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宮島に船で渡ると、運賃とは別に100円かかります
2023年10月から、宮島に船で渡る人に宮島訪問税がかかっています。廿日市市が課税しているもので、金額は1人1回100円です。
フェリーで行く場合、この100円は運賃に上乗せして徴収されます。窓口で別に払う手続きはありません。ただし「船賃を調べたら足りた」つもりで小銭を用意していると、その分だけ計算が合いません。
| 区分 | 税額 |
|---|---|
| 1回ごと | 100円 |
| 年度分(1年ごと) | 500円 |
出典:廿日市市「宮島訪問税の概要」(2026年8月30日確認)
年に6回以上渡るなら、年度分のほうが安くなります
1回100円、年度分500円です。5回で同額、6回目から年度分が得になる計算です。年に何度も宮島へ通う人——写真を撮りに行く、親族が住んでいる、仕事で定期的に渡る——なら、年度分を検討する価値があります。
ただし年度分には手続きの期限があります。初回の訪問予定日の前月10日までに、市役所・宮島支所・大野支所のいずれかで納付する必要があります。思い立ったその日には買えません。「来月から通う」と決まった時点で動くことになります。
出典:廿日市市「宮島訪問税の概要」(2026年8月30日確認)
払わなくていい人がいます
免除と非課税は別の扱いですが、どちらも支払いが発生しません。
| 扱い | 対象 |
|---|---|
| 免除 | 未就学児 |
| 学校教育上の見地から行われる行事・活動などに参加している人と、その引率者 | |
| 身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方 | |
| 非課税 | 宮島町の住民 |
| 月48時間以上の通勤者 | |
| 月48時間以上の通学者 |
修学旅行や校外学習で行く子どもと先生は免除にあたります。小さい子ども連れの家族旅行なら、未就学児の分はかかりません。手続きの方法は乗船前に運航会社か廿日市市に確認してください。
フェリー以外で渡る場合の扱い
| 渡り方 | 徴収のしかた |
|---|---|
| フェリー | 運賃に上乗せして徴収 |
| 桟橋を使う場合 | 使用料とあわせて徴収 |
| 自然海岸に上陸する場合 | 10日以内に申告して納付 |
プレジャーボートやカヤックで自然海岸に上陸する場合は、自分で申告して納めます。船会社が代わりに集めてくれる形ではありません。この行き方をする人は、上陸から10日という期限を覚えておいてください。
フェリー運賃(宮島松大汽船)
| 区分 | 片道 | 往復 |
|---|---|---|
| 大人 | 200円 | 400円 |
| 小人 | 100円 | 200円 |
所要時間は宮島口から約10分。宮島口発は7時15分から20時35分、宮島発は7時から20時15分です。
なお宮島松大汽船の公式ページに、訪問税の扱いについての記載はありません。廿日市市の案内では「フェリー利用時は運賃に上乗せして徴収」とされています。実際の支払額は乗船時に確認してください。もう一社のJR西日本宮島フェリーの運賃は次の項目にまとめました。
出典:宮島松大汽船(2026年8月30日確認)
もう一社(JR西日本宮島フェリー)は、団体と車の運賃が公表されています
宮島口からは2社が出ています。JR西日本宮島フェリーの運賃ページを見ると、大人・小児の普通運賃の表は画像で掲載されているため、ここでは金額を引用できません。ただし団体・車・自転車の運賃と、訪問税の扱いは文章で書かれているので、そちらを紹介します。
まず子ども連れに関係するところ。同社は「小児は6才以上12才未満」としたうえで、「未就学児は有料人員1名につき2名まで無賃(0歳児は無賃)」と記載しています。大人1人につき未就学児2人までが運賃無料、という意味です。そして「入島時に宮島訪問税100円が別途かかります。未就学児は免除」とも書かれています。訪問税が運賃と別立てであることが、こちらの会社では運賃ページにはっきり書いてあります。
8人以上で行く場合は団体運賃があります。
| 区分 | 片道 | 往復 |
|---|---|---|
