京都府亀岡市から嵐山まで下る保津川下りは、定期乗合船が大人6,000円である。所要は約2時間。表示価格はすべて税込と公式に明記されている。
出典: 保津川下り 公式サイト 予約・利用料金(2026年9月8日確認)
乗船料金
| 区分(定期乗合船・定員24名) | 料金 |
|---|---|
| 大人(1名) | 6,000円 |
| 子供(1名・幼児〜小学生) | 4,500円 |
| 障がい者手帳をお持ちの方・大人 | 5,400円 |
| 同・子供 | 4,050円 |
| 修学旅行生(35名未満・1名) | 5,400円 |
| 修学旅行生(35名以上・1名) | 5,000円 |
出典: 保津川下り 公式サイト 予約・利用料金(2026年9月11日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
団体割引は35名から99名までが5%引、100名以上が10%引になる。障がい者手帳を持つ人は窓口で提示すると一般料金より1割引になるが、オンライン予約は一般料金の設定しかないため窓口での手続きが必要になる。
貸切船
| 区分(定員17名) | 料金 |
|---|---|
| 通常貸切料金(一隻) | 144,000円 |
| 繁忙期貸切料金(一隻) | 162,000円 |
| 17名超の増員・大人1名 | 6,000円 |
| 17名超の増員・子供1名 | 4,500円 |
出典: 保津川下り 公式サイト 予約・利用料金(2026年9月11日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
定員17名の船を一隻借り切る形で、17名を超える場合は増員1名につき大人6,000円、子供4,500円が加算される。最大20名までである。
繁忙期貸切料金が適用されるのは、4月25日から5月6日、7月18日から7月20日、8月1日から8月16日、9月19日から9月23日、10月10日から10月12日、11月全日、12月1日から12月6日と公式に示されている。
冬の保津川下り
12月第2月曜日から3月9日までは冬期船として運航する。料金は通常と同じ大人6,000円、子供4,500円である。ただし12月29日から1月4日は運休する。
公式サイトには、今年の冬期は船の囲いを取ったオープン船で運航するため暖かい服装で来るよう案内がある。貸切船は冬期のあいだ月曜から金曜のみで、一隻144,000円になる。
出典: 保津川下り 公式サイト 駐車場のご案内(2026年9月8日確認)
駐車料金
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 駐車料金(1日1台) | 3,000円 |
| 保津川下り・保津川ラフティング利用者 | 終日無料 |
出典: 保津川下り 公式サイト 駐車場のご案内(2026年9月11日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
乗船するなら駐車料金はかからない。ただし保津川下りは亀岡で乗って嵐山で降りるため、車を置いた場所へ戻る必要がある。トロッコ列車かJRで亀岡へ戻ることになり、その運賃が別にかかる。
乗る前に知っておきたい条件
身長80センチ未満は乗船できない。所要時間は約2時間で、水量により多少早くなったり遅くなったりする。雨天のときは船にテントを張って通常どおり運航するが、暴風雨および増水の場合は運航を中止する。
一隻定員になり次第、随時出船することがある。定員も水量によって変わる。時刻表はあるが、その通りに動くとは限らないと考えておいたほうがよい。
亀岡から嵐山まで
乗船場は亀岡、降りるのは嵐山の渡月橋のすぐ上流である。川に沿って約16キロを下る。両岸が迫る峡谷の区間があり、山陰本線の旧線を走るトロッコ列車と並ぶ場所もある。
片道の移動になるので、行程の組み方が問われる。京都市内から嵐山へ出て、トロッコ列車で亀岡へ上がり、船で嵐山へ戻るという順序が一般的である。逆に亀岡へ車で行くなら、帰りは鉄道で車まで戻ることになる。
船頭の竿さばき
保津川下りは動力船ではない。三人の船頭が竿と櫂と舵で操る。岩の間を抜けるとき、竿を岩に突いて船の向きを変える。この操作を間近で見られるのが、この舟下りの中心にある。
