埼玉の観光は、東京から北と西へ延びる鉄道の線ごとに行き先を一つ決め、駅から放射状に出かける形で組み立てます。大宮はJR大宮駅からニューシャトル、川越はJR・東武鉄道の川越駅か西武鉄道の本川越駅、秩父と長瀞は西武池袋線の特急ラビューで西武秩父駅に出てから秩父鉄道、三峯神社は西武秩父駅から西武観光バスの急行便、ムーミンバレーパークは西武池袋線の飯能駅北口からバス、行田の古代蓮の里とさきたま古墳群はJR高崎線の行田駅から市内循環バスかレンタサイクルで回ります。一日の長さを決めるのは入館の締め切りと休みの曜日です。鉄道博物館は10:00~17:00(入館は16:30まで)で毎週火曜日が休館、さきたま史跡の博物館は9:00~16:30(7/1~8/31のみ 9:00~17:00)で入館は閉館の30分前まで、毎週月曜日が休館です。古代蓮会館は受付16:00までで月曜日(祝日の場合は営業)と祝日の翌日が休み、ムーミンバレーパークは平日10:00〜17:00・土日祝10:00〜18:00で、当日のチケットは閉園時間の1時間前まで販売されます。
出典: 鉄道博物館(公式サイト) / 休館日・開館時間・観覧料(埼玉県立さきたま史跡の博物館) / 古代蓮の里(行田たびナビ) / よくあるご質問(メッツァ・ムーミンバレーパーク) / 料金案内(ムーミンバレーパーク)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
埼玉の回り方の全体像:五つのエリアと、東京から延びる線の違い
埼玉県物産観光協会の公式観光サイト「ちょこたび埼玉」は、県内を「秩父エリア」「北部エリア」「中央エリア」「西部エリア」「東部エリア」の五つに分けて紹介しています。旅比較では順位はつけず、この記事で扱う土地がどのエリアに入り、東京からどの線で向かうかで整理します。
- 中央エリア(さいたま市・川口市・鴻巣市など):紹介文は「都市の利便性と身近な自然が心地よく調和する地域」。大宮の鉄道博物館と武蔵一宮 氷川神社がここに入ります。JRの大宮駅が入口です。
- 西部エリア(川越市・飯能市・所沢市など):紹介文は「里山の風景と歴史文化が色濃く残る地域」。蔵造りの町並みの川越と、ムーミンバレーパークのある飯能がこのエリアです。同じエリアでも、川越へはJR・東武鉄道・西武新宿線、飯能へは西武池袋線と、使う線がまったく違います。
- 秩父エリア(秩父市・長瀞町・小鹿野町など):紹介文は、山々に囲まれた清流や渓谷の風景、秩父神社をはじめとした社寺、伝統の祭りを挙げています。秩父の町、長瀞の岩畳、山の上の三峯神社が入ります。
- 東部エリア(行田市・春日部市・久喜市など):紹介文は「川や水辺の風景に恵まれ、宿場町の面影を今に伝える、趣きある地域」。ちょこたび埼玉の地域分けでは、古代蓮の里・さきたま古墳群・忍城址のある行田市はこの東部エリアに入っています。
- 北部エリア(熊谷市・本庄市・深谷市など):紹介文は「豊かな田園風景に囲まれ、穏やかな時間が流れる地域」。この記事のコースには入れていませんが、三峯神社の交通案内にある、JR高崎線から秩父鉄道に乗り換える熊谷駅はこのエリアにあります。
組み立てのこつは、一日に入れる行き先を「同じ線の上にあるもの」にすることです。秩父と長瀞は西武秩父駅・御花畑駅と秩父鉄道でつながるので一日にまとめられますが、三峯神社は標高約1,100mの山の上にあり、西武秩父駅からさらにバスで上がるため、別の日に置くほうが落ち着いて参拝できます。行田は駅から古墳群まで距離があり、循環バスかレンタサイクルが前提です。時間の制約は午後に集まります。博物館や資料館の入館締め切りは夕方の早い時刻なので、屋外の公園や参道は午前、屋内の展示は締め切りに間に合う時刻に、という順に置きます。
出典: モデルコース一覧(ちょこたび埼玉・埼玉県物産観光協会) / 中央エリア(ちょこたび埼玉) / 西部エリア(ちょこたび埼玉) / 秩父エリア(ちょこたび埼玉) / 東部エリア(ちょこたび埼玉) / 北部エリア(ちょこたび埼玉) / 交通案内(三峯神社)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
