長野県観光は、県全体を一度に回ろうとせず、玄関口の駅ごとにエリアを分けて組むのが基本です。東京から北陸新幹線で入るなら軽井沢駅と長野駅、新宿から特急あずさなら松本駅や諏訪の下諏訪駅・上諏訪駅・茅野駅、名古屋から特急しなのなら松本駅と長野駅が起点になります。車なしで動く場合、長野駅からは善光寺へ路線バス、小布施と湯田中へ長野電鉄、白馬へアルピコ交通の特急バスが出ています。松本駅からは市内を回る周遊バスのタウンスニーカーに乗り、上高地へは松本電鉄で新島々駅へ行って路線バスに乗り継ぎます。一日の予定を決めるのは、善光寺本堂内陣の閉館時刻(12月〜2月は16時00分まで)、松本城の最終入場(16:30まで)、地獄谷野猿公苑の冬季の営業時間(11月~3月は9:00~16:00)です。秋から冬は季節の締め切りも加わります。上高地の観光シーズンは11月15日の閉山式までで、県道上高地公園線は令和8年11月15日19時00分から全面通行止め(予定)になります。
出典: アクセス(善光寺) / 参拝券のご案内(善光寺) / 国宝 松本城へのアクセス / 観覧案内(国宝 松本城) / 交通アクセス(諏訪大社) / 公共交通機関で行く(上高地公式ウェブサイト) / 【特急バス】長野-白馬(アルピコ交通) / 営業時間と料金(地獄谷野猿公苑) / よくある質問(上高地公式ウェブサイト) / 交通規制情報(長野県松本建設事務所)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
長野県の回り方の全体像:玄関口の駅でエリアを分ける
長野県の主な観光地は、新幹線と特急の駅を軸にいくつかのまとまりに分かれます。北陸新幹線の沿線には軽井沢駅と長野駅があります。軽井沢駅は北陸新幹線のほかにしなの鉄道も乗り入れる軽井沢観光の拠点で、長野駅は善光寺と、長野電鉄で向かう小布施・湯田中渋温泉の起点です。中央本線・篠ノ井線の特急が止まる松本駅は、松本城の城下町と、上高地・安曇野へ向かう拠点になります。諏訪湖のまわりには諏訪大社が四社に分かれて鎮座していて、湖の南側に上社前宮・本宮、北側に下社春宮・秋宮があります。白馬へは長野駅東口からアルピコ交通の特急バスが出ていて、白馬八方バスターミナルなどに止まります。
| エリア | 玄関口 | 主な見どころ | くわしい記事 |
|---|---|---|---|
| 長野駅のまわり(長野市・小布施町・山ノ内町) | 長野駅(北陸新幹線・長野電鉄) | 善光寺、北斎館、湯田中渋温泉、地獄谷野猿公苑 | 善光寺観光モデルコース・長野市のページ |
| 軽井沢 | 軽井沢駅(北陸新幹線・しなの鉄道) | 旧軽井沢など | 軽井沢観光モデルコース |
| 松本・安曇野・上高地 | 松本駅、安曇野は大糸線の穂高駅 | 松本城、中町通り、上高地 | 松本観光モデルコース・上高地へのアクセス |
| 白馬 | 長野駅東口から特急バス | 白馬八方・白馬岩岳・栂池高原(特急バスの停留所) | 白馬観光モデルコース |
| 諏訪 | 下諏訪駅・上諏訪駅・茅野駅(特急あずさ) | 諏訪大社の上社前宮・本宮、下社春宮・秋宮 | この記事の日帰りコース |
エリアどうしのつながりは、しなの鉄道の乗車券の案内で確かめられます。しなの鉄道線は軽井沢~屋代高校前を走り、篠ノ井からJR信越線で長野へ、長野からはJR信越線・篠ノ井線で松本へつながっています。東京から北陸新幹線で軽井沢か長野に入り、松本から特急あずさで帰る(またはその逆)にすると、同じ線路を戻らずに北から南へ抜けられます。名古屋や大阪からなら、特急しなので松本か長野に入り、もう一方から帰る組み方になります。
「長野県観光マップ」のような県全体の地図や紙のパンフレットの入手先は、記事の最後のよくある質問にまとめています。上の表のエリアごとに、玄関口の駅から順に回るのがこの記事の組み方です。
