祭神は素戔嗚尊・櫛稲田姫命・八柱御子神で、明治維新までは祇園社または感神院と称していました。
本殿は承応3年(1654)に再建された祇園造の国宝建造物で、四条通に西面する西楼門は重要文化財です。
毎年7月の祇園祭は、この八坂神社の祭礼です。
見どころ・ポイント
- 本殿は「祇園造」と呼ばれる独特の様式の国宝建造物で、承応3年(1654)に徳川家綱が再建した。
京都観光Naviは日本最大級の神社神殿としている - 四条通に西面する西楼門(重要文化財)は常時公開で、夜間はライトアップされる。
門前のさつきの植え込みも知られる - 祇園祭は八坂神社の祭礼で、7月17日の神幸祭では3基の神輿が西楼門の下に集まり、四条寺町の御旅所へ向かう
- 南楼門の南側に天保10年(1839)建立の月下氷人石が立つ。
市内に現存する3石のうちの一つ
基本情報
授与品(お守り・御朱印など)は別途、八坂神社公式サイトで確認を
市バス「祇園」下車、徒歩すぐ。
阪急電車「京都河原町駅」下車、徒歩約10分(京都観光Navi)。
7月は1日の吉符入から31日の疫神社夏越祭まで祇園祭の祭事が続き、17日と24日が神輿渡御と山鉾巡行のハイライト。
元旦未明のおけらまいり、春の宵の円山公園のしだれ桜(祇園の夜桜)も知られる。
西楼門から本殿を参拝するだけなら短時間、境内を抜けて円山公園から知恩院・青蓮院方面へ歩くなら、その分を見込んでおくとよい。
知っておくとお得・失敗しないコツ
- 境内は終日参拝できるが、授与所の受付時間は京都観光Naviに記載がないため、お守りや御朱印を受けたい場合は八坂神社公式サイトで事前に確認する
- 祇園祭の時期は梅雨明けにあたり大変な暑さになるとされ、京都観光Naviは水分補給や帽子の着用など熱中症対策を呼びかけている
- 祇園祭の期間はマイカーでの来訪を遠慮し、公共交通機関を使うよう案内されている
- 前祭の宵山は例年大変混雑するため、子どもや高齢の同伴者とはぐれないよう、持ち物にも注意するよう案内されている
参拝時間と基本情報
八坂神社は京都市東山区祇園町北側625にあり、「祇園さん」の通称で呼ばれています。京都市観光協会の京都観光Naviでは、営業時間は「終日」、本殿については「24時間参拝可」と案内されています。四条通に面した西楼門も「常時公開」で、夜間はライトアップされます。
| 項目 | 京都観光Naviの記載 |
|---|---|
| 所在地 | 京都市東山区祇園町北側625 |
| 参拝できる時間 | 終日(本殿は24時間参拝可) |
| 西楼門 | 常時公開。夜間ライトアップ |
| 定休日 | 記載なし(「-」) |
| 料金 | 金額の記載なし。関連タグに「#無料」 |
| 問い合わせ | 075-561-6155 |
境内への参拝料について、京都観光Naviには金額の記載がなく、関連タグとして「#無料」が付けられています。お守りや御朱印を受ける授与所の受付時間は京都観光Naviには載っていません。境内に入れる時間と授与所が開いている時間は別のものとして考え、授与品を受けたい場合は八坂神社の公式サイト(www.yasaka-jinja.or.jp)や電話で事前に確かめておくと確実です。
西楼門は四条通に西面する門で、常時公開されています。本殿も24時間参拝可とされているため、夜は西楼門のライトアップを見たうえで本殿に参拝することもできます。
出典: 八坂神社(京都観光Navi・京都市観光協会)(2026年10月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
国宝の本殿と西楼門
国宝の本殿(祇園造)