エリアごとの回り方:どの駅から、何で歩き出すか
大宮:JR大宮駅から氷川参道とニューシャトル
武蔵一宮 氷川神社へは、JR大宮駅の東口から徒歩で約15分です。神社の公式サイトは、ケヤキを中心とした大樹が並ぶ参道を「約2kmの日本一の長さを誇る参道」と案内しています。大宮という地名は、この神社を「大いなる宮居」と称えたことに由来すると、神社のアクセス頁の周辺案内に書かれています。鉄道博物館へはJR大宮駅からニューシャトルに乗り、「鉄道博物館駅」で降りて徒歩1分です。同じ周辺案内では、大宮公園が神社から徒歩1分、県立歴史と民俗の博物館が徒歩10分、鉄道博物館が徒歩30分とされています。
出典: アクセス(武蔵一宮 氷川神社) / 武蔵一宮 氷川神社(公式サイト) / 鉄道博物館(公式サイト)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
川越:三つの駅と蔵造りの町並み(詳しいコースは個別記事)
ちょこたび埼玉の川越のモデルコースは、JR・東武鉄道の川越駅を起点にして、喜多院、川越氷川神社、蔵造りの町並み、小江戸蔵里、川越八幡宮の順に回り、川越駅に戻る組み立てです。最初の喜多院へは、川越駅から徒歩約20分(または小江戸巡回バスで12分)、西武鉄道の本川越駅からは徒歩15分と案内されています。蔵造りの町並みでは、1日4回「時の鐘」が時を告げます。菓子屋横丁や大正浪漫夢通りを含めた歩き方、食べ歩きの順番は川越観光モデルコースにまとめています。
出典: 埼玉プチ旅ガイド「いろいろな時代に会える街」-川越-(ちょこたび埼玉)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
秩父・長瀞:西武秩父駅と秩父鉄道(詳しいコースは個別記事)
ちょこたび埼玉の秩父の日帰りコースは、池袋駅から西武鉄道の特急ラビューで西武秩父駅へ向かい、秩父まつり会館を見てから秩父鉄道で長瀞へ移り、長瀞岩畳、寶登山神社、宝登山ロープウェイの順に回ります。帰りは秩父鉄道で御花畑駅まで戻り、西武秩父駅直結の温泉施設「西武秩父駅前温泉 祭の湯」に寄ってから池袋へ帰る形です。秩父神社や羊山公園を含む秩父の町の回り方は秩父観光モデルコース、岩畳とライン下りの決まりは長瀞観光モデルコースで紹介しています。
三峯神社:西武秩父駅からバスで山の上へ
三峯神社の公式の交通案内では、電車で行く場合、西武秩父駅から西武観光バスの急行便(西武秩父駅~三峯神社)に乗るか、御花畑駅から秩父鉄道に乗り換えて終点の三峰口駅まで行き、そこから西武観光バスで三峯神社へ向かいます。上野駅からならJR高崎線で熊谷駅へ出て、秩父鉄道で三峰口駅へ、という道筋も載っています。バスの時刻表・運賃は西武バスの公式サイトで確かめるよう案内されており、車で行く場合は秩父市営の三峰駐車場を使います。バスの乗り方や駐車場の詳しい話は三峯神社への行き方にまとめています。
出典: 秩父・長瀞のモデルコース(ちょこたび埼玉) / 交通案内(三峯神社)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
飯能:ムーミンバレーパークは駅からバスで
メッツァの公式のよくある質問では、西武池袋線の「飯能駅北口」1番乗場からバスに乗り「メッツァ」で下車(約20分)、またはJR八高線の「東飯能駅東口」から無料シャトルバス(約15分)と案内されています。「メッツァ」のバス停からは、メッツァビレッジを通って徒歩約15分でムーミンバレーパークに着きます。有料エリアはムーミンバレーパークのほうです。アクセスの頁によると、高麗川駅・東飯能駅とメッツァを結ぶ無料シャトルバスは毎日運行し、川越駅とメッツァの間には予約制の無料直行バスもあります。
出典: よくあるご質問(メッツァ・ムーミンバレーパーク) / アクセス(メッツァ・ムーミンバレーパーク)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
