ウユニ塩湖は、ウユニの町を起点に、町の近くの列車の墓場、塩の工場がある村コルチャニ、塩湖の上、塩湖の中のインカワシ島へと、町に近い順に西へ進むのが基本の形です。ボリビア政府の観光資源データでは、コルチャニにもインカワシ島にも路線の公共交通は無く、島へは専用の車か旅行会社の手配でしか入れないとされ、外務省も塩湖の周りを自分で運転することは控えるよう求めているため、現地の移動はツアーの車が前提になります。日程を決めるのは三つです。雨の季節は塩湖の縁を回るだけになりインカワシ島へは渡れないこと、ウユニの町が標高の高い土地にあり高山病への備えが要ること、そして燃料不足で長距離バスや国内線、ウユニ塩湖への車の移動に影響が出るおそれがあるとして、外務省が予備日を設けた日程を勧めていることです。
出典: ボリビア計画開発省 地理空間サーバー 全国観光資源データ(Atractivos turísticos de Bolivia) / 外務省 海外安全ホームページ ボリビア 安全対策基礎データ / 外務省 海外安全ホームページ ボリビアにおける緊急事態宣言の延長及び燃料不足等に伴う注意喚起(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
ウユニ塩湖観光の回り方の全体像
旅の骨組みは「ウユニの町に入る」「町から日帰りで塩湖と島を回る」「必要なら塩のホテルに泊まるか、さらに南の保護区まで足を延ばす」の三段です。ボリビアの空港を運営する NAABOL は、ウユニの空港(ホヤ・アンディナ空港)を塩湖観光に欠かせない空港と位置づけ、主な見どころとしてインカワシ島への訪問と塩のホテルでの体験を挙げています。鉄道会社のフェロビアリア・アンディナは、ウユニを「世界最大の塩湖への入口」と紹介し、町の見どころとして列車の墓場(Cementerio de Trenes)と鉄道博物館を挙げています。
- ウユニの町: 宿と食事の拠点で、政府の観光資源データには宿泊・食事の選択肢が多いと書かれています。教会と駅があり、旅行会社がここで塩湖への車を手配します。
- 列車の墓場: 町の近くにある古い車両の置き場。観光資源データでは一年を通しての見どころですが、道が土のため雨の季節は訪問できないとされています。
- コルチャニ: 塩の工場がある村で、工場の見学、塩でつくった工芸品の店、リャマの博物館があります。公共交通は無く、専用の車で入ります。
- 塩湖の上: 塩を積み上げた山(Montones de Sal)が並ぶ一帯や、塩湖の上を歩く・自転車で回る・夕日を眺めるといった過ごし方が観光資源データに挙がっています。
- インカワシ島: 塩湖の西寄りに浮かぶ島で、大きなサボテンが見どころです。乾いた季節に訪れる場所で、雨の季節は渡れません。電話の電波は届きません。
見どころが東から西へ一直線に並ぶので、回る順番は「町に近いところから遠いところへ」で決まります。町に戻る時刻は催行する会社の行程によるため、移動と滞在の時間は申し込むときに行程表で確かめてください。なお鉄道会社は、ウユニが「白い砂漠と色の湖」の道筋の一部として、南のエドゥアルド・アバロア保護区とつながっていると紹介しています。
出典: NAABOL(ボリビア空港・航空航法公社)Aeropuerto Joya Andina / Ferroviaria Andina(フェロビアリア・アンディナ)Ferrobús / ボリビア計画開発省 地理空間サーバー 全国観光資源データ(Atractivos turísticos de Bolivia)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
半日コース:町・列車の墓場・コルチャニと塩湖の縁
ウユニに着いた日や、体を高地に慣らしたい日に向くのが、町から近い順に回る短い行程です。塩湖の奥まで入らないので、雨の季節で島へ渡れない時期にも組みやすい内容です。ただし列車の墓場とコルチャニは、雨の季節には道の状態が悪くなる、または訪問できないと観光資源データに書かれています。
- ウユニの町: 教会と駅のまわりを歩きます。次の列車の墓場へは、旅行会社の車か専用の車で向かいます。
- 列車の墓場: 鉄道会社が、ボリビアの鉄道の歴史を伝える場所として紹介する車両の置き場です。観光資源データでは、来訪者向けの案内表示や説明が足りないとされているので、ガイドの説明があると見どころが分かりやすくなります。次のコルチャニへは同じ車で北へ進みます。
- コルチャニ: 塩の工場でガイドの案内を受け、塩がどう加工されるかを見学します。塩でつくった工芸品の店とリャマの博物館もあります。工場は素朴なつくりで手入れが常に必要だと観光資源データは書いています。次は車で塩湖の縁へ。
