神戸市立森林植物園の入園料は大人(中学生を除く15歳以上)300円です。神戸市内に住む65歳以上の方と、神戸市内に在住または在学する高校生は無料。六甲山の北側に広がる、142ヘクタールの森そのものが植物園という施設です。
出典: 神戸市立森林植物園 開園時間・料金など(2026年9月8日確認)
入園料
| 区分 | 入園料 |
|---|---|
| 大人(中学生を除く15歳以上) | 300円 |
| 神戸市内に居住し65歳以上の方(要証明) | 無料 |
| 神戸市内在住または在学の高校生(要学生証等) | 無料 |
公式サイトの料金表に載っているのは大人の区分だけです。中学生以下の扱いについては、数字を推測して書くことはしません。公式サイトまたは窓口で確認してください。
65歳以上の無料には証明が要ります。公的機関が発行するもので、老人手帳、運転免許証、パスポート、健康保険証などが例として挙げられています。神戸市内に居住していることが条件です。
高校生の無料は、神戸市内在住だけでなく市内在学でも対象になります。市外から神戸の高校に通っている生徒も、学校が発行する学生証などがあれば無料ということです。
出典: 神戸市立森林植物園 開園時間・料金など(2026年9月10日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
開園時間と休園日
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開園時間 | 通常9時〜17時(入園は16時30分まで) |
| 休園日 | 毎週水曜日(祝日の場合は翌日) |
| 休園日 | 年末年始(12月29日〜1月3日) |
ここには例外があります。「植物園のあじさい散策」と「植物園のもみじ散策」の各期間中は、早朝開園や延長開園が行われ、休園日もなくなります。この2つの期間だけは、水曜日でも開いているということです。
あじさいは初夏、もみじは秋。この植物園がもっとも人を集める2つの時期に合わせて、運営そのものが切り替わります。逆に言えば、それ以外の時期は水曜が休みなので、週の真ん中に行こうとしている人は確認が必要です。
出典: 神戸市立森林植物園 開園時間・休園日(2026年9月10日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
「森林植物園」という名前の意味
普通の植物園は、花壇や温室に植物を集めて見せます。ここは違います。六甲山の北側の森林そのものを園地としていて、広さは142ヘクタールほど。園内には森の中を歩く道が張りめぐらされています。
植えられているのは、世界各地の樹木を原産地ごとにまとめた区画です。北アメリカ産、ヨーロッパ産、アジア産といった具合に、地域ごとの森を再現するように配置されています。歩いていると、木の種類が変わることで「別の地域に入った」ことが分かる作りです。
この規模を300円で歩けるというのが、この施設の性格をよく表しています。一日いても回りきれない広さがあり、同じ道を何度歩いても季節で見え方が変わります。
出典: 神戸市立森林植物園 開園時間・休園日(2026年9月8日確認)
あじさいともみじ
初夏のあじさいは、この植物園の代名詞です。園内には多数の品種が植えられており、「シチダンカ」という、六甲山で再発見された品種でも知られます。この時期は開園時間が延び、休園日もなくなります。
秋のもみじも同様です。森全体が色づくため、一本の木を見るのではなく、斜面と谷ごと見る紅葉になります。長谷池の水面に映る木々が、この時期のいちばんの見どころです。
この2つの期間は人が多くなります。早朝開園がある日は、朝いちばんに行くのがもっとも静かに歩ける方法です。
まわり方と服装
森のなかを歩く施設なので、歩きやすい靴が必要です。園路には起伏があり、舗装されていない道もあります。主要な道を一周するだけでも1時間以上、ゆっくり見るなら半日かかります。
標高が高いため、市街地より気温が低くなります。夏でも朝夕は涼しく、秋以降は一枚多く持っていくほうが安全です。虫よけがあると初夏は快適です。
行き方と周辺
神戸電鉄の北鈴蘭台駅から市バスが出ています。車の場合は六甲山の北側からアプローチします。六甲山上の観光施設とは山を挟んで反対側にあたるため、六甲ガーデンテラスや摩耶山と同じ日に回るなら移動時間を多めに見てください。
近隣には再度公園や布引ハーブ園といった神戸の緑地施設があります。神戸というと港のイメージが強いですが、街のすぐ背後にこれだけの森があるというのが、この都市の地形の特徴です。
よくある質問
水曜日は必ず休みですか。 通常は毎週水曜日が休園日で、祝日にあたる場合は翌日が休みになります。ただし「あじさい散策」「もみじ散策」の期間中は無休です。