行田:古代蓮の里・さきたま古墳群・忍城址
古代蓮の里へは、JR高崎線行田駅から市内循環バス(観光拠点循環コース)で21分、「古代蓮の里」で下車します。さきたま古墳群のある公園へは、さきたま史跡の博物館の案内によると、JR行田駅前から同じ「観光拠点循環コース」で乗車時間約25分、『埼玉古墳公園』下車徒歩約2分です。JR吹上駅(北口)からは朝日バスで『産業道路』まで行き、そこから徒歩約15分です。行田たびナビのモデルコースは循環バスを使う行程ですが、JR行田駅前観光案内所でレンタサイクルを借りて回ることもできると案内しています。
出典: 古代蓮の里(行田たびナビ) / アクセス(埼玉県立さきたま史跡の博物館) / 古代蓮の里・さきたま古墳公園~いにしえの行田巡り(行田たびナビ)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
半日コース:大宮で氷川神社から鉄道博物館へ歩く
大宮の半日は、ちょこたび埼玉の「一度は行ってみたい博物館」コースの順番がそのまま使えます。JRさいたま新都心駅から歩き始め、大宮駅を経由して氷川神社、大宮公園、鉄道博物館へと進み、最後はニューシャトルの鉄道博物館駅で終わる一方向の道筋なので、同じ道を戻りません。
- 造幣さいたま博物館:JRさいたま新都心駅から徒歩約9分。大判・小判から近代以降の日本の貨幣まで、お金の歴史をたどる展示で、平日は貨幣や勲章の製造工場も見学できます。次はJRさいたま新都心駅からJR大宮駅まで電車で約3分、そこから歩きます。
- 大宮駅から氷川参道へ:コースでは大宮駅から徒歩約8分のクラフトビール醸造所に寄り、そこから徒歩約10分で氷川神社に着きます。ケヤキ並木の参道を歩く区間です。
- 武蔵一宮 氷川神社:コースの紹介では、東京・埼玉に200社ほどある氷川神社の総本社。境内の神池と朱色の神橋を見て、次へは徒歩約8分です。
- 県立歴史と民俗の博物館と大宮公園:埼玉県の歴史・民俗・美術工芸品を展示する博物館で、「ゆめ・体験ひろば」では藍染めや組紐、まが玉作りなどを体験できます。大宮公園の散策を前後に入れ、次の鉄道博物館へは徒歩18分です。
- 鉄道博物館:蒸気機関車から新幹線電車まで実物車両40両を展示し、鉄道ジオラマやシミュレータもあります。入館は16:30までなので、それまでに着く時刻で前の段を切り上げます。帰りは徒歩1分のニューシャトル鉄道博物館駅から大宮駅へ戻ります。
鉄道博物館を中心にしたい日は順番を逆にし、開館の10:00に合わせて入館してから、ニューシャトルで大宮駅へ戻って氷川神社へ歩く組み立てでもかまいません。鉄道博物館は毎日(休館日を除く)10:00から館の券売機で当日の入館券を売っていますが、公式サイトはスムーズに入るためにオンラインかコンビニエンスストアでの事前購入への協力を呼びかけています。ミニ運転列車や各シミュレータには、体験の予約が付いた入館券もあります。
出典: 埼玉プチ旅ガイド「一度は行ってみたい博物館」-さいたま市大宮-(ちょこたび埼玉) / 武蔵一宮 氷川神社(公式サイト) / 鉄道博物館(公式サイト) / 利用案内(鉄道博物館)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
日帰りコース:行田の古代の里めぐりと、秩父・長瀞の定番の順番
行田:循環バスで古代蓮の里からさきたま古墳群へ
行田たびナビのモデルコース「古代蓮の里・さきたま古墳公園~いにしえの行田巡り」は、JR行田駅から観光循環バスで古代蓮の里へ行き、続いて埼玉(さきたま)古墳群を回る順番です。
- JR行田駅 東口:JR高崎線「行田駅」東口のロータリーのバス停から観光循環バスに乗ります。レンタサイクルで回る場合は、駅前の観光案内所で利用手続きをします(所要時間:約10分)。
