新潟県十日町市の清津峡渓谷トンネルは、入坑料が大人1,200円である。ただしこれはハイシーズンの額で、冬になると1,000円に下がる。そしてもうひとつ、混む日は当日券が売られない。この二つを知らずに行くと入れないことがある。
出典: 清津峡渓谷トンネル 公式サイト(2026年9月8日確認)
入坑料
| 区分 | ハイシーズン(4/21〜11/20) | オフシーズン(11/21〜4/20) |
|---|---|---|
| 大人(高校生以上) | 1,200円 | 1,000円 |
| 小人(小・中学生) | 500円 | 400円 |
| 未就学児 | 無料 | 無料 |
| 障がい者手帳をお持ちの方 | 無料 | 無料 |
出典: 清津峡渓谷トンネル 公式サイト(2026年9月11日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
障がい者手帳は身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳のいずれかで、手帳またはコピーの提示が要る。20名以上は団体料金が適用される。
当日券が買えない日がある
2025年から変動料金制が導入され、混雑が見込まれる期間をハイシーズンとして扱っている。そのうち特に混む日は「予約購入の方限定営業」となり、現地でのチケット販売が行われない。事前に予約したチケットを持つ人だけが入れる。
対象日は公式サイトのカレンダーで告知される。予約対象外の日であれば、当日その場で受付脇の券売機で買える。紅葉期の週末を狙うなら、まずカレンダーを見ることになる。
受付時間
| 期間 | 受付時間 |
|---|---|
| 3月〜11月 | 8時30分〜16時30分(閉坑17時) |
| 冬期(12月〜2月) | 9時〜15時30分(閉坑16時) |
| 定休日 | なし(冬季は降雪・積雪により臨時休坑あり) |
出典: 清津峡渓谷トンネル 公式サイト(2026年9月11日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
冬は受付が1時間早く終わる。雪の量によっては臨時休坑になるため、冬に向かうなら当日の運行状況を確かめたい。
トンネルの先にあるもの
このトンネルは、もともと安全に渓谷を見るために掘られた見学坑道である。2018年の大地の芸術祭で「Tunnel of Light」として改修され、三つの見晴所と終点のパノラマステーションが作品になった。
終点の床は水を張った鏡面になっていて、そこに柱状節理の峡谷が映り込む。この一枚のために来る人が多く、行列ができる理由にもなっている。
エントランス施設
入口の建物は9時から16時まで営業していて、1階に土産物とカフェ、2階に足湯がある。足湯は無料で、4月から11月まで。冬期の12月から3月は休止する。
トイレは女性用1と多目的1だけなので、第1駐車場の公衆トイレを使うよう案内されている。第2見晴所にも作品を兼ねたトイレがあるが、撮影や見学で順番待ちになることがある。
アクセス
JR越後湯沢駅から森宮野原行きの急行バスで約25分、清津峡入口バス停で降りて徒歩約30分。車なら関越自動車道の塩沢・石打インターから国道353号線へ、約25分である。
バス停から30分歩くという条件は軽くない。公共交通で行くなら、往復1時間の徒歩を行程に入れておく必要がある。
柱状節理という地形
清津峡は、岩が六角形の柱になって並ぶ柱状節理の峡谷である。マグマがゆっくり冷えて固まるときに規則正しく割れたもので、黒部峡谷、大杉谷と並んで日本三大峡谷に数えられる。国の名勝天然記念物にも指定されている。
かつては渓谷沿いに遊歩道があったが、落石事故を受けて閉鎖された。代わりに安全に見るために掘られたのが、いまのトンネルである。景色を見せるために山をくりぬいた、という成り立ちを知ってから入ると印象が変わる。
見晴所の順に歩く
トンネルは全長750メートルほどで、途中に三つの見晴所がある。それぞれ開口部の形と光の入り方が違い、同じ峡谷が違う切り取られ方で見える。歩いて往復すると40分から1時間ほどかかる。
