茨城県を車なしで回るなら、起点の駅を五つに分けて考えると組み立てやすくなります。水戸駅(弘道館と偕楽園)、勝田駅(国営ひたち海浜公園)、友部駅と笠間駅(笠間稲荷神社と春風萬里荘)、つくばエクスプレスのつくば駅(筑波山)、JR常磐線の牛久駅(牛久大仏)です。水戸は駅から弘道館まで歩いて偕楽園へはバス、ひたち海浜公園へは勝田駅東口からの路線バス、筑波山へはつくば駅からの直行筑波山シャトルバスで向かいます。一日の長さを決めるのは閉まる時刻と休みの日で、10月1日~2月中旬は弘道館が9:00~16:30、偕楽園の好文亭が9:00~16:30、ひたち海浜公園は11月1日から2月末日まで9時30分から16時30分までで、原則として毎週火曜日が休園日です。筑波山は9月25日(金)以降、ケーブルカーが当面の間運行休止と案内されているため、山頂へはロープウェイか登山道を使います。
出典: 観光いばらき「弘道館」 / 観光いばらき「偕楽園」 / 国営ひたち海浜公園「開園日・時間」 / 国営ひたち海浜公園「電車・バスでのアクセス」 / つくば観光コンベンション協会「ケーブルカー・ロープウェイの運行につきまして」 / つくば観光コンベンション協会「筑波山シャトルバス時刻表」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
茨城観光の回り方の全体像(地域と起点の駅)
茨城県の公式観光サイト「観光いばらき」は、県内の観光地を県北・県央・県南・鹿行などの地域に分けて案内しています。定番として挙げているのは、県央の国営ひたち海浜公園(ひたちなか市)、アクアワールド茨城県大洗水族館と大洗磯前神社(大洗町)、偕楽園と弘道館(水戸市)、笠間稲荷神社と春風萬里荘(笠間市)、県南の筑波山と筑波山神社(つくば市)と牛久大仏(牛久市)、県北の竜神大吊橋(常陸太田市)と袋田の滝(大子町)、鹿行の鹿島神宮(鹿嶋市)などです。
鉄道でつなぐと、県央の水戸・ひたちなか・笠間はJR常磐線と水戸線の沿線にまとまり、県南の筑波山はつくばエクスプレスとバス、牛久大仏は常磐線の牛久駅からバス、県北の袋田の滝は水戸駅から出る水郡線の沿線です。筑波山と水戸を同じ日に入れると乗る路線が変わるので、県央の日と県南の日に分けると乗り換えが少なくなります。
- 県央・水戸: 起点は水戸駅。弘道館は駅から歩け、偕楽園へは路線バス。弘道館と好文亭の閉館時刻が締め切りになります。
- 県央・ひたちなかと大洗: 起点は勝田駅。ひたち海浜公園は原則として火曜日が休園日(火曜日が祝日なら直後の平日)です。
- 県央・笠間: 起点は友部駅か笠間駅。かさま観光周遊バスは令和8年4月1日から、道の駅かさまで乗り換える2路線になりました。
- 県南・筑波山: 起点はつくば駅。ケーブルカーの運行状況で、神社側から上るかロープウェイ側から上るかが決まります。
- 県南・牛久: 起点は牛久駅。大仏の胎内に入るセット券の受付は、閉園時間の45分前までです。
- 県北・袋田の滝: 起点は水郡線の袋田駅。行き方は袋田の滝のアクセスにまとめています。
出典: 観光いばらき「いばらきの定番観光スポット!」 / 笠間市「かさま観光周遊バスの運行ルート及び運賃の見直しについて」 / 国営ひたち海浜公園「開園日・時間」 / 牛久大仏「拝観料金・開園時間」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
地域ごとの見どころと回り方
水戸:弘道館と偕楽園は「対」で回る
弘道館は天保12年(1841年)に水戸藩第9代藩主徳川斉昭公が創設した藩校で、偕楽園は天保13年(1842)に同じ斉昭公が造った庭園です。観光いばらきは、弘道館を“文武を修業する場所”、偕楽園を“修業の余暇に楽しむ場所”として一対で構想されたものだと説明しています。駅に近い弘道館で学びの場を見てから、偕楽園の梅林と好文亭へ移ると、この「一張一弛」の考え方を順番どおりにたどれます。
