京成スカイライナーに乗るには、運賃(乗車券。PASMOやSuicaなどのICカードも使えます)と、全席指定の座席の「ライナー料金」(スカイライナー券)の両方が必要です。料金は乗る区間で決まり、京成上野と日暮里は同じ料金、空港第2ビルと成田空港も同じ料金です。ライナー券は乗車日の1か月前から発売され、京成のチケットレスサービス(携帯電話の画面が券の代わり)、停車駅の窓口や券売機、京成トラベルや主な旅行代理店で買えるほか、電話でも予約できます。小児(6歳から11歳まで。12歳の小学生を含む)は小児の料金で、1歳から小学校入学前の幼児は、乗車券を持つ人と一緒なら2名まで無料です。ただし幼児だけで座席を使う場合は小児の運賃・料金がかかります。障がい者割引はスカイライナー券には使えず、割安に乗れるのは、LCCの機内などで売られる「スカイライナーバリューチケット」をはじめとする京成のお得なきっぷです。
出典: 京成電鉄「チケット購入のご案内」 / 京成電鉄「よくあるご質問」 / 京成電鉄「ご利用案内」 / 京成電鉄「スカイライナーバリューチケット」(2026年9月24日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
スカイライナーの料金は「運賃」と「ライナー料金」の合計
京成電鉄の「チケット購入のご案内」にある料金表は、区間ごとに運賃とライナー料金を分けて載せています。運賃はICカードで払う場合(表の[IC])ときっぷで払う場合(表の[磁気])で少し額が違い、ライナー料金は区間ごとにひとつの額です。下の表の金額は「大人/小児」の順です。
| 区間 | 運賃(ICカード) | 運賃(きっぷ) | ライナー料金 |
|---|---|---|---|
| 京成上野・日暮里〜空港第2ビル・成田空港 | 1,267円/633円 | 1,280円/640円 | 1,300円/650円 |
| 青砥〜空港第2ビル・成田空港 | 1,141円/570円 | 1,150円/580円 | 1,050円/530円 |
| 新鎌ヶ谷〜空港第2ビル・成田空港 | 922円/461円 | 930円/470円 | 800円/400円 |
| 京成上野・日暮里〜新鎌ヶ谷 | 747円/373円 | 760円/380円 | 500円/250円 |
| 青砥〜新鎌ヶ谷 | 621円/310円 | 630円/320円 | 300円/150円 |
京成上野・日暮里と空港第2ビル・成田空港の間を片道で乗る場合、京成の「スカイライナーバリューチケット」のページには、通常価格として大人2,580円が示されています。これは表のきっぷの運賃とライナー料金を足した額と同じです。運賃をICカードで払う場合は、運賃の部分が表の[IC]の額に置き換わります。
青砥と新鎌ヶ谷は、一部のスカイライナーだけが停車する駅です。この両駅で乗り降りするときは表の青砥・新鎌ヶ谷の行の料金になり、停車する列車を選んでライナー券を買います。なお、スカイライナーは全席座席指定・全席禁煙で、自由席の車両はありません。
出典: 京成電鉄「チケット購入のご案内」 / 京成電鉄「スカイライナーバリューチケット」 / 京成電鉄「ご利用案内」(2026年9月24日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
子ども・幼児の料金と座席の決まり
京成の「スカイライナーバリューチケット」の案内では、小児を「6歳から11歳まで(12歳の小学生を含む)」としています。小児の料金も区間ごとに決まっていて、京成上野・日暮里〜空港第2ビル・成田空港では、運賃がきっぷ640円・ICカード633円、ライナー料金が650円です。青砥や新鎌ヶ谷で乗り降りする場合の小児の料金は、上の表の「/」の右側の額です。
幼児の運賃は、京成の「よくあるご質問」に決まりがあります。0歳児は無料で、1歳から6歳までの小学校入学前の子どもは、乗車券(団体乗車券を除く)を持つ人と一緒に乗る場合、2名まで無料です。
気をつけたいのは、スカイライナーが全席指定であることです。京成の「ご利用案内」には、スカイライナーなど座席指定列車の座席を幼児または乳児だけで使う場合は、小児の運賃・料金をいただくと書かれています。幼児にも座席を用意したいときは、小児の乗車券と小児のライナー券を買います。
