屋上公園「パークスガーデン」はグランドレベルから地上9階まで段丘状に続き、約11,500㎡に約500種10万株の植物が育っています。
入場は無料で、営業時間は10:00〜24:00。
農薬や化学肥料に頼らない管理のもと、渡り鳥や越冬する鳥も見られる“都心の杜”です。
見どころ・ポイント
- 南海なんば駅に直結し、館内の全フロアから段丘状の屋上公園へそのまま出られる
- 約11,500㎡に約500種10万株の植物。
専属ガーデナーがIPM管理で手入れし、コサメビタキなど渡りの鳥も来る - 入場無料で10:00〜24:00まで開いており、4階や6階は夜の照明で表情が変わる
- 2026年8月28日〜11月1日は、2階から8階をミストで包む「なんば雲海」を17時30分〜22時に無料で開催
基本情報
9階の南海ホークスメモリアルギャラリーも入場料無料。
駐車場はなんばパークス駐車場で平日250円/30分(平日最大1,300円)、土・日・祝500円/30分。
地下鉄御堂筋線「なんば駅」から徒歩約7分、地下鉄千日前線「なんば駅」・阪神なんば線と近鉄難波線の「大阪難波駅」から徒歩約10分、地下鉄四つ橋線「なんば駅」とJR難波駅(OCAT)北出口から徒歩約15分。
住所は大阪市浪速区難波中2-10-70。
秋は5階のモミジとどんぐり、秋から冬は越冬するジョウビタキやメジロ、春と秋は渡り鳥が見どころ。
2026年は8月28日〜11月1日の夜に「なんば雲海」があります。
公式に散策の目安時間は示されていませんが、「なんば雲海」の期間は特設サイトが所要時間を30分~60分程度としています。
9階の南海ホークスメモリアルギャラリーや館内での食事と合わせるなら、その分の時間を見ておきましょう。
知っておくとお得・失敗しないコツ
- パークスガーデンは全面禁煙。
喫煙所はなんばパークスの3F・6Fにある - 6階のテラス席では館内のテイクアウトや持ち込みの食べ物を食べられるが、ごみは自分でごみ箱へ捨てる
- 庭園は24時まで開いているが、ショップは21時、レストランは22時まで(一部店舗を除く)
- 「なんば雲海」の期間は衣服や荷物が濡れることがあり、路面も滑りやすい。
タオルやハンカチがあると安心 - なんばパークスは不定休。
休館日は事前に公式ホームページで知らせるので、出かける前に確認を
パークスガーデンの入園料と開放時間
パークスガーデンは、南海なんば駅に直結する商業施設「なんばパークス」の屋上公園です。公式サイトでは営業時間を10:00〜24:00、入場は無料と案内しています。休館日は「なんばパークスに準じます」とされ、なんばパークス自体は不定休で、休館する場合は事前に公式ホームページで知らせると書かれています。
ガーデンはなんばパークスの全フロアと直結していて、館内との行き来ができ、どのフロアからも散策を始められます。ただし館内のショップとレストランは庭園より短い営業時間なので、夜に庭園を歩く場合は館内の店がすでに閉まっていることがあります。
| 区分 | 時間 | 料金・備考 |
|---|---|---|
| パークスガーデン(屋上公園) | 10:00〜24:00 | 入場無料。休館日はなんばパークスに準じる |
| なんばパークス ショップ | 11:00〜21:00 | 一部店舗を除く |
| なんばパークス レストラン | 11:00〜22:00 | 一部店舗を除く |
| 2階インフォメーション | 受付 11:00〜21:00 | TEL 06-6644-7100 |
| 南海ホークスメモリアルギャラリー(パークスガーデン9F) | 10:00〜21:00 | 入場料無料 |
9階の南海ホークスメモリアルギャラリーは、大阪球場を本拠地にした球団「南海ホークス」の50年の歴史を振り返る展示で、写真パネルや優勝カップ、ユニフォームなどが並びます。公式の紹介では、日本一2回、リーグ優勝12回の記録を残した球団とされています。
出典: パークスガーデン / アクセス / よくあるご質問 / なんばパークスについて(2026年10月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
2階から9階まで、フロアごとの見どころ