船頭は道中で話をする。岩の名前、川の歴史、季節の話が続き、二時間が長く感じられない。地元の言葉で語られるので、その口調も含めて体験になる。
急流と穏やかな区間
全区間が急流というわけではない。水が速く落ちる瀬がいくつかあり、その間に穏やかな淵が挟まる。速い区間では水しぶきがかかることがある。座る場所によって濡れ方が変わる。
水量によって所要時間が変わる。増水すれば速く、渇水なら遅くなる。約二時間というのは目安で、公式も水量により多少の早遅があると書いている。
季節ごとの見え方
春は新緑、夏は水しぶきが涼しく、秋は紅葉が両岸を埋める。冬はオープン船になるため寒いが、そのぶん人が少ない。公式サイトは暖かい服装で来るよう案内している。
紅葉期の11月は繁忙期貸切料金の期間に全日が入っている。それだけ混む時期ということでもある。定期乗合船で行くなら、朝の早い便を狙いたい。
近くの施設の料金
同じ京都の施設と並べると、保津川下りの料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。
| 施設 | 料金の目安 |
|---|---|
| 嵐山 天龍寺・庭園 | 目安 ¥500〜 |
| 清水寺(京都) | 予約サイト ¥500〜 |
| 金閣寺 鹿苑寺(京都) | 目安 ¥500〜 |
| 二条城 | 目安 ¥800〜 |
| 嵐山・嵯峨野トロッコ列車 | 目安 ¥880〜 |
| 天然温泉 仁左衛門の湯(京都) | 目安 ¥900〜 |
金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。
トロッコ列車と組み合わせる
嵯峨野トロッコ列車は、保津川の対岸をほぼ同じ区間で走る。嵐山からトロッコに乗って亀岡へ上がり、そこから船で嵐山へ下るという組み方が定番になっている。行きは高いところから川を見下ろし、帰りは川面から山を見上げる形になる。
トロッコの亀岡駅から乗船場までは少し離れているので、連絡バスか徒歩での移動が入る。所要と乗り継ぎを考えると、この往復だけで半日は見ておきたい。
かかる費用をまとめると
大人ひとりで乗船料6,000円。トロッコ列車の運賃と、亀岡までの往復交通費が別に加わる。京都市内から日帰りで組むと、交通費を含めて一人当たり八千円から一万円くらいの見当になる。
車で亀岡まで行く場合は駐車料金が無料になるので、そのぶんは浮く。ただし嵐山から亀岡へ戻る鉄道運賃が要る。人数が多いほど車が有利になるのは、ほかの舟下りと同じである。
出典: 保津川下り 公式サイト 駐車場のご案内(2026年9月8日確認)
行く前に確かめておきたいこと
身長80センチ未満は乗船できないこと、暴風雨と増水では運航を中止すること、12月29日から1月4日は運休すること。この三つが動かせない条件になる。
2026年は2月1日、2月4日、9月2日が安全点検のため運休すると公式に告知されている。特定の日を狙って行くなら、運休日の告知を先に見ておきたい。
四百年続く水運
保津川の水運は、江戸時代の初めに角倉了以が川を開削したことに始まる。丹波の木材と米を京へ運ぶための水路で、船は下るだけ、帰りは船頭が綱で船を引いて川を遡った。この曳舟は鉄道が通るまで続いた。
観光の舟下りに変わったのは明治以降である。運ぶものが荷物から人に変わっただけで、船と竿と船頭という組み合わせは変わっていない。今の船頭は、その技術を受け継いでいることになる。
持ち物と服装
水しぶきがかかる区間がある。船にはビニールの覆いが用意されていることが多いが、濡れて困るものは内側にしまっておきたい。カメラを構えるなら、防水の備えがあると安心である。
二時間座り続けるので、腰が気になる人は薄い座布団やクッションがあると楽になる。夏は日差しを遮るものが少なく、冬はオープン船で風を受ける。季節に応じた備えが要る。
トイレと休憩
船内にトイレはない。乗る前に済ませておくことになる。約二時間、途中で降りられないという前提で考えたい。
途中で琴ヶ瀬茶屋という舟の売店が寄ってくる区間がある。船に横付けして飲み物や食べ物を売る形で、これも保津川下りの名物になっている。
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※価格・在庫は変動します。最新は各予約サイトの公式ページでご確認ください。