出典: 京成電鉄「スカイライナーバリューチケット」 / 京成電鉄「チケット購入のご案内」 / 京成電鉄「よくあるご質問」 / 京成電鉄「ご利用案内」(2026年9月24日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
ライナー券の買い方と発売開始
スカイライナー券は乗車日の1か月前から発売されます。買い方は次のとおりで、どの方法で買っても乗車券は別に必要です。
- チケットレスサービス:携帯電話の画面がスカイライナー券の代わりになり、窓口や券売機に寄らずに乗れるサービスです。会員登録が必要で、入会金・年会費はかかりません。乗車日1ヶ月前の9時から発車時刻の5分前まで予約・購入でき、同時に8席まで買えます。支払いはクレジットカードです。
- 顔認証(Skyliner e-ticket Face Check in Go):パソコンやスマートフォンのカメラで顔情報を事前に登録しておき、スムーズに乗車するサービスです。使える駅は京成上野・日暮里・空港第2ビル・成田空港です。
- 駅・旅行代理店の窓口:スカイライナーの停車駅(京成上野・日暮里・青砥・新鎌ヶ谷・空港第2ビル・成田空港)、京成トラベルの各営業所、近畿日本ツーリスト・日本旅行・京王観光などの主な旅行代理店で、乗車日の1か月前から売っています。前売り券は、一部の旅行代理店で所定の手数料がかかる場合があります。
- インターネット予約:予約した列車の発車5分前までに、乗る駅の窓口(乗車日・列車番号・予約番号・電話番号が必要)か特急券売機で購入します。
- 電話予約:京成お客様ダイヤルのチケット予約センター(0570-081-160、9時〜18時、年中無休)で、乗車日の1ヶ月前から2日前まで受け付けます。予約した座席は京成上野駅ライナー券発売窓口で9:00〜18:00に引き替えます。引き替えの期限は、乗車日の1ヶ月前〜10日前に予約した場合は予約日から8日以内、9日前〜2日前に予約した場合は乗車日の2日前までで、過ぎると予約は自動的に取り消されます。
電話予約に間に合わない翌日の分について、京成の「よくあるご質問」は、インターネット予約やチケットレスサービスのほか、京成上野・日暮里・空港第2ビル・成田空港の各駅、成田国際空港ターミナルビル内の乗車券販売カウンター、京成上野案内所、主な旅行代理店の店頭でも買えると答えています。
出典: 京成電鉄「チケット購入のご案内」 / 京成電鉄「よくあるご質問」 / 京成電鉄「ご利用案内」(2026年9月24日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
ライナー券なしで乗った場合と乗り遅れた場合
ライナー券を持たずにスカイライナーに乗ると、スカイライナー特急料金に大人300円・小児150円が加算されると、京成の「チケット購入のご案内」に書かれています。乗る前に窓口や券売機、チケットレスサービスでライナー券を用意しておけば、この加算はかかりません。
乗り遅れにも注意が必要です。京成の「ご利用案内」によると、利用する列車の出発時刻を過ぎたライナー券は無効になり、変更も払いもどしもできません。次のスカイライナーに乗るときは、あらためてライナー券を買います。
チケットレスサービスで買った場合は、駅係員や乗務員から提示を求められたときに、購入完了メールに書かれたURLから表示した画面を見せます。このライナー券を、駅の窓口や券売機で実際の券に引き換えることはできません。
出典: 京成電鉄「チケット購入のご案内」 / 京成電鉄「ご利用案内」 / 京成電鉄「よくあるご質問」(2026年9月24日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
変更と払いもどしの手数料
駅の窓口などで買ったライナー券は、希望の列車に空席があり、出発時刻前までに申し出た場合に限って、1回だけ手数料なしで変更できます。払いもどしは発車時刻前までで、1枚につき100円の手数料が差し引かれます。
チケットレスサービスで買った場合は、京成の「よくあるご質問」に次の決まりがあります。
- 乗車変更は1回まで手数料なし。2回目からは、いったん払い戻してから新たに買い直します。
