唐招提寺の拝観料は大人・大学生1,000円、高校生400円、中学生400円、小学生200円です(令和2年4月1日改定)。
高校生と中学生が同じ400円という設定がめずらしいところです。大人1,000円に対して高校生400円なので、大学生になった瞬間に1,000円になります。大学生を大人と同じ扱いにする寺は多くありません。
出典: 唐招提寺 公式サイト「拝観のご案内」(2026年9月8日確認)
拝観料(令和2年4月1日改定)
| 区分 | 大人・大学生 | 高校生 | 中学生 | 小学生 |
|---|---|---|---|---|
| 個人 | 1000円 | 400円 | 400円 | 200円 |
| 団体(30人以上) | 800円 | 320円 | 320円 | 160円 |
団体は30人以上で2割引き。そして学校の引率者は無料です。建仁寺のように引率者から全額取る寺もあるので、修学旅行の予算では差が出ます。
身障者は半額(介護者1名も半額)。免除ではなく半額という設定です。
奈良市在住で「ななまるカード(老春手帳)」を持参の方は南大門拝観料が無料になります。ただし5月19日の中興忌と、6月5日・6日・7日の開山忌の期間は除外されます。鑑真和上に関わるいちばん大事な行事の日は、無料になりません。
出典: 唐招提寺 公式サイト「拝観のご案内」(2026年9月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
特別公開と新宝蔵は別料金
| 拝観場所 | 大人・大学生 | 高校生 | 中学生 | 小学生 |
|---|---|---|---|---|
| 国宝 鑑真和上坐像 特別公開 | 1000円 | 400円 | 400円 | 300円 |
| 新宝蔵 | 200円 | 100円 | 100円 | 100円 |
特別展は通常の拝観料のほかに別途料金がかかります。
とくに国宝 鑑真和上坐像の特別公開は、拝観料と同額の1,000円。合わせて2,000円になります。鑑真和上坐像は日本最古の肖像彫刻とされる国宝で、公開は年に数日しかありません。開山忌(6月5日〜7日)の前後が中心です。
小学生だけは特別公開が300円で、通常拝観の200円より高くなっています。それでも大人の3分の1以下です。
新宝蔵は200円。こちらは通年ではなく、春と秋の公開期間があります。200円で国宝・重要文化財の仏像が見られるので、開いている時期に当たったら入る価値があります。
出典: 唐招提寺 公式サイト「拝観のご案内」(2026年9月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
拝観時間は8:30〜17:00、受付は16:30まで
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 拝観時間 | 8:30〜17:00(受付は16:30まで) |
| 住所 | 〒630-8032 奈良市五条町13-46 |
| 電話 | 0742-33-7900 |
| 最寄り駅 | 近鉄西ノ京駅 |
| バス | 奈良交通バス「唐招提寺」「唐招提寺東口」 |
| 車 | 第二阪奈有料道路 宝来ランプから3km/西名阪自動車道 郡山ICから8km |
8時30分から開きます。奈良の主要な寺のなかでは早いほうで、朝いちばんに来ると金堂の前にほとんど人がいません。
唐招提寺の金堂は奈良時代の金堂として唯一現存する建物です。正面に8本の円柱が並ぶ吹き放ちの空間があり、その柱の間から見える盧舎那仏坐像・薬師如来立像・千手観音立像はいずれも国宝。1,000円で見られるものとしては、日本でもかなり上位に来ます。
鑑真和上が日本にたどり着くまでに5回の渡航に失敗し、視力を失いながら6回目で来日したこと。その後、この地に戒律を学ぶ道場として唐招提寺を開いたこと。それを知って金堂の前に立つと、見え方が変わります。
出典: 唐招提寺 公式サイト「拝観のご案内」(2026年9月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
駐車場は乗用車150台・有料
| 車種 | 料金 | 延長 |
|---|---|---|
| 乗用車 | 60分 550円 | 以降30分ごと 110円 |