弘道館の正門の柱には明治元年(1868年)の弘道館の戦いによる弾痕が残り、至善堂御座の間は徳川慶喜公が大政奉還後に4ヶ月間の謹慎生活を送った部屋です。偕楽園は金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに日本三名園の一つに数えられ、早春には約100品種、3,000本の梅が咲きます。好文亭3階の「楽寿楼」からは、千波湖や田鶴鳴梅林、四季の原が見渡せます。偕楽園の入園料は偕楽園の入園料の記事にまとめています。
出典: 観光いばらき「弘道館」 / 観光いばらき「公共交通機関で周遊おすすめモデルコース【県央編】」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
ひたちなか・大洗:花の公園と海辺の神社
国営ひたち海浜公園は、春にスイセン、チューリップ、ネモフィラが次々に咲き、ネモフィラの咲くみはらしの丘がよく知られています。夏に緑色だったコキアは秋に紅葉して丘一面を赤く染め、茨城県花のバラは年二回咲きます。園内をめぐるシーサイドトレインやサイクリング、遊園地エリアのプレジャーガーデンもあります。コキアを見るなら『西口・翼のゲート』が便利と公園が案内しています。
大洗町にはアクアワールド茨城県大洗水族館と大洗磯前神社があります。大洗磯前神社の神磯の鳥居は、平安時代前期の斉衡3年(856)に神が降り立ったといわれる地で、鳥居から昇る日の出を拝もうと多くの人が訪れます。大洗の歩き方は大洗観光モデルコース、水族館の料金はアクアワールド大洗の入場料、ひたち海浜公園と大洗を続けて回る組み方は大洗・ひたちなかのコースで扱っています。
出典: 観光いばらき「いばらきの定番観光スポット!」 / 国営ひたち海浜公園「コキア&ウェルカムガーデン」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
笠間:稲荷と焼き物と魯山人の旧居
笠間稲荷神社は創建が白雉2(651)年とされ、日本三大稲荷の一つです。江戸時代末期に建てられた御本殿は、彫刻が優れていることから昭和63年に国の重要文化財に指定されました。拝殿に向かって右側にある二株の藤は400年にも及ぶもので、秋の菊まつりでは境内に立菊、懸崖菊、千輪咲き、古典菊、盆栽菊などが飾られます。
春風萬里荘は笠間日動美術館の分館です。北大路魯山人が北鎌倉で住まいにしていた茅葺き入母屋造りの民家を、昭和40(1965)年に笠間へ移築したもので、魯山人が自ら設計した茶室や、自作の家具と愛用の品が見られます。笠間工芸の丘は笠間芸術の森公園の中にあり、ろくろや手びねりの陶芸体験ができ、近くには茨城県陶芸美術館があります。
出典: 観光いばらき「公共交通機関で周遊おすすめモデルコース【県央編】」 / 観光いばらき「いばらきの定番観光スポット!」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
筑波山:二つの峰と二つの乗り物
筑波山は標高877m、男体山と女体山の2つの峰を持つ山で、筑波山神社はこの山を御神体とする古社です。西峰の男体山頂には筑波男大神・伊弉諾尊、東峰の女体山頂には筑波女大神・伊弉冉尊がまつられています。山頂へは、宮脇駅から御幸ヶ原の筑波山頂駅へ上るケーブルカーと、つつじヶ丘駅から女体山駅へ上るロープウェイがあります。
ケーブルカーは宮脇駅(305m)と筑波山頂駅(800m)を結ぶ全長1.6km、所要時間8分、ロープウェイはつつじヶ丘駅(542m)と女体山駅(840m)を結ぶ全長1.3km、所要時間6分です。ケーブルカーについて、筑波観光鉄道は安全確認のため当面の間運行休止とし、運行開始の際はお知らせするとしています。ロープウェイは通常通りの運行です。