第二見晴所には作品を兼ねたトイレがある。鏡張りの筒の中に入る構造で、これも見るものとして扱われている。撮影で順番待ちになることがあるため、用を足す目的なら第1駐車場の公衆トイレのほうが確実である。
終点のパノラマステーション
トンネルの突き当たりが最大の見どころになる。床に薄く水が張られていて、開口部から見える峡谷がそこに映り込む。上下対称の一枚が撮れることで知られ、多くの人がここで足を止める。
水面が鏡になるのは風の無いときである。日によって映り方が変わり、雨の直後や強風の日は乱れる。足元は濡れるので、滑りにくい靴で行きたい。
いつ行くか
紅葉は10月下旬から11月上旬が目安で、このあたりが最も混む。予約購入限定の営業日が設定されるのもこの時期に集中する。人を避けたいなら、緑の濃い初夏か、雪の残る早春を選ぶ手がある。
冬は雪景色が見られるが、受付が15時30分で終わり、降雪によっては臨時休坑になる。入坑料は200円安くなるものの、行けるかどうかが天候次第という前提で組むことになる。
出典: 清津峡渓谷トンネル 公式サイト(2026年9月8日確認)
近くの施設の料金
同じ新潟の施設と並べると、清津峡渓谷トンネルの料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。
| 施設 | 料金の目安 |
|---|---|
| 越後湯沢温泉 日帰り入浴 | 目安 ¥600〜 |
| 月岡温泉 日帰り入浴 | 予約サイト ¥800〜 |
| 清津峡 | 予約サイト ¥1,000〜 |
| 佐渡金山 | 予約サイト ¥1,000〜 |
| 越後湯沢 スキー場 | 予約サイト ¥5,000〜 |
| GALA湯沢スキー場 | 予約サイト ¥5,500〜 |
金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。
かかる費用をまとめると
大人ひとり、ハイシーズンで1,200円。オフシーズンなら1,000円。未就学児は無料なので、大人二人と未就学児二人なら2,400円で済む。小中学生が加わると1人500円ずつ足される。
足湯は無料、エントランス施設に入るのも無料である。払うのは入坑料だけで、あとは駐車場と土産物くらいになる。交通費のほうがはるかに大きい。
出典: 清津峡渓谷トンネル 公式サイト(2026年9月8日確認)
予約するかどうかの判断
予約購入限定の営業日に当たると、当日券がない。紅葉期の週末に行くなら、先に公式サイトのカレンダーで対象日かどうかを見て、対象なら前売りチケットを取ることになる。
対象外の日なら、当日その場の券売機で買える。平日やオフシーズンであれば、予約なしで行って困ることはまずない。
行く前に確かめておきたいこと
その日が予約限定営業日かどうか、受付の終了時刻(冬は15時30分)、そして冬なら臨時休坑の有無。この三つを押さえておけば、着いて入れないという事態は避けられる。
バス停から徒歩30分という条件も見落としやすい。公共交通で行くなら往復1時間の歩きが加わる。バスの本数も限られるので、帰りの時刻を先に確かめておきたい。
十日町を回るなかで
清津峡のある十日町市は、大地の芸術祭の舞台になっている土地である。市内に作品が点在していて、清津峡のトンネルもそのひとつとして扱われている。まつだい農舞台や越後妻有里山現代美術館など、有料の施設が他にもある。
越後湯沢から日帰りで往復できる距離だが、作品を回るなら泊まりになる。清津峡だけなら半日、周辺まで見るなら一日から二日という見当である。
駐車場
第1駐車場と第2駐車場がある。公衆トイレは第1駐車場にあり、公式サイトもそちらの利用を勧めている。トンネルの入口までは駐車場から歩くことになる。
紅葉期の週末は駐車場が埋まる。予約購入限定の営業日が設定される日は入坑者数そのものが絞られるので、かえって駐車しやすいという面もある。
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※価格・在庫は変動します。最新は各予約サイトの公式ページでご確認ください。