比叡山延暦寺は、山上へ何で上がるかを先に決めると順番が決まります。いま公共交通で上がれるのは、琵琶湖側の門前町・坂本から坂本ケーブルでケーブル延暦寺駅へ上がる道と、京都駅・三条京阪・出町柳から路線バスで延暦寺バスセンターや比叡山頂へ上がる道の二つです。京都側の八瀬から上がる叡山ケーブル・叡山ロープウェイは、京福電気鉄道の案内で車両の検査と補修のため当面の間運休しています。山上では総本堂の根本中堂がある東塔から歩き始め、西塔、さらに北の横川へは山内シャトルバスか徒歩で移り、帰りに坂本ケーブルで下りて坂本の里坊と日吉大社を歩くと、来た道を戻らずに済みます。その日の締め切りは巡拝の受付で、三塔とも閉堂は16時00分、巡拝受付は15時45分までです。山内シャトルバスと京都からのバスはどちらも冬期運休があるため、冬は坂本ケーブルで上がる前提で組みます。
出典: 叡山ケーブル・ロープウェイ運休のお知らせ(京福電気鉄道) / 巡拝時間・料金(比叡山延暦寺) / 交通案内(比叡山延暦寺) / 路線バス 路線図・時刻表(江若交通)(2026年10月3日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
比叡山の回り方の全体像:入口は二つ、山上は東塔・西塔・横川の三塔に分かれる
延暦寺の公式案内によると、「延暦寺」は一棟の建物の名前ではなく、比叡山の山内にある1700ヘクタールの境内地に点在する約100ほどの堂塔伽藍の総称です。山内は地域ごとに東塔(とうどう)・西塔(さいとう)・横川(よかわ)の三つに分けられ、これを三塔と呼び、それぞれに本堂があります。延暦寺が示す各地域の所要時間は、東塔が1時間〜、西塔が40分〜、横川が40分〜です。三塔は歩いてすぐの距離ではないので、どこまで回るかで一日の組み方が変わります。
山上への入口は二つあります。一つは坂本ケーブルの終点・ケーブル延暦寺駅で、坂本ケーブルの案内では東塔方面へ徒歩約10分です。もう一つは延暦寺の交通案内で京都からのバスの降り場とされている延暦寺バスセンターです。叡山ロープウェイの比叡山頂駅がある比叡山頂へも、運休中のいまは京都からの路線バスで上がります。
山上の移動は江若交通の比叡山シャトルバスが受け持ちます。江若交通の路線案内では、比叡山シャトルバスは春分の日~12月第一日曜日までの間 毎日運行で、経路は「比叡山頂 ~ 東塔 ~ 延暦寺バスセンター」と「比叡山頂 ~ 延暦寺BC ~ 西塔 ~ 横川」の系統があり、横川からさらにおごと温泉駅・堅田駅西口まで下る便もあります。横川から琵琶湖側へそのまま下りられるので、三塔を回る日は帰りの経路を二通りから選べます。
時間を決めるものは三つです。一つ目は巡拝の受付(15時45分まで)。二つ目は坂本ケーブルの最終便で、時刻表は3月~11月と12月~2月の二通りに分かれ、12月~2月は最後の便が早くなります。最後の便の時刻は坂本ケーブルの時刻表で確かめてください。三つ目はシャトルバスの運行期間で、運行しない時期は西塔・横川へ歩くことになります。
出典: 境内の概要(比叡山延暦寺) / アクセス(坂本ケーブル) / 路線バス 路線図・時刻表(江若交通) / 巡拝時間・料金(比叡山延暦寺) / 時刻表・運賃(坂本ケーブル)(2026年10月3日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
半日コース:坂本ケーブルで上がり、東塔だけをじっくり見る
半日しかない日は、東塔に絞ります。総本堂の根本中堂、大講堂、国宝殿が東塔に集まっていて、坂本ケーブルの駅から歩いて行けるからです。下りも同じケーブルを使えば、乗り換えは坂本の駅とケーブル坂本駅の間だけで済みます。
- 京阪 坂本比叡山口駅 または JR 比叡山坂本駅:ケーブル坂本駅まで、坂本ケーブルの案内では坂本比叡山口駅から徒歩約15分(江若交通バス約3分)、比叡山坂本駅から徒歩約25分(江若交通バス約7分)です。
