新宿御苑は東京都新宿区と渋谷区にまたがる庭園である。環境省が管理する国民公園で、面積はおよそ58ヘクタール。新宿駅から歩ける距離にこれだけの広さがある。入園料は一般と学生、65歳以上に分かれている。
新宿御苑の入園料
| 区分 | 入園料 |
|---|---|
| 一般 | 500円 |
| 65歳以上 | 250円 |
| 学生(高校生以上) | 250円 |
| 中学生以下 | 無料 |
| 年間パスポート | 2,000円 |
年間パスポートは2,000円なので、一般なら4回で元が取れる。中学生以下が無料なので、家族連れの負担は小さい。65歳以上と学生の割引にはそれぞれ証明の提示が要る。
出典: 環境省 新宿御苑(2026年8月14日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
三つの様式が同居する庭
この庭の特徴は、性格の違う三つの庭園が同じ敷地にあることだ。フランス式整形庭園、イギリス風景式庭園、そして日本庭園。園内を歩いていると、数分の移動で様式が切り替わる。
フランス式整形庭園はプラタナスの並木とバラ花壇で構成された左右対称の空間である。イギリス風景式庭園は広い芝生で、大きな樹木が点在する。日本庭園は池を中心にした回遊式で、中の島と橋、茶室がある。この三つが違和感なく並んでいるのは、敷地が十分に広いからである。
皇室の庭から国民公園へ
この土地はもともと信州高遠藩の内藤家の屋敷だった。内藤新宿という地名の由来である。明治になって政府が買い上げ、農事試験場を経て皇室の御料地となった。当時は宮内省が管理する庭園で、一般の人は入れなかった。
戦後、国民公園として一般に開放された。園内の温室と旧洋館御休所はこの御料地時代のものである。旧洋館御休所は重要文化財に指定されている。広大な芝生が都心に残っているのは、この土地が長く皇室の管理下にあったからだ。
桜と紅葉
新宿御苑には約65種、千本を超える桜が植えられている。品種が多いため、二月の寒桜から四月下旬の八重桜まで見ごろが長く続く。ソメイヨシノが散ったあとに別の品種が咲き始めるので、花見の期間が他の公園より長い。
この時期は入園に列ができる。園内は飲酒が禁止されていて、遊具やボール遊びも認められていない。静かに花を見るための場所として運営されている。秋はプラタナス並木の黄葉と、日本庭園の紅葉。冬は葉の落ちた樹形が見どころになる。
アクセスと使い方
門は三つある。新宿門はJR新宿駅の南口から徒歩十分ほど、大木戸門は地下鉄丸ノ内線の新宿御苑前駅から徒歩五分、千駄ヶ谷門はJR千駄ヶ谷駅から徒歩五分。どの門から入るかで最初に見る庭が変わる。
休園日は月曜が基本で、祝日の場合は翌平日が休みになる。桜と菊の期間は無休になる年がある。園内は広いので、一周すると二時間ほど。芝生に座って過ごすなら半日は使える。都心にありながら建物の音が遠く、働く人が昼休みに来ることもある。
年間パスポートの損得
年間パスポートは2,000円である。一般料金が500円なので、4回で元が取れる。都内に住んでいて季節ごとに足を運ぶなら十分に見合う。桜、新緑、菊、紅葉と見どころが四季に分かれているので、通う理由には困らない。
65歳以上と学生の割引にはそれぞれ証明の提示が要る。中学生以下は無料なので、家族連れの負担は小さい。入園料が必要なぶん、園内は静かに保たれている。無料の公園とは客層が違うという点が、この料金の意味でもある。
出典: 環境省 新宿御苑(2026年9月8日確認)
三つの様式が同居する庭
この庭の特徴は、性格の違う三つの庭園が同じ敷地にあることだ。フランス式整形庭園、イギリス風景式庭園、そして日本庭園。園内を歩いていると、数分の移動で様式が切り替わる。
フランス式整形庭園はプラタナスの並木とバラ花壇で構成された左右対称の空間である。イギリス風景式庭園は広い芝生で、大きな樹木が点在する。日本庭園は池を中心にした回遊式で、中の島と橋、茶室がある。この三つが違和感なく並んでいるのは、敷地が十分に広いからである。
皇室の庭から国民公園へ
この土地はもともと信州高遠藩の内藤家の屋敷だった。内藤新宿という地名の由来である。明治になって政府が買い上げ、農事試験場を経て皇室の御料地となった。当時は宮内省が管理する庭園で、一般の人は入れなかった。
戦後、国民公園として一般に開放された。園内の温室と旧洋館御休所はこの御料地時代のものである。旧洋館御休所は重要文化財に指定されている。広大な芝生が都心に残っているのは、この土地が長く皇室の管理下にあったからだ。
桜と紅葉
新宿御苑には約65種、千本を超える桜が植えられている。品種が多いため、二月の寒桜から四月下旬の八重桜まで見ごろが長く続く。ソメイヨシノが散ったあとに別の品種が咲き始めるので、花見の期間が他の公園より長い。