出典: つくば観光コンベンション協会「筑波山」 / 観光いばらき「いばらきの定番観光スポット!」 / 観光いばらき「冬のロマンティック&アクティビティ旅」 / つくば観光コンベンション協会「登山コース案内」 / つくば観光コンベンション協会「ケーブルカー・ロープウェイの運行につきまして」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
牛久:大仏の胎内と展望台
牛久大仏は台座を含めた高さが120メートルある青銅製の立像です。胎内を拝観でき、エレベーターで地上85mの展望台へ上がると、胸の位置から外を眺められます。園内には浄土式庭園と小動物公園があり、ふれあい動物園は日曜、祝日のみの開催で、12月・2月は閉園です。
出典: 観光いばらき「いばらきの定番観光スポット!」 / 牛久大仏 公式サイト(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
県北:袋田の滝と竜神大吊橋
袋田の滝は日本三名瀑に数えられ、高さ120メートル、幅73メートルです。流れが四段に落ちることや、四季に一度ずつ訪れなければ本当の良さはわからないといわれることから「四度の滝」とも呼ばれます。竜神大吊橋は歩行者専用としては日本最大級で、橋の長さは375メートル、湖面からの高さは100メートルです。袋田の滝の行き方と冬の様子は袋田の滝のアクセスの記事をご覧ください。
出典: 観光いばらき「いばらきの定番観光スポット!」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
水戸の半日コース:弘道館から偕楽園へ
水戸駅を起点にした半日の回り方です。観光いばらきの県央編モデルコースと同じく、弘道館を先に、偕楽園を後にします。
- 水戸駅から弘道館へ歩く: 弘道館はJR「水戸駅」より徒歩約8分です。正門は藩主が来館する際など正式の場合だけ開いた門で、今の来館者は正門の右手の通用門から入ります。
- 弘道館の中を見る: 藩主が試験を見た正庁正席の間、武術の試験が行われた対試場、慶喜公が謹慎した至善堂、孔子廟の門、弘道館記碑を納めた八卦堂を回ります。正庁正席の間では、通常非公開の弘道館記碑の拓本が見られます。次は路線バスで偕楽園へ移ります(県央編モデルコースではバスで約10分)。
- 偕楽園の梅林と好文亭: 梅林を歩き、好文亭3階の楽寿楼から千波湖を眺めます。好文亭は最終入館が閉館時間の15分前までです。
- 水戸駅へ戻る: 県央編モデルコースでは、偕楽園から水戸駅までバスで約15分としています。帰りのバスは当日の時刻表で確かめてください。
10月1日~2月中旬は、弘道館が9:00~16:30、好文亭が9:00~16:30、偕楽園の園地が7:00~18:00です。建物の中まで見るなら午前から始め、庭だけを歩くなら夕方でも回れます。弘道館と好文亭はどちらも12月29日~31日が休みです。
出典: 観光いばらき「弘道館」 / 観光いばらき「偕楽園」 / 観光いばらき「公共交通機関で周遊おすすめモデルコース【県央編】」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
日帰りコース:車なしで回る四つの組み方
水戸とひたち海浜公園を一日で
県央の二つの地域を常磐線でつなぐ組み方です。
- 東京駅から水戸駅へ: 県央編モデルコースでは、東京駅から水戸駅まで特急ひたちで約75分です。
- 弘道館と偕楽園: 上の半日コースのとおりに回ります。次は水戸駅からJR常磐線で勝田駅へ(約6分)。
- 勝田駅からひたち海浜公園へ: 勝田駅 東口2番乗り場から路線バスで海浜公園西口まで約15分です。
- 国営ひたち海浜公園: みはらしの丘、シーサイドトレイン、季節の花畑を見ます。帰りは勝田駅へバスで戻り、勝田駅から東京駅までは特急で約85分です。
