富士急ハイランドは山梨県富士吉田市にある遊園地で、富士山の北麓、標高八百五十メートル前後の高原に広がる。世界記録を持つ絶叫マシンを複数抱えることで知られ、園内のほぼどこからでも富士山が正面に見える。料金は利用日によって変わる変動制だ。
フリーパスの料金
| 券種 | 料金 |
|---|---|
| ワンデイパス 大人(最安) | 6,000円 |
| アフタヌーンパス 大人(13時以降) | 4,100円〜6,000円 |
| 年間パスポート 大人 | 26,300円 |
出典: 富士急ハイランド 公式サイト チケット(2026年8月7日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
ワンデイパスの大人料金は最安で六千円。利用日によって価格が変わるため、繁忙期はこれより高くなる。予算を組むときは下限をそのまま当てにせず、行きたい日を指定して確認する必要がある。
十三時以降に入る場合はアフタヌーンパスという選択肢がある。大人で四千百円から六千円という幅があり、これも日によって変わる。閉園までの時間が短くなるぶん安いが、夕方は待ち時間が短くなる傾向もあるため、絞って乗るなら効率は悪くない。
年間パスポートは大人二万六千三百円。ワンデイパスの最安価格で換算すれば四回強で元が取れる計算になる。首都圏や中央線沿線から通える範囲に住んでいて、季節ごとに訪れる人には現実的な選択肢だ。
絶叫マシンと富士山
富士急ハイランドの名を全国に知らしめたのは、記録を持つ絶叫マシン群だ。最高部からの落下角度、最高速度、回転数といった項目で世界記録に認定された機種が複数あり、それぞれが園内の目印になっている。待ち時間は繁忙期に二時間を超えることも珍しくない。
この園を特徴づけているのは、マシンの頂点から富士山が正面に見えるという立地だ。落下の直前、視界の正面に富士山が広がるという体験は、他の遊園地では成立しない。晴れた日と曇った日で、同じ乗り物の印象がまったく変わる。
絶叫マシン以外にも、幼児向けの区画や、人気キャラクターを題材にした区画がある。恐怖を売りにした施設もあり、園全体としては幅広い年齢に対応した構成になっている。ただし敷地が広いため、目当てを絞らずに歩き回ると移動だけで時間が過ぎる。
富士五湖という立地
園は富士急行線の富士急ハイランド駅に直結している。新宿から高速バスの直通便があり、二時間ほどで着く。中央本線を使う場合は大月で富士急行線に乗り換える。車なら中央自動車道の河口湖インターチェンジからすぐだ。
周辺は富士五湖の一帯で、河口湖、山中湖、西湖が車で数十分の範囲にある。河口湖の北岸からは湖面に映る逆さ富士が見え、山中湖は五湖のなかで最も広い。遊園地で一日を使ったあと、翌日に湖を回るという二日の組み立てが定番になっている。
標高が高いため気温は都心より低く、夏は過ごしやすい一方で、冬は氷点下になる。屋外の乗り物が中心なので、季節による服装の差は大きい。富士山が見えるかどうかは天候次第で、冬の晴天日が最も確率が高い。
券の選び方
ワンデイパスとアフタヌーンパスの差は、入園できる時間の長さだ。アフタヌーンパスは十三時以降に入る券で、大人の価格は四千百円から六千円という幅がある。開園から閉園まで使えるワンデイパスの最安が六千円なので、日によっては両者の価格が並ぶこともある。
一日を通して滞在するつもりなら迷わずワンデイパス、午前を別の場所に使うならアフタヌーンパスという分け方が基本になる。ただし人気の絶叫マシンは午前中でも列ができるため、午後から入って三つか四つに絞るなら、待ち時間の総量はさほど変わらないという見方もできる。
年間パスポートは大人二万六千三百円。最安のワンデイパスで割ると四回強に相当する。園は富士急行線の駅に直結しており、新宿から高速バスの直通便もあるため、首都圏から季節ごとに通う人には成立する選択肢だ。
変動制をどう読むか
価格は利用日ごとに変わる。長期休暇、連休、土日は上限側に寄り、平日の閑散期は下限に近づく。同時に待ち時間も連動するため、日を選べる人にとっては価格と混雑の両方が下がる。予算を組むときは、行きたい日を指定して実際の価格を確認する一手間が要る。
富士山と一体になった園
富士急ハイランドの立地は標高八百五十メートル前後の高原で、園内のほぼどこからでも富士山が見える。絶叫マシンの頂点から、落下の直前に正面に富士山が広がるという体験は、この場所にしか成立しない。晴れた日と曇った日で同じ乗り物の印象がまったく違う。
園内には記録に認定された機種が複数あり、それぞれが目印になっている。落下角度、最高速度、回転数といった項目で世界記録を持つマシンが並び、繁忙期の待ち時間は二時間を超えることもある。目当てを二つか三つに絞り、開園直後にそこへ向かう組み立てが現実的だ。
絶叫マシン以外にも、幼児向けの区画、人気キャラクターを題材にした区画、恐怖を売りにした施設がある。敷地が広いため、行き先を決めずに歩き回ると移動だけで時間が過ぎる。園内の地図を先に見て、回る順序を決めてから動きたい。
富士五湖と組み合わせる
園は富士急行線の富士急ハイランド駅に直結している。新宿からの高速バスは二時間ほど、中央本線なら大月で乗り換える。車は中央自動車道の河口湖インターチェンジからすぐだ。
周辺は富士五湖の一帯で、河口湖、山中湖、西湖が車で数十分の範囲にある。河口湖の北岸からは湖面に映る逆さ富士が見え、天上山へロープウェイで上がれば湖と富士山を同じ視界に収められる。遊園地で一日、湖と周辺で一日という二日の組み立てが定番になっている。
標高が高く、都心より気温が低い。夏は過ごしやすいが、冬は氷点下になる。屋外の乗り物が中心なので服装の差は大きい。富士山が見えるかどうかは天候次第で、冬の晴天日が最も確率が高い。
園の来歴
富士急ハイランドの前身は、一九六一年に開かれたスケートセンターだ。富士山麓の寒冷な気候を活かした施設で、その後に遊園地としての設備が加えられていった。絶叫マシンで知られるようになったのは一九八〇年代以降で、記録を狙った機種を次々に導入する路線が定着した。
この方針は、周囲に競合の少ない立地と、富士山という背景を最大限に使うという判断に基づいている。都市部の遊園地では敷地の制約から不可能な高さと長さのマシンを、高原の広い土地に建てられる。園の性格は、この地理的条件から必然的に決まったと言える。
入園そのものは無料
富士急ハイランドは入園ゲートでの料金を取らない方式を採っており、園内に入るだけなら費用はかからない。乗り物に乗るためのフリーパスや、個別の乗り物券が実質的な入場券にあたる。園内の飲食店や物販だけを利用するという使い方も可能だ。
富士五湖と周辺
富士五湖は、富士山の北麓に並ぶ山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖の五つを指す。いずれも富士山の噴火によって川がせき止められてできた堰止湖で、西湖と精進湖、本栖湖は地下でつながっているとされ、水位が連動して変化する。
河口湖は五湖のなかで最も観光地化が進んでおり、北岸の大石公園からは湖面に映る逆さ富士が見える。天上山へロープウェイで上がれば、湖と富士山を同じ視界に収められる。山中湖は面積が最も広く、白鳥が集まることで知られる。
本栖湖は千円札の裏に描かれた富士山の構図の元になった湖で、いまも同じ角度から同じ姿が見られる。五湖を車で一周すると半日ほどかかるが、湖ごとに富士山の見え方が変わるため、時間をかける価値はある。
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