2023年9月の南海電気鉄道の発表によると、パークスガーデンはグランドレベルから地上9階まで続く段丘状の庭園です。南へ進むほど建物が高くなる造りのため、「ショッピングを楽しみながら歩いていると、いつのまにか緑の丘に出てしまう」回遊型の構成になっていて、特定のゴール地点は設けていないと説明されています。公式サイトが案内する主なエリアは次のとおりです。
- 2F 緑のエントランスシンボル:グランドレベルからの入口になる巨大な緑の丘とゲート。ジャスミンの香りを浴びながら上がっていきます。
- 3F 憩いのホワイエ空間:マグノリア並木のウッドデッキと広場。専属ガーデナーが常駐する「パークスガーデンインフォメーション&ボタニカルショップ」隣のカウンターで、見どころや楽しみ方を教えてもらえます。
- 4F Dry&Wet ―渇きと潤い―:乾燥帯と熱帯の植物で構成し、ミストの中をくぐり抜けられる植栽帯。夜は赤と青の照明に変わり、隣のウッドデッキからはなんばの街並みが見えます。
- 5F SESERAGI ―せせらぎの杜―:水の流れる音が聞こえる水辺。池の睡蓮や黄菖蒲があり、秋はモミジの紅葉やコナラのどんぐりが見られます。
- 6F 緑と食のガーデンテラス:6階ダイニングゾーンとつながるテラス。館内のテイクアウトや持ち込みの食べ物を自由に食べられます。
- 7F Red canyon ―赤の大地―:キャニオンを原風景にした赤褐色の岩場に植物が生える一角で、花壇の間を小道が通ります。同じ7階にはフリーコンセントとフリーWiFiを備えたワーキングスペース「GREEN DESK for worker」もあります。
- 8F GREEN STAGE:人工芝のなだらかな丘と円形劇場。季節のイベント会場にもなり、南側には南国植物の「Wild & Exotic ―緑の回廊―」が続きます。
- 9F ステップガーデン・はらっぱ広場:ベンチの多い雑木林風の最上階と、クライミングウォールなどの遊具がある人工芝の広場。
出典: パークスガーデン / 南海電気鉄道 2023年9月4日発表(PDF)(2026年10月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
約500種10万株の植物と、鳥が来る庭の手入れ
公式サイトによると、段丘状に広がる約11,500㎡の屋上公園に、ヤマボウシやヤマザクラなどの樹木、ラベンダーやローズマリーなどの草花が約500種10万株植えられています。2023年の南海電気鉄道の発表では、その内訳を緑地約5,300㎡、通路・広場約6,200㎡としています。
常駐する専属ガーデナーは、農薬や化学肥料に頼らず手作業などを組み合わせる「IPM管理(総合的有害生物管理)」で庭を手入れしています。害の大きい昆虫を手で取り除き、ほかの昆虫は残すことで、それを食べに来る鳥も農薬の影響を受けずに過ごせる空間になっているといいます。公式サイトは見られる鳥の例として、春と秋の渡りの時期のコサメビタキ・センダイムシクイ、いつもいるイソヒヨドリ・ヒヨドリ・ハクセキレイ・スズメ、秋から冬に越冬するジョウビタキ・メジロ・モズを挙げています。2014年度には公益財団法人都市緑化機構の「SEGES(社会・環境貢献緑地評価システム):都市のオアシス」に認定されました。
屋上は強い風や日差し、荷重制限で大きな木が育ちにくい場所ですが、設計の工夫と軽量土壌で中高木を多く植えています。夏の日中の調査では、表面温度が周りのアスファルト道路などより約15~20℃低かったと公式サイトに書かれています。7階の展望広場は、地中の水を毛管現象で吸い上げて舗装の表面を湿らせ、気化熱で冷やす「打ち水ペーブ」舗装です。
出典: パークスガーデン / 南海電気鉄道 2023年9月4日発表(PDF)(2026年10月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
行き方・駐車場・車いすでの入り方
なんばパークスの住所は大阪市浪速区難波中2-10-70です。南海電鉄の「なんば駅」に直結していて、ほかの路線からの徒歩の目安は公式サイトでは次のとおりです。
| 路線・駅 | なんばパークスまで |
|---|---|
| 南海電鉄「なんば駅」 | 直結 |
| 地下鉄御堂筋線「なんば駅」 | 徒歩約7分 |
| 地下鉄千日前線「なんば駅」 | 徒歩約10分 |
| 地下鉄四つ橋線「なんば駅」 | 徒歩約15分 |
| 阪神なんば線「大阪難波駅」 | 徒歩約10分 |
| 近鉄難波線(奈良線)「大阪難波駅」 | 徒歩約10分 |
