭吉の定宿として知られ、「福住楼」と名を変えて続いています。観光協会の施設一覧には、塔ノ沢一の湯本館が「創業380余年 有形文化財登録の老舗宿」として載っています。
日帰りで入れるのは、観光協会が塔之沢温泉の施設として載せている箱根湯寮です。大浴場「本殿 湯楽庵 大湯」には内湯と岩風呂・信楽焼の壷風呂・見晴湯があり、別に貸切個室露天風呂「離れ湯屋 花伝」が全19室あります。各室にはイスとテーブルのある冷暖房完備の休憩室が付いています。
塔ノ沢駅の周りには、箱根登山鉄道の塔ノ沢駅〜出山信号場間にある出山鉄橋(長さ61m、高さ43M)と、塔ノ沢駅のホームすぐ横の深沢銭洗弁天があります。銭洗弁天は、銭貨を洗うと何倍にもなって帰ってくるという信仰の場です。
出典: 塔ノ沢温泉(箱根町観光協会 箱根十七湯) / 湯本温泉(箱根町観光協会 箱根十七湯) / かっぱ天国(箱根町観光協会) / 料金・営業時間(箱根湯寮 公式)(2026年10月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
季節の行事と休館の時期
秋と11月3日の大名行列
観光協会によると、箱根温泉が一年で最も賑わうのは秋の紅葉シーズン(11月)で、その到来を告げるのが毎年11月3日に箱根湯本で行われる「大名行列」です。総勢百七十人が毛槍を振って旧東海道を練り歩き、メインストリートでは約5時間にわたって江戸時代の衣装の行列が続きます。始まりは昭和10年に湯本で開かれた観光博覧会で、箱根振興会(今の箱根町観光協会の前身)が目玉として企画しました。戦争で中断したあと、昭和二十二年五月三日に新憲法の発布を記念して戦後第一回が行われ、湯本駅前から塔之澤で折り返して旧街道を早雲寺まで歩きました。行列のコースや当日の交通規制は、観光協会が箱根湯本観光協会の公式サイトで確かめるよう案内しています。
そのほかの行事
- 湯本熊野神社の例祭は9/9。温泉治療と無病息災を祈って温泉分湯授与式や湯汲神事が行われ、湯を引く旅館や家々の人が温泉を供えます。
- 白山神社は毎年5/5に例祭があります。
- 早雲寺は裏手の常緑広葉樹林(神奈川県天然記念物)で、初夏に箱根町指定天然記念物ヒメハルゼミの大合唱が聞けます。境内のお参りは随時できますが、本堂(寺宝)の拝観は毎年11月の限られた日だけです。
休館の時期と男女の入れ替え
天山湯治郷は定休日がないものの12月中旬に休館があり、箱根の湯は「次回休館日は12月を予定」と告知しています(3ヶ月に1日休業の不定休)。天成園は年一度の設備点検、箱根湯寮は不定期のメンテナンスで休館することがあります。和泉は浴室が「早雲の湯」と「権現の湯」の二つで、通常は早雲の湯が殿方 木・土・日・祝日、ご婦人 月・水・金の入れ替え制です。惣湯の「早雲の湯」に入りたい人は曜日を確かめて行くと確実です。
出典: 湯本温泉(箱根町観光協会 箱根十七湯) / 箱根の大名行列(箱根町観光協会) / 湯本熊野神社(箱根町観光協会) / 白山神社(箱根町観光協会) / 早雲寺(箱根町観光協会) / 天山(天山湯治郷 公式) / 湯遊び処 箱根の湯 公式サイト / よくあるご質問(箱根の湯 公式) / 天成園 日帰り温泉(箱根町観光協会) / 料金・営業時間(箱根湯寮 公式) / 箱根湯本日帰り温泉 和泉 公式サイト(2026年10月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
確認した公式情報
- 弥坂湯(箱根町)
- 施設案内・料金(かっぱ天国 公式)
- アクセス(かっぱ天国 公式)
- 施設利用料金等改定のお知らせ(和泉 公式)
- 天然温泉ご入浴・休憩処 和泉(箱根町観光協会)
- 料金・貸出(湯遊び処 箱根の湯 公式)
- 天成園 日帰り温泉(箱根町観光協会)
- 日帰り温泉(天成園 公式)
- 天山(天山湯治郷 公式)
- アクセス(天山湯治郷 公式)
- 料金・営業時間(箱根湯寮 公式)
- アクセス・無料送迎バス・駐車場(箱根湯寮 公式)
- 湯本温泉(箱根町観光協会 箱根十七湯)
- 塔ノ沢温泉(箱根町観光協会 箱根十七湯)
- 温泉分析表(和泉 公式)
- 源泉浴(天山湯治郷 公式)
- よくあるご質問(箱根の湯 公式)
- 湯遊び処 箱根の湯 公式サイト
- 温泉について(箱根湯寮 公式)