出典: 軽井沢を日帰りで楽しみたい方へのご提案コース(軽井沢観光協会) / 御参拝のご案内(諏訪大社) / 【特急バス】長野-白馬(アルピコ交通) / 各種乗車券について(しなの鉄道) / 国宝 松本城へのアクセス / アクセス(善光寺) / アクセス(安曇野市観光協会) / Go NAGANO 長野県公式観光サイト(長野県観光機構) / 信州観光のご案内(長野県名古屋事務所・長野県名古屋観光情報センター) / 市民向け観光情報チラシ「おでかけ通信ながの」(長野市)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
半日コース:長野駅から善光寺へ(車なし)
長野駅に着いて使える時間が半日なら、善光寺だけに絞ります。善光寺は一光三尊阿弥陀如来を御本尊とするお寺で、国宝の本堂のほか、重要文化財の山門と経蔵があります。参拝券は各お堂で買えますが、本堂内陣とお戒壇巡り・山門・経蔵・史料館がまとめて入れる「善光寺参拝セット券」があり、公式サイトもこの共通券をすすめています。
- 長野駅善光寺口から路線バスで善光寺大門へ: 善光寺口バスロータリーの「1番のりば(善光寺方面行き)」から路線バスに乗り、「善光寺大門」で降ります。善光寺の案内では所要時間約15分、運賃190円です。ながの観光netの案内では、日中は5~10分間隔で運行しています。歩く場合は、長野駅から善光寺本堂まで続く18丁(約2km)の表参道を上ります。表参道の両側には一丁(約109m)ごとに石の道標が置かれています。
- 善光寺大門から山門へ: バス停から本堂までは徒歩5分程度です。二層入母屋造りの山門は江戸時代中期の建築で、「善光寺」の額が掲げられています。楼上に登るには山門参拝券が要り、小学生以下は保護者の同伴が必要です。
- 本堂でお戒壇巡り: 現在の本堂は江戸中期(1707年)の再建で、昭和28年に国宝に指定されました。内陣(畳敷きの間)とお戒壇巡りには「本堂内陣券」が必要で、本堂に正面から入って右手の発券機や、本堂内の授与品所で買えます。
- 経蔵と史料館: 重要文化財の経蔵と、日本忠霊殿に併設された善光寺史料館を回ります。史料館は善光寺所蔵の什物を常時展示しています。
- 門前でそばを食べて長野駅へ: 善光寺表参道周辺にはそば店が点在しています。帰りは善光寺大門からバスで長野駅へ戻ります。
順番を決めるのは閉館時刻です。山門・経蔵・史料館は9時00分から16時00分まで、本堂内陣は4月〜10月が16時30分まで、3月・11月は16時15分まで、12月〜2月は16時00分までです。午後から回る日は、先に閉まる山門・経蔵・史料館を先に回り、本堂内陣を後にします。ながの観光netの「善光寺表参道を歩く」モデルコースは、長野駅から表参道を歩いて西光寺、表参道長野オリンピックメモリアルパークを通り、山門・本堂・史料館を回ってバスで長野駅へ戻る道順で、所要時間は約3時間30分とされています。長野駅から西光寺までは徒歩10分、西光寺から表参道長野オリンピックメモリアルパークまでは徒歩10分です。お朝事や宿坊、戸隠へ足を延ばす回り方は善光寺観光モデルコースにまとめています。
出典: 善光寺 公式サイト / アクセス(善光寺) / 交通・アクセス案内(ながの観光net) / 【モデルコース】善光寺表参道を歩く(ながの観光net) / 参拝券のご案内(善光寺)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
日帰りコース:長野駅を起点に善光寺・小布施・地獄谷、または諏訪大社
日帰りの組み方は、どの駅を起点にするかで三つに分かれます。長野駅からなら善光寺と小布施、または湯田中と地獄谷野猿公苑。新宿や名古屋から中央本線で来るなら諏訪大社の四社です。どれも乗り物の時刻で一日が決まるので、移動の時間は当日の時刻表で確かめてください。
善光寺と小布施(長野電鉄の特急で移動)
- 朝の善光寺: 本堂内陣はお朝事の1時間前から開き、山門・経蔵・史料館は9時00分からです。朝のうちに善光寺を回ります。
- 長野電鉄で小布施へ: 北斎館の案内では、JR長野駅前「善光寺口」から長野電鉄の特急で約20分・普通で30分、小布施駅で降りて徒歩12分で北斎館に着きます。
- 北斎館: 葛飾北斎が80歳を超えた晩年に小布施で描いた東町・上町の祭屋台天井絵「龍」「鳳凰」、「男浪」「女浪」が常設されています。開館時間は午前9時~午後5時で、入館の受付は閉館30分前までです。
