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丸岡城の入城料|大人450円・小人150円と団体・障害者割引の完全案内

丸岡城は福井県坂井市にある城で、江戸時代以前に建てられた天守が残る「現存天守」12城のひとつである。規模は小さいが、屋根に石の瓦を葺いているという他に例のない特徴を持つ。入城料は大人と小人の二区分で、団体は30名以上から適用される。

丸岡城の入城料

区分個人団体(30名以上)
大人450円360円
小人(小・中学生)150円120円

身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳をお持ちの方と、介助を要する場合はその介助者1名の入城料が5割減額になる。団体とは、一団の入場者の数が30人以上のものを指す。

出典: 丸岡城 公式サイト(2026年9月10日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。

開城時間

8時30分から17時まで、最終入場は16時30分。休城日は無く、年中無休である。天守のなかにトイレは無いので、上がる前に丸岡城マチヨリマーケットで済ませておきたい。写真は自由に撮影できる。営業行為としての撮影やVTR収録を行う場合は事前の相談が要る。

石の瓦を葺いた天守

丸岡城の屋根は石でできている。福井で採れる笏谷石という凝灰岩を薄く加工して瓦の形にし、それを葺いてある。普通の粘土瓦は水を吸うため、寒冷地では凍って割れる。その土地の条件に合わせて素材そのものを変えたのがこの屋根で、現存する天守のなかで石瓦を使っているのは丸岡城だけである。青みを帯びた灰色の屋根は、濡れると色が濃くなり、雨の日のほうがむしろ見応えがある。

城そのものは天正4年(1576年)、柴田勝家の甥である柴田勝豊が築いたと伝えられている。ただし現在建っている天守については、近年の調査で江戸時代初期の建築とする結果が出ており、長く言われてきた「日本最古の天守」という説は見直されている。古い様式を残した二重三階の望楼型であることに変わりはない。

内部の階段は非常に急である。傾斜がきつく、上り下りのためにロープが張られている。手すりではなくロープを握って体を引き上げる形になるので、スカートや底の滑る靴は避けたほうがいい。登り切った最上階には廻縁があり、丸岡の町と、晴れていれば日本海の方向まで見える。

霞ヶ城と桜

丸岡城には霞ヶ城という別名がある。合戦のときに大蛇が現れて霞を吐き、城を隠したという伝説から来た名前である。城のまわりには桜が植えられていて、春になると天守が桜に埋もれる。日本さくら名所100選に選ばれていて、夜はぼんぼりが灯る。霞ヶ城という名前と、桜に霞んで見える天守の姿が重なるため、この時期の写真がもっともよく知られている。

すぐ近くにあるのが「一筆啓上 日本一短い手紙の館」である。戦国武将の本多作左衛門重次が妻に宛てた「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」という短い手紙にちなんだ施設で、全国から寄せられる短い手紙のコンクールを行っている。営業は8時30分から17時、年末年始を除いて無休。天守を見たあとに寄る順番が自然である。

アクセスと周辺

JR福井駅から京福バスで50分ほど、または北陸自動車道の丸岡インターチェンジから車で10分ほど。城の周辺に駐車場がある。福井県内では東尋坊と永平寺が同じ方角にあり、一日で三か所を回る行程が組める。東尋坊までは車で30分ほど、永平寺は山側へ入る形になる。

天守自体は小さく、見学は30分もあれば足りる。そのぶん、石瓦の屋根を下から見上げたり、急な階段を上って柱の太さを確かめたりという、細部を見る時間に充てられる。現存天守は全国に12しかない。そのうちのひとつが、こんなに気軽に入れる場所にあるというのが丸岡城の面白さである。

現存天守12城のひとつとして

江戸時代までに建てられ、今も建っている天守は全国に12しかない。弘前、松本、丸岡、犬山、彦根、姫路、松江、備中松山、丸亀、松山、宇和島、高知。丸岡城はそのなかでも小ぶりで、二重三階という構成である。国宝に指定されている五つの城ほどの華やかさはないが、そのぶん装飾が少なく、城の骨格がそのまま見える。

この天守は一度倒れている。1948年の福井地震で崩れ落ち、その後、元の部材を可能なかぎり使って組み直された。今建っているのはその復旧されたものである。倒壊した石垣と柱を拾い集めて元の形に戻すという作業が行われたこと自体が、この城の歴史の一部になっている。

天守の中身

内部は板張りで、装飾がほとんどない。柱は太く、梁は黒く、床がきしむ。窓にあたる部分は突き上げ戸で、外から棒で押し上げて開ける原始的な造りである。矢や鉄砲を撃つための狭間、石を落とすための石落としも残っていて、これが住居ではなく戦うための建物だったことが直接わかる。