- 塩の山が並ぶ一帯と塩湖の縁: 塩を積んだ山の並ぶ景色を見て、夕日の時間に合わせて塩湖を眺めます。帰りは同じ車で町へ戻ります。
到着した日に無理をしないことは、外務省の高山病の注意とも重なります。外務省は高地に着いてからは休息を十分に取り、防寒を怠らないよう求めているので、初日はこの半日の行程にとどめ、塩湖の奥へは翌日に回す組み立てが安全です。
出典: ボリビア計画開発省 地理空間サーバー 全国観光資源データ(Atractivos turísticos de Bolivia) / 外務省 海外安全ホームページ ボリビア 安全対策基礎データ(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
一日コース:塩湖を横断してインカワシ島へ
乾いた季節に一日を使えるなら、半日の行程に続けて塩湖を西へ横断し、インカワシ島まで行って町へ戻る行程が中心になります。NAABOL が塩湖の主な見どころとして挙げるのも、このインカワシ島への訪問です。島へは専用の車か旅行会社の手配でしか入れないため、日帰りのツアーに参加する形になります。
- ウユニの町を出発: ツアーの車で北へ向かいます。町の近くの列車の墓場に寄る行程も多く、寄るかどうかは申し込むときに確かめます。
- コルチャニ: 塩の工場と工芸品の店に立ち寄り、塩湖へ向かいます。
- 塩の山と塩湖の上: 塩を積み上げた山の並ぶ一帯を通り、塩湖の上を西へ進みます。塩湖の周りには交通の決まりが無く、外務省は速度の出し過ぎが事故の原因になってきたと書いているので、運転手に無理な運転をさせないことが大事です。
- インカワシ島: 島に上がり、大きなサボテンの間を歩いて塩湖を見渡します。電話の電波が届かないので、集合の場所と時刻は車を降りる前に決めておきます。
- 塩湖の上で夕日を見て町へ: 帰り道に塩湖の上で日の入りを眺め、同じ車で町へ戻ります。
島と塩湖の上は、店や電波から離れた場所です。外務省は、塩湖の周りでは GPS やカーナビが働かず標識も無いため道に迷った事例や、塩湖のくぼみにタイヤがはまって動けなくなった事例があると書いています。飲み物と防寒具は町で用意し、行程と連絡の方法を事前に確かめておくと安心です。
出典: NAABOL(ボリビア空港・航空航法公社)Aeropuerto Joya Andina / ボリビア計画開発省 地理空間サーバー 全国観光資源データ(Atractivos turísticos de Bolivia) / 外務省 海外安全ホームページ ボリビア 安全対策基礎データ(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
二日以上のコース:塩のホテルに泊まる・南の保護区へ進む
ウユニで泊まる意味は二つあります。一つは高地に体を慣らす時間をつくれること、もう一つは塩湖の朝夕の景色を見られることです。NAABOL は塩のホテルでの体験を塩湖の魅力に挙げており、塩湖の近くに一泊すれば、日帰りでは見にくい時間帯の塩湖を眺められます。
二日間の例(一日目に高地に慣らし、二日目に塩湖の奥へ)
- 一日目: ウユニの町に着き、上の半日コースで町・列車の墓場・コルチャニを回って、塩湖の縁で夕日を見ます。宿は町か塩のホテルにします。
- 二日目: 一日コースのとおり塩湖を横断してインカワシ島へ行き、町に戻ります。帰りの便やバスに乗る日は、燃料不足や道路封鎖で動けない場合に備えて、もう一日の余裕を残しておきます。
さらに南へ進む例(エドゥアルド・アバロア保護区)
ウユニから南へは、アンデスの動物の保護区「エドゥアルド・アバロア国立アンデス動物保護区」が続きます。政府の観光資源データでは、間欠泉の「ソル・デ・マニャーナ」、シロリ砂漠、色の違う湖、「石の木(Árbol de Piedra)」、ポルケスの温泉が見どころで、ラグナ・コロラダ(赤い湖)には簡素な宿と小さな食堂があります。いずれも専用の車か旅行会社の手配でしか行けず、道が土のため雨の季節は道の状態が悪くなるとされています。
- ウユニから塩湖とインカワシ島へ: 一日コースと同じ順に塩湖を横断します。
- 南の保護区へ: 色の湖や石の木を見ながら南へ進み、ラグナ・コロラダの簡素な宿に泊まります。
- 間欠泉と温泉: ソル・デ・マニャーナの間欠泉と、ポルケスの温泉に立ち寄ります。帰りの道筋と町に着く日は催行する会社の行程で確かめます。