どちらを先にするかは、閉まる時刻で決めます。ひたち海浜公園は9月1日から10月31日まで9時30分から17時00分まで、11月1日から2月末日まで9時30分から16時30分までです。偕楽園の園地は10月1日~2月中旬は7:00~18:00なので、好文亭や弘道館の中に入らず庭だけを歩くなら、公園を先にして夕方に偕楽園へ回る組み方もできます。公園が休園日の火曜日は、水戸と笠間の組み合わせに替えます。
勝田駅からはひたちなか海浜鉄道湊線でも行けます。阿字ヶ浦駅まで約30分、阿字ヶ浦駅からスマイルあおぞらバス那珂湊コースで海浜公園西口下車約10分、または南口まで徒歩約20分です。
出典: 観光いばらき「公共交通機関で周遊おすすめモデルコース【県央編】」 / 国営ひたち海浜公園「電車・バスでのアクセス」 / 国営ひたち海浜公園「開園日・時間」 / 観光いばらき「偕楽園」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
筑波山を一日で
- つくば駅からバスで山へ: つくばエクスプレス「つくば駅」から直行筑波山シャトルバス(1番のりば・関鉄バス)で約40分です。神社側から歩くなら「筑波山神社入口」、ロープウェイを使うなら「つつじヶ丘」で降ります。
- 筑波山神社に参る: 拝殿に参拝します。ケーブルカーが動いていない間に神社側から山頂を目指すなら、ケーブルカー沿いに続く御幸ヶ原コース(距離:約2.0km、登り:約90分)か、奇岩怪石が点在する白雲橋コース(距離:約2.8km、登り:約110分)で登ります。
- ロープウェイで女体山へ: 登山道を歩かない場合は、筑波山神社入口からつつじヶ丘までシャトルバスで移り、ロープウェイで女体山駅へ上ります(所要時間6分)。
- 帰りはロープウェイか登山道: 下りもロープウェイを使うか、つつじヶ丘へ続くおたつ石~白雲橋コース(距離:約1.8km、下り:約70分)を歩きます。つつじヶ丘からシャトルバスでつくば駅へ戻ります。
登山道の分数は、つくば観光コンベンション協会の登山コース案内に出ている目安です。シャトルバスは道路の混雑状況により到着時間が遅れる場合があり、満車の場合は次のバスを使うこともあると案内されています。紅葉の週末は時刻表より余裕を持って動いてください。
出典: 観光いばらき「筑波山」 / つくば観光コンベンション協会「筑波山シャトルバス時刻表」 / つくば観光コンベンション協会「登山コース案内」 / つくば観光コンベンション協会「ケーブルカー・ロープウェイの運行につきまして」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
笠間を一日で
- 友部駅か笠間駅から笠間稲荷神社へ: かさま観光周遊バスは、友部駅を発着地とする連絡ルートと、笠間駅を発着地として観光施設を循環する周遊ルートの2路線で、乗り換えは道の駅かさまです。笠間駅から歩く場合、笠間稲荷神社は徒歩約20分またはタクシーで約5分です。
- 笠間稲荷神社: 御本殿の彫刻と、拝殿の右側の藤を見ます。秋は菊まつりの菊が境内に並びます。
- 春風萬里荘: 魯山人の旧居と庭を見ます。水戸線笠間駅から徒歩約20分で、公式はタクシーが便利としています。
- 笠間工芸の丘と茨城県陶芸美術館: 笠間芸術の森公園の中で、陶芸体験や笠間焼の買い物をします。
- 笠間駅から友部駅へ: 県央編モデルコースでは、笠間駅から友部駅までJR水戸線で約8分~10分です。
春風萬里荘は月曜日(祝日の場合はその翌日)が休館日です。冬季(12~2月)は午前10時~午後4時(入場は3時30分まで)で、1月~2月は土日祝のみ開館なので、冬の平日に笠間へ行くときは笠間稲荷神社と工芸の丘を中心にします。周遊バスの時刻は笠間市の時刻表で確かめてください。