- 坂本ケーブル(ケーブル坂本駅→ケーブル延暦寺駅):日本最長のケーブルカーで、所要時間は片道約11分。窓から琵琶湖を見下ろしながら上がります。「のぼり」と「くだり」は同時発着です。
- ケーブル延暦寺駅→東塔:徒歩約10分。駅を出て東塔の巡拝受付へ向かいます。
- 東塔:根本中堂、大講堂、阿弥陀堂と法華総持院東塔、山門の文殊楼を回ります。宝物を見たい人は国宝殿にも入ります。参拝者の無料休憩所である一隅会館で一息つけます。
- 東塔→ケーブル延暦寺駅→ケーブル坂本駅:来た道を徒歩で戻り、坂本ケーブルで下ります。時間が残れば、坂本比叡山口駅へ向かう途中で滋賀院門跡か日吉大社に寄ります。
東塔で見るものは、延暦寺の案内に沿うと次のとおりです。根本中堂は延暦寺の総本堂で、本尊は薬師如来。伝教大師最澄が延暦7年(788)に創建した一乗止観院がもとになっており、本尊の前には千二百年間灯り続けている「不滅の法灯」が安置されています。いまは大改修工事中です。大講堂には本尊の大日如来の左右に、比叡山で修行した各宗派の宗祖の木像が祀られています。阿弥陀堂の前には水琴窟があり、隣の法華総持院東塔は五智如来を本尊とする塔です。文殊楼は延暦寺の山門で、慈覚大師円仁が中国五台山の文殊菩薩堂にならって創建しました。一隅会館では比叡山にまつわる映像が流れ、地下にはそば屋があります。
京都から半日で行く場合は、京都駅か出町柳から路線バスで延暦寺バスセンターへ上がり、東塔を回って同じバスで戻る形になります。延暦寺の交通案内では、京都駅または三条駅から比叡山ドライブバスで延暦寺バスセンターまでの所要時間は約70分です。坂本ケーブルを使う道(比叡山坂本駅または坂本比叡山口駅から)は約40分とされています。
出典: アクセス(坂本ケーブル) / 時刻表・運賃(坂本ケーブル) / 坂本ケーブル(比叡山鉄道) / 東塔(比叡山延暦寺) / 交通案内(比叡山延暦寺)(2026年10月3日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
日帰りコース:東塔→西塔→横川をシャトルバスでつなぐ
丸一日あるなら、三塔をすべて回れます。比叡山・びわ湖DMOのおすすめコース「東塔・西塔・横川をめぐる」は、東塔の根本中堂から西塔の釈迦堂、横川の横川中堂へ進み、坂本ケーブルで下りる順番です。このコースは八瀬から叡山ケーブル・ロープウェイで上がる設定ですが、運休中の今は上り口を坂本ケーブルか京都からのバスに置き換えます。
- 上がる:坂本ケーブルでケーブル延暦寺駅へ、または京都駅・出町柳から路線バスで延暦寺バスセンターへ。朝のうちに着くと三塔の受付締め切りに余裕が出ます。
- 東塔(延暦寺の目安で1時間〜):根本中堂・大講堂・阿弥陀堂・国宝殿を回ります。次は延暦寺バスセンターからシャトルバスで西塔へ。東塔と西塔の境目には浄土院があります。
- 西塔(40分〜):伝教大師の御廟がある浄土院、常行堂と法華堂を廊下でつないだにない堂、本堂の釈迦堂、瑠璃堂を見ます。次は西塔のバス停からシャトルバスで峰道を経て横川へ。
- 横川(40分〜):横川中堂、四季講堂(元三大師堂)、恵心堂を回ります。次は帰りの経路を選びます。
- 下りる:シャトルバスで延暦寺バスセンターへ戻って坂本ケーブルか京都行きのバスに乗るか、横川からおごと温泉駅・堅田駅西口行きの便で琵琶湖側へ下ります。どの便に乗れるかは、その日の江若交通の時刻表で確かめてください。
西塔と横川の見どころは、延暦寺の案内では次のように書かれています。西塔の本堂の正式名は転法輪堂で、一般には釈迦堂の名で知られています。延暦寺に現存する建物のなかで最も古く、もとは園城寺の金堂だったものを、秀吉が文禄四年(1595年)に西塔へ移しました。にない堂は、弁慶が両堂をつなぐ廊下に肩を入れて担ったという言い伝えから付いた呼び名で、内部は非公開です。瑠璃堂は信長の焼き討ちを逃れた山内唯一の建物とされ、こちらも内部非公開です。浄土院は東塔と西塔の境目にあり、所属は東塔地域で、十二年籠山の僧が毎日奉仕しています。