この時期は入園に列ができる。園内は飲酒が禁止されていて、遊具やボール遊びも認められていない。静かに花を見るための場所として運営されている。秋はプラタナス並木の黄葉と、日本庭園の紅葉。冬は葉の落ちた樹形が見どころになる。
門と休園日
門は三つある。新宿門はJR新宿駅の南口から徒歩十分ほど、大木戸門は地下鉄丸ノ内線の新宿御苑前駅から徒歩五分、千駄ヶ谷門はJR千駄ヶ谷駅から徒歩五分。どの門から入るかで最初に見る庭が変わる。
休園日は月曜が基本で、祝日の場合は翌平日が休みになる。桜と菊の期間は無休になる年がある。園内は広いので、一周すると二時間ほど。芝生に座って過ごすなら半日は使える。都心にありながら建物の音が遠い。
近くの施設の料金
同じ東京の施設と並べると、新宿御苑の料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。
| 施設 | 料金の目安 |
|---|---|
| 浜離宮恩賜庭園 | 目安 ¥300〜 |
| 井の頭自然文化園(東京・吉祥寺) | 目安 ¥400〜 |
| 松本湯(中野) | 予約サイト ¥550〜 |
| 上野動物園 | 目安 ¥600〜 |
| RAKU SPA 1010 神田 | 目安 ¥600〜 |
| あらかわ遊園 | 目安 ¥800〜 |
金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。
園内での決まり
園内は飲酒が禁止されている。遊具の持ち込みとボール遊びも認められていない。花見の時期でも宴会は行われず、静かに花を見る場所として運営されている。無料の公園とは客層が違うのは、入園料とこの規則の両方によるものである。
ペットの入園もできない。ベビーカーと車椅子は使えて、園路は舗装されている区間が多い。園内には温室があり、こちらは雨の日でも入れる。熱帯と亜熱帯の植物が集められていて、都心では見られない種が並ぶ。
時間の使い方
園内は広いので、一周すると二時間ほど。芝生に座って過ごすなら半日は使える。三つの庭園をひととおり歩いて、温室に入り、旧洋館御休所を外から見る。それだけで午後が埋まる。売店と休憩所があるので、飲み物は園内でも買える。
休園日は月曜が基本で、祝日の場合は翌平日が休みになる。桜と菊の期間は無休になる年がある。開園時間は季節によって変わり、夏は長くなる。新宿という土地柄、平日でも人はいるが、広いので混雑を感じにくい。
都心にこの広さが残った理由
面積はおよそ58ヘクタール。新宿という土地でこれだけの緑地が残ったのは偶然ではない。江戸の大名屋敷が明治に政府の所有となり、その後は皇室の御料地として管理された。民間に切り売りされる機会がないまま戦後を迎え、そのまま国民公園になった。所有者が変わり続けたのに区画が割られなかったという経緯が、この広さを守っている。
東京の観光施設を、入場料でくらべる
| 施設 | 入場・拝観の目安 ▲ | 滞在の目安 ▲ | 最寄りから ▲ | |
|---|---|---|---|---|
| 明治神宮 | 無料 | — | — | |
| 羽田空港第3ターミナル 展望デッキ | 無料 | — | — | |
| 浜離宮恩賜庭園 | ¥300〜 | 約1時間15分 | 徒歩7分 | |
| 新宿御苑 | ¥500〜 | 約1時間45分 | 徒歩5分 | |
| 上野動物園 | ¥600〜 | 約4時間 | 徒歩5分 | |
| あらかわ遊園 | ¥800〜 | 約4時間 | — | |
| 東京国立博物館 | ¥1,000〜 | 約2時間15分 | 徒歩10分 | |
| 東京あそびマーレ | ¥1,200〜 | 約4時間 | 駅すぐ | |
| 浅草花やしき | ¥1,600〜 | 約1時間45分 | 徒歩5分 | |
| 東京ジョイポリス | ¥1,700〜 | — | — | |
| 東京サマーランド | ¥2,600〜 | 約6時間 | — | |
| すみだ水族館 | ¥2,700〜 | 約1時間45分 | 駅すぐ | |
| よみうりランド プールWAI | 変動 ¥3,400〜 | — | — | |
| スパ ラクーア(東京ドームシティ) | 変動 ¥3,500〜 | 約4時間 | 徒歩4分 |
入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。最寄りからは、最寄り駅・停留所からの徒歩時間です(車の場合は車と表記)。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。
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※価格・在庫は変動します。最新は各予約サイトの公式ページでご確認ください。