京都観光Naviによると、本殿は江戸時代建築の国宝建造物で、現在の社殿は承応3年(1654)に徳川家綱が再建したものです。「祇園造」と呼ばれる独特の建築様式で、日本最大級の神社神殿とされています。平成の大修造営で修復され、平成14年4月15日に本殿遷座祭が行われて、色彩豊かな本殿が竣功しました。京都市の駒札は、この本殿が平安時代末期の様式を伝えると説明しています。
四条通に西面する西楼門
西楼門は重要文化財の建造物です。応仁の乱で焼失したのち、明応6年(1497)に桧皮葺で再建され、永禄年間(1558~1570)に瓦葺きに替えられました。大正2年(1913)には四条通の拡張に伴って移動し、同時に翼廊が建てられて現在の姿になっています。平成19年11月30日には、94年ぶりとなる大規模な改修工事が竣功しました。
四条通に西面する門で、その姿から八坂神社の象徴のように市民や観光客に親しまれています。門前のさつきの植え込みも知られ、花の季節には道行く人の目を楽しませます。祇園祭の神幸祭では、3基の神輿がこの西楼門の下に集まります。
月下氷人石と忠盛灯籠
南楼門の南側には「月下氷人石」(奇縁氷人石)が立っています。表面に天保10年(1839)の建立のいきさつ、右側に「尋方」、左側に「教方」と彫られ、当時は案内板のように使われていました。市内に現存する3石のうちの一つで、ほかの2石は誓願寺(中京区)と北野天満宮(上京区)に残ります。
また境内には、白河法皇の時代の祇園女御の伝説にまつわる「忠盛灯籠」が立っています。懐妊中の女御が平忠盛に下賜され、平清盛の生母になったという説がある一方、下賜されたのは女御の妹ともされています。
出典: 八坂神社(京都観光Navi・京都市観光協会) / 駒札「八坂神社」(京都観光Navi) / 祇園女御塚(京都観光Navi)(2026年10月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
祭神と成り立ち
祭神は素戔嗚尊・櫛稲田姫命・八柱御子神です。明治維新までは祇園社または感神院と称していました。創祀には諸説ありますが、社伝では斉明天皇2年(656)と伝えられ、平安遷都の延暦13年(794)より前からこの地に祀られていたとされます。平安時代には二十二社の一社に数えられ、朝廷からも厚く崇敬されました。京都観光Naviによれば、現在、祇園社または八坂神社と呼ばれる神社は3,000余社に及びます。
京都市の駒札は別の起こりも紹介しています。貞観18年(876)に僧円如が牛頭天王を迎えたのが起こりといわれ、牛頭天王は素戔鳴尊が姿を変えて現れたとされる疫病除けの神です。本殿は、平安時代の初めに藤原基経がこの地に観慶寺感神院を建て、寺内に本殿を設けたのが始まりといわれます。駒札は八坂神社を「全国祇園社の根本神社」と記しています。
疫病の流行に際して京の人々がこの神を祀り、疫神をはらおうとしたことが祇園会(祇園祭)の始まりです。京都観光Naviでは、貞観11年(869)の疫病流行の際に当社の神に祈ったことが祇園祭の始まりと説明されています。毎年の元旦未明に行われる「おけらまいり」も、多くの市民でにぎわう行事として駒札に記されています。
出典: 八坂神社(京都観光Navi・京都市観光協会) / 駒札「八坂神社」(京都観光Navi)(2026年10月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
祇園祭と八坂神社
祇園祭は八坂神社の祭礼で、7月1日の「吉符入」から31日の「疫神社夏越祭」まで、1か月にわたって祭事が続きます。京都観光Naviは、ハイライトを7月17日と7月24日に行われる八坂神社の神輿渡御と34基の山鉾巡行としています。神輿が神社から御旅所へ向かうのが神幸祭(17日)、御旅所から神社へ戻るのが還幸祭(24日)です。
| 日付 | 行事 | 内容(京都観光Naviの記載) |
|---|---|---|
| 7月1日 | 吉符入 | 祇園祭の祭事の始まり |