- 小布施の町を歩く: 長野電鉄の小布施駅の案内では、高井鴻山記念館と日本のあかり博物館が駅から徒歩10分、岩松院と浄光寺が徒歩30分です。
- 小布施駅から長野駅へ: 長野電鉄で長野へ戻ります。そのまま湯田中まで乗れば、次の地獄谷のコースにつながります。
小布施駅は有人駅で、窓口営業時間は9:00~17:00(平日は16:30まで)です。駅営業時間内なら、300円~400円のコインロッカーと、1荷物につき1日500円のお荷物一時預かりが使えます。小布施の町を回る路線バス「おぶせロマン号」は季節運行で、冬季などの運休期間があります。
出典: 参拝券のご案内(善光寺) / アクセス・来館情報(北斎館) / 小布施駅 各駅情報(長野電鉄)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
湯田中と地獄谷野猿公苑(長野電鉄とバス)
地獄谷野猿公苑は、志賀高原を源とする横湯川の渓谷にあり、標高850メートルのこの地は一年のほぼ三分の一が雪に覆われます。野生のニホンザルの群れが暮らしていて、1964年の開苑以来、サルの入る温泉として知られてきました。
- 長野駅から長野電鉄の特急で湯田中駅へ: 公苑の案内では長野電鉄特急で38分です。湯田中駅は長野線の終着駅で、湯田中渋温泉郷の玄関口です。長野駅から志賀高原行き急行バスで「スノーモンキーパーク」まで行く道もあり、こちらは41分です。
- 湯田中駅からバスでスノーモンキーパークへ: 長電バスで15分です。「地獄谷野猿公苑」へはスノーモンキーパークのバス停で降ります。
- 徒歩で地獄谷野猿公苑へ: バス停から徒歩35分です。どの経路でも未舗装の道や階段、坂、段差があり、車椅子やカートでは利用できません。
- 湯田中駅前で温泉: 湯田中駅の隣に山ノ内町営の日帰り入浴施設「楓の湯」があります。開業当時から残る旧駅舎は国の登録有形文化財で、「楓の館」としてギャラリーや休憩施設になっています。
公苑の営業時間は夏季(4月~10月)が8:30~17:00、冬季(11月~3月)が9:00~16:00で、閉苑30分前には公苑に着くよう案内されています。サルは野生なので、公苑に全く現れない日もあり、特に秋は行動が活発で不規則になりがちだと公式サイトに書かれています。出かける前に、公式サイトの「サルたち出勤予報」やライブカメラを見ておくと空振りを避けやすくなります。
出典: 地獄谷野猿公苑 公式サイト / アクセス(地獄谷野猿公苑) / 湯田中駅 各駅情報(長野電鉄) / 営業時間と料金(地獄谷野猿公苑)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
諏訪大社の四社(特急あずさ・しなので諏訪へ)
諏訪大社は全国に約一万社あるといわれるお諏訪様の総本社で、四つの神社に分かれています。公式サイトでは、めぐり方に決まりはないものの、遠方から来るならぜひ四社すべてを回るようすすめています。新宿駅からは中央本線の特急「あずさ」で約2時間35分、長野駅からは特急「しなの」で塩尻駅乗換の約1時間10分で、下諏訪駅・上諏訪駅・茅野駅のいずれかに着きます。
- 上社前宮: 本殿近くを流れる水眼の清流は「すいが」と呼ばれ、御手洗川となって神域を流れています。近くには守矢家が伝えた文書を保管・公開する神長官守矢史料館があります。
- 上社本宮: 大鳥居前に諏訪市博物館があり、御柱祭や御渡りなど諏訪信仰にまつわる資料を展示しています。博物館前には足湯があります。
- 下社秋宮: 諏訪湖の北側に移ります。下諏訪の中山道と甲州道中の合流点には、八坂刀売神が開湯したと伝えられる綿の湯源泉があります。
- 下社春宮と万治の石仏: 春宮の境内から浮島橋を越え、砥川沿いに少し進むと、巨大な自然石の胴体を持つ万治の石仏があります。
各宮社は閉門をしないので、参拝の時間は自由です。ただし授与所と宝物殿には受付時間があり、上社本宮の宝物殿は9時〜16時、下社秋宮の宝物殿は9時30分〜15時です(1月1日から3日は休館)。上社と下社は諏訪湖の南と北に分かれているため、宮社間の移動は公式サイトの「四社まいり」のページで確かめてから組み立てます。
