志摩スペイン村は、三重県志摩市にあるスペインをテーマにしたリゾート施設である。テーマパークのパルケエスパーニャ、ホテル志摩スペイン村、天然温泉ひまわりの湯の三つで構成されていて、テーマパークの料金は「パスポート」という一枚に入園とアトラクションがまとまっている。
1日パスポートの料金
年齢の区分がやや細かい。大人は18歳から64歳、中人は12歳から17歳(中学生・高校生)、小人は3歳から11歳(幼児・小学生)、シニアは65歳以上である。表示金額はすべて消費税を含む。
| 区分 | パスポート(1日) |
|---|---|
| 大人(18〜64歳) | 5,900円 |
| 中人(12〜17歳/中学生・高校生) | 4,700円 |
| 小人(3〜11歳/幼児・小学生) | 4,100円 |
| シニア(65歳以上) | 4,700円 |
パスポートは入園と、無料のショーおよびすべてのアトラクションに使える。ただし「カルメンホール」「ドラゴン城の宝さがし」「カーニバルハウス」は別途料金が必要になる。2歳以下の幼児は、有料入園者(大人)1名につき2名まで無料である。
出典: 志摩スペイン村 チケットガイド(2026年9月10日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
障がい者割引
障がい者手帳またはミライロIDを提示すると、本人と介添えの方1名まで割引料金で購入できる。チケット購入の際に提示が必要である。
| 区分 | パスポート(1日・障がい者割引) |
|---|---|
| 大人(18〜64歳) | 3,550円 |
| 中人(12〜17歳) | 2,850円 |
| 小人(3〜11歳) | 2,500円 |
| シニア(65歳以上) | 2,850円 |
なお障がい者割引の2DAYパスポートとムーンライトパスポートは販売が終了している。このほか、連続2日間入園できる2DAYパスポート、ホテル志摩スペイン村の宿泊者向けのプレミアムパスポート、オフィシャルホテル宿泊者向けのパスポートなど、券種は複数ある。営業時間は日によって変わるため、行く日の時間は公式サイトのカレンダーで確認してほしい。
出典: 志摩スペイン村 チケットガイド(2026年9月10日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
スペインを写した街
園内はスペインの街並みを再現した造りになっている。マドリードのシベレス広場をかたどった一帯、アンダルシアの白い壁の路地、ガウディのモチーフを取り入れた建物。書き割りではなく、石畳やタイル、鉄の細工まで作り込まれているので、歩いているだけで写真が撮れる。広場では日に何度かパレードやフラメンコのショーが行われる。
絶叫系の看板はジェットコースターのピレネーである。足を宙に投げ出す吊り下げ式で、回転を繰り返しながら山あいを走る。起伏のある地形をそのまま使っているため、コースの高低差が地形と一体になっている。このほかにも大型のアトラクションがいくつかあり、小さな子ども向けのエリアも独立して用意されている。一日パスポートでこれらがすべて対象になるので、乗り物ごとに券を買う必要はない。
志摩という土地
志摩は伊勢志摩国立公園のなかにある。リアス式の海岸線が入り組み、英虞湾には真珠の養殖いかだが浮かぶ。横山展望台からはその湾を一望できて、無数の島と入り江が重なる景色が広がる。スペイン村から車で30分ほどの範囲に、こうした景勝地がいくつも集まっている。
北へ向かえば鳥羽で、鳥羽水族館とミキモト真珠島がある。さらに進めば伊勢神宮とおはらい町。伊勢志摩を二泊三日で回るなら、テーマパークに一日、神宮と鳥羽に一日、残りを海沿いのドライブに充てるという配分が組みやすい。海の幸が豊富な土地で、伊勢えびと牡蠣、そしててこね寿司が名物である。
アクセス
近鉄志摩線の鵜方駅からバスで13分ほど。大阪や名古屋からは近鉄の特急で鵜方まで来るのが標準的な行き方になる。車の場合は伊勢自動車道から伊勢道路や第二伊勢道路を経由する。園内は坂と階段が多いので、歩きやすい靴で行きたい。一日いるつもりなら、午前のうちに人気のアトラクションを回して、午後は街並みとショーに時間を使うと待ち時間が減る。