| 7月14日~16日 | 前祭の宵山 | 各山鉾町で駒形提灯が灯り、祇園囃子が奏でられる |
| 7月17日 | 前祭の山鉾巡行・神幸祭 | 巡行は午前9時に四条烏丸から。午後4時頃から本殿で祭典、午後6時に3基の神輿が西楼門の下に集結 |
| 7月21日~23日 | 後祭の宵山 | 各山鉾町で会所飾りなど |
| 7月24日 | 後祭の山鉾巡行・還幸祭 | 巡行は烏丸御池を午前9時30分に出発。夕方に御旅所を出た3基の神輿が深夜に八坂神社へ戻る |
| 7月31日 | 疫神社夏越祭 | 祇園祭の祭事の締めくくり |
3基の神輿は六角・四角・八角の形をしており、「中御座」「東御座」「西御座」と呼ばれ、それぞれ素戔嗚命・櫛稲田姫命・八柱御子神が乗るとされています。17日の夕方、神輿は氏子地域をそれぞれ独自のルートで巡り、夜に四条寺町の御旅所へ入ります。
その御旅所(八坂神社御旅所)は、古くは大政所御旅所と少将井御旅所の2か所にありましたが、1591年(天正19)に豊臣秀吉の命で四条京極の1か所に移り、1912年(明治45)の四条通拡幅に伴って現在の姿になりました。神輿は17日から24日の還幸祭までここにとどまります。
始まりについて京都観光Naviは、貞観11(869)年に疫病が流行した際、当時の国の数に準じて66本の矛を立て、祇園社の神輿を神泉苑に送って悪疫を封じ込めたのがはじまりと伝えています。天禄元(970)年からは毎年6月14日に行われるようになりました。「京都祇園祭の山鉾行事」は昭和54(1979)年に国の重要無形民俗文化財に指定され、平成21(2009)年にはユネスコの無形文化遺産に登録されています。
観覧時の注意として、京都観光Naviは熱中症への対策、公共交通機関での来訪(マイカーは遠慮)、警察官等の指示に従うこと、自転車の持ち込みや食べ歩きを控えることを呼びかけています。前祭の宵山は例年大変混雑すると案内されています。
出典: 祇園祭「どんな祭?」(京都観光Navi) / 祇園祭「行ってみよう!」(京都観光Navi) / 祇園祭「深く知る」(京都観光Navi) / 八坂神社御旅所(京都観光Navi)(2026年10月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
行き方(京阪・阪急・市バス)
京都観光Naviが案内する行き方は次の3通りです。
| 交通手段 | 降りる駅・停留所 | そこから |
|---|---|---|
| 京阪電車 | 祇園四条駅 | 徒歩約5分 |
| 市バス | 祇園 | 徒歩すぐ |
| 阪急電車 | 京都河原町駅 | 徒歩約10分 |
京都観光Naviのエリア案内は、八坂神社を「四条通の東端にある朱塗りの楼門で有名」と紹介しています。この楼門が四条通に西面する西楼門で、市バスの「祇園」停留所からは徒歩すぐです。
駐車場について、京都観光Naviの八坂神社の頁には記載がありません。祇園祭の期間についてはマイカーでの来訪を遠慮し、公共交通機関を使うよう案内されています。
出典: 八坂神社(京都観光Navi・京都市観光協会) / 祇園祭「行ってみよう!」(京都観光Navi)(2026年10月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
周辺で一緒に回るところ
京都観光Naviのエリア案内では、四条通の東端にある八坂神社の境内を抜け、円山公園から北へ向かう道筋が紹介されています。この先には知恩院や青蓮院があります。
円山公園
京都市の駒札によれば、円山公園は京都市最初の都市公園です。明治までは円山安養寺や祇園感神院(現在の八坂神社)の境内でしたが、明治19年(1886)に公園が設けられ、翌年京都市に移管されました。大正元年(1912)に造園家小川治兵衛の手で現在の形に整えられています。公園中央の池付近のしだれ桜は「祇園の夜桜」として知られ、春の宵はとくににぎわいます。公園からは知恩院・安養寺・長楽寺へ道が通じています。