出典: 笠間市「かさま観光周遊バスの運行ルート及び運賃の見直しについて」 / 笠間稲荷神社「アクセス」 / 笠間日動美術館「春風萬里荘」 / 観光いばらき「公共交通機関で周遊おすすめモデルコース【県央編】」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
牛久大仏を組み込むとき
牛久大仏へはJR常磐線「牛久駅」の東口2番乗り場から「牛久大仏・牛久浄苑」行きなどのバスに乗り、「牛久大仏」停留所で降ります(約20~30分)。牛久駅東口からタクシーなら約15分です。大仏胎内を含むセット券の受付は閉園時間の45分前、庭園だけのお庭券は30分前で終わるので、午後に回すときはこの時刻から逆算して出発します。牛久駅は水戸駅や勝田駅と同じJR常磐線の駅なので、県央の日と組み合わせることもできます。
出典: 牛久大仏「交通アクセス」 / 牛久大仏「拝観料金・開園時間」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
一泊二日のコース
公式の県央編:水戸から笠間へ
観光いばらきが公共交通機関で回る一泊二日として示しているのが、水戸と笠間を組み合わせる県央編です。
- 一日目・東京駅から水戸駅へ: 東京駅から水戸駅まで特急ひたちで約75分。水戸駅から弘道館へ歩きます。
- 一日目・弘道館から偕楽園へ: 弘道館から偕楽園へバスで約10分、偕楽園から水戸駅までバスで約15分です。
- 一日目・友部へ移って泊まる: 水戸駅から友部駅までJR常磐線で約20分。モデルコースは友部駅からタクシーで約20分の筑波海軍航空隊記念館(戦闘機などの操縦訓練を行った施設の戦争遺構)に立ち寄ってから宿に入ります。
- 二日目・笠間稲荷神社から春風萬里荘へ: 朝に笠間稲荷神社へ参り、かさま観光周遊バスで春風萬里荘、笠間工芸の丘へ移ります。
- 二日目・帰り: 笠間駅から友部駅までJR水戸線で約8分~10分、友部駅から特急ひたちもしくは特急ときわで約75分で東京駅です。
かさま観光周遊バスは令和8年4月1日から路線と運賃が見直され、道の駅かさまでの乗り換えがある形になりました。二日目は乗る前に笠間市の時刻表で乗り継ぎを確かめます。
出典: 観光いばらき「公共交通機関で周遊おすすめモデルコース【県央編】」 / 笠間市「かさま観光周遊バスの運行ルート及び運賃の見直しについて」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
筑波山に泊まって夜の山を見る
観光いばらきの冬のモデルコース「冬のロマンティック&アクティビティ旅」は、筑波山のふもとの温泉宿に泊まり、夜に筑波山ロープウェイの夜の運行を組み込んでいます(コースの移動は車です)。筑波山の中腹には筑波温泉と筑波山温泉「双神の湯」のふたつの源泉があり、アルカリ性単純温泉で「美肌の湯」ともいわれます。
ロープウェイの「SUNSET&STARDUST CRUSING in 筑波山ロープウェイ」は令和8年10月24日(土)~2月28日(日)の土日祝で、運行時間17:00~20:00です。運休日等は筑波観光鉄道の案内を確かめるよう求められています。二日目は、筑波山の参詣道「つくば道」の出発点にあたる北条商店街、復元された3棟の高床倉庫が並ぶ平沢官衙遺跡、いばらきフラワーパークなどを回ります。日帰りで温泉に入る場所は茨城の日帰り温泉の記事にまとめています。
出典: 観光いばらき「冬のロマンティック&アクティビティ旅」 / つくば観光コンベンション協会「筑波山」 / つくば観光コンベンション協会「秋の筑波山」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
県北編:水郡線で袋田の滝と大子へ
- 一日目・水戸駅から常陸鴻巣駅へ: 水戸駅から常陸鴻巣駅まで水郡線で約20分。駅から徒歩約5分の酒蔵に寄ります。