| JR関西本線(大和路線)「JR難波駅」(OCAT)北出口 | 徒歩約15分 |
近くの観光地からは、NANKAIの2026年7月の発表で、道頓堀の戎橋から南へ徒歩約10分、日本橋筋商店街「でんでんタウン」から西へ徒歩約4分と案内されています。
車の場合は、なんばパークス駐車場(地下・立体)と、なんばCITY駐車場を使えます。公式サイトの料金は次のとおりです。「難波中」交差点を南へ進むと左手になんばパークス駐車場の出入口があります。なお、屋上公園4FとなんばCITY駐車場5Fを結ぶ連絡通路は10:00~24:00のみ通れます。
| 駐車場 | 営業時間 | 平日 | 土・日・祝 |
|---|---|---|---|
| なんばパークス駐車場(地下) | 7:00〜23:30(最終入庫23:00) | 250円/30分(平日最大1,300円) | 500円/30分 |
| なんばパークス駐車場(立体) | 9:00〜翌0:30 | 250円/30分(平日最大1,300円) | 500円/30分 |
| なんばCITY駐車場 | 24時間 | 300円/30分(平日最大1,800円/7:00〜23:30) | 公式の表を参照 |
対象の施設・店舗で当日税込5,000円以上買い物をすると2時間無料になるサービスがありますが、庭園の散策だけでは対象になりません。1月1日〜1月3日は土・日・祝の料金です。自転車は駐輪場(7:00〜23:30)が最初の2時間無料で、その後は自転車150円/24時間です。
車いすの場合、大阪観光局のユニバーサルツーリズムの案内では、南海なんば駅2階中央改札口からなんばパークスへ幅167cmのスロープでつながっているものの傾斜があり、ウィンズ難波の入口付近の地上部にあるエレベーターを使うとスロープを通らずに入れるとされています。車いすは2Fインフォメーションで無料で借りられ、使えるのは当日の営業時間中、館内だけです。
出典: アクセス / NANKAI 2026年7月29日発表(PDF) / OSAKA-INFO ユニバーサルツーリズム なんばパークス(2026年10月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
秋の夜の「なんば雲海」と季節の楽しみ方
2026年は、8月28日から11月1日まで、パークスガーデンの2階から8階を舞台に、ミストと照明で庭園を雲海に包む「なんば雲海」が初めて開かれています。開催時間は各日17時30分から22時までで、観覧は無料、事前の申し込みもいりません。毎時00分と30分に、2階の「エントランスアーチ」から上の階へ順に3分間ずつ雲海が出て、21時からは全てのスポットで同時に出る「スーパー雲海タイム」があります。
雲海が出るのは2F エントランスアーチ、3F、4F ウッドデッキ、5F せせらぎの杜、7F Red canyon、8F グリーンステージです。特設サイトのFAQでは所要時間を30分~60分程度としています。演出の特性上、衣服や荷物が濡れることがあり、タオルやハンカチの持参をすすめています。路面が濡れて滑りやすく、雲海が出ている間は視界が悪くなるので、階段や通路では足元に注意が要ります。強風や気温・湿度の条件で演出の効果が下がったり、荒天時は中止になったりすることもあります。
雲海の中を歩くための「朧(おぼろ)提灯」は、2階インフォメーションカウンターで500円(税込)で借りられます。数に限りがあるためWEBの事前予約制で、予約はキャッシュレス決済のみです。当日空きがあれば借りられます。
雲海の期間以外でも、庭園は24時まで開いています。4階は夜に赤と青の照明になり、6階のテラスは夜に落ち着いた照明のラウンジのような空間に変わると公式サイトは紹介しています。秋は5階のモミジとどんぐり、秋から冬は越冬する鳥が見どころです。
出典: なんば雲海 特設サイト / NANKAI 2026年7月29日発表(PDF) / パークスガーデン(2026年10月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
大阪球場の跡地から“都心の杜”へ