- 変更は列車の所定発車時刻まで受け付けますが、変更後の列車の発車時刻まで5分以内のときは変更できません。
- 料金が高くなる列車へは差額を払って変更でき(差額は登録したクレジットカードで決済)、安くなる列車へは変更できません。
- 払い戻しは列車の所定発車時刻までで、手数料は1席につき100円です。
- 複数名でまとめて買った分の一部だけを払い戻すことはできません。3人で買って1名が乗れなくなった場合は、3人分を払い戻して2名分を買い直すよう案内されています。
- 列車が運休した場合は、翌日以降に京成から無手数料で払い戻す旨のメールが届き、メールに書かれたURLから自分で手続きします。
出典: 京成電鉄「よくあるご質問」 / 京成電鉄「ご利用案内」(2026年9月24日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
割引とお得なきっぷ
京成の障がい者割引は、条件に当てはまる場合に乗車券が5割引になる制度ですが、スカイライナー券・イブニングライナー券・モーニングライナー券には割引がありません。スカイライナーを割安に使う方法として京成が案内しているのは、発売場所や買い方が決まったお得なきっぷです。京成上野・日暮里と空港第2ビル・成田空港の間の片道で使うバリューチケットとプレミアムの価格は次のとおりです。
| きっぷ | 大人 | 小児 |
|---|---|---|
| 通常価格(参考) | 2,580円 | 1,290円 |
| スカイライナーバリューチケット | 2,310円(270円引き) | 1,150円(140円引き) |
| スカイライナーバリューチケットプレミアム | 2,310円(270円引き) | 1,150円(140円引き) |
- スカイライナーバリューチケット:LCCの機内や、新千歳空港・関西国際空港・那覇空港などLCCが就航する地方都市で買える片道券です。スカイライナーの上り(成田空港・空港第2ビル→日暮里・京成上野)で使え、きっぷの引換有効期間は発売当日限りです。
- スカイライナーバリューチケットプレミアム:エイチ・アイ・エスの全国の店舗で、パッケージツアーの予約と同時に申し込む片道券です(オンライン予約は除く)。京成上野・日暮里⇔空港第2ビル・成田空港のスカイライナー片道1乗車に使えます。通年販売で、有効期間は購入日から6か月、引換後の乗車変更は1回に限り手数料なしです。
- Keisei Skyliner & Tokyo Subway Ticket:スカイライナーと、東京の地下鉄全線が24時間・48時間・72時間乗り降り自由な「Tokyo Subway Ticket」のセットです。
- そのほかのセット券:Tokyo City Pass(通常版)とのセット、韓国の空港鉄道の直通列車とのセット(スカイライナー&ソウルアクセスチケット)、南海のラピートスーパーシートとの特急券セット(京成×南海 特得チケット)があります。
顔認証の「Skyliner e-ticket Face Check in Go」も、京成は「スムーズにお得に」乗れるサービスとして紹介しています。セット券や顔認証の価格は、京成の「お得なきっぷ」のページで確かめてください。
出典: 京成電鉄「ご利用案内」 / 京成電鉄「スカイライナーバリューチケット」 / 京成電鉄「スカイライナーバリューチケットプレミアム」 / 京成電鉄「お得なきっぷ」(2026年9月24日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
特急料金がいらない列車と、経由による運賃の違い
京成の「成田空港アクセスガイド」は、アクセス特急と快速特急・特急を「特急料金不要」と案内しています。「よくあるご質問」でも、スカイライナーではない快特や特急は特別急行券も予約も必要なく、運賃だけで乗れると答えています。ライナー料金をかけずに空港へ向かうなら、これらの列車が選択肢です。
ただし、成田空港・空港第2ビルまでの運賃は経由によって異なります。京成上野駅からの運賃表(2025年4月1日時点)では、次のように経由ごとに額が分かれています。
| 経由(運賃表の表記) | きっぷ 大人/小児(円) | ICカード 大人/小児(円) |
|---|---|---|
| 新柴又経由 | 1,280/640 | 1,267/633 |