横川中堂は舞台造りで、全体が船の浮かぶ姿に見えるのが特徴です。四季講堂は元三大師堂とも呼ばれ、いまのおみくじは元三大師が考え出したと言われることから、おみくじ発祥の地とされています。厄除け・魔除けの角大師の護符もここで授与されています。恵心堂は源信が『往生要集』を著した念仏の道場で、内部は非公開です。
もう一つの日帰りの組み方は、山上を東塔だけにして、午後を門前町の坂本に回すものです。DMOのおすすめコース「延暦寺と石積の門前町・坂本を歩く」は、坂本ケーブルで東塔の根本中堂へ上がり、下りてから手打蕎麦 鶴㐂、穴太衆積みの石垣、滋賀院門跡、旧竹林院、日吉大社の順に歩いて、坂本比叡山口駅で終わります。西塔・横川まで足を延ばすより移動が少なく、シャトルバスが走らない時期でも組めます。
出典: 比叡山延暦寺の東塔・西塔・横川をめぐる(比叡山・びわ湖DMO) / 延暦寺と石積の門前町・坂本を歩く(比叡山・びわ湖DMO) / 境内の概要(比叡山延暦寺) / 西塔(比叡山延暦寺) / 横川(比叡山延暦寺) / 路線バス 路線図・時刻表(江若交通)(2026年10月3日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
一泊二日コース:山上の宿坊に泊まり、二日目に坂本へ下りる
比叡山で泊まる意味は、山の上で朝を迎えられることにあります。延暦寺の案内では、宿坊の延暦寺会館は比叡山延暦寺の境内に宿泊できる唯一の場所で、僧侶との対話や朝のお勤めを通じて自らと向き合う時間を過ごせるとされています。東塔の案内には「延暦寺会館前」の正覚院不動が載っています。三塔と坂本を一日で回ろうとすると巡拝受付の締め切りに追われるので、一泊二日に分けると、初日に三塔、二日目に坂本と分けられます。
一日目:京都駅か出町柳から路線バスで延暦寺バスセンターへ上がり、前の節の順番で東塔→西塔→横川をシャトルバスで回ります。横川からシャトルバスで延暦寺バスセンターへ戻り、延暦寺会館に入ります。シャトルバスの運行期間外は西塔・横川へ歩くことになるので、冬にこの組み方はとりません。
二日目:朝のお勤めのあと、巡拝の始まる時間に合わせて東塔の国宝殿や大黒堂を回り、ケーブル延暦寺駅へ歩いて坂本ケーブルで下ります。坂本では、びわ湖大津観光協会が案内する坂本まちあるきの順番が使えます。
- 生源寺:伝教大師最澄が生まれた屋敷跡に建てられた寺で、大師の産湯の井戸が境内に残ります。延暦寺の案内では坂本比叡山口駅から徒歩1分です。
- 滋賀院門跡:延暦寺の里坊の総本坊。小堀遠州作庭の池泉築山式庭園と、狩野派渡辺了慶の襖絵があります。坂本比叡山口駅から徒歩5分。
- 慈眼堂:比叡山の復興に尽力した天海大僧正の廟所です。
- 日吉大社:日吉大社のよくあるご質問では、参拝の所要時間は約40分です(紅葉の時期は90分程)。
- 旧竹林院:大津市が公開する里坊で、地形を利用した滝組と築山を配した庭園が広がります。坂本比叡山口駅へは山手から下って戻ります。
びわ湖大津観光協会のガイド付きまちあるきでは、この順番(JR比叡山坂本駅→坂本比叡山口駅→生源寺→滋賀院門跡→慈眼堂→日吉大社→宵宮場→旧竹林院→坂本比叡山口駅)を所要時間 約3時間、歩行距離 約3.5kmで歩きます。自分で歩くときの目安にもなります。
出典: 宿泊予約(宿坊体験)(比叡山延暦寺) / 東塔(比叡山延暦寺) / 霊場・山麓寺院(比叡山延暦寺) / よくあるご質問(日吉大社) / 旧竹林院(大津市) / 坂本まちあるき(びわ湖大津観光協会)(2026年10月3日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
比叡山への行き方:京都駅・三条京阪・出町柳・大津から