| バス | 入庫より2時間まで 2,420円 | 以降60分ごと 550円 |
収容は乗用車150台、利用時間は8:00〜18:00です(境内の拝観は8:30〜17:00)。駐車場のほうが30分早く開いて、1時間遅く閉まります。
1時間550円なので、拝観料1,000円に対して駐車場が550円。薬師寺まで歩いて回るなら2時間は停めることになり、550円+110円×2=770円という計算です。
駐車場の運営はタイムズサービス株式会社で、問い合わせはフリーダイヤル 0120-72-8924。寺ではなく駐車場事業者が窓口になっています。
出典: 唐招提寺 公式サイト「拝観のご案内」(2026年9月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
1,000円で見られる金堂は、奈良時代の姿を残しています
唐招提寺の金堂について、公式の説明から具体的に書きます。
金堂は国宝・奈良時代(8世紀後半)、寄棟造・本瓦葺。南大門をくぐった正面にその荘厳な姿を見せる建物で、8世紀後半の創建時の姿を残す代表的な建築物です。
| 金堂の外観 | 内容 |
|---|---|
| 正面間口 | 七間(中央間は約4.7m、両端へは次第に狭くなり3.3m) |
| 奥行き | 四間 |
| 形式 | 寄棟造。前面一間通りが吹き放ち |
| 組み物 | 三手先(みてさき) |
中央の柱の間が約4.7mで、両端へ行くほど次第に狭くなって3.3mになる。この寸法の変化が、正面から見たときの安定感を作っています。軒を支える組み物は三手先と呼ばれる形式で、公式はこれが建立年代を示していると説明しています。
堂内は連子窓から取り入れられた柔らかな光に満たされ、中央に本尊・盧舎那仏坐像、右に薬師如来立像、左に千手観音立像。いずれも国宝で、天平時代を彷彿させる厳かな雰囲気に包まれています。
出典: 唐招提寺 公式サイト「伽藍と名宝:金堂」(2026年9月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
本尊の光背には862体の化仏があります
| 仏像 | 内容 |
|---|---|
| 盧舎那仏坐像 | 国宝・奈良時代(8世紀)。脱活乾漆 漆箔。高さ3m超、光背の高さ5.15m |
| 薬師如来立像 | 国宝・平安時代(9世紀)。木心乾漆 漆箔。高さ3.36m |
| 千手観音立像 | 国宝・奈良時代(8世紀) |
本尊の盧舎那仏坐像は高さ3mを超え、光背の高さは5.15mにもおよぶ巨像です。奈良時代に盛んに用いられた脱活乾漆造で、その造形は雄大さとやわらかさを併せ持ち、唐代の仏像に通じると公式は評しています。
そして数字がひとつ。背後の光背の化仏(けぶつ)の数は862体。ただし本来は1,000体であったといわれています。1,000体あったはずのものが、いま862体。1,200年のあいだに失われた分がその差です。
向かって右の薬師如来立像は高さ3.36m、平安時代初期の完成と考えられています。伏目がちな表情などから全体的に重厚な印象がある仏像です。昭和47年の修理の際に左手掌から3枚の古銭が見つかり、その年代からも平安初期の完成であることが明らかになりました。仏像の手のひらから出てきた小銭が、制作年代を確定させたということです。
個人1,000円という拝観料で、この3体と、それを収める奈良時代の金堂を見られます。
出典: 唐招提寺 公式サイト「伽藍と名宝:金堂」(2026年9月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
近くの施設の料金
同じ奈良の施設と並べると、唐招提寺の料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。
| 施設 | 料金の目安 |
|---|---|
| 春日大社 | 目安 ¥700〜 |
| 奈良国立博物館 | 目安 ¥700〜 |
| 東大寺 | 目安 ¥800〜 |
| 奈良公園(鹿とのふれあい) | 公式で確認 |
| 法隆寺 | 予約サイト ¥1,500〜 |
金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。
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