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弘前城の入園料2026|本丸320円・冬(11/24〜3/31)は無料|共通券520円・年間券1,040円

弘前城の入園料は本丸・北の郭が大人320円、子供100円です。公園自体は無料で、有料なのは一部の区域だけ。

そして知っておく価値があるのが、11月24日から3月31日までは本丸・北の郭が入園無料だということです。雪の弘前城は、タダで見られます。

出典: 弘前公園 公式サイト「弘前公園内の有料区域・料金情報」(2026年9月8日確認)

入園料(2025年4月1日から)

券種個人団体(有料入園者10名以上)
弘前城本丸・北の郭 / 単独(1日入園券)個人 大人320円・子供100円団体 大人250円・子供80円
弘前城植物園 / 単独(1日入園券)個人 大人320円・子供100円団体 大人250円・子供80円
共通券(1日入園券)個人 大人520円・子供160円団体 大人470円・子供130円

共通券は弘前城本丸・北の郭、弘前城植物園、藤田記念庭園の3か所に1日使えます。単独320円×2=640円に対して520円なので、2か所回るだけで120円得。藤田記念庭園まで入れて520円は安いほうです。

藤田記念庭園は、弘前公園の市民会館の向かいにある施設です。

券種料金
弘前城本丸・北の郭 / 年間入園券個人 大人1,040円・子供310円
弘前城植物園 / 年間入園券個人 大人