何日にもわたるツアーについて、外務省は、ウユニ塩湖の近くにはガソリンスタンドが無く、ふつうは予備のガソリンを積んで走ると書き、ガソリンやプロパンなど燃えやすいものの積み込みも事故の原因に挙げています。安全の管理について信頼できる会社を選ぶことが、外務省の求める第一の条件です。
出典: NAABOL(ボリビア空港・航空航法公社)Aeropuerto Joya Andina / ボリビア計画開発省 地理空間サーバー 全国観光資源データ(Atractivos turísticos de Bolivia) / 外務省 海外安全ホームページ ボリビア 安全対策基礎データ(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
ベストシーズンと天気:雨季と乾いた季節で回り方が変わる
ボリビア政府の観光資源データは、ウユニ塩湖を訪れる時期を「Mayo - Noviembre」(五月から十一月)としています。インカワシ島は乾いた季節の見どころで、雨の季節には塩湖の縁を回ることしかできず、島へは渡れないとされています。外務省は、ボリビアでは11月~3月が雨期に当たると書き、とくに雨季である12月から3月は地盤が緩んで道路の状態が普段にも増して悪くなるため、陸路の移動に注意するよう求めています。
塩湖の水については、外務省が、湖が増水したときには付近への立ち入りそのものが禁止されることがあると注意しています。鉄道会社が「地球で最大の天然の鏡」と紹介する景色を目当てにする場合も、雨の季節は島に渡れず塩湖の縁を回る行程になること、増水すれば入れない日があることを前提に、日程に余裕を持たせてください。
政府の観光資源データには、雨の季節は空路でウユニに着けないとの記載もあります。雨の季節に飛行機で入るなら、航空会社の公式で運航を確かめてください。
気温について、厚生労働省検疫所(FORTH)はボリビアの高地を、年間の平均気温が15度で一日の寒暖の差が大きく、非常に乾燥していると説明しています。外務省も高地に着いた後の防寒を求めているので、季節を問わず朝夕に着る上着を用意します。
出典: ボリビア計画開発省 地理空間サーバー 全国観光資源データ(Atractivos turísticos de Bolivia) / 外務省 海外安全ホームページ ボリビア 安全対策基礎データ / Ferroviaria Andina(フェロビアリア・アンディナ)Ferrobús / 厚生労働省検疫所 FORTH ペルー・ボリビア・エクアドル(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
日本からの行き方と空港から市内
ボリビアの空の玄関口は二つあります。NAABOL によれば、ラパスのエル・アルト国際空港は国内線と国際線の要の空港で、サンタクルスのビルビル国際空港はボリビアで最も大きな大陸間の乗り継ぎの拠点です。日本からボリビアへの直行便の有無と経由地は、利用する航空会社の公式の時刻表で確かめてください。外務省が紹介する高山病の事例には、米国経由でラパスに着いた旅行者の例があります。
エル・アルト空港は標高4,070mにあり、ラパスの市街地も標高3,200mから3,700mにあると外務省は書いています。日本から直接高地に入ると高山病の危険が伴うため、到着してすぐに長い移動を重ねない日程にします。
出典: NAABOL Aeropuerto Internacional El Alto / NAABOL Aeropuerto Internacional de Viru Viru / 外務省 海外安全ホームページ ボリビア 安全対策基礎データ(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
ラパスからウユニへ(国内線・長距離バス・列車)
- 国内線: ウユニの町にはホヤ・アンディナ空港があり、NAABOL は塩湖観光に欠かせない空港としています。ラパスやサンタクルスからの便の有無と運航日は、航空会社の公式で確かめてください。外務省は燃料不足で国内線の時刻が変わるおそれがあると注意しています。
- 長距離バス: ウユニとラパスの間には長距離バスが走り、政府の観光資源データには夜に出るバスがあると書かれています。外務省は、この区間のバスの中で荷物の盗難が多いとして、荷物置き場や座席の下に貴重品を置かないよう求めています。深夜や早朝のバスターミナルには観光警察がいないため、その時間に着くバスはできる限り避けるよう勧めています。
- 列車: フェロビアリア・アンディナの旅客列車「エクスプレソ・デル・スール(フェロブス)」が、オルーロからウユニを通り、アトチャ、トゥピサ、アルゼンチンとの国境の町ビジャソンまでを結んでいます。時刻と運賃は同社の公式の時刻表で確かめてください。
