青森県立美術館のコレクション展の観覧料は一般700円、大学生400円、18歳以下および高校生は無料です。20名以上の団体は560円と320円。企画展は展覧会ごとに料金が異なります。三内丸山遺跡に隣接して建つ美術館です。
出典: 青森県立美術館 利用料金(2026年9月8日確認)
コレクション展の観覧料
| 区分 | 個人 | 団体(20名以上) |
|---|---|---|
| 一般 | 700円 | 560円 |
| 大学生 | 400円 | 320円 |
| 18歳以下および高校生 | 無料 | 無料 |
18歳以下と高校生が無料です。ただし無料チケットを受け取る必要があります。チケットカウンターで必ず無料チケットを受け取ってから入場してください。未就学児は除きます。
展示内容によって料金が変更される場合がある、とも案内されています。企画展のほうは展覧会ごとに観覧料が設定されるため、行く時期の展覧会ページを確認してください。この記事に書いてあるのはコレクション展の料金です。
出典: 青森県立美術館 利用料金(2026年9月10日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
開館時間と休館日
| 項目 | 時間 |
|---|---|
| 開館時間 | 9時30分〜17時(入館は16時30分まで) |
| 駐車場ゲート閉鎖 | 20時30分〜8時15分 |
休館日はカレンダーで案内されています。この美術館の特徴は、展示替えのためにまとまった休館期間があることです。年に数回、数日から10日以上続けて閉まる時期があります。
「月曜が休み」といった単純な規則ではないため、遠方から行く場合は必ずカレンダーを確認してください。青森まで行って閉まっていた、というのは取り返しがつきません。
出典: 青森県立美術館 開館時間/休館日(2026年9月10日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
遺跡の隣に建つ美術館
この美術館は、三内丸山遺跡のすぐ隣にあります。それは偶然ではありません。建物の設計そのものが、遺跡の発掘現場から発想されています。
地面を掘り下げた土の壁と、その上に被せられた白い建造物。掘った跡に覆いをかけた、という構造です。展示室へ下りていく感覚が、発掘現場に降りる感覚と重なるように作られています。
2006年に開館しました。設計は建築家の青木淳。白い外壁に切り取られた開口部、土の質感を残した壁面、天井の高さがまちまちな展示室。作品を見に行く場所であると同時に、建物そのものを見に行く場所でもあります。
あおもり犬
この美術館の象徴が、奈良美智の「あおもり犬」です。高さ8メートルを超える白い犬が、掘り下げられた空間にうつむいて座っています。
屋外にあるため、季節で姿が変わります。夏は白い体が日を受け、冬は雪が積もって頭が白くなる。同じ作品を見に行っても、訪れた時期によって受ける印象が違います。
奈良美智は青森県弘前市の出身です。地元の美術館に置かれた作品という意味でも、この犬はこの場所にあることに意味があります。見学できる範囲と時間には条件があるため、館内の案内に従ってください。
アレコホール
もうひとつの目玉が、マルク・シャガールが手がけたバレエ「アレコ」の舞台背景画です。縦横それぞれ10メートル前後という巨大な絵で、それを収めるために天井の高い専用の空間が作られています。
全4幕分のうち、この美術館は3幕分を所蔵しています。残る1幕はアメリカの美術館が所蔵しており、過去には4枚がそろって展示されたこともあります。
絵の前に立つと、美術館というより舞台のなかにいる感覚になります。額縁に収まった絵を見るのとは、体験の質が違います。700円のコレクション展でこれが見られるというのは、かなり得な部類です。
出典: 青森県立美術館 開館時間/休館日(2026年9月8日確認)
青森ゆかりの作家たち
コレクションの軸は、青森にゆかりのある作家です。版画の棟方志功、劇作家の寺山修司、そして特撮の造形を手がけた成田亨。分野がばらばらに見えますが、いずれもこの土地から出た表現者です。
成田亨の原画が収蔵されているのは、この美術館の個性を強く表しています。絵画と彫刻だけを美術と呼ばない、という姿勢です。展示替えによって何が出ているかは変わるため、目当てがあるなら事前に確認してください。
三内丸山遺跡と続けて回る
美術館と遺跡は歩いて行き来できます。遺跡の観覧料は一般500円、美術館のコレクション展は700円。合わせて1,200円で、縄文時代と現代美術を一日で見られます。