- 古代蓮の里(古代蓮会館・行田タワー):コースでは駅からバスで約20分。行田蓮(古代蓮)をはじめ42種類、約12万株の蓮が植えられ、午前中に開く蓮の花は6月中旬から8月上旬に見頃を迎えます。古代蓮会館はジオラマや大スクリーン映像が楽しめる体験型の施設で、隣の田んぼアートは古代蓮会館の展望室から眺めます。コースの所要時間:約90分。次の古墳群へはバスで約6分です。
- 埼玉(さきたま)古墳群と県立さきたま史跡の博物館:5世紀後半から7世紀はじめころまでに作られた9基の大型古墳が集まる公園で、令和2年に国の特別史跡に指定されました。博物館には国宝展示室があり、国内最大級の円墳・丸墓山古墳の頂上からは、天気の良い日に忍城が見えます。公園内の「はにわの館」では、はにわ作り体験ができます。コースの所要時間:約60分。
- 帰り:『埼玉古墳公園』のバス停から循環バスで行田駅方面へ戻るか、『産業道路』の停留所まで歩いて朝日バスで吹上駅へ出ます。
自転車なら、行田たびナビのサイクリングコースのように忍城址まで足を延ばせます。このコースはJR行田駅前観光案内所から約40分で古代蓮の里(所要時間:約60分)、そこから約10分でさきたま古墳公園(所要時間:約90分)、続いて忍城址を回り、観光物産館「ぶらっと♪ぎょうだ」で終わります。忍城は関東七名城のひとつで、豊臣秀吉の関東平定の際に石田三成らによる水攻めを受けた城です。御三階櫓の隣の行田市郷土博物館は9:00~16:30(最終入館受付16:00)。古代蓮会館の受付16:00まで、さきたま史跡の博物館の入館は閉館の30分前までと、行田の屋内施設はどれも締め切りが近い時刻なので、駅を出るのは午前の早い時間にします。
出典: 古代蓮の里・さきたま古墳公園~いにしえの行田巡り(行田たびナビ) / 行田定番名所サイクリング巡り(行田たびナビ) / 古代蓮の里(行田たびナビ) / 行田たびナビ(行田市観光公式サイト・行田おもてなし観光局) / 休館日・開館時間・観覧料(埼玉県立さきたま史跡の博物館) / アサンテさきたま古墳桜パーク(さきたま古墳公園)(さきたま史跡の博物館)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
秩父・長瀞:公式コースの順で一日
ちょこたび埼玉の秩父の日帰りコースは、移動の分数まで公式に書かれています。
- 池袋駅から西武秩父駅へ:特急ラビューなら西武線池袋駅から西武秩父駅まで最短78分。全車指定席です。
- 秩父まつり会館:西武秩父駅から徒歩約15分。毎年12月2日と3日に行われる秩父夜祭の雰囲気を、プロジェクションマッピングで一年を通して体験できます。次は徒歩約3分で秩父駅へ出て、秩父鉄道で約20分の長瀞駅へ向かいます。
- 長瀞岩畳:長瀞駅から徒歩約5分。荒川の西岸に広がる国指定の名勝・天然記念物で、ライン下りの舟が出ます。駅から岩畳までの間には長瀞岩畳通り商店街があり、昼食はここで取れます。
- 寶登山神社:岩畳から徒歩約15分。秩父三社の一社で、極彩色の彫刻が施された権現造りの社殿があります。
- 宝登山ロープウェイ:神社から徒歩約10分。山頂までわずか約5分間で、山頂からは武甲山や両神山が望めます。
- 西武秩父駅前温泉 祭の湯:山麓から徒歩約15分で長瀞駅へ戻り、電車で約20分の御花畑駅から徒歩約5分。西武秩父駅直結なので、湯上がりにそのまま特急で帰れます。
この順番の要は、長瀞の行き帰りに秩父鉄道を使うことです。西武秩父駅の側から秩父鉄道に乗り降りするときは御花畑駅を使い、公式コースでは御花畑駅から西武秩父駅直結の祭の湯まで徒歩約5分です。各施設の料金や、長瀞のライン下りの運航の決まりは個別記事を見てください。
出典: 秩父・長瀞のモデルコース(ちょこたび埼玉)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
一泊二日コース:秩父に泊まって三峯神社へ、または川越からムーミンバレーパークへ
埼玉の多くの行き先は都心から日帰りできますが、三峯神社は西武秩父駅からさらにバスで山の上へ上がるため、秩父・長瀞と同じ日に入れると慌ただしくなります。泊まる意味がいちばんあるのはこの組み合わせです。もう一つは、川越駅とメッツァを結ぶ無料直行バスを使い、川越の翌日にムーミンバレーパークで一日過ごす組み合わせです。