階段は現存天守のなかでも屈指の急さで知られる。段の奥行きが浅く、傾斜がほぼ梯子に近い。上り下りのためにロープが張られていて、それを握って体を引き上げることになる。降りるときは後ろ向きになったほうが安全である。最上階には廻縁があり、外に出て丸岡の町を見渡せる。

霞ヶ城公園と城下町

城のある一帯は霞ヶ城公園として整備されている。桜が約400本植えられ、日本さくら名所100選に選ばれている。開花の時期にはぼんぼりが灯り、夜の天守が浮かび上がる。霞ヶ城という別名は、合戦のときに大蛇が霞を吐いて城を隠したという伝説から来たものだが、桜が満開になった天守の姿は、その名前をそのまま説明しているように見える。

丸岡は江戸時代を通じて丸岡藩の城下町だった。町の区画には当時の名残があり、天守の周囲を歩けば城下の骨格が読み取れる。「一筆啓上 日本一短い手紙の館」が城のすぐそばにあるのは、この地が本多作左衛門重次の子・成重の領地だったことによる。短い手紙のコンクールは全国から応募が集まり、館ではその入選作が展示されている。

福井を回る

丸岡城の所要は30分ほど。それだけでは行程が埋まらないので、周辺と組み合わせるのが前提になる。日本海側へ出れば東尋坊の柱状節理の断崖があり、そこから越前松島まで海沿いに続く。山側へ入れば永平寺。曹洞宗の大本山で、杉の巨木に囲まれた伽藍が並ぶ。この三か所は車なら一日で回れる。

宿を取るならあわら温泉が近い。冬なら越前がに、春なら甘えびと、季節ごとに海の幸が変わる土地でもある。北陸新幹線が福井まで通ってからは首都圏からの移動が短くなり、丸岡城を含む福井の周遊が組みやすくなった。年中無休で朝8時30分から開いているので、初日の午前に入れる予定としても使いやすい。

近くの施設の料金

同じ福井県の施設と並べると、丸岡城の料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。

施設料金の目安
三国温泉 日帰り入浴目安 ¥500〜
あわら温泉 日帰り入浴予約サイト ¥700〜
永平寺予約サイト ¥700〜
福井県立恐竜博物館予約サイト ¥1,000〜
東尋坊 観光遊覧船(福井)予約サイト ¥1,500〜
越前松島水族館予約サイト ¥2,200〜

金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。

見学するときに気をつけること

靴を脱いで上がるので、脱ぎ履きのしやすいものがいい。階段が梯子に近い角度なので、スカートや底の滑る靴は避けたほうが安全である。荷物は両手が空く形にしておきたい。ロープを握って上り下りするため、片手がふさがっていると危ない。小さな子どもや足腰に不安のある人は、無理をせず一階部分だけを見るという選択もある。

天守内は照明が最小限で、板の隙間から光が入るだけの場所もある。晴れた日の日中がいちばん見やすい。雨の日は石瓦の色が濃く出るので外観の見応えは増すが、階段が湿って滑りやすくなる。冬は雪が積もり、天守と雪という組み合わせも絵になる一方、足元の条件は厳しくなる。

天守にトイレは無い。上がる前に丸岡城マチヨリマーケットで済ませておくこと。写真は自由に撮れるので、石瓦の屋根を下から見上げる角度と、廻縁から町を見下ろす角度の両方を押さえておきたい。

中部・東海の観光施設を、入場料でくらべる

施設エリア入場・拝観の目安 滞在の目安
セントレア スカイデッキ愛知・セントレア無料
金沢城金沢無料約1時間15分
徳川園名古屋¥300〜約1時間
金沢21世紀美術館金沢¥450〜約1時間
三国温泉 日帰り入浴福井¥500〜約4時間
和倉温泉 総湯 日帰り入浴石川・加賀¥500〜約1時間30分
越後湯沢温泉 日帰り入浴新潟¥600〜約4時間
キャナルリゾート(名古屋)名古屋¥900〜約4時間
ウェルビー栄(名古屋)名古屋¥1,100〜約2時間30分
松本城長野・松本¥1,300〜約1時間15分
黒部峡谷トロッコ電車富山¥2,480〜約3時間30分
伊豆シャボテン動物公園伊豆¥2,800〜約2時間30分
フォレストアドベンチャー・フジ富士山・河口湖¥3,500〜約2時間30分
富士急ハイランド富士山・河口湖¥6,000〜約6時間

入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。

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