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厳島神社の昇殿初穂料は?大人300円と宝物館との共通券500円を完全案内

宮島の厳島神社は、海上に建つ社殿に上がるために昇殿初穂料が必要になる。大人三百円。加えて宝物館が別に三百円で、両方見るなら共通券の五百円が用意されている。別々に買うより百円安い計算になる。

昇殿初穂料と宝物館

区分昇殿初穂料宝物館共通券
大人300円300円500円
高校生200円200円
中学生・小学生100円100円(小学生70円)
項目時間
厳島神社 開門6:30
宝物館8:00〜17:00(休館日なし)

出典: 宮島観光協会 料金のご案内(2026年8月16日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。

共通券が大人五百円というのは、昇殿と宝物館をそれぞれ三百円ずつ払うより百円安い。両方見るつもりなら共通券を選ばない理由はない。逆に社殿だけでよければ三百円で済む。

朝六時三十分の開門は早い。日帰りで宮島を訪れる人の多くは午前十時前後に着くので、その前に入れば社殿を静かに見られる。宝物館は八時からで、休館日がないという点も旅程を組むうえで扱いやすい。

潮の満ち引きで景色が変わる

厳島神社の最大の特徴は、社殿と大鳥居が海の上に立っていることである。だから見え方は潮位に完全に左右される。満潮のときは社殿が水に浮かんで見え、干潮のときは大鳥居の足元まで歩いて近づける。

どちらが良いという話ではなく、まったく別の体験になる。海に浮かぶ社殿を見たいなら満潮、鳥居を間近で見上げたいなら干潮。訪問日の潮位表を先に調べ、それに合わせて到着時刻を決めるのが、この神社を訪ねるときの基本になる。

一日のうちに満潮と干潮の両方を見られる日もある。時間に余裕があるなら、島に長く滞在して両方の姿を見るという贅沢な使い方ができる。

回廊を歩く

昇殿すると、朱塗りの回廊を歩くことになる。床板の隙間から海が見え、満潮時には足元で水が揺れている。柱と梁が作る枠の向こうに大鳥居が収まる構図は、この神社を代表する眺めである。

回廊の床板にわずかな隙間があるのは、高潮のときに水の力を逃がすためだと説明される。海上に建てるという無理を、構造の工夫で成立させてきた建築である。装飾の美しさだけでなく、そうした技術の面から見ても興味深い。

宮島という島

厳島神社があるのは宮島、正式には厳島という島である。本土からはフェリーで渡る。島全体が信仰の対象とされてきた歴史があり、社殿を海上に建てたのも、島そのものを傷つけないためという説明がなされる。

島には弥山という山があり、ロープウェーと徒歩で登れる。山頂からは瀬戸内の島々が一望できる。神社だけなら一時間ほどだが、弥山まで含めるなら半日は必要になる。参道には牡蠣ともみじ饅頭の店が並ぶ。

広島市内からは電車とフェリーで一時間ほど。原爆ドームと平和記念公園を午前に見て、午後に宮島へ渡るという一日が定番になっている。宮島に泊まれば、日帰り客が帰った後の静かな島を歩ける。

平清盛が整えた社殿

厳島神社の創建は古いが、現在のような海上の大規模な社殿に整えたのは平清盛だとされる。平家の権勢を背景に、瀬戸内の海運を押さえる要衝に、当時の最先端の建築を建てた。寝殿造の様式を神社建築に持ち込んだ点が特徴になっている。

平家が滅びた後も社殿は守られ、修理を重ねながら今日に至る。台風や高潮で被害を受けるたびに直されてきた。海の上に建てるという選択は、維持の負担を承知のうえでのものだった。

大鳥居の立ち方

海に立つ大鳥居は、地面に埋め込まれているわけではない。自らの重さで海底に据わっているとされ、柱の下部には石が詰められている。この構造を知って見ると、あの大きさが必要だった理由が分かる。

干潮時には鳥居の足元まで歩いて行ける。近くで見上げると、写真で受ける印象よりはるかに巨大である。柱に触れられる距離まで近づけるのは、干潮のときだけの体験になる。

潮位表を先に見る

この神社を訪れるうえで最も実務的な準備が、潮位の確認である。満潮なら社殿が海に浮かび、干潮なら砂地が現れる。同じ日でも数時間で景色が入れ替わる。

宮島観光協会などが潮位の表を公開している。行く日が決まったら、その日の満潮と干潮の時刻を調べ、どちらを見たいかで到着時刻を決める。何も調べずに行くと、期待した景色に当たるかどうかは運任せになる。