なぜ志摩にスペインなのか
パルケエスパーニャが開いたのは1994年である。伊勢志摩は伊勢神宮と真珠で知られた観光地だったが、参拝と海の景色以外に一日を使える施設が乏しかった。そこへ近鉄グループが、スペインを主題にした大型のテーマパークを持ち込んだ。名前のパルケエスパーニャは、スペイン語で「スペインの公園」という意味である。
スペインという題材の選び方も、単なる異国趣味ではない。建物はスペインの実在する建築を下敷きにしていて、広場や路地の配置も現地の都市の構造を写している。石畳の目地、鉄柵の細工、壁のタイル。近くで見ると作り込みの が細かく、書き割りではないことがわかる。だから乗り物に乗らなくても、街を歩くだけで時間が過ぎる。
園内のエリア
入口を抜けると、まずマドリードのシベレス広場を写した一帯に出る。噴水と石造りの建物が並び、ここがパレードの舞台にもなる。奥へ進むとアンダルシアの白い壁の路地があり、階段と路地が入り組む。エリアごとに建築の様式が違うので、歩いているうちにスペインのどの地方かが切り替わっていく構成である。
アトラクションは絶叫系と子ども向けが分かれて配置されている。看板のジェットコースターは足を宙に投げ出す吊り下げ式で、起伏のある地形をそのまま使って走る。小さな子ども向けのエリアは独立してまとまっているので、家族で来ても分かれて動きやすい。一日パスポートでこれらが対象になるため、乗るたびに券を買う手間はない。
ショーはフラメンコが軸になる。本場の舞踊を専門の踊り手が見せるもので、屋内の劇場で行われる演目もある。パレードは広場を使い、時間が決まっている。時刻表を入園時にもらって、それを軸に一日を組むのが効率がいい。
食事と温泉
食べ物もスペインに寄せてある。パエリア、チュロス、ハモンセラーノ、そしてサングリア。テーマパークの食事としては珍しく、料理そのものが目的になりうる水準の店がある。屋外のテラス席が多いので、天気のいい日は外で食べたい。
敷地内には天然温泉のひまわりの湯があり、こちらはテーマパークとは別の施設である。露天風呂から伊勢志摩の山並みが見える。歩き回ったあとに湯に入って帰る、という締め方ができるのは、この規模のテーマパークでは珍しい。隣接するホテル志摩スペイン村に泊まれば、宿泊者向けのパスポートが使える。
いつ行くか
繁忙期は春休みと夏休み、そしてゴールデンウィーク。逆に平日の秋や冬は待ち時間がほとんど出ない。冬季はイルミネーションが灯り、スペイン風の街並みが光で縁取られる。屋外を歩く時間が長い施設なので、冬は防寒、夏は日除けと水分を用意しておきたい。園内は坂と階段が多く、歩数がかなり出る。
近くの施設の料金
同じ三重県の施設と並べると、志摩スペイン村の料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。
| 施設 | 料金の目安 |
|---|---|
| 榊原温泉 日帰り入浴 | 予約サイト ¥700〜 |
| 伊賀流忍者博物館 | 目安 ¥1,000〜 |
| 赤目四十八滝 | 目安 ¥1,000〜 |
| 湯の山温泉 日帰り入浴 | 予約サイト ¥1,000〜 |
| 鈴鹿サーキットパーク | 目安 ¥2,000〜 |
| なばなの里 イルミネーション | 予約サイト ¥2,500〜 |
金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。
三重県の観光施設を、入場料でくらべる
| 施設 | 入場・拝観の目安 ▲ | |
|---|---|---|
| 伊賀流忍者博物館 | ¥1,000〜 | |
| 赤目四十八滝 | ¥1,000〜 | |
| 鈴鹿サーキットパーク | ¥2,000〜 | |
| 鳥羽水族館 | ¥2,800〜 | |
| ナガシマ ジャンボ海水プール | ¥4,800〜 |
入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。
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