夢元さぎり湯は、北海道登別市の登別温泉街にある公衆浴場である。温泉街の中心に建ち、宿泊しなくても登別の湯に入れる。入浴料は大人と子供の二区分に加えて、一日券が用意されている。
夢元さぎり湯の入浴料
| 区分 | 入浴料 | 一日券 |
|---|---|---|
| 大人 | 500円 | 710円 |
| 子供 | 180円 | 300円 |
一日券があるので、午前と午後で二回入るという使い方ができる。営業は9時から21時まで、最終受付は20時30分である。所在地は登別市登別温泉町60番地で、温泉街を歩いていれば見つかる位置にある。
出典: 夢元さぎり湯(2026年9月2日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
登別の湯の種類
登別温泉は泉質の多さで知られる。一つの温泉地から硫黄泉、食塩泉、明礬泉、芒硝泉、鉄泉といった性質の違う湯が湧いていて、温泉のデパートと呼ばれてきた。これは地獄谷という火山の爆裂火口跡が温泉街のすぐ上にあるためである。
さぎり湯は硫黄泉と明礬泉を引いている。白く濁った湯で、硫黄の匂いが強い。公衆浴場なので設備は簡素だが、引いている湯は温泉街の宿と同じ源泉である。高級旅館に泊まらなくても登別の湯そのものには入れる、という点にこの施設の意味がある。
地獄谷
温泉街の奥にあるのが地獄谷である。直径がおよそ450メートルの爆裂火口跡で、灰白色の谷底から蒸気と硫黄ガスが噴き出している。草木がほとんど生えず、岩肌がむき出しになった一帯を、木道が横切っている。入場は無料で、温泉街から歩いて行ける。
木道の先には大湯沼がある。灰黒色の湯をたたえた沼で、表面の温度でも五十度近い。その底には百度を超える硫黄泉が湧いている。沼から流れ出す川がそのまま温泉になっていて、途中に天然の足湯が整備されている。無料で足を浸けられる。
アクセス
JR登別駅前から道南バスで27分ほど。新千歳空港からは高速登別温泉エアポート号で一時間十五分、札幌駅前からは高速おんせん号で一時間五十分かかる。この二つの高速路線は完全予約制で、始発の出発時刻の二時間前までにウェブで予約する必要がある。当日ふらりと乗れる便ではないので、使うなら先に押さえたい。
車の場合は温泉街に登別温泉駐車場がある。141台を収容し、24時間365日開いている。料金は通常期と繁忙期で変わる。道央自動車道の登別東インターチェンジから十分ほどの距離である。
周辺
温泉街には登別伊達時代村がある。江戸時代の街並みを再現したテーマパークで、忍者や花魁の演目が上演される。のぼりべつクマ牧場はロープウェイで山上へ上がった場所にあり、ヒグマを間近で見られる。いずれも入場料が別に必要である。
登別は洞爺湖と近い。車で一時間ほどの距離にあり、両方の温泉地を回る行程が組める。苫小牧と新千歳空港も一時間圏内なので、北海道に着いた初日、あるいは帰る前日に泊まる場所としても使いやすい。地獄谷の散策と入浴を合わせて半日ほど見ておきたい。
温泉のデパートと呼ばれる理由
登別温泉は泉質の多さで知られる。一つの温泉地から硫黄泉、食塩泉、明礬泉、芒硝泉、鉄泉といった性質の違う湯が湧く。これは温泉街のすぐ上にある地獄谷が、火山の爆裂火口跡だからである。地下の異なる層から違う成分の湯が上がってきて、それぞれ別の源泉になっている。
さぎり湯は硫黄泉と明礬泉を引いている。白く濁った湯で、硫黄の匂いが強い。公衆浴場なので設備は簡素だが、引いている湯は温泉街の宿と同じ源泉である。高級旅館に泊まらなくても登別の湯そのものには入れる、という点にこの施設の意味がある。
地獄谷と大湯沼
温泉街の奥にあるのが地獄谷である。直径がおよそ450メートルの爆裂火口跡で、灰白色の谷底から蒸気と硫黄ガスが噴き出している。草木がほとんど生えず、岩肌がむき出しになった一帯を木道が横切る。入場は無料で、温泉街から歩いて行ける。
木道の先には大湯沼がある。灰黒色の湯をたたえた沼で、表面の温度でも五十度近い。その底には百度を超える硫黄泉が湧いている。沼から流れ出す川がそのまま温泉になっていて、途中に天然の足湯が整備されている。こちらも無料で足を浸けられる。
夜になると地獄谷の木道がライトアップされる期間がある。噴気が照らされて立ちのぼる光景は昼とまったく違う。実施の時期は年によって変わるので、公式の観光案内で確認したい。