祇園女御塚
円山音楽堂の西側には、白河法皇の愛人といわれる祇園女御の住居跡とされる祇園女御塚の供養塔があります。京都観光Naviでは、市バス「祇園」から300メートルと案内されています。
八坂神社御旅所(四条御旅所)
四条通を西へ進んだ四条寺町にある御旅所は、祇園祭の神輿が7月17日から24日までとどまる場所です。阪急京都線「京都河原町」駅から徒歩2分と案内されており、八坂神社とあわせて訪ねやすい位置にあります。
出典: エリア別観光情報「祇園・清水寺」(京都観光Navi) / 駒札「円山公園」(京都観光Navi) / 祇園女御塚(京都観光Navi) / 八坂神社御旅所(京都観光Navi)(2026年10月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
確認した公式情報
訪問前に知っておきたいポイント
- 価格はまず横並びを前提に。同じ体験ならどのサイトでも料金差は小さいことが多いです。
- 決め手はポイント還元と特典。普段貯めているポイント経済圏に合わせると実質負担が下がります。
- 人気枠は早めに確保。日時指定・送迎付きプランは直前だと売り切れることがあります。
京都の観光施設を、入場料でくらべる
| 施設 | 入場・拝観の目安 ▲ | 滞在の目安 ▲ | 最寄りから ▲ |
|---|---|---|---|
| 京都駅ビル | 無料 | — | — |
| 野宮神社 | 無料 | 約25分 | — |
| 錦市場 | 無料 | — | — |
| 嵐山 天龍寺・庭園 | ¥500〜 | 約1時間 | 駅すぐ |
| 金閣寺 鹿苑寺(京都) | ¥500〜 | 約50分 | 徒歩5分 |
| 二条城 | ¥800〜 | 約1時間 | — |
| 嵐山・嵯峨野トロッコ列車 | ¥880〜 | 約25分 | 徒歩5分 |
| 天然温泉 仁左衛門の湯(京都) | ¥900〜 | 約1時間45分 | — |
| 銀閣寺 慈照寺(京都) | ¥1,000〜 | 約1時間 | 徒歩10分 |
| 嵐山温泉 風風の湯 | ¥1,100〜 | 約1時間30分 | 徒歩1分 |
| さがの温泉 天山の湯(嵐山) | ¥1,200〜 | 約2時間 | 徒歩5分 |
| 京都鉄道博物館 | ¥1,500〜 | 約2時間 | 徒歩2分 |
| 京都水族館 | ¥2,600〜 | 約1時間 | 徒歩7分 |
入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。最寄りからは、最寄り駅・停留所からの徒歩時間です(車の場合は車と表記)。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。
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よくある質問
八坂神社は何時から何時まで参拝できますか?
京都観光Naviでは営業時間は「終日」、本殿は「24時間参拝可」と案内されています。西楼門も常時公開です。授与所の受付時間は記載がないため、八坂神社公式サイトで確認してください。
参拝料はかかりますか?
京都観光Naviの八坂神社の頁に参拝料の金額の記載はなく、関連タグに「#無料」と付けられています。
最寄り駅はどこですか?
京阪電車「祇園四条駅」から徒歩約5分、阪急電車「京都河原町駅」から徒歩約10分です。市バスなら「祇園」下車、徒歩すぐです。
祇園祭で八坂神社の神輿が出るのはいつですか?
7月17日の神幸祭で、午後6時に3基の神輿が西楼門の下に集結し、夜に四条寺町の御旅所へ入ります。7月24日の還幸祭で御旅所を出て、深夜に八坂神社へ戻ります。