大阪観光局の観光案内によると、なんばパークスは2003年10月に大阪球場の跡地に開業しました。南海電気鉄道の資料では、2007年4月が全館グランドオープンです。パークスガーデンも、2003年に「人、都市、自然がもっと一つになるために、なんばに森をつくる」というコンセプトで開業しています。建物が密集し緑の少ないなんば地区に「緑・水・光」の潤いをもたらす都心の杜を目指したと、南海電気鉄道は説明しています。
その後、2017年3月にBBQ施設の設置などの「体験・参加型施設への進化」、2020年3月にウッドデッキスペースの設置などの「憩い機能の強化」を行い、2023年9月から“タッチングネイチャー”をコンセプトに過去最大規模のリニューアルに入りました。2024年には大きな丘の広場を設けるなど大型リニューアルを実施したと、NANKAIの2026年の発表に書かれています。
受賞歴としては、2005年度の屋上緑化大賞 国土交通大臣賞、2012年度の米誌「Travel+Leisure」による世界で最も美しい都市公園の認定、2014年度のアメリカCNN局による世界で最も美しい空中庭園の認定、2016年度の日本建築学会賞(業績)などが挙げられています。
出典: OSAKA-INFO なんばパークス / 南海電気鉄道 2023年9月4日発表(PDF) / NANKAI 2026年7月29日発表(PDF)(2026年10月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
確認した公式情報
訪問前に知っておきたいポイント
- 価格はまず横並びを前提に。同じ体験ならどのサイトでも料金差は小さいことが多いです。
- 決め手はポイント還元と特典。普段貯めているポイント経済圏に合わせると実質負担が下がります。
- 人気枠は早めに確保。日時指定・送迎付きプランは直前だと売り切れることがあります。
庭園・日本庭園を、入場料でくらべる
| 施設 | エリア | 入場・拝観の目安 ▲ | 滞在の目安 ▲ | 最寄りから ▲ |
|---|---|---|---|---|
| 明治神宮 | 東京 | 無料 | — | — |
| 大阪城 西の丸庭園 | 大阪 | ¥300〜 | 約1時間15分 | — |
| 浜離宮恩賜庭園 | 東京 | ¥300〜 | 約1時間15分 | 徒歩7分 |
| 偕楽園 | 茨城 | ¥320〜 | — | 徒歩6分 |
| 玄宮園 | 滋賀・雄琴 | ¥400〜 | 約40分 | 徒歩15分 |
| 岡山後楽園 | 岡山 | ¥500〜 | 約1時間 | 徒歩10分 |
| 御船山楽園 | 佐賀 | ¥500〜 | 約1時間15分 | — |
| 新宿御苑 | 東京 | ¥500〜 | — | 徒歩10分 |
| 栗林公園 | 高松・直島 | ¥500〜 | 約1時間15分 | 徒歩3分 |
| 水前寺成趣園 | 熊本 | ¥500〜 | 約1時間 | — |
| 仙石庭園 | 広島 | ¥1,000〜 | — | — |
| 由志園 | 島根・出雲 | ¥1,000〜 | 約1時間15分 | 車15分 |
| 梅田スカイビル 空中庭園展望台 | 大阪 | ¥2,000〜 | — | — |
| 足立美術館 | 島根・出雲 | ¥2,500〜 | 約1時間45分 | — |
入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。最寄りからは、最寄り駅・停留所からの徒歩時間です(車の場合は車と表記)。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。
出かける前に足りていますか PR
電池切れ・急な雨や暑さ・増えた荷物。現地で困りやすいものだけ。価格と在庫は変動するため、Amazonの商品ページでご確認ください。
よくある質問
パークスガーデンに入るのにお金はかかりますか?
入場は無料です。営業時間は10:00〜24:00で、休館日はなんばパークスに準じます。
なんばパークスに休みの日はありますか?
不定休です。休館する場合は事前になんばパークス公式ホームページで知らせると案内されています。
庭園で食事やたばこはできますか?
6階のテラス席では館内のテイクアウトや持ち込みの食べ物を自由に食べられます(ごみは自分でごみ箱へ)。パークスガーデンは全面禁煙で、喫煙所は館内の3F・6Fです。
「なんば雲海」は予約が必要ですか?
必要ありません。期間中は無料で参加できます。提灯のレンタル(500円)だけは数に限りがあり、事前予約制です。