順番としては、午前に遺跡、午後に美術館が向いています。遺跡は屋外なので、日差しの弱い午前のほうが歩きやすい。美術館は屋内なので、天候にかかわらず後半に置けます。
出典: 青森県立美術館 開館時間/休館日(2026年9月8日確認)
行き方
青森市安田近野。JR青森駅、新青森駅からバスが出ています。車の場合は青森自動車道の青森中央インターチェンジから近く、駐車場があります。駐車場のゲートは20時30分から翌8時15分まで閉鎖されます。
よくある質問
高校生は本当に無料ですか。 コレクション展は18歳以下および高校生が無料です。ただしチケットカウンターで無料チケットを受け取る必要があります(未就学児を除く)。企画展は別料金なので、そちらの扱いは展覧会ごとに確認してください。
休館日はいつですか。 カレンダーで案内されます。展示替えのために連続して休む期間が年に何度かあり、曜日で決まっているわけではありません。遠方から行くなら必ず事前確認を。
あおもり犬だけ見ることはできますか。 屋外にありますが、見学できる場所と条件は館の案内によります。当日の状況を館内で確認してください。冬季は雪の状況によって見え方が変わります。
700円で何を見ることになるか
コレクション展の700円は、この美術館が持っている作品を常時見せる展示に対する料金です。企画展のように会期で入れ替わるものではなく、いつ行っても核になる部分は見られます。
その核が、アレコホールとあおもり犬です。巨大な舞台背景画と、屋外の巨大な犬。どちらも「大きい」ことが体験の本質にある作品で、画集や写真では代替できません。700円という額は、この2つを見るためだけでも成立します。
そのうえで、棟方志功や成田亨といった青森ゆかりの作家の作品が並びます。展示替えがあるため何が出ているかは時期によりますが、「青森という土地が何を生んだか」という筋は通っています。
出典: 青森県立美術館 開館時間/休館日(2026年9月8日確認)
建物を歩くこと自体が展示
この美術館は、順路が地下と地上を行き来します。掘り下げられた土の壁の区画と、白い箱のような区画。その境目を何度もまたぎながら進むので、歩いているうちに自分が地面のどのあたりにいるのか分からなくなります。
それは意図された効果です。隣の三内丸山遺跡が「掘り下げて過去を見る場所」であるのに対し、この美術館は「掘り下げた跡に現代を置いた場所」として設計されています。遺跡と美術館は、同じ発想の裏表になっています。
白い壁と土の壁のコントラストは、冬にいっそう際立ちます。雪が積もると、建物の白と地面の白が続いて見え、土の部分だけが黒く残る。青森の冬に行く理由があるとすれば、これです。
いつ行くか
展示替えによるまとまった休館があるため、日程の自由度が低い美術館です。行きたい時期が決まっているなら、まずカレンダーで開いているかを確かめ、そのうえで交通と宿を押さえる。この順番を逆にすると、休館日に当たります。
季節でいえば、夏はねぶた祭の時期に人が増え、冬は雪であおもり犬の姿が変わります。三内丸山遺跡と続けて歩くことを考えるなら、屋外が快適な春から秋が回りやすいでしょう。
近くの施設の料金
同じ青森の施設と並べると、青森県立美術館の料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。
| 施設 | 料金の目安 |
|---|---|
| 弘前城・弘前公園(青森) | 目安 ¥320〜 |
| 浅虫温泉 日帰り入浴 | 目安 ¥360〜 |
| 三内丸山遺跡 | 目安 ¥500〜 |
| ねぶたの家 ワ・ラッセ | 予約サイト ¥620〜 |
| 酸ヶ湯温泉 ヒバ千人風呂 日帰り入浴 | 予約サイト ¥1,000〜 |
金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。
青森の観光施設を、入場料でくらべる
| 施設 | 入場・拝観の目安 ▲ | 滞在の目安 ▲ | |
|---|---|---|---|
| 弘前城・弘前公園(青森) | ¥320〜 | 約1時間30分 | |
| 浅虫温泉 日帰り入浴 | ¥360〜 | 約1時間30分 | |
| 三内丸山遺跡 | ¥500〜 | 約1時間45分 | |
| 青森県立美術館 | ¥700〜 | 約1時間30分 |
入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。
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