出典: 信濃國一之宮 諏訪大社 公式サイト / 四社まいり(諏訪大社) / 交通アクセス(諏訪大社) / 御参拝のご案内(諏訪大社)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
一泊二日コース:善光寺の宿坊に泊まり、二日目に松本へ
一泊するなら、一日目を長野、二日目を松本にすると、しなの鉄道の乗車券の案内にあるとおり、長野~松本をJR信越線・篠ノ井線(篠ノ井経由)で南へ移れます。長野で泊まる意味が大きいのは、善光寺の宿坊があるからです。善光寺には39の宿坊があり、毎朝行われるお朝事に、住職や宿坊専属の公認案内人が案内してくれます。宿泊は善光寺に参拝する人が対象で、2名様から予約で受け付けています。宿坊の標準料金は、1泊2日2食付の個人の平日料金が13,200円(税込み)〜で、宿泊税は別にかかります。
一日目(長野)
- 長野駅から路線バスか表参道の徒歩で善光寺へ。山門・本堂内陣・お戒壇巡り・経蔵・史料館を回ります。
- 午後は長野電鉄で小布施へ行き、北斎館と町並みを歩きます(受付は閉館30分前まで)。
- 夕方に長野へ戻り、宿坊か長野駅周辺に泊まります。
二日目(朝の善光寺から松本へ)
- 宿坊に泊まった場合は、朝のお朝事に参拝します。本堂内陣はお朝事の1時間前から開いています。
- 長野駅からJR信越線・篠ノ井線で松本駅へ移ります。移動の時間は当日の時刻表で確かめます。
- 松本駅お城口から周遊バス「タウンスニーカー」北コースに乗り、「松本城・市役所前」で降ります(乗車時間約10分)。歩くと松本駅から徒歩約20分です。
- 国宝松本城は、現存最古の五重六階の木造天守です。天守内は階段だけで上り、階段の数は約140段、最大斜度は約61度です。天守内の平均観覧所要時間は約45分から60分とされています。入口は黒門だけです。
- 城を出たら、タウンスニーカーの東コースが通る中町通りや松本市美術館のあたりを歩き、松本駅へ戻ります。
- 帰りは松本駅から特急あずさで東京方面(約2時間30分)、特急しなので名古屋方面(約2時間)です。
二日目を上高地にあてる組み方もあります。上高地公式ウェブサイトの案内では、松本駅から松本電鉄で新島々駅まで約30分、新島々駅から路線バスで約1時間です。上高地発の便は予約制(便指定制)になっています。ただしこの組み方ができるのは、閉山式のある11月15日までです。乗り場や駐車場の話は上高地へのアクセスの記事に、松本の城下町の回り方は松本観光モデルコースにまとめています。
出典: 各種乗車券について(しなの鉄道) / 宿坊のご案内(善光寺) / 参拝券のご案内(善光寺) / アクセス・来館情報(北斎館) / 国宝 松本城へのアクセス / 観覧案内(国宝 松本城) / 二次交通情報(松本市公式観光サイト 松本旅のしらべ) / 公共交通機関で行く(上高地公式ウェブサイト) / よくある質問(上高地公式ウェブサイト)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
二泊三日コース:軽井沢から入り、湯田中の温泉に泊まって松本へ抜ける
二泊できるなら、北陸新幹線で軽井沢に入り、長野・湯田中を経て、松本から特急あずさで帰る順にすると、来た道を戻らずに済みます。泊まる場所は一泊目が長野、二泊目が湯田中渋温泉です。渋温泉街は石畳の温泉街で、全宿が天然かけ流し温泉、外湯巡りもできると長野電鉄の湯田中駅の案内に書かれています。
一日目(軽井沢→長野)
- 東京駅から北陸新幹線で軽井沢駅へ。軽井沢観光協会の案内では約1時間10分です。
- 軽井沢駅から路線バスで旧軽井沢へ。町内の回り方は軽井沢観光モデルコースを見てください。軽井沢のタクシーは台数が限られていて、繁忙期は待つ場合があると観光協会が案内しています。
- 夕方、しなの鉄道で篠ノ井まで行き、JR信越線で長野へ。北陸新幹線で長野へ移ることもできます。長野に泊まります。
二日目(善光寺→小布施→湯田中)
- 朝に善光寺を回ります。
- 長野電鉄で小布施へ行き、北斎館と町並みを歩きます。
- 長野電鉄で終着の湯田中駅まで乗り、湯田中渋温泉郷に泊まります。渋温泉街は湯田中駅から徒歩約40分です。
三日目(地獄谷→長野→松本)