詳しい解説は比叡山延暦寺へのアクセスの記事を見てください。ここではコースの起点に関わるところだけを書きます。比叡山の前後に滋賀県内を回るなら滋賀の観光ガイドと滋賀のモデルコース、京都市内と組み合わせるなら京都の観光ガイドも参考にしてください。
- 京都駅から坂本ケーブルへ:JR湖西線で比叡山坂本駅へ。所要時間は坂本ケーブルの案内では約13分、日吉大社の案内では約20分とされています。駅からケーブル坂本駅へは江若交通バスか徒歩です。
- 京都駅・出町柳からバスで山上へ:京都バスの案内では、京都駅前と京阪出町柳駅から51系統で延暦寺バスセンター下車です。京阪の三条駅からも延暦寺バスセンター行きのバスがあり、延暦寺の交通案内では京都駅または三条駅から約70分です。
- 三条京阪から坂本へ:坂本ケーブルの案内では、地下鉄東西線「びわ湖浜大津」行き 約23分でびわ湖浜大津駅へ、京阪石山坂本線「坂本比叡山口」行き 約16分で坂本比叡山口駅へ。日吉大社の案内では、三条京阪駅から約45分です。
- JR大津駅から:JR琵琶湖線(東海道本線) 約4分で山科駅、JR湖西線 約9分で比叡山坂本駅です。
- 出町柳から叡山電車で八瀬へ:延暦寺の交通案内には、叡山電鉄で八瀬比叡山口駅へ行き、叡山ケーブル・叡山ロープウェイとシャトルバスを乗り継ぐ道も載っていますが、ケーブルとロープウェイは当面の間運休中です。京福電気鉄道は代わりに、京都駅・三条京阪駅・出町柳駅前からの路線バスか、坂本比叡山口駅経由で坂本ケーブルを使うよう案内しています。
出典: アクセス(坂本ケーブル) / 交通アクセス(日吉大社) / 比叡山延暦寺 観光案内(京都バス) / 交通案内(比叡山延暦寺) / 叡山ケーブル・ロープウェイ運休のお知らせ(京福電気鉄道)(2026年10月3日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
現地の移動手段:シャトルバス、坂本ケーブル、坂本は歩き
山内シャトルバス:江若交通の比叡山シャトルバスが、比叡山頂・東塔・延暦寺バスセンター・西塔・峰道・横川を結びます。延暦寺の交通案内も、比叡山内の移動はシャトルバスを使うよう案内しています。運賃と時刻は江若交通の時刻表・運賃表で確かめてください。
歩く場合:坂本ケーブルの案内では、ケーブル延暦寺駅から東塔方面は徒歩 約10分、西塔方面は徒歩 約30分(比叡山シャトルバス 約5分)、横川方面は徒歩 約90分(比叡山シャトルバス 約10分)です。シャトルバスの走らない時期は、横川を外して東塔と西塔に絞ると歩く距離を抑えられます。
坂本ケーブル:比叡山鉄道が運行する日本最長のケーブルカーで、ケーブル坂本駅とケーブル延暦寺駅を片道約11分で結びます。季節によって最初の便と最後の便の時刻が変わり、冬は朝が遅く夕方が早くなります。
坂本の中:坂本比叡山口駅を起点に歩いて回ります。延暦寺の案内では生源寺が駅から徒歩1分、滋賀院門跡が徒歩5分、大津市の案内では旧竹林院が坂本比叡山口駅から山手へ徒歩約10分、日吉大社の案内では日吉大社が坂本比叡山口駅から徒歩10分です。ケーブル坂本駅と日吉大社の間は、坂本ケーブルの案内で徒歩 約6分です。
出典: 路線バス 路線図・時刻表(江若交通) / 交通案内(比叡山延暦寺) / アクセス(坂本ケーブル) / 霊場・山麓寺院(比叡山延暦寺) / 旧竹林院(大津市) / 交通アクセス(日吉大社)(2026年10月3日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
拝観・入場の時間と料金の表(コースに入る施設)
三塔は共通券で巡拝でき、国宝殿は別料金です。巡拝料の割引や買い方は比叡山延暦寺の巡拝料の記事で詳しく扱っています。
| 施設 | 時間 | 料金(個人) |
|---|---|---|