神戸市民でなくても割引はありますか。 無料になるのは、神戸市内に居住する65歳以上の方と、神戸市内在住または在学の高校生です。市外の方は大人300円になります。
雨の日はどうですか。 森の中を歩く施設なので、雨具と滑りにくい靴が要ります。ただし雨の日の森は空気が変わり、苔と樹皮の色が濃くなります。人も少ないため、歩くこと自体を目的にするなら悪い選択ではありません。
出典: 神戸市立森林植物園 開園時間・休園日(2026年9月8日確認)
六甲山の北側という立地
神戸の街は、海と山にはさまれた細長い土地に広がっています。その背後に立つのが六甲山です。南側の斜面は市街地から見上げる面で、夜景の展望台やホテルが並びます。
森林植物園があるのは、その反対側、北側です。観光の中心から見ると裏側にあたるため、訪れる人の密度が違います。同じ六甲山でも、南側が「眺める山」なら北側は「入る山」です。
六甲山はかつて、木がほとんど生えていない禿げ山でした。燃料や建材として切り出され続けた結果です。明治期から本格的な植林が始まり、百年以上かけていまの森になりました。この植物園の森も、人の手で作られた森の延長線上にあります。
季節ごとの見どころ
春は新緑。樹種が多いため、芽吹きの色が木ごとに違って見えます。この時期は人が少なく、歩くには最も快適です。
初夏はあじさい。園の代名詞であり、開園時間が延び、休園日もなくなる時期です。梅雨のさなかですが、あじさいは雨に濡れているほうが色が出ます。
夏は避暑。標高があるぶん市街地より涼しく、森の中は日陰が続きます。大阪や神戸の街なかが35度を超える日でも、ここは歩ける温度です。
秋はもみじ。そして冬は落葉した森と、運がよければ樹氷。一年のうちどの季節に行っても、見るものが空になることがありません。
森を歩くための準備
この施設で失敗しやすいのは、「植物園」という言葉から平坦な庭園を想像して行くことです。実際には山道に近い区間があり、一周するだけで相応の距離を歩きます。
用意しておきたいのは、滑りにくい靴、気温差に対応できる上着、そして飲み物です。園内に売店はありますが、歩いている途中で買える場所は限られます。
逆に言えば、準備さえしておけば300円で半日歩ける場所です。交通費のほうが入園料より高くつく、という珍しい種類の施設でもあります。
出典: 神戸市立森林植物園 開園時間・休園日(2026年9月8日確認)
長谷池と森の水
園内の中心にあるのが長谷池です。森に囲まれた池で、水面が周囲の木々を映します。紅葉の時期にここが混むのは、色づいた木そのものと、水に映った像の両方が見えるからです。
六甲山は花崗岩の山で、雨水がしみ込みやすい地質をしています。山肌に降った雨は地中を通り、谷筋で湧き出します。森林植物園の池と沢は、その水の通り道にあたります。神戸の水がおいしいと言われるのも、この地質と無縁ではありません。
森を歩いていると、水音が聞こえる場所と聞こえない場所があります。その差が、地形の起伏をそのまま示しています。地図を見るより、耳で聞くほうが早く分かることがある。面積142ヘクタールという数字は、そうやって歩いてはじめて実感になります。
近くの施設の料金
同じ神戸の施設と並べると、神戸市立森林植物園の料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。
| 施設 | 料金の目安 |
|---|---|
| 灘温泉 水道筋(神戸) | 予約サイト ¥490〜 |
| 有馬温泉 日帰り入浴・体験 | 目安 ¥550〜 |
| 六甲山牧場 | 目安 ¥600〜 |
| 北野異人館街(神戸) | 予約サイト ¥700〜 |
| 神戸ポートタワー | 目安 ¥1,000〜 |
| 六甲山 | 予約サイト ¥1,000〜 |
金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。
神戸の観光施設を、入場料でくらべる
| 施設 | 入場・拝観の目安 ▲ | 滞在の目安 ▲ | 最寄りから ▲ | |
|---|---|---|---|---|
| 六甲山牧場 | ¥600〜 | 約2時間30分 | — | |
| 神戸ポートタワー | ¥1,000〜 | 約1時間30分 | 徒歩15分 | |
| 神戸アンパンマンこどもミュージアム | 変動 ¥2,000〜2,500 | 約2時間30分 | 徒歩8分 | |
| 神戸どうぶつ王国 | ¥2,400〜 | 約2時間30分 | 駅すぐ |
入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。最寄りからは、最寄り駅・停留所からの徒歩時間です(車の場合は車と表記)。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。
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