ラパスのバス乗り場について、外務省は周辺の治安が悪く、とくに人通りが減る早朝と夜間に犯罪が増えると書いています。空港のあるエル・アルト市でも昼夜を問わず強盗や窃盗が起きているとされるので、乗り継ぎの時間は空港や駅の中で過ごす計画にします。
出典: NAABOL Aeropuerto Internacional El Alto / NAABOL Aeropuerto Internacional de Viru Viru / NAABOL(ボリビア空港・航空航法公社)Aeropuerto Joya Andina / 外務省 海外安全ホームページ ボリビア 安全対策基礎データ / 外務省 海外安全ホームページ ボリビアの危険情報 / 外務省 海外安全ホームページ ボリビアにおける緊急事態宣言の延長及び燃料不足等に伴う注意喚起 / ボリビア計画開発省 地理空間サーバー 全国観光資源データ(Atractivos turísticos de Bolivia) / Ferroviaria Andina(フェロビアリア・アンディナ)Ferrobús(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
ウユニの空港から町へ
ホヤ・アンディナ空港から町へは、タクシーやミニバスなどの車で移動します。NAABOL の空港の通行料の表では、空港に入る車両は Bs 4、ミニバス・タクシーは Bs 3 です。空港の中では無料の Wi-Fi が使えると案内されています。
出典: NAABOL(ボリビア空港・航空航法公社)Aeropuerto Joya Andina(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
現地の移動:塩湖へはツアーの車で
ウユニの町の中は歩いて回れますが、町の外の見どころには路線の公共交通がありません。政府の観光資源データでは、コルチャニへは専用の車で、インカワシ島とエドゥアルド・アバロア保護区へは専用の車か旅行会社の手配でしか行けないとされています。
自分で運転することについて、外務省ははっきり控えるよう求めています。理由として挙げているのは、塩湖の塩水がエンジンにかかって止まったり故障したりした事例、塩湖のくぼみにタイヤがはまって動けなくなった事例、GPS やカーナビが働かず標識も無いため現在地が分からなくなった事例です。また、ウユニ塩湖の近くでは2008年5月に日本人観光客5名の乗った車が他の車と正面衝突し、5名全員が亡くなる事故が起きています。ツアーを選ぶときは、安全の管理について信頼できる会社を選び、運転手に無理な運転をさせないことが外務省の示す条件です。
燃料不足の影響も移動に関わります。外務省は、経済不況による外貨不足を背景にガソリンと軽油の不足が常態化しており、地方の観光地(ウユニ塩湖等)への車の移動に影響が出る可能性があると書いています。前日までに催行の可否を確かめ、催行されない場合の代わりの日を残しておきます。
出典: ボリビア計画開発省 地理空間サーバー 全国観光資源データ(Atractivos turísticos de Bolivia) / 外務省 海外安全ホームページ ボリビア 安全対策基礎データ / 外務省 海外安全ホームページ ボリビアにおける緊急事態宣言の延長及び燃料不足等に伴う注意喚起(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
主な見どころの入場条件と料金の表
コースに入る見どころについて、政府の観光資源データに書かれている行き方と季節の条件をまとめました。入場料と開いている時間は公式の掲載が無いため、料金・時間の欄は申し込む会社と現地の窓口で確かめてください。
| 見どころ | 見られるもの | 行き方 | 雨の季節 | 料金・時間 |
|---|---|---|---|---|
| ウユニの町 | 教会、駅、旅行会社、宿 | 空港・バス・列車で到着 | 一年を通しての見どころ。空路で着けないとの記載あり | 公式で確かめてください |
| 列車の墓場 | 古い車両の置き場 | 町から車 | 道が土のため訪問できない | 公式で確かめてください |
| コルチャニ | 塩の工場、工芸品の店、リャマの博物館 | 専用の車(公共交通は無し) | 道の状態が悪い | 公式で確かめてください |
| インカワシ島 | 大きなサボテン、塩湖の眺め | 専用の車か旅行会社の手配 | 渡れない | 公式で確かめてください |