- 一日目・袋田の滝: 常陸鴻巣駅から袋田駅まで約50分、袋田駅からバスで約10分で袋田の滝へ。滝の近くで食事をして、大子に泊まります。
- 二日目・永源寺: 常陸大子駅から徒歩で約15分の永源寺は、別名「もみじ寺」です。高台にあり、秋は境内がもみじに覆われます。
- 二日目・西ノ内紙の紙のさと: 常陸大子駅から中舟生駅まで約20分、駅から徒歩で約5分。紙漉きの実演や漉き絵の体験教室があります。中舟生駅から水戸駅までは約55分です。
水郡線は本数を確かめてから乗り継ぎを決めてください。袋田の滝の詳しい行き方は袋田の滝のアクセスで扱っています。水戸に泊まって大洗とひたちなかを回るなら大洗・ひたちなかのコースが近い組み方です。
出典: 観光いばらき「公共交通機関で周遊おすすめモデルコース【県北編】」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
東京からの行き方
- 水戸へ: 県央編モデルコースでは、東京駅から水戸駅まで特急ひたちで約75分です。高速バスなら、東京駅八重洲南口から水戸駅南口まで茨城交通「みと号」で約2時間です。
- 勝田(ひたち海浜公園)へ: 東京駅より勝田駅まで JR常磐線 特急で約85分。水戸駅から勝田駅まではJR常磐線で約6分です。
- 笠間へ: 常磐線の友部駅でJR水戸線に乗り換えて笠間駅へ。友部駅から東京駅へは特急ひたちもしくは特急ときわで約75分です。高速バスは笠間稲荷神社入口で降りられます。
- 筑波山へ: つくばエクスプレスでつくば駅へ行き、直行筑波山シャトルバスに乗り継ぎます。つくばエクスプレス線とシャトルバスとケーブルカー・ロープウェイがセットの「筑波山きっぷ」、つくばエクスプレス線とシャトルバスの「筑波山あるキップ」、高速バス(東京駅〜つくばセンター)を含む「筑波山ストーリー」という割引乗車券があります。
- 牛久大仏へ: JR常磐線「牛久駅」で降り、東口からバスかタクシーです。
- 空港から: 茨城空港から水戸駅まで空港バスで高速道路ルート:約40分、一般道ルート:約1時間10分。成田空港から勝田駅西口までは空港バスで約2時間30分です。
乗り継ぎの時刻は日によって変わるので、当日の時刻表で確かめてください。
出典: 観光いばらき「公共交通機関で周遊おすすめモデルコース【県央編】」 / 国営ひたち海浜公園「電車・バスでのアクセス」 / 笠間稲荷神社「アクセス」 / つくば観光コンベンション協会「筑波山シャトルバス時刻表」 / 牛久大仏「交通アクセス」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
現地の移動手段
- 水戸: 弘道館は水戸駅から歩き、偕楽園との間は路線バスです。
- ひたちなか: 勝田駅からの茨城交通の路線バスが基本で、勝田駅から海浜公園1日フリーきっぷも売られています。ひたちなか海浜鉄道には海浜公園入園券付湊線1日フリー切符があります。表町パーキングTAMARIBAからはレンタサイクルで海浜公園西口まで約6キロメートル・約30分(予約不可)、勝田駅 東口タクシー乗り場から海浜公園西口までタクシーで約15分です。
- 笠間: かさま観光周遊バスは1日自由乗車券のみで、平日300円、土日祝日及び春・秋の観光シーズン(平日含む)500円です。1回の支払いで連絡ルートと周遊ルートの両方に当日乗り降りでき、未就学児は無料です。笠間稲荷神社のアクセス案内では、周遊バスは月曜運休とされています。
- 筑波山: 直行筑波山シャトルバスの運賃は、つくばセンター(TXつくば駅)から沼田・筑波山神社入口まで大人770円、つつじヶ丘まで大人930円、筑波山神社入口からつつじヶ丘まで大人360円です。運賃は降りるときに運賃箱へ入れます。
- 牛久: 牛久駅東口2番乗り場からのバスの運賃は560円です。
