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六義園の入園料|一般300円・65歳以上150円と園結びチケットの完全案内

六義園は東京都文京区にある都立の庭園である。柳沢吉保が元禄15年(1702年)に完成させた回遊式築山泉水庭園で、和歌の世界を庭に写すという主題で造られている。国の特別名勝に指定されている。入園料は一般と65歳以上の二段階で、隣の駅にある旧古河庭園との共通券も用意されている。

六義園の入園料

区分入園料
一般300円
65歳以上150円

都立の文化財庭園は庭園ごとに入園料が違い、浜離宮恩賜庭園と六義園が一般300円(65歳以上150円)、旧芝離宮恩賜庭園と旧古河庭園が一般150円(65歳以上70円)である。小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料になる。身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方とその付添者は無料で、窓口で提示すれば申し出は要らない。

出典: 六義園 公式サイト(2026年9月10日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。

園結びチケット

六義園と旧古河庭園を組み合わせた「園結びチケット」が販売されている。チケットに記載された庭園に1回ずつ入園できるもので、使用期限は無い。各庭園のチケット売り場で買える。

区分園結びチケット(六義園・旧古河庭園)
一般チケット400円
シニアチケット200円

六義園と旧古河庭園を別々に買うと一般で450円になるので、園結びチケットのほうが安い。シニアも同様である。期限が無いので、同じ日に両方へ行かなくてもよい。従来の「園結び入園引換券」も引き続き使える。贈り物としても販売されている。

出典: 六義園 公式サイト(2026年9月10日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。

開園時間

開園は9時から17時、最終入園は16時30分。休園日は年末年始である。ただし桜と紅葉の時期には夜間のライトアップが行われ、その期間だけ開園時間が延長されることがある。実施の有無と時間は年によって変わるので、公式サイトで確認してほしい。

和歌でできた庭

六義園という名前は、和歌を六つに分類する考え方から来ている。中国の詩経にある六義を、紀貫之が古今和歌集の序で日本の和歌に当てはめた。その分類の名を庭に付けたのは、この庭が和歌の世界を地形として作ろうとしたからである。造ったのは五代将軍徳川綱吉の側用人だった柳沢吉保で、完成までに七年をかけた。

吉保は園内に八十八の景を設定した。和歌に詠まれた土地の名を、築山や池、岩や橋に当てはめていく。和歌山の和歌浦にちなむ名、万葉集に出てくる地名。今も石柱が立っていて、どこがどの景にあたるかがわかる。知らずに歩けばただの美しい庭だが、名前を追いながら歩くと、これが文学の地図であることが見えてくる。

園内の最高地点が藤代峠である。築山の上まで登ると園全体を見下ろせて、池と木立の配置がひと目でわかる。中央の池には中の島が浮かび、妹山と背山という二つの築山が並ぶ。これも和歌に由来する名前である。渡月橋と呼ばれる石橋は、一枚の大きな石を渡した簡素なものだ。

しだれ桜と紅葉

六義園がもっとも混むのは春と秋である。正門を入ってすぐのところに大きなしだれ桜があり、満開の時期には枝いっぱいに花が垂れる。夜のライトアップが行われる年は、入園待ちの列ができる。秋は園内の紅葉で、池に映る色が主役になる。水香江と呼ばれる一帯は特に色づきがよい。

混雑を避けたいなら、この二つの時期を外した平日がいい。初夏の新緑や、冬に葉を落として石組みがよく見える時期も、この庭の見どころである。園内には吹上茶屋があり、池を眺めながら抹茶と和菓子をとれる。つつじ茶屋はツツジの古木を材に使った建物で、空襲を免れて残った数少ない構造物である。

明治から現在まで

柳沢家のあと、この庭は明治になって岩崎彌太郎の所有になった。三菱の創業者で、深川の清澄庭園も同じ人物が整えている。岩崎家は塀を巡らせて庭を保全し、1938年に東京市へ寄贈した。それによって公園として開かれ、現在に至る。大名庭園が実業家の手を経て公共のものになるという流れは、東京の庭園にいくつも見られる型である。

アクセスはJR山手線と東京メトロ南北線の駒込駅から徒歩7分ほど。都営三田線の千石駅からは徒歩10分。駒込駅からは旧古河庭園も徒歩圏にあるので、園結びチケットを買って二つを続けて回る行程が自然に組める。園内を一周してじっくり見て1時間ほど、茶屋で休むならもう30分を見ておきたい。

