函館市熱帯植物園は函館市湯川町にある植物園で、温室に熱帯植物を集めている。ただしこの施設が広く知られている理由は植物ではなく、冬場に温泉に入るサルの光景にある。湯の川温泉の源泉を引いた露天風呂にニホンザルが浸かる様子が、函館の冬の風物詩になっている。
入園料
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 一般 | 300円 |
| 一般(20名以上の団体) | 240円 |
| 小中学生 | 100円 |
| 小中学生(団体) | 80円 |
| 市内在住65才以上 | 150円 |
| 小学校就学前の者 | 無料 |
出典: 函館市 公式サイト 熱帯植物園(2026年9月2日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
一般三百円という料金は、公営施設らしく低く抑えられている。小中学生は百円、二十名以上の団体は一般が二百四十円、小中学生が八十円になる。小学校就学前の子どもは無料だ。
函館市内の小中学校に在学する児童・生徒、および市内在住で市外の小中学校に通う児童・生徒は無料になる。市内在住の六十五歳以上は百五十円、市内在住の障がい者とその介護者は無料という設定で、地元向けの配慮が細かく組まれている。
開園時間は季節で変わり、四月から十月は九時三十分から十八時まで、十一月から三月は九時三十分から十六時三十分までとなっている。休園は十二月二十九日から一月一日まで。駐車場は百二十台ぶんが無料で用意されている。
サル山温泉という名物
この植物園の名を全国に知らしめたのが、通称サル山温泉だ。園内のサル山に露天風呂が設けられ、湯の川温泉の源泉が引かれている。冬になるとニホンザルがこの湯に浸かり、湯気のなかで目を閉じている姿が見られる。長野の地獄谷と並んで、温泉に入るサルが見られる数少ない場所になっている。
公式サイトでは、サル山温泉について二〇二六年十二月の開始まで待つよう告知が出ている。訪れる時期によっては見られないことになるため、これを目当てにするなら実施状況を事前に確認しておきたい。
温室のほうには熱帯・亜熱帯の植物が三百種前後集められている。北海道の、しかも冬は氷点下になる土地で、ガラス一枚を隔てて南国の植物が茂っているという対比そのものがこの施設の面白さだ。温室内は暖かいので、外を歩いてきた体には心地よい。
湯の川温泉という土地
植物園がある湯の川は函館の東側にある温泉地で、北海道でも古い歴史を持つ温泉の一つだ。江戸時代に松前藩主が湯治に訪れた記録があり、明治以降は函館の奥座敷として発展した。海に面した温泉地で、宿の窓から津軽海峡が見える。
函館駅から市電で三十分ほど、湯の川温泉電停または湯の川電停から歩ける。函館空港からは車で五分ほどと近く、到着日や出発日に組み込みやすい位置にある。市電の終点にあたるため、函館山や元町とは市電一本で結ばれている。
温泉街には日帰り入浴を受け入れている宿があり、足湯も設けられている。植物園でサルの湯を見たあとに、自分も湯に入るという流れが自然に組める。海沿いの道を歩けば、津軽海峡の向こうに下北半島が見える日もある。
料金の細かい減免
一般三百円という基本料金に対して、減免の条件が細かく設定されている。二十名以上の団体は一般二百四十円、小中学生八十円。小学校就学前の子どもは無料で、函館市内の小中学校に通う児童・生徒、および市内在住で市外の学校に通う児童・生徒も無料になる。
市内在住の六十五歳以上は百五十円、市内在住の障がい者とその介護者は無料だ。公営の施設らしく、地元の住民が日常的に使えるように組まれている。観光施設というより、区民公園に近い性格の場所だと考えたほうが実態に合う。
開園時間は季節で変わる
四月から十月は九時三十分から十八時まで、十一月から三月は九時三十分から十六時三十分まで。冬は日没が早いぶん閉園も早い。休園は十二月二十九日から一月一日までの四日間だけで、それ以外は通年で開いている。駐車場は百二十台ぶんが無料で用意されている。
温泉に入るサル
この施設が全国的に知られるのは、冬に温泉へ入るニホンザルの姿による。園内のサル山に露天風呂が設けられ、湯の川温泉の源泉が引き込まれている。湯気の立つ湯船にサルが肩まで浸かり、目を閉じている光景は、長野の地獄谷と並ぶ数少ない例だ。