秩父泊:一日目は秩父・長瀞、二日目は三峯神社
- 一日目:上の日帰りコースの順に、池袋駅から特急ラビューで西武秩父駅、秩父まつり会館、秩父鉄道で長瀞、岩畳、寶登山神社、宝登山ロープウェイと回り、御花畑駅に戻って祭の湯へ。夜は秩父の町に泊まります。
- 二日目の朝:西武秩父駅から西武観光バスの急行便で三峯神社へ。時刻は西武バスの公式の時刻表で確かめます。
- 二日目の昼:三峯神社に参拝し、境内の三峰山博物館を見学します。帰りはバスで西武秩父駅へ戻るか、三峰口駅へ下りて秩父鉄道で御花畑駅に戻ります。
- 帰り:西武秩父駅から特急で池袋へ。上野方面へ帰る場合は、秩父鉄道で熊谷駅へ出てJR高崎線に乗る道筋もあります。
川越と秩父を二日で組み合わせる行程は川越・秩父の一泊二日コースにまとめています。
出典: 秩父・長瀞のモデルコース(ちょこたび埼玉) / 交通案内(三峯神社)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
川越泊:一日目は川越、二日目はムーミンバレーパーク
- 一日目:川越駅から喜多院、川越氷川神社、蔵造りの町並み、小江戸蔵里と回り、川越に泊まります。
- 二日目の朝:川越駅からメッツァへの無料直行バス(要予約)に乗ります。予約はメッツァの公式サイトのアクセス頁から進みます。
- 二日目の日中:「メッツァ」のバス停からメッツァビレッジを通って徒歩約15分でムーミンバレーパークへ。営業は平日10:00〜17:00、土日祝10:00〜18:00です。
- 帰り:行きと同じ路線のバスで飯能駅北口へ戻り(飯能駅北口からメッツァへは約20分と案内)、西武池袋線の飯能駅から池袋方面へ。西武鉄道の特急「むさし号」は池袋と飯能を結んでいます。
大宮と行田を続けて回る場合は、一日目に大宮の半日コース、二日目にJR高崎線で行田駅へ出て古代蓮の里とさきたま古墳群、という順にすると、どちらもJRの駅から始められます。
出典: 埼玉プチ旅ガイド「いろいろな時代に会える街」-川越-(ちょこたび埼玉) / アクセス(メッツァ・ムーミンバレーパーク) / よくあるご質問(メッツァ・ムーミンバレーパーク) / 特急電車・座席指定列車(西武鉄道)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
行き方:東京から各エリアへの線
- 秩父・長瀞・三峯神社:西武池袋線の池袋駅から特急ラビュー(ちちぶ号:池袋 ↔ 西武秩父)で西武秩父駅へ。三峯神社の交通案内は、八王子駅からはJR八高線で東飯能駅へ出て西武鉄道に乗り換える道筋、上野駅からはJR高崎線で熊谷駅へ出て秩父鉄道に乗り換える道筋も挙げています。
- 飯能(ムーミンバレーパーク):西武池袋線の飯能駅か、JR八高線の東飯能駅。特急ラビューのむさし号は池袋 ↔ 飯能です。車なら圏央道狭山日高インターチェンジから県道262号線経由約5.4kmで、メッツァの駐車場は平日 1,000円/日(2時間まで無料)、土日祝 1,500円/日です。
- 川越:JR・東武鉄道の川越駅か、西武鉄道の本川越駅。西武新宿線には特急レッドアロー号の小江戸号(西武新宿 ↔ 本川越)が走ります。
- 大宮:JR大宮駅。鉄道博物館へはここからニューシャトルに乗り換え、氷川神社へは東口から歩きます。東武アーバンパークライン(東武野田線)の北大宮駅からも氷川神社へ歩けます。
- 行田:JR高崎線の行田駅か吹上駅、または秩父鉄道の行田市駅。行田たびナビは「東京都心から電車で約60分」と案内しています。
- 三峯神社へ車で:東京方面からは関越自動車道・花園ICより国道140号線、皆野寄居バイパス経由で約2時間と案内されています。
鉄道博物館にも専用駐車場(一般車 1,000円/日)がありますが、閉館とともに閉場し、休日などは満車になることがあるため、公式はなるべく公共交通機関で来るよう呼びかけています。