| 延暦寺 東塔地区・山麓(滋賀院、生源寺) | 通年(1月~12月) 9時00分~16時00分 | 東塔・西塔・横川共通券 大人1,000円・中高生600円・小学生300円 |
| 延暦寺 西塔・横川地区 | 1月~2月 9時30分~16時00分/3月~11月 9時00分~16時00分/12月 9時30分~16時00分 | 上の共通券に含まれる |
| 延暦寺 巡拝受付 | 15時45分まで | — |
| 国宝殿(宝物館) | 通年 9:00~16:00 | 大人500円・中高生300円・小学生100円 |
| 滋賀院門跡 | 東塔地区・山麓と同じ 9時00分~16時00分 | 一般 500円 |
| 日吉大社 | 参拝時間 9:00 〜 16:00 | 入苑協賛料 大人 500円・中高生 300円・小学生以下 無料 |
| 旧竹林院 | 9時~17時(受付は16時30分まで) | 大人(中学生~65歳未満)330円・小人(小学生)160円 |
| 坂本ケーブル | 3月~11月と12月~2月で時刻表が異なる(12月~2月は最初の便が遅く、最後の便が早い) | 片道 大人960円・小児480円/往復 大人1,830円・小児920円 |
坂本ケーブルの小児は6才以上12才未満(小学生)です。延暦寺は、不測の事態や悪天候のときに閉堂時間を早めたり巡拝時間を変えたりすることがあり、法要や行事で入堂が制限されることもあります。
出典: 巡拝時間・料金(比叡山延暦寺) / 国宝殿(比叡山延暦寺) / 霊場・山麓寺院(比叡山延暦寺) / 日吉大社 / 旧竹林院(大津市) / 時刻表・運賃(坂本ケーブル)(2026年10月3日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
季節・天気・曜日で変わること
- 冬はバスが止まる:延暦寺の交通案内では、京都駅前・三条駅前・出町柳駅前のバスのりばと山内シャトルバスに「冬期運休」と書かれています。江若交通の案内では、冬は2026年12月7日~2027年1月3日の間、比叡山頂~延暦寺バスセンターだけの冬期運行が予定されています。冬に公共交通で上がるなら坂本ケーブルが軸になり、西塔・横川は歩いて往復することになります。
- 西塔・横川は冬の朝が遅い:東塔地区は通年9時00分に開きますが、西塔・横川地区は1月~2月と12月が9時30分からです。
- 坂本ケーブルの冬ダイヤ:12月~2月は3月~11月より最初の便が遅く、最後の便が早い時刻表になります。下山の便は冬ほど早めに決めておきます。
- 叡山ケーブル・ロープウェイ:当面の間運休中です。再開の時期は京福電気鉄道の発表で確かめてください。
- 紅葉と桜:日吉大社には約3000本の紅葉があり、例年11月初旬に色づきはじめ、見ごろは11月中旬から下旬です。桜は京阪坂本駅近くの石の大鳥居から日吉大社入口までの県道沿いに約150本あり、見ごろは4月初旬です。紅葉の時期は参拝に90分程みておくよう案内されています。
- 旧竹林院の休み:月曜(祝休日は開園)・祝休日の翌日と、12月26日~12月31日が休園です。坂本を歩く日が月曜なら、旧竹林院を外して組みます。
- 根本中堂の改修見学会:大改修工事中の根本中堂では、通常非公開の工事現場を案内する見学会が開かれています。予約は受け付けておらず、直接会場へ行く形で、参加費は無料(入山料は巡拝受付所で納める)です。開催日は延暦寺のページで確かめてください。
出典: 交通案内(比叡山延暦寺) / 路線バス 路線図・時刻表(江若交通) / 巡拝時間・料金(比叡山延暦寺) / 時刻表・運賃(坂本ケーブル) / 叡山ケーブル・ロープウェイ運休のお知らせ(京福電気鉄道) / よくあるご質問(日吉大社) / 旧竹林院(大津市) / 根本中堂改修見学会(比叡山延暦寺)(2026年10月3日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
よくある質問
八瀬から叡山ケーブルで比叡山へ上がれますか?