ただし公式には、サル山温泉について二〇二六年十二月の開始まで待つよう告知が出ている。これを目当てに訪れるなら、実施の状況を事前に確かめておく必要がある。時期が合わなければ、温室と園内の散策が主な内容になる。
温室には熱帯と亜熱帯の植物が集められている。冬に氷点下になる土地で、ガラス一枚を隔てて南国の植生が茂っているという対比が、この施設の芯にある面白さだ。外を歩いてきた体には、温室の湿った暖かさが心地よい。
湯の川という温泉地
湯の川温泉は函館の東側、津軽海峡に面した温泉地で、北海道でも古い歴史を持つ。江戸時代に松前藩主が湯治に訪れた記録が残り、明治以降は函館の奥座敷として栄えた。海に面しているため、宿の窓から海峡が見える立地が多い。
函館駅から市電で三十分ほど。市電の終点にあたるので、函館山や元町、五稜郭とは一本の路線で結ばれている。函館空港からは車で五分ほどと近く、到着日や出発日の空き時間に組み込みやすい。
温泉街には日帰り入浴を受け入れる宿があり、無料の足湯も設けられている。植物園でサルの湯を見たあと、自分も湯に浸かるという流れが自然に組める。海沿いを歩けば、条件の良い日には海峡の向こうに下北半島が見える。
近くの施設の料金
同じ函館の施設と並べると、函館市熱帯植物園の料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。
| 施設 | 料金の目安 |
|---|---|
| 五稜郭タワー | 目安 ¥1,200〜 |
| 函館山ロープウェイ 夜景 | 目安 ¥1,800〜 |
| 函館湾 ベイクルーズ | 予約サイト ¥2,000〜 |
金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。
函館の一日にどう組み込むか
熱帯植物園は滞在一時間ほどで回れる規模なので、単独で行き先にするというより、湯の川に泊まる日の朝や、空港へ向かう前の時間に挟む使い方が合っている。函館空港から車で五分という近さは、この用途に都合がよい。
市電の終点にあたる立地なので、函館山や元町、五稜郭とは一本で結ばれている。朝に朝市、昼に五稜郭、夕方に元町と函館山という定番の一日に、湯の川を足すなら初日か最終日に寄せるのが自然だ。
冬に行くなら
サル山温泉が実施される時期であれば、冬こそがこの施設の本番になる。ただし公式には二〇二六年十二月の開始まで待つよう告知が出ているため、時期を確かめてから予定に入れたい。冬の函館は路面が凍るので、足元の備えは必須になる。
冬の湯の川は、雪の向こうに津軽海峡が見える。海沿いの宿は窓から海峡を望み、条件が良ければ下北半島の輪郭も見える。植物園の温室の暖かさと、外の氷点下との落差が、この季節に訪れる最大の面白さかもしれない。
訪れる前に確認しておきたいこと
開園時間は四月から十月が九時三十分から十八時まで、十一月から三月が九時三十分から十六時三十分まで。休園は十二月二十九日から一月一日までの四日間だけだ。駐車場は百二十台ぶんが無料で、車でも市電でも行きやすい。
サル山温泉については、公式が二〇二六年十二月の開始まで待つよう告知している。これを目当てにするなら、実施の状況を必ず事前に確認してほしい。時期が合わない場合は、温室の熱帯植物と園内の散策が主な内容になる。
函館の観光施設を、入場料でくらべる
| 施設 | 入場・拝観の目安 ▲ | |
|---|---|---|
| 五稜郭公園 | 無料 | |
| 函館朝市 | 無料 | |
| 湯の川温泉 足湯「湯巡り舞台」 | 無料 | |
| 函館市熱帯植物園 | ¥300〜 | |
| 五稜郭タワー | ¥1,200〜 | |
| 函館山ロープウェイ 夜景 | ¥1,800〜 |
入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。
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※価格・在庫は変動します。最新は各予約サイトの公式ページでご確認ください。