| エドゥアルド・アバロア保護区 | 間欠泉、色の湖、石の木、温泉 | 専用の車か旅行会社の手配 | 道の状態が悪い | 公式で確かめてください |
塩湖そのものについては、雨の季節は縁を回るだけになり、増水したときは付近への立ち入りが禁止されることがあります。表の条件は季節で変わるので、出発の前日に旅行会社へ当日の行き先を確かめてください。
出典: ボリビア計画開発省 地理空間サーバー 全国観光資源データ(Atractivos turísticos de Bolivia) / 外務省 海外安全ホームページ ボリビア 安全対策基礎データ(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
曜日・季節・情勢で変わること
- 雨の季節: インカワシ島へ渡れず、塩湖は縁を回る行程になります。列車の墓場は訪問できず、コルチャニと南の保護区は道の状態が悪くなります。外務省は雨季である12月から3月の陸路の移動に特に注意するよう求めています。
- 列車の曜日: エクスプレソ・デル・スールは毎日の運行ではなく、同社の時刻表ではオルーロ発ウユニ行きが月曜、ウユニ発オルーロ行きが金曜の運行として載っています。列車で出入りするなら、この曜日に合わせて日程を組み、時刻は公式で確かめてください。
- 燃料不足と緊急事態宣言: 外務省によると、政府が6月に出した緊急事態宣言は9月17日に議会の承認を受けて90日間延長されました。軍や警察が幹線道路を監視しているため大規模な道路封鎖を伴う抗議活動は抑えられていますが、燃料不足で長距離バスの減便・運休や遅れが起きるおそれがあります。外務省は旅程に数日の予備日を設けるよう求めています。
- 身分証明書: 緊急事態宣言に伴って警察の路上検問が強まっているため、外出時はパスポートなどの身分証明書を持ち歩くよう外務省は求めています。
- 道路の状況: 外務省は、陸路で移動する前にボリビア道路庁の道路状況の地図などで最新の交通情報を確かめるよう勧めています。
- オルーロのカーニバル: 列車の起点オルーロでは毎年二月にカーニバルが開かれると鉄道会社は紹介しています。外務省は、2018年2月にオルーロのカーニバルの催しの最中に爆発で死傷者が出たことを挙げ、催しのときは注意するよう求めています。
出典: ボリビア計画開発省 地理空間サーバー 全国観光資源データ(Atractivos turísticos de Bolivia) / 外務省 海外安全ホームページ ボリビア 安全対策基礎データ / 外務省 海外安全ホームページ ボリビアにおける緊急事態宣言の延長及び燃料不足等に伴う注意喚起 / Ferroviaria Andina(フェロビアリア・アンディナ)Ferrobús(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
高山病・入国の決まり・安全の情報
高山病への備え
外務省は、高地(特に2,500m以上)に滞在するときの予防策として、持病があれば事前に主治医に相談する、余裕のある日程にする、高山病の予防薬の服用について医師に相談する、補償の十分な海外旅行保険に入る、などを挙げています。滞在中は、高地に着く前から酒と睡眠薬を控え、着いた後は休息を十分に取ります。頭痛や吐き気を感じたら一人にならず、座って安静にして酸素を吸い、改善しなければすぐに病院へ行くよう求めています。ほとんどのホテルに酸素ボンベが置いてあるとも書かれています。外務省の事例には、ラパスに着いてから体調が悪いまま観光を続け、数日後にウユニ塩湖(標高約3,700m)で心肺停止になった例があります。FORTH も、低地から急に高地へ移動するのは危険だとしています。
出典: 外務省 海外安全ホームページ ボリビア 安全対策基礎データ / 厚生労働省検疫所 FORTH ペルー・ボリビア・エクアドル(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
入国の決まり
外務省によると、観光が目的なら事前の査証(ビザ)は要らず、入国時に30日の滞在許可が与えられます。ボリビア国内の移民局で手続きをすれば、1年間に2回まで各30日の延長ができ、最長90日まで滞在できます。費用は無料です。パスポートは入国の時点で6か月以上の残存有効期間が必要です。1万米ドル相当額以上の現金を持って入国するときは税関への申告が要ります。
出典: 外務省 海外安全ホームページ ボリビア 安全対策基礎データ(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