弥山まで登るか

島には弥山という山があり、ロープウェーと徒歩で山頂まで行ける。瀬戸内の島々を見渡す眺めがあり、原始林が残る山そのものも見どころになっている。ただし社殿からロープウェー乗り場まで歩き、そこから山頂まで登り返すので、往復に相応の時間がかかる。

神社だけなら一時間、弥山まで含めるなら半日。日帰りで広島市内から来るなら、どちらにするかを先に決めておきたい。島に泊まれば両方をゆっくり回れる。

島での食事と買い物

参道には牡蠣を焼く店ともみじ饅頭の店が並ぶ。牡蠣は季節によって味が変わるが、焼き牡蠣は通年で出している店が多い。もみじ饅頭は餡だけでなく種類が増えていて、揚げたものを出す店もある。

島には鹿がいる。餌を与えないよう案内が出ているので、手に持った食べ物には注意したい。紙袋を狙われることもある。動物と距離を取るという基本を守れば、問題は起きない。

近くの施設の料金

同じ広島の施設と並べると、厳島神社の料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。

金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。

行く前に確かめておきたいこと

いちばん重要なのは潮位の確認である。満潮と干潮で見える景色がまるで違うので、どちらを目当てにするかを決めてから到着時刻を組みたい。潮位の表は公開されているので、行く日が決まったら調べておくこと。

共通券は昇殿と宝物館の両方を見るなら大人五百円で、別々に買うより百円安い。両方見るつもりなら共通券を選ぶ。開門は六時三十分と早く、宝物館は八時から十七時までで休館日がない。

フェリーと移動

宮島へは本土からフェリーで渡る。所要は十分ほどで、便数も多い。広島市内からは電車とフェリーで一時間前後。フェリーの運賃は別にかかるので、総額で考えておきたい。

島は坂と階段が多い。神社の回廊は平坦だが、弥山へ登るなら本格的な登りになる。どこまで行くかで必要な装備が変わるので、先に決めておくと荷物も決まる。

世界遺産としての宮島

厳島神社とその周辺は世界文化遺産に登録されている。登録の対象は社殿だけでなく、背後の弥山原始林を含む区域に及ぶ。海、社殿、山という三つが一体で評価されたという点が、この場所の特徴を示している。

だから社殿だけを見て帰るのは、評価された全体の一部しか見ていないことになる。時間が許すなら弥山まで登り、海と社殿を上から眺めてみたい。見る位置が変わると、なぜここが選ばれたのかが分かってくる。

夜の宮島

日帰り客が帰った後の宮島は静かになる。社殿と大鳥居はライトアップされ、昼とはまったく違う表情になる。この時間帯を見られるのは島に泊まった人だけである。

宿の数は限られているので、泊まるなら早めに押さえたい。夜の海に浮かぶ社殿は、この島を訪れる理由として十分に強い。翌朝の開門直後もまた人が少なく、一泊すると昼夜朝の三つを押さえられる。

神社・寺院を、入場料でくらべる

施設エリア入場・拝観の目安 滞在の目安 最寄りから
元乃隅神社山口無料約45分車60分
出雲大社島根・出雲無料約1時間15分
白兎神社鳥取無料約40分
金刀比羅宮香川無料約1時間45分徒歩12分
鶴岡八幡宮鎌倉無料約1時間徒歩10分
志波彦神社・鹽竈神社宮城¥200〜約1時間徒歩15分
厳島神社・宮島広島¥300〜約1時間15分
鎌倉大仏(高徳院)鎌倉¥300〜約40分徒歩7分
金閣寺 鹿苑寺(京都)京都¥500〜約50分徒歩5分
春日大社奈良¥700〜約1時間
牛久大仏茨城¥900〜約1時間45分
中尊寺岩手¥1,000〜約1時間45分徒歩20分
銀閣寺 慈照寺(京都)京都¥1,000〜約1時間徒歩10分
日光東照宮日光¥1,600〜約1時間45分

入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。最寄りからは、最寄り駅・停留所からの徒歩時間です(車の場合は車と表記)。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。

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