- 朝、湯田中駅からバスでスノーモンキーパークへ行き、徒歩で地獄谷野猿公苑へ。冬季(11月~3月)の営業時間は9:00~16:00です。
- 長野電鉄で長野駅へ戻り、JR信越線・篠ノ井線で松本駅へ。
- 松本城(最終入場は16:30まで)を見て、松本駅から特急あずさで帰ります。
三日目に松本ではなく諏訪へ向かう組み方もあります。長野駅から特急「しなの」で塩尻駅乗換の約1時間10分で諏訪へ入り、諏訪大社を回ってから、特急「あずさ」で新宿へ帰ります(約2時間35分)。白馬へ足を延ばすなら、長野駅東口から特急バスで向かいます。白馬の季節ごとの回り方は白馬観光モデルコースにまとめています。
出典: 湯田中駅 各駅情報(長野電鉄) / 軽井沢を日帰りで楽しみたい方へのご提案コース(軽井沢観光協会) / アクセス(軽井沢観光協会) / 各種乗車券について(しなの鉄道) / アクセス(地獄谷野猿公苑) / 営業時間と料金(地獄谷野猿公苑) / 観覧案内(国宝 松本城) / 交通アクセス(諏訪大社) / 【特急バス】長野-白馬(アルピコ交通)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
行き方:東京・名古屋・大阪・北陸から玄関口の駅へ
所要時間は、それぞれの観光地の公式サイトが案内している目安です。乗り換えの待ち時間は含まれていないので、当日の時刻表で確かめてください。
| 行き先 | 東京方面から | 名古屋方面から | 大阪・北陸・新潟方面から |
|---|---|---|---|
| 長野駅 | JR東京駅から北陸新幹線で約1時間30分 | JR名古屋駅から中央線特急「しなの」で約3時間弱 | JR新大阪駅から東海道新幹線で約1時間強で名古屋へ。JR金沢駅から北陸新幹線で約1時間。JR新潟駅から上越新幹線で約1時間20分で高崎、北陸新幹線で約1時間 |
| 軽井沢駅 | 北陸新幹線で東京駅から約1時間10分 | ― | 金沢駅から約2時間 |
| 松本駅 | 特急あずさ利用で約2時間30分 | 特急しなの利用で約2時間 | 大阪から東海道・山陽新幹線、名古屋駅から特急しなの利用で約3時間30分 |
| 下諏訪駅・上諏訪駅・茅野駅 | 新宿駅から中央本線 特急「あずさ」で約2時間35分 | 名古屋駅から特急「しなの」・塩尻駅乗換で約2時間40分 | 新大阪駅から東海道新幹線「のぞみ」・名古屋乗換で約3時間10分 |
遠方からは飛行機も使えます。信州まつもと空港へは、神戸から約1時間、札幌(新千歳)から約1時間40分、福岡から約1時間30分です。空港から松本駅へは、直行バスのエアポートシャトル(1日4便)で約30分、大人800円、アルピコ交通の路線バス空港・今井線(1時間に1本程度)で約40分、590円です。
車の場合、善光寺へは長野IC・須坂長野東ICのどちらからも車で40分程度、松本城へは長野自動車道の松本ICから国道158号を松本市街地方面へ約3.5km(約20分)です。上高地へは年間を通してマイカーでは入れず、松本市方面からは沢渡(さわんど)駐車場、高山市方面からはあかんだな駐車場でシャトルバスかタクシーに乗り換えます。善光寺と松本城の駐車場の場所と料金は、それぞれの記事と公式サイトで確かめてください。
出典: アクセス(善光寺) / 軽井沢を日帰りで楽しみたい方へのご提案コース(軽井沢観光協会) / 国宝 松本城へのアクセス / 交通アクセス(諏訪大社) / マイカー・観光バス規制について(上高地公式ウェブサイト)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
現地の移動手段:路線バス・ローカル線・自転車
- 長野市内: 善光寺へは長野駅善光寺口バスロータリーの1番のりばから。戸隠へは長野駅善光寺口7番のりば(アルピコ交通駅前総合案内所前)から、アルピコ交通バス「戸隠キャンプ場(スキー)行」で約1時間です(運行は季節により変動あり)。
- 長野電鉄: 長野から小布施を通って湯田中まで走ります。湯田中駅は長野線の終着駅です。
- しなの鉄道: 軽井沢~屋代高校前のしなの鉄道線と、北長野~妙高高原の北しなの線を運行しています。篠ノ井からJR信越線で長野へつながります。