危険情報と緊急の連絡先
外務省の危険情報では、ラパス県ラパス市とエルアルト市、サンタクルス県サンタクルス市などが「レベル1:十分注意してください」とされています。ラパスの観光客の多い場所では、写真撮影を頼んできた女性の仲間の偽警察官が現金や貴重品をだまし取る事件が起きており、外務省は、警察官が路上やタクシー内で所持品検査をすることは無いので財布や身分証を渡さないよう注意しています。緊急時の連絡先として、外務省はパトカーを110、ラパス市の救急車を165と案内しています。
出典: 外務省 海外安全ホームページ ボリビアの危険情報 / 外務省 海外安全ホームページ ボリビア 安全対策基礎データ(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
よくある質問
鏡のような景色は、いつ行けば見られますか。
公式の観光資源データは訪れる時期を五月から十一月とし、雨の季節は塩湖の縁を回るだけでインカワシ島へは渡れないとしています。外務省は増水したときに付近への立ち入りが禁止されることがあると注意しています。雨の季節に行く場合は、行ける範囲が狭まることと、入れない日があることを前提に日程を組んでください。
出典: ボリビア計画開発省 地理空間サーバー 全国観光資源データ(Atractivos turísticos de Bolivia) / 外務省 海外安全ホームページ ボリビア 安全対策基礎データ(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
レンタカーで塩湖を走れますか。
外務省は、塩湖の周りで個人がレンタカーや自分の車を運転して入ることは非常に危険だとして、控えるよう求めています。塩水によるエンジンの故障、くぼみでの立ち往生、GPS が働かず道に迷うといった事例が理由です。旅行会社のツアーの車を使ってください。
出典: 外務省 海外安全ホームページ ボリビア 安全対策基礎データ(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
黄熱の予防接種証明書(イエローカード)は要りますか。
外務省によれば、入国審査でイエローカードの提示が要るのは、ボリビア政府が定める黄熱の高い危険地域を訪れる予定がある場合だけです。ウユニ市やラパス市などの高地では黄熱に感染する危険はほぼ無く、これらの地域だけを訪れるなら提示は要りません。ただし、航空会社から搭乗を断られた事案が起きているとして、必要に応じて航空会社に説明するよう外務省は書いています。
出典: 外務省 海外安全ホームページ ボリビア 安全対策基礎データ(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
コカ茶はお土産に持ち帰れますか。
持ち帰れません。外務省は、ボリビア国内ではコカ茶が一般に飲まれ、コカの葉やティーバッグの製品も売られているものの、日本を含むほとんどの国で違法とされているため、決してボリビア国外に持ち出さないよう求めています。空港や国境では抜き打ちで所持品検査が行われることもあります。
出典: 外務省 海外安全ホームページ ボリビア 安全対策基礎データ(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
写真を撮るときに気をつけることはありますか。
外務省は、軍の施設は撮影禁止で、禁止の場所で撮ると逮捕されることがあると書いています。先住民族の暮らす地域では生活習慣に配慮し、承諾無く人や住居を写真・動画に撮らないよう求めています。村で人を撮るときは、先に承諾を得てください。
出典: 外務省 海外安全ホームページ ボリビア 安全対策基礎データ(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
旅行の予算はどのくらい見ておけばよいですか。
航空券と宿は時期で変わり、塩湖のツアーや見どころの料金は公式の掲載が無いため、申し込む会社の見積もりと現地の窓口で確かめてください。外務省は、ボリビアからの緊急の移送は近くの国や日本への長い距離の搬送になるとして、補償の限度額が高い海外旅行保険を勧めています。予算には保険の費用も含めて考えます。
出典: 外務省 海外安全ホームページ ボリビア 安全対策基礎データ(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
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