出典: 特急電車・座席指定列車(西武鉄道) / 交通案内(三峯神社) / アクセス(メッツァ・ムーミンバレーパーク) / 埼玉プチ旅ガイド「いろいろな時代に会える街」-川越-(ちょこたび埼玉) / 鉄道博物館(公式サイト) / アクセス(鉄道博物館) / アクセス(武蔵一宮 氷川神社) / アクセス(埼玉県立さきたま史跡の博物館) / 行田たびナビ(行田市観光公式サイト・行田おもてなし観光局)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
現地の移動手段:ニューシャトル・秩父鉄道・路線バス・レンタサイクル
- ニューシャトル(大宮):JR大宮駅と鉄道博物館駅を結び、鉄道博物館駅から館までは徒歩1分です。
- 秩父鉄道(秩父・長瀞):秩父駅や御花畑駅と長瀞駅を結び、ちょこたび埼玉のコースでは秩父駅から長瀞駅まで約20分。終点の三峰口駅は三峯神社への路線バスの乗り継ぎ駅です。
- 西武観光バス 三峯神社線:西武秩父駅と三峯神社を結ぶ急行便。時刻表、運賃、路線案内は西武バス公式サイトで確かめます。
- メッツァ行きのバス(飯能):飯能駅北口1番乗場から、国際興業・西武バス・イーグルバスが運行する直通バスと、イーグルバスの「メッツァ経由武蔵高萩駅」行き路線バスが出ます。西武鉄道の「ムーミンバレーパークおでかけパス(デジタル)」は、多摩川線を除く西武線全線が一日乗り降り自由の乗車券と、飯能駅北口~メッツァ間のバス往復乗車券がセットになったきっぷで、スマートフォンで購入・利用します。
- 行田の循環バスと朝日バス:市内循環バスの「観光拠点循環コース」が行田駅と古代蓮の里・埼玉古墳公園を結びます。吹上駅(北口)から『産業道路』への朝日バスは乗車時間約10分、1時間に3~4便です。どちらも発車時刻は停留所の時刻表で確かめます。
- 行田のレンタサイクル:JR行田駅前観光案内所で手続きでき、観光物産館「ぶらっと♪ぎょうだ」でも貸し出しをしています。行田たびナビには予約の頁もあります。
出典: 鉄道博物館(公式サイト) / 秩父・長瀞のモデルコース(ちょこたび埼玉) / 交通案内(三峯神社) / よくあるご質問(メッツァ・ムーミンバレーパーク) / ムーミンバレーパークおでかけパス(デジタル)(西武鉄道) / 古代蓮の里(行田たびナビ) / アクセス(埼玉県立さきたま史跡の博物館) / 古代蓮の里・さきたま古墳公園~いにしえの行田巡り(行田たびナビ) / 行田定番名所サイクリング巡り(行田たびナビ)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
コースに入る施設の入館時間と料金
この記事のコースに入る有料施設の、公式に書かれている時間と料金です。どれも個人の料金で、団体料金は各公式サイトにあります。
| 施設 | 開館時間 | 休み | 料金(個人) |
|---|---|---|---|
| 鉄道博物館(さいたま市大宮区) | 10:00~17:00(入館は16:30まで) | 休館日: 毎週火曜日、年末年始 | 当日料金 一般 1,600円・小中高生 600円・幼児(3歳以上 未就学児)300円/前売料金(前日まで)一般 1,500円・小中高生 500円・幼児 200円 |
| ムーミンバレーパーク(飯能市) | 平日10:00〜17:00、土日祝10:00〜18:00(お正月などは異なる場合あり) | 休園日: 公式の営業時間カレンダーで確認 | 1デーパス おとな 当日チケット 4,300円・前売り 3,900円/こども(4歳以上高校生以下)当日チケット 1,300円・前売り 1,000円 |
| 埼玉県立さきたま史跡の博物館(行田市) | 9:00~16:30(7/1~8/31のみ 9:00~17:00)、入館は閉館の30分前まで | 休館日: 毎週月曜日、年末年始(12/29~1/3)、ほか臨時休館あり | 一般 200円・高校生・学生 100円・小・中学生 無料 |