- 松本市内: 周遊バス「タウンスニーカー」は松本駅前のロータリーから出ていて、北コースは松本城や旧開智学校、東コースは中町通り・松本市美術館・あがたの森公園などに使えます。バス乗り場は松本駅お城口(東口)のロータリーと、松本バスターミナルに分かれていて、上高地・乗鞍・高山方面の高速バスはバスターミナルから出ます。自転車は、電動アシスト付きのシェアサイクル「HELLO CYCLING」と、中町商店街の中町レンタサイクル(登録不要・1回500円)が使えます。
- 安曇野: 大糸線の穂高駅前からバス・タクシー・自転車が出ています。周遊バス「あづみ野エンジョイバス」の運行期間は2026年4月25日~10月25日で、それ以降は通年の安曇野シェアサイクル(利用期間:通年)や、エリア内を移動できるタクシーの回数チケット「観光らくらくタクシー」が頼りになります。
- 白馬: 長野駅東口からアルピコ交通の特急バスで白馬へ。時刻表は季節ごとのダイヤで、春夏秋ダイヤは2026年4月1日~2026年11月30日です。
- 上高地: 上高地は通年マイカー規制です。各駐車場からシャトルバスかタクシーを使います。
出典: アクセス(善光寺) / 交通・アクセス案内(ながの観光net) / 湯田中駅 各駅情報(長野電鉄) / 各種乗車券について(しなの鉄道) / 二次交通情報(松本市公式観光サイト 松本旅のしらべ) / アクセス(安曇野市観光協会) / 【特急バス】長野-白馬(アルピコ交通) / マイカー・観光バス規制について(上高地公式ウェブサイト)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
拝観・入場の時間と料金(コースに入る施設)
コースに入れた有料の施設を、公式サイトの書き方のまままとめます。善光寺の境内と諏訪大社の各宮社は自由に参拝でき、料金がかかるのは善光寺の諸堂(本堂内陣・山門・経蔵・史料館)などです。
| 施設 | 時間 | 料金 | 休み・注意 |
|---|---|---|---|
| 善光寺 本堂内陣・お戒壇巡り | お朝事の1時間前から。閉館は4月〜10月 16時30分まで/3月、11月 16時15分まで/12月〜2月 16時00分まで | 本堂内陣券 一般 800円、中高生 300円、小学生 100円、未就学児 無料 | 注意: 12月31日は13時00分まで、12月28日は8時30分まで |
| 善光寺 山門・経蔵・史料館 | 9時00分~16時00分(12月31日は13時00分まで) | 善光寺参拝セット券(本堂内陣・お戒壇巡り・山門・経蔵・史料館)一般 1,500円、中高生 600円、小学生 200円 | ― |
| 国宝 松本城 | 8:30~17:00(最終入場は16:30まで) | 個人 電子チケット ¥1,200、紙チケット ¥1,300(小・中学生 ¥400) | 休館日: 年末(12月29日から31日)を除き無休 |
| 北斎館 | 午前9時~午後5時(入館受付は閉館30分前まで) | 企画展 一般 1,200円、高校生・大学生 500円、小中学生 300円(特別展のときは料金が変わる) | 休館日: 12月31日 |
| 地獄谷野猿公苑 | 夏季 4月~10月 8:30~17:00/冬季 11月~3月 9:00~16:00 | 大人(18歳以上) 800円、こども(小学生~高校生) 400円。2026年12月1日より入苑料金を改定 | 休苑日: なし(年中無休。天候やサルの行動等で予告なく休苑する場合あり) |
| 諏訪大社(上社本宮・下社秋宮の宝物殿) | 上社本宮 宝物殿 9時〜16時/下社秋宮 宝物殿 9時30分〜15時。各宮社は閉門しない | 参拝時間の案内に料金の記載なし | 休館: 1月1日から3日 |
松本城の電子チケットは日時指定券で、購入後のキャンセルや変更はできません。松本城と旧開智学校の共通券(電子チケットのみ)は一般 ¥1,600で、2日間有効です。地獄谷野猿公苑は2026年12月1日に料金を改定すると告知しているので、12月以降に行く場合は公式サイトの「重要なお知らせ」で新しい料金を確かめてください。