上がれません。京福電気鉄道の案内では、叡山ケーブル・叡山ロープウェイは車両の検査と補修のため当面の間運休しています。比叡山頂へは京都駅・三条京阪駅・出町柳駅前からの路線バス、延暦寺へは路線バスのほか、坂本比叡山口駅経由でケーブル坂本駅へ行き坂本ケーブルを使うよう案内されています。
三塔をすべて回るにはどのくらいの時間をみればいいですか?
延暦寺が示す各地域の所要時間は、東塔が1時間〜、西塔と横川がそれぞれ40分〜です。これに三塔の間の移動と山上への上り下りが加わります。移動はシャトルバスの時刻しだいなので、当日の時刻表で乗る便を決め、巡拝受付の15時45分から逆算してください。
出典: 境内の概要(比叡山延暦寺) / 巡拝時間・料金(比叡山延暦寺)(2026年10月3日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
冬でも西塔・横川へ行けますか?
巡拝はできますが、山内シャトルバスが冬期運休になるため歩いて行くことになります。坂本ケーブルの案内では、ケーブル延暦寺駅から西塔方面は徒歩 約30分、横川方面は徒歩 約90分です。西塔・横川地区は12月と1月~2月は9時30分からの巡拝です。
出典: アクセス(坂本ケーブル) / 巡拝時間・料金(比叡山延暦寺) / 交通案内(比叡山延暦寺)(2026年10月3日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
巡拝券は三塔で別々に買うのですか?
延暦寺の巡拝料は東塔・西塔・横川の共通券で、個人の大人は1,000円です。国宝殿(宝物館)は別に拝観料がかかり、個人の大人は500円です。
出典: 巡拝時間・料金(比叡山延暦寺)(2026年10月3日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
坂本の町だけを歩くならどのくらいかかりますか?
びわ湖大津観光協会のガイド付きまちあるき(生源寺・滋賀院門跡・慈眼堂・日吉大社・旧竹林院)は、所要時間 約3時間、歩行距離 約3.5kmです。日吉大社だけなら、日吉大社のよくあるご質問では約40分とされています。
出典: 坂本まちあるき(びわ湖大津観光協会) / よくあるご質問(日吉大社)(2026年10月3日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
京都の観光施設を、入場料でくらべる
| 施設 | 入場・拝観の目安 ▲ | 滞在の目安 ▲ | 最寄りから ▲ | |
|---|---|---|---|---|
| 京都駅ビル | 無料 | — | — | |
| 野宮神社 | 無料 | 約25分 | — | |
| 錦市場 | 無料 | — | — | |
| 嵐山 天龍寺・庭園 | ¥500〜 | 約1時間 | 駅すぐ | |
| 金閣寺 鹿苑寺(京都) | ¥500〜 | 約50分 | 徒歩5分 | |
| 二条城 | ¥800〜 | 約1時間45分 | 駅すぐ | |
| 嵐山・嵯峨野トロッコ列車 | ¥880〜 | 約25分 | — | |
| 天然温泉 仁左衛門の湯(京都) | ¥900〜 | 約1時間45分 | — | |
| 銀閣寺 慈照寺(京都) | ¥1,000〜 | 約1時間 | 徒歩10分 | |
| 嵐山温泉 風風の湯 | ¥1,100〜 | 約1時間30分 | 徒歩1分 | |
| さがの温泉 天山の湯(嵐山) | ¥1,200〜 | 約2時間 | 徒歩5分 | |
| 京都鉄道博物館 | ¥1,500〜 | 約2時間30分 | 徒歩20分 | |
| 京都水族館 | ¥2,600〜 | 約1時間45分 | 徒歩15分 |
入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。最寄りからは、最寄り駅・停留所からの徒歩時間です(車の場合は車と表記)。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。
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