| 普通団体・大人(8名以上が同じ船) | 160円 | 320円 |
| 普通団体・小児 | 80円 | 160円 |
| 学生団体・中学生以上 | 100円 | 200円 |
| 学生団体・小学生以下 | 70円 | 140円 |
| 学生団体・教職員、付添人 | 140円 | 280円 |
学生団体は「教職員1名以上と生徒8名以上のグループで同じ船に乗船される場合」が条件です。ここで訪問税の扱いがひとつ細かくなります。同社は「学校教育法第1条に規定する学校に限り、課税免除証明書をご提出いただければ宮島訪問税は免除されます。それ以外の団体は、入島時に宮島訪問税100円が別途かかります」と記載しています。学校行事なら自動的に無料、ではありません。第1条校であることと、証明書を出すことの2つが要ります。引率する側は、出発前に学校でこの証明書を用意しておく話になります。
車で渡る場合の航送運賃も公表されています。いずれも片道で、運転者1名の運賃を含みます(同乗者は別途)。こちらも入島時に宮島訪問税100円が別途かかります。
| 車の長さ | 片道 |
|---|---|
| 3m未満 | 800円 |
| 3m以上4m未満 | 1,250円 |
| 4m以上5m未満 | 1,700円 |
| 5m以上6m未満 | 2,250円 |
載せられるのは車高2.2m、長さ6m未満の車までとされています。ルーフボックスを載せた車や大きめのミニバンで行くつもりなら、先に自分の車の全高を確認しておいてください。
自転車やバイクは「特殊手荷物運賃」で、別途普通運賃が必要です。自転車100円、125cc以下200円、125ccを超え750cc以下300円、750ccを超えるもの400円(いずれも片道)と記載されています。
定期券を使う人向けの記載もあります。同社は、宮島訪問税の「課税対象外証明書」または「1年分一時納付証明書」を確認するとしており、証明書を所持していない場合は、入島の都度、宮島訪問税券を買うことになると書いています。定期券を持っているだけでは訪問税が免除されるわけではない、ということです。
出典:JR西日本宮島フェリー 運賃(2026年9月5日確認)
よくある質問
Q. 宮島訪問税はいくらですか?
1人1回100円です。年度分は1人500円です。
出典:廿日市市「宮島訪問税の概要」(2026年8月30日確認)
Q. 帰りの船でも100円かかりますか?
課税されるのは船で宮島に訪問(入域)する人に対してです。金額の考え方は往復の運賃とは別なので、支払額の内訳は乗船時に確認してください。
出典:廿日市市「宮島訪問税の概要」(2026年8月30日確認)
Q. 子どもも払いますか?
未就学児は免除です。それ以外の子どもについては、学校行事での訪問なら免除の対象になります。ただしJR西日本宮島フェリーの運賃ページには、学校教育法第1条に規定する学校に限り、課税免除証明書を提出すれば免除、それ以外の団体は100円がかかる、と書かれています。学校の側で証明書を用意する必要があります。
出典:JR西日本宮島フェリー 運賃(2026年9月5日確認)
Q. 何回行くなら年度分が得ですか?
1回100円・年度分500円なので、5回で同額、6回目から年度分が安くなります。
出典:廿日市市「宮島訪問税の概要」(2026年8月30日確認)
Q. 宮島に住んでいる人も払いますか?
宮島町の住民は非課税です。月48時間以上の通勤者・通学者も非課税です。
まとめ
宮島訪問税は1人1回100円、年度分は500円。フェリーなら運賃に上乗せで徴収されるので、手続きは要りません。年6回以上渡るなら年度分が得ですが、初回訪問予定日の前月10日までに窓口で納める必要があります。
未就学児、学校行事の参加者と引率者、障害者手帳をお持ちの方は免除。宮島町の住民と、月48時間以上の通勤・通学者は非課税です。宮島松大汽船の運賃は大人片道200円・往復400円、所要約10分。船賃だけを見て予算を立てると100円ずれる——それだけ知っていれば十分です。
出典:廿日市市「宮島訪問税の概要」(2026年8月30日確認)
出典:宮島松大汽船(2026年8月30日確認)
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