出典: 参拝券のご案内(善光寺) / 観覧案内(国宝 松本城) / アクセス・来館情報(北斎館) / 営業時間と料金(地獄谷野猿公苑) / 御参拝のご案内(諏訪大社)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
秋から冬に変わること:閉山・冬期通行止め・冬の営業時間
この時期の長野県で予定を左右するのは、山の上の道路の冬期閉鎖と、施設の冬の時間です。県の松本建設事務所は、冬期の全面通行止めの予定を表で公表しています(安全確保のため、除雪等の状況で期間が変わることがあります)。
- 上高地: 観光シーズンは11月15日の閉山式までで、11月16日~翌年4月中旬は各施設が店じまいをする閉山期です。この期間は釜トンネルより上で交通機関も運行していません(年末年始だけ営業する宿泊施設はあります)。県道上高地公園線の全面通行止期間(予定)は令和8年11月15日19時00分~令和9年4月17日7時00分で、冬期閉鎖が解除された後はマイカー規制に切り替わります。上高地公園線は10月下旬頃から道路の凍結や積雪のおそれがあり、スタッドレスタイヤかチェーンの用意が呼びかけられています。なお、中の湯温泉旅館と坂巻温泉旅館は冬季も営業しています。
- 乗鞍岳: 県道乗鞍岳線の三本滝~位ヶ原山荘前バス停は、令和8年10月31日18時00分~令和9年4月27日7時00分が全面通行止期間(予定)です。
- 美ヶ原: 県道美ヶ原公園線(入山辺上手町~三城)は、令和8年11月18日11時00分~令和9年4月20日11時00分が全面通行止期間(予定)です。
- 善光寺: 本堂内陣の閉館は12月〜2月が16時00分までと、4月〜10月より早くなります。年末は12月28日が8時30分まで、12月31日が13時00分までです。
- 地獄谷野猿公苑: 冬季(11月~3月)は9:00~16:00です。冬期間(12月~4月)の入苑はWEBチケットを買った人が優先になります。
- 白馬・安曇野・小布施の乗り物: 長野-白馬の特急バスは春夏秋ダイヤが2026年11月30日までで、あづみ野エンジョイバスは10月25日まで、おぶせロマン号には冬季などの運休期間があります。
- 松本城: ゴールデンウィークやお盆などの繁忙期は大変混雑し、安全のため入場制限をすることがあります。正月三が日は10:00~15:30(最終入城は15:00まで)です。
- 諏訪大社: 授与所と宝物殿は1月1日から3日が休館です。次の式年造営御柱大祭は令和10戊申年で、御柱祭は寅年と申年の七年目ごとに行われます。
出典: よくある質問(上高地公式ウェブサイト) / 交通規制情報(長野県松本建設事務所) / 観光バスのみなさまへ 道路凍結および降雪に備えてください(上高地公式ウェブサイト) / 参拝券のご案内(善光寺) / 地獄谷野猿公苑 公式サイト / 営業時間と料金(地獄谷野猿公苑) / 【特急バス】長野-白馬(アルピコ交通) / アクセス(安曇野市観光協会) / 小布施駅 各駅情報(長野電鉄) / 観覧案内(国宝 松本城) / 御参拝のご案内(諏訪大社) / 信濃國一之宮 諏訪大社 公式サイト(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
長野県観光のよくある質問
長野県観光マップはどこで手に入りますか?
県全体の観光情報は、一般社団法人 長野県観光機構が運営する長野県公式観光サイト「Go NAGANO」で探せます。紙の資料なら、長野県名古屋観光情報センターが県内各市町村の観光パンフレットを用意しています。長野市の観光チラシ「おでかけ通信ながの」は、市役所や長野駅観光情報センターなどで配られています。善光寺の公式サイトには境内の案内パンフレットもあります。
出典: Go NAGANO 長野県公式観光サイト(長野県観光機構) / 信州観光のご案内(長野県名古屋事務所・長野県名古屋観光情報センター) / 市民向け観光情報チラシ「おでかけ通信ながの」(長野市) / 参拝券のご案内(善光寺)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
車なしで長野県を回れますか?