園内を歩く順番

正門を入ると、まず大きなしだれ桜が目に入る。そこから右手に進めば池に沿った園路になり、左に折れれば築山へ向かう道になる。園全体の構成をつかみたいなら、先に藤代峠へ登るといい。最高地点から見下ろすと、池と中の島、妹山と背山の配置が一望できる。その形を頭に入れてから下りると、地上を歩いているときの見え方が変わる。

園路のところどころに石柱が立っている。柳沢吉保が設定した八十八境の名を示すもので、和歌に詠まれた地名がそのまま彫られている。すべてを追う必要はないが、いくつか読みながら歩くと、この庭が文学を地形に翻訳したものだということが実感できる。ただ美しい庭として歩くのと、名前を追って歩くのとでは、同じ一周でも密度が違う。

茶屋で休む

池のほとりに吹上茶屋がある。抹茶と和菓子を頼んで、池に向かって座れる。園内でいちばん落ち着ける場所で、混雑期でもここに入ってしまえば静かである。つつじ茶屋はツツジの古木を柱や梁に使った建物で、明治期に建てられたもの。戦災を免れて残った数少ない構造物のひとつである。

園内を一周してじっくり見て1時間ほど。茶屋で休むならもう30分。桜と紅葉のライトアップの時期は、入園の列に並ぶ時間が別に必要になる。混雑を避けたいなら、この二つの時期を外した平日がいい。初夏の新緑と、葉の落ちた冬の石組みも、この庭の見どころである。

駒込という街

六義園の最寄りである駒込は、山手線のなかでも静かな駅である。駅前に大きな商業施設はなく、坂の多い住宅地が広がる。駅の反対側へ歩けば旧古河庭園、少し足を延ばせば飛鳥山公園がある。江戸の頃からこの一帯は染井と呼ばれ、植木屋が集まっていた。ソメイヨシノはこの染井で生まれた品種で、駅前には「ソメイヨシノ発祥の地」の碑が立つ。

庭園を見に行くだけなら1時間で足りるが、駒込を起点に旧古河庭園まで歩けば半日になる。園結びチケットに期限が無いので、片方だけ見て帰り、後日もう一方へ行くという使い方もできる。どちらの庭も駅から徒歩圏にあり、雨の日でなければ歩いて移動するのがいちばん早い。

文化財としての庭

六義園は国の特別名勝に指定されている。名勝のなかでもとくに価値の高いものに与えられる区分で、都内の庭園では数えるほどしかない。指定されているぶん、保存のための工事が定期的に入る。工事中は一部の区域に入れないことがあるので、藤代峠や特定の景を目当てに行くなら公式サイトの案内を先に見ておきたい。

近くの施設の料金

同じ東京の施設と並べると、六義園の料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。

施設料金の目安
浜離宮恩賜庭園目安 ¥300〜
井の頭自然文化園(東京・吉祥寺)目安 ¥400〜
新宿御苑目安 ¥500〜
松本湯(中野)予約サイト ¥550〜
上野動物園目安 ¥600〜
RAKU SPA 1010 神田目安 ¥600〜

金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。

東京の観光施設を、入場料でくらべる

施設入場・拝観の目安 滞在の目安 最寄りから
明治神宮無料
羽田空港第3ターミナル 展望デッキ無料
浜離宮恩賜庭園¥300〜約1時間15分徒歩7分
新宿御苑¥500〜約1時間45分徒歩5分
上野動物園¥600〜約4時間徒歩5分
あらかわ遊園¥800〜約4時間
東京国立博物館¥1,000〜約2時間15分徒歩10分
東京あそびマーレ¥1,200〜約4時間駅すぐ
浅草花やしき¥1,600〜約1時間45分徒歩5分
東京ジョイポリス¥1,700〜
東京サマーランド¥2,600〜約6時間
すみだ水族館¥2,700〜約1時間45分駅すぐ
よみうりランド プールWAI変動 ¥3,400〜
スパ ラクーア(東京ドームシティ)変動 ¥3,500〜約4時間徒歩4分

入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。最寄りからは、最寄り駅・停留所からの徒歩時間です(車の場合は車と表記)。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。

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