- かっぱ天国(箱根町観光協会)
- アクセス(天成園 公式)
- 白山神社(箱根町観光協会)
- 湯本熊野神社(箱根町観光協会)
- 箱根湯本日帰り温泉 和泉 公式サイト
- 早雲寺(箱根町観光協会)
- 箱根の大名行列(箱根町観光協会)
- 箱根湯本・塔ノ沢・畑宿エリア(箱根町観光協会)
- 箱根湯寮(箱根町観光協会)
料金・営業時間は変更される場合があります。訪問前にリンク先の最新情報をご確認ください。
訪問前に知っておきたいポイント
- 価格はまず横並びを前提に。同じ体験ならどのサイトでも料金差は小さいことが多いです。
- 決め手はポイント還元と特典。普段貯めているポイント経済圏に合わせると実質負担が下がります。
- 人気枠は早めに確保。日時指定・送迎付きプランは直前だと売り切れることがあります。
温泉・日帰り入浴を、入場料でくらべる
| 施設 | エリア | 入場・拝観の目安 ▲ | 滞在の目安 ▲ | |
|---|---|---|---|---|
| 湯の川温泉 足湯「湯巡り舞台」 | 函館 | 無料 | — | |
| 飯坂温泉 日帰り入浴 | 福島 | ¥400〜 | 約4時間 | |
| 灘温泉 水道筋(神戸) | 神戸 | ¥500〜 | 約1時間15分 | |
| 道後温泉 別館 飛鳥乃湯泉 | 愛媛・道後 | 変動 ¥610〜1,690 | 約4時間 | |
| スパスミノエ | 大阪 | ¥800〜 | 約2時間 | |
| キャナルリゾート(名古屋) | 名古屋 | ¥900〜 | 約4時間 | |
| 竜泉寺の湯 横濱鶴ヶ峰店 | 横浜 | ¥980〜 | 約2時間30分 | |
| 深大寺温泉 湯守の里 | 東京 | ¥1,080〜 | 約2時間30分 | |
| 湯河原温泉 こごめの湯 | 神奈川 | ¥1,100〜 | 約1時間30分 | |
| 秋保温泉 日帰り入浴 | 仙台 | ¥1,320〜 | 約1時間30分 | |
| RAKU SPA GARDEN 名古屋 | 名古屋 | ¥1,980〜 | 約4時間 | |
| スカイスパYOKOHAMA | 横浜 | ¥2,600〜 | 約2時間30分 | |
| おごと温泉(雄琴温泉)日帰り入浴 | 滋賀・雄琴 | ¥2,750〜 | 約4時間 | |
| 横浜天然温泉 SPA EAS(横浜駅西口) | 横浜 | ¥4,400〜 | 約2時間30分 |
入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。
箱根湯本 日帰り温泉周辺の宿泊料金を比較 PR・Stay22
Booking.com・Expedia・Hotels.com など複数サイトの宿泊料金・空室を一括で比較できます(Stay22)。「料金を比較」から日付を入れて確認できます。
箱根の宿を料金順に見る PR・楽天トラベル
料金は10月10日(土)・1泊・大人2名で予約できるプランの最安(1人あたり)。2026-10-08 13:30 JST時点に取得したもので、いま予約するとこの額とは限りません。安い順に4件。
出典:楽天ウェブサービス(楽天トラベル 空室検索・施設検索)。最新の料金・空室は各予約ページでご確認ください。
よくある質問
箱根湯本駅から歩いて行ける日帰り温泉は?
かっぱ天国(駅の真裏の高台、徒歩3分。ただしフロントまで84段の階段)、和泉(徒歩7分)、天成園(徒歩12分前後)です。箱根の湯と天山湯治郷は奥湯本にあり、旅館送迎バスか箱根登山バスで行きます。
弥坂湯はいくらで、いつ開いていますか?
箱根町の頁では、利用時間は午前9時から午後8時30分、休みは毎週木曜日(臨時休館あり)、料金は大人650円・小人300円(町民は別料金)です。
箱根最古の源泉「惣湯」に入れますか?
惣湯は湯本熊野神社の社殿の下に湧く自然湧出源泉で、日帰り施設の和泉が「古来湯(早雲の湯)」で主に使っています。和泉は浴室の男女入れ替え制で、早雲の湯は通常、殿方が木・土・日・祝日、ご婦人が月・水・金です。
塔之沢で日帰り入浴できるところは?
箱根町観光協会が塔之沢温泉の日帰り施設として載せているのは箱根湯寮です。箱根湯本駅から無料送迎バスで約3分、塔ノ沢駅から徒歩約5分で、大浴場のほかに貸切個室露天風呂が19室あります。
このエリアの回り方
関連スポット
神奈川・箱根