玄関口の駅ごとにエリアを分ければ回れます。長野駅からは路線バスと長野電鉄、松本駅からはタウンスニーカーと上高地への電車・路線バス、諏訪へは特急あずさ・しなのが使えます。上高地はむしろ車で入れない場所で、通年マイカー規制のため、車で行っても駐車場でシャトルバスかタクシーに乗り換えます。安曇野は周遊バスの期間が10月25日までなので、それ以降はシェアサイクルかタクシーで回ります。
出典: アクセス(善光寺) / 湯田中駅 各駅情報(長野電鉄) / 二次交通情報(松本市公式観光サイト 松本旅のしらべ) / 公共交通機関で行く(上高地公式ウェブサイト) / 交通アクセス(諏訪大社) / マイカー・観光バス規制について(上高地公式ウェブサイト) / アクセス(安曇野市観光協会)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
冬(12月〜2月)に行きやすい場所はどこですか?
街の中の見どころは冬も開いています。善光寺の本堂内陣は12月〜2月も16時00分まで、松本城は年末(12月29日から31日)を除き無休、北斎館の休館日は12月31日です。地獄谷野猿公苑は冬季も9:00~16:00に開いていて、雪の中のサルを見るなら冬が向いています。反対に、上高地・乗鞍岳・美ヶ原へ上る道は冬期の全面通行止めにかかります。
出典: 参拝券のご案内(善光寺) / 観覧案内(国宝 松本城) / アクセス・来館情報(北斎館) / 営業時間と料金(地獄谷野猿公苑) / 交通規制情報(長野県松本建設事務所)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
善光寺と松本城を同じ日に回れますか?
回る順番は、朝に善光寺、午後に松本城です。善光寺の山門・経蔵・史料館は9時00分から開き、松本城は最終入場が16:30までなので、松本城を後にすると締め切りに間に合わせやすくなります。長野駅と松本駅の間はJR信越線・篠ノ井線でつながっていますが、移動にかかる時間は公式の観光案内に書かれていないため、当日の時刻表で確かめてください。
出典: 参拝券のご案内(善光寺) / 観覧案内(国宝 松本城) / 各種乗車券について(しなの鉄道)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
上高地は冬に行けますか?
観光では行けません。11月16日~翌年4月中旬は各施設が休業し、釜トンネルより上は交通機関も運行していません。冬に入る場合は自己責任を原則とする冬山登山になり、入山届の提出が必要です。上高地の手前にある中の湯温泉旅館と坂巻温泉旅館は冬季も営業していて、四季を通じてマイカーで通行できます。
出典: よくある質問(上高地公式ウェブサイト)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
善光寺の宿坊にひとりで泊まれますか?
宿泊は2名様からの予約が基本ですが、公式サイトにはお一人の場合も相談するよう書かれています。素泊まりや一泊朝食だけの希望も相談でき、宿泊の詳細は善光寺宿坊組合に電話で問い合わせます。土・日・祝日などの繁忙期は料金が変わります。
出典: 宿坊のご案内(善光寺)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
中部・東海の観光施設を、入場料でくらべる
| 施設 | エリア | 入場・拝観の目安 ▲ | 滞在の目安 ▲ |
|---|---|---|---|
| セントレア スカイデッキ | 愛知・セントレア | 無料 | — |
| 称名滝 | 富山 | 無料 | 約1時間 |
| 別所温泉 大湯 | 長野 | ¥300〜 | — |
| 金沢21世紀美術館 | 金沢 | ¥450〜 | 約1時間 |
| 三国温泉 日帰り入浴 | 福井 | ¥500〜 | 約4時間 |
| 修善寺温泉 筥湯 | 静岡 | ¥700〜 | 約1時間 |
| ほったらかし温泉 | 山梨・甲府 | ¥900〜 | — |
| 河口湖遊覧船(富士五湖) | 富士山・河口湖 | ¥1,000〜 | 約20分 |
| 富士山パノラマロープウェイ(河口湖・天上山) | 富士山・河口湖 | ¥1,200〜 | 約5分 |
| SOLA SPA 風の湯(中部国際空港) | 愛知・セントレア | ¥1,600〜 | — |
| RAKU SPA GARDEN 名古屋 | 名古屋 | ¥1,980〜 | 約4時間 |
| 伊豆シャボテン動物公園 | 伊豆 | ¥2,800〜 | 約2時間30分 |
| 新穂高ロープウェイ | 岐阜 | ¥3,800〜 | 約1時間45分 |
| GALA湯沢スキー場 | 新潟 | ¥6,500〜 | — |
入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。
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※価格・在庫は変動します。最新は各予約サイトの公式ページでご確認ください。