温泉街の他の施設
登別伊達時代村は江戸時代の街並みを再現したテーマパークで、忍者や花魁の演目が上演される。のぼりべつクマ牧場はロープウェイで山上へ上がった場所にあり、ヒグマを間近で見られる。いずれも入場料が別に必要である。
温泉街には土産物店と食事処が並び、閻魔堂には決まった時刻にからくりが動く鬼の像がある。湯めぐりを目当てにするなら、宿の日帰り入浴を受け入れているところもある。さぎり湯は一日券があるので、午前と午後で二回入るという使い方ができる。
行き方の実務
JR登別駅前から道南バスで27分ほど。新千歳空港からは高速登別温泉エアポート号で一時間十五分、札幌駅前からは高速おんせん号で一時間五十分かかる。この二つの高速路線は完全予約制で、始発の出発時刻の二時間前までにウェブで予約する必要がある。当日ふらりと乗れる便ではない。
車の場合は温泉街に登別温泉駐車場がある。141台を収容し、24時間365日開いている。道央自動車道の登別東インターチェンジから十分ほどの距離である。登別は洞爺湖と車で一時間ほどの距離にあり、両方の温泉地を回る行程が組める。空港が近いので、北海道旅行の初日か最終日に組み込みやすい。
公衆浴場としての使い方
さぎり湯は温泉街の公衆浴場である。宿泊客向けの日帰り入浴とは違い、地元の人も日常的に使っている。設備は簡素で、洗い場と湯船があるだけ。それでも引いている源泉は宿と同じものなので、登別の湯の性質はきちんと分かる。
一日券があるので、地獄谷を歩く前に一度、戻ってからもう一度という使い方ができる。硫黄の匂いが体と衣類に残るため、着替えがあると帰りが楽である。金属のアクセサリーは変色することがあるので外しておきたい。タオルは持参するか受付で買う。
季節ごとの登別
地獄谷は季節で表情が変わる。夏は緑に囲まれ、秋は谷の縁が紅葉する。冬は雪が積もり、白い地面から蒸気が上がる光景になる。木道は除雪されるが凍るので、滑り止めのある靴が要る。噴気は年間を通じて上がっているので、いつ行っても見られる。
大湯沼から流れ出す川の天然足湯は、冬でも使える。雪のなかで足だけを温めるという体験になる。ただし川沿いの遊歩道は積雪期に閉鎖されることがあるので、事前に確認したい。夏場は虫が多い季節がある。
近くの施設の料金
同じ登別温泉の施設と並べると、夢元さぎり湯の料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。
| 施設 | 料金の目安 |
|---|---|
| 登別温泉 地獄谷・日帰り入浴 | 目安 ¥500〜 |
| のぼりべつクマ牧場 | 目安 ¥3,000〜 |
| 登別マリンパークニクス | 目安 ¥3,200〜 |
| 登別伊達時代村 | 目安 ¥3,300〜 |
金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。
料金の位置づけ
公衆浴場なので、宿の日帰り入浴と比べるとかなり安い。登別の宿はいずれも規模が大きく、日帰り入浴を受けている場合でも千円を超えることが多い。設備の差はあるが、湯そのものは同じ源泉から引いている。湯だけを目当てにするなら、この施設がもっとも手軽である。
一日券の設定があるのは、温泉街を歩き回る人を想定しているからだろう。地獄谷と大湯沼を巡ると往復で一時間以上歩くことになる。その前後に入れば、汗を流してからもう一度温まるという使い方ができる。
登別温泉の観光施設を、入場料でくらべる
| 施設 | 入場・拝観の目安 ▲ | 滞在の目安 ▲ | |
|---|---|---|---|
| 登別温泉 地獄谷・日帰り入浴 | ¥500〜 | 約4時間 | |
| のぼりべつクマ牧場 | ¥3,000〜 | 約1時間45分 | |
| 登別マリンパークニクス | ¥3,200〜 | 約2時間30分 | |
| 登別伊達時代村 | ¥3,300〜 | — |
入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。
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※価格・在庫は変動します。最新は各予約サイトの公式ページでご確認ください。