| 古代蓮会館(古代蓮の里・行田市) | 通常営業 9:00~16:30(受付16:00まで) | 休館日: 月曜日(祝日の場合は営業)、祝日の翌日(土および日曜日の場合は営業)、年末年始 | 大人(高校生以上) 個人400円・小人(小・中学生) 個人200円、公園は無料 |
さきたま史跡の博物館は、中学生以下と障害者手帳をお持ちの方(付添1名を含む)が無料です。古代蓮会館は未就学児童が無料で、蓮の開花期(6月中旬~8月上旬)は無休になり、開館が7:00からになります。ムーミンバレーパークの当日チケットは閉園時間の1時間前までの販売で、公式のオンライン、コンビニ、チケットブースで買えます。さきたま古墳群の公園と忍城址の公園は、行田たびナビの案内では終日利用できます。氷川神社と三峯神社の祈祷の受付時間などは、各神社の公式サイトで確かめてください。
出典: 鉄道博物館(公式サイト) / 利用案内(鉄道博物館) / よくあるご質問(メッツァ・ムーミンバレーパーク) / 料金案内(ムーミンバレーパーク) / 休館日・開館時間・観覧料(埼玉県立さきたま史跡の博物館) / 古代蓮の里(行田たびナビ) / 行田たびナビ(行田市観光公式サイト・行田おもてなし観光局)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
季節・曜日で変わること:秋から冬に出かける人へ
- 休みの曜日がエリアで違う:大宮の鉄道博物館は毎週火曜日、行田のさきたま史跡の博物館は毎週月曜日(祝日、振替休日、埼玉県民の日(11月14日)を除く)、古代蓮会館は月曜日と祝日の翌日が休みです。行田は月曜日、大宮は火曜日を避けると、閉まった扉の前で予定を組み直さずに済みます。
- 年末年始:鉄道博物館は年末年始が休館、さきたま史跡の博物館は12/29~1/3が休館、古代蓮会館も年末年始が休みです。ムーミンバレーパークはお正月など施設が指定する日に営業時間が変わることがあります。
- 氷川神社の十日市と正月:大湯祭十日市(12月10日)と正月期間(1/1~1/3)は駐車場が全面閉鎖され、第二駐車場は11月下旬から1月中旬まで臨時古神札納所の設営で使えません。この時期は電車で行きます。
- 秩父夜祭:毎年12月2日と3日。秩父一帯の総鎮守である秩父神社の例大祭で、2016年に「秩父祭の屋台行事と神楽」としてユネスコ無形文化遺産に登録されています。祭りの日以外は秩父まつり会館で雰囲気を体験できます。
- 紅葉:秩父エリアの月の石もみじ公園は紅葉で知られ、見頃の11月になると約50本のオオモミジなどがライトアップされます。
- 冬の花:宝登山の山頂一帯は毎年2月にロウバイが咲きます。古代蓮の里は、行田たびナビの紹介では冬はイルミネーションとろうばい、梅を楽しむ場所になります。
- 夏の行事は終わっている:古代蓮の見頃は6月中旬から8月上旬、田んぼアートは6月上旬に田植えをして10月中旬に稲刈りをし、見ごろは7月中旬から10月中旬です。秋の終わりから冬に行田を訪ねるなら、古墳群と忍城址が中心になります。
- 三峯神社は山の上:標高約1,100mにあるため、冬に向かう日は神社の公式サイトのお知らせと、バスの運行情報を確かめてから出かけます。
- 雨の日:鉄道博物館、さきたま史跡の博物館、古代蓮会館は屋内で過ごせます。ムーミンバレーパークには雨の日に使える持ち込み飲食のスペースが無いと公式のよくある質問に書かれています。
出典: 鉄道博物館(公式サイト) / 休館日・開館時間・観覧料(埼玉県立さきたま史跡の博物館) / 古代蓮の里(行田たびナビ) / よくあるご質問(メッツァ・ムーミンバレーパーク) / アクセス(武蔵一宮 氷川神社) / 秩父・長瀞のモデルコース(ちょこたび埼玉) / 秩父エリア(ちょこたび埼玉) / 行田定番名所サイクリング巡り(行田たびナビ) / 古代蓮の里・さきたま古墳公園~いにしえの行田巡り(行田たびナビ) / 交通案内(三峯神社)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
よくある質問
車なしで埼玉の観光地を回れますか?