| 京成小岩経由 | 1,060/530 | 1,052/526 |
新柴又経由の額は、スカイライナーの料金表にある運賃と同じです。スカイライナーは成田スカイアクセス線を経由し、在来線最速の時速160kmで走って、日暮里駅から空港第2ビル駅までを最短36分で結びます。一方、アクセスガイドは快速特急・特急を「京成船橋経由」と紹介しています。どちらの経由の運賃になるかは乗る列車の経路で変わるため、ライナー料金の有無とあわせて、乗る前に京成の公式サイトで確かめてください。
出典: 京成電鉄「成田空港アクセスガイド」 / 京成電鉄「よくあるご質問」 / 京成電鉄「京成上野駅からの運賃表」(PDF) / 京成電鉄「スカイライナーのご案内」(2026年9月24日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
乗る駅・降りる駅の選び方
スカイライナーの停車駅は、京成上野、日暮里、青砥、新鎌ヶ谷、空港第2ビル、成田空港です(青砥・新鎌ヶ谷は一部の列車のみ停車)。京成上野と日暮里は、どちらから乗っても料金が同じです。
空港側は、使うターミナルで降りる駅を選びます。成田国際空港の公式サイトによると、第1ターミナルは成田空港駅から徒歩5分、第2・第3ターミナルは空港第2ビル駅からそれぞれ徒歩5分、10分です。
京成上野駅を使う前後に上野で過ごすなら、上野動物園の見どころや上野動物園の入園料の記事も参考にしてください。東京のほかの観光地は東京の旅行ガイドにまとめています。
出典: 成田国際空港「電車」 / 京成電鉄「チケット購入のご案内」 / 京成電鉄「スカイライナーのご案内」(2026年9月24日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
スカイライナーの料金についてよくある質問
スカイライナーの片道料金は大人いくらですか?
京成上野・日暮里から空港第2ビル・成田空港までは、運賃(きっぷ)1,280円とライナー料金1,300円が必要で、京成のバリューチケットの案内では片道の通常価格を2,580円としています。運賃をICカードで払う場合、運賃は1,267円です。
出典: 京成電鉄「チケット購入のご案内」 / 京成電鉄「スカイライナーバリューチケット」(2026年9月24日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
PASMOやSuicaだけで乗れますか?
ICカードだけでは足りません。PASMOやSuicaは乗車券として使えますが、全席指定のスカイライナーにはライナー券も必要です。ライナー券を持たずに乗った場合は、特急料金に大人300円・小児150円が上乗せされます。
出典: 京成電鉄「よくあるご質問」 / 京成電鉄「チケット購入のご案内」(2026年9月24日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
乗り遅れたライナー券は次の列車に使えますか?
使えません。出発時刻を過ぎたライナー券は無効で、変更も払いもどしもできないため、改めてライナー券を買います。出発時刻前に申し出れば、空席のある列車へ1回だけ手数料なしで変更できます。
モーニングライナー・イブニングライナーにもライナー券は要りますか?
要ります。乗車券のほかに「イブニングライナー・モーニングライナー券」を買います。チケットレスサービスでも利用でき、料金は京成の公式サイトの案内で確かめてください。
幼児にも座席の料金はかかりますか?
幼児(1歳から6歳までの小学校入学前)は乗車券を持つ人と一緒なら2名まで無料で、0歳児も無料です。ただし幼児や乳児だけで座席を使うなら小児の運賃・料金がかかり、京成上野・日暮里〜空港第2ビル・成田空港では運賃640円(ICカード633円)とライナー料金650円です。
出典: 京成電鉄「よくあるご質問」 / 京成電鉄「ご利用案内」 / 京成電鉄「チケット購入のご案内」(2026年9月24日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
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