出典: 国営ひたち海浜公園「電車・バスでのアクセス」 / 笠間市「かさま観光周遊バスの運行ルート及び運賃の見直しについて」 / 笠間稲荷神社「アクセス」 / つくば観光コンベンション協会「筑波山シャトルバス時刻表」 / 牛久大仏「交通アクセス」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
拝観・入場の時間と料金(秋から冬)
コースに入る施設の、秋から冬の時間と大人の料金です。
| 施設 | 時間 | 休み | 大人の料金 |
|---|---|---|---|
| 偕楽園(園地) | 7:00~18:00(10月1日~2月中旬) | 休み: 年中無休 | 偕楽園の入園料の記事 |
| 偕楽園・好文亭 | 9:00~16:30(10月1日~2月中旬)、最終入館は閉館時間の15分前まで | 休み: 12月29日~31日 | 偕楽園の入園料の記事 |
| 弘道館 | 9:00~16:30(10月1日~2月中旬) | 休み: 12月29日~31日 | 公式で確かめてください |
| 国営ひたち海浜公園 | 9時30分から17時00分まで(9月1日から10月31日まで)、9時30分から16時30分まで(11月1日から2月末日まで) | 休み: 毎週火曜日(火曜日が祝日にあたる場合は直後の平日) | 大人【高校生以上】450円、シルバー【65歳以上】210円、中学生以下は無料 |
| 牛久大仏 | AM9:30~PM4:30(10月~2月) | 休み: 年中無休 | 大仏胎内を含むすべての拝観(セット割引) 900円、庭園のみの拝観 600円 |
| 笠間稲荷神社 | 6:00~日没(季節により異なります) | 休み: 公式で確かめてください | 参拝のみ |
| 春風萬里荘 | 午前9時30分~午後5時(入場は4時30分まで)、冬季(12~2月)は午前10時~午後4時(入場は3時30分まで) | 休み: 月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始 | 大人 1,000円 |
ひたち海浜公園は、秋のコキアの見頃時期として秋季 2026年10月9日(金曜日)~11月3日(火曜日・祝日)を決めていて、この間は入園料と季節料金(350円)を合わせた金額をゲートで払います。牛久大仏では3歳以下のお子様は拝観料、庭園ともに無料です。
出典: 観光いばらき「偕楽園」 / 観光いばらき「弘道館」 / 国営ひたち海浜公園「開園日・時間」 / 国営ひたち海浜公園「料金」 / 牛久大仏「拝観料金・開園時間」 / 観光いばらき「笠間稲荷神社」 / 笠間日動美術館「春風萬里荘」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
秋から冬に変わること(休園日・紅葉・運休)
- ひたち海浜公園の開園日: 秋期の10月1日から10月31日までは毎日開園し、11月1日からは閉園が16時30分に早まります。12月31日、1月1日は休園で、冬期の12月25日から30日まで、1月2日から7日までは毎日開園します。2月の第一火曜日の前日から直後の金曜日までも休園日です。
- 筑波山の紅葉: 見頃は山頂:10月下旬~11月上旬、中腹:11月中旬~下旬、山麓:11月下旬~12月上旬で、気候によって変動します。第22回筑波山もみじまつりは令和8年10月24日(土)~11月30日(月)で、筑波山神社などに竹あかりが灯ります(点灯期間:17:00~20:00、荒天時は中止の場合あり)。
- 筑波山の乗り物: 山頂へ上る二つの乗り物のうち、運行しているのはロープウェイです。ケーブルカーの再開はつくば観光コンベンション協会と筑波観光鉄道のお知らせで確かめます。
- 春風萬里荘の冬: 1月~2月は土日祝のみ開館です。
- 牛久大仏の冬: 10月~2月は平日も土日祝もAM9:30~PM4:30です。