この記事のコースはすべて電車とバス、または徒歩で回れます。大宮はニューシャトルと徒歩、秩父・長瀞は西武鉄道と秩父鉄道、三峯神社は西武観光バス、ムーミンバレーパークは飯能駅北口からバスで約20分、行田は市内循環バスかレンタサイクルです。行田とメッツァ行きのバスは時刻を先に確かめておくと、駅での待ち時間を減らせます。
出典: よくあるご質問(メッツァ・ムーミンバレーパーク) / 古代蓮の里(行田たびナビ)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
川越と秩父は一日で回れますか?
ちょこたび埼玉のモデルコースでは、川越と秩父はそれぞれ一日の行程として組まれています。川越は西武鉄道なら新宿線の本川越駅、秩父は池袋線の西武秩父駅と、同じ西武でも線が違うため、二つを回るなら川越・秩父の一泊二日コースのように日を分けるのが確実です。
鉄道博物館は何曜日が休みですか?
毎週火曜日と年末年始が休館です。開館は10:00~17:00で、入館は16:30まで。館の券売機では10:00から当日の入館券を販売しています。
出典: 鉄道博物館(公式サイト) / 利用案内(鉄道博物館)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
子ども連れで一日過ごすなら、どこがよいですか?
鉄道博物館は実物車両の展示のほかにミニ運転列車やシミュレータの体験があり、ムーミンバレーパークはこどもの料金の対象が4歳以上高校生以下です。動物と触れ合う一日にするなら、埼玉県こども動物自然公園の入園料と行き方も参考にしてください。
出典: 鉄道博物館(公式サイト) / 料金案内(ムーミンバレーパーク)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
埼玉の観光スポットの人気ランキングはありますか?
旅比較では順位をつけていません。県の公式観光サイトのエリア分けに沿って、行き先を線ごとに選ぶ形をすすめています。初めてなら大宮か川越の半日、自然を見たいなら秩父・長瀞、古墳や城の歴史をたどるなら行田、子ども連れならムーミンバレーパークか鉄道博物館、という選び方です。
出典: モデルコース一覧(ちょこたび埼玉・埼玉県物産観光協会)(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
神社・寺院を、入場料でくらべる
| 施設 | エリア | 入場・拝観の目安 ▲ | 滞在の目安 ▲ | 最寄りから ▲ |
|---|---|---|---|---|
| 三峯神社 | 埼玉・川越 | 無料 | 約1時間15分 | — |
| 元乃隅神社 | 山口 | 無料 | 約45分 | 車60分 |
| 氣比神宮 | 福井 | 無料 | 約30分 | 徒歩15分 |
| 白兎神社 | 鳥取 | 無料 | 約30分 | 徒歩35分 |
| 野宮神社 | 京都 | 無料 | 約25分 | — |
| 霧島神宮 | 鹿児島 | 無料 | 約1時間 | — |
| 鵜戸神宮 | 宮崎 | 無料 | 約1時間 | — |
| 志波彦神社・鹽竈神社 | 宮城 | ¥200〜 | 約1時間 | 徒歩15分 |
| 鎌倉大仏(高徳院) | 鎌倉 | ¥300〜 | — | 徒歩7分 |
| 金閣寺 鹿苑寺(京都) | 京都 | ¥500〜 | 約50分 | 徒歩5分 |
| 春日大社 | 奈良 | ¥700〜 | — | 徒歩10分 |
| 牛久大仏 | 茨城 | ¥900〜 | 約1時間45分 | — |
| 銀閣寺 慈照寺(京都) | 京都 | ¥1,000〜 | 約1時間 | 徒歩10分 |
| 日光東照宮 | 日光 | ¥1,600〜 | 約1時間45分 | — |
入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。最寄りからは、最寄り駅・停留所からの徒歩時間です(車の場合は車と表記)。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。
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※価格・在庫は変動します。最新は各予約サイトの公式ページでご確認ください。