- 水戸の梅: 偕楽園と弘道館は水戸の梅まつりの会場で、弘道館では2月~3月にかけて約60品種800本の梅が咲きます。梅まつりの日程は公式の発表を待って確かめてください。
- 笠間の菊まつりと駐車場: 地蔵前駐車場は菊まつり期間中の土・日・祝日に有料となり、11月2日~4日は利用できません。
- 袋田の滝の冬: 滝の凍り方と冬の行き方は袋田の滝のアクセスで扱っています。
出典: 国営ひたち海浜公園「開園日・時間」 / つくば観光コンベンション協会「秋の筑波山」 / つくば観光コンベンション協会「ケーブルカー・ロープウェイの運行につきまして」 / 笠間日動美術館「春風萬里荘」 / 牛久大仏「拝観料金・開園時間」 / 観光いばらき「いばらきの定番観光スポット!」 / 笠間稲荷神社「アクセス」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
よくある質問
茨城は車なしでも観光できますか
できます。水戸の弘道館は駅から歩け、偕楽園とひたち海浜公園は路線バス、笠間はかさま観光周遊バス、筑波山はつくば駅からのシャトルバス、牛久大仏は牛久駅からのバスで行けます。観光いばらきも、水戸と笠間の県央編、水郡線で袋田の滝へ行く県北編を、公共交通機関で回るモデルコースとして出しています。
筑波山のケーブルカーは今動いていますか
筑波観光鉄道は、9月25日(金)以降、ケーブルカーを当面の間、安全確認のため運行休止とし、ロープウェイは通常通り運行すると案内しています。出かける前に運行のお知らせを確かめ、休止中ならつつじヶ丘からロープウェイを使うか、筑波山神社から登山道を歩きます。
出典: つくば観光コンベンション協会「ケーブルカー・ロープウェイの運行につきまして」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
ひたち海浜公園のコキアはいつ行けばいいですか
公園は秋のコキアの見頃時期を秋季 2026年10月9日(金曜日)~11月3日(火曜日・祝日)としています。紅葉の進み方は年によって変わるので、公園の「現在の花情報」でその週の様子を見てから日を決めてください。
出典: 国営ひたち海浜公園「料金」 / 国営ひたち海浜公園「コキア&ウェルカムガーデン」(2026年10月21日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
雨の日はどこを回ればいいですか
建物の中で過ごせるのは、弘道館の館内、牛久大仏の胎内、春風萬里荘の館内、アクアワールド茨城県大洗水族館です。偕楽園やひたち海浜公園、筑波山の登山道は外を歩く時間が長いので、雨の日は水戸なら弘道館を中心にし、大洗の水族館(入場料の記事)と組み合わせる方法があります。
温泉に泊まるならどこがいいですか
筑波山なら中腹の筑波山温泉郷に泊まると、夜のロープウェイと次の日の北条の町歩きを続けられます。県北なら袋田の滝のある大子に泊まる県北編のモデルコースがあります。日帰りで入れる温泉は茨城の日帰り温泉の記事にまとめています。
茨城の観光施設を、入場料でくらべる
| 施設 | 入場・拝観の目安 ▲ | 滞在の目安 ▲ |
|---|---|---|
| 偕楽園 | ¥320〜 | — |
| 竜神大吊橋 | ¥320〜 | 約45分 |
| 袋田の滝 | ¥500〜 | 約1時間15分 |
| 牛久大仏 | ¥900〜 | 約1時間45分 |
| 大洗温泉 日帰り入浴 | ¥1,000〜 | 約4時間 |
| アクアワールド茨城県大洗水族館 | ¥2,300〜 | 約2時間30分 |
入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。
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※価格・在庫は変動します。最新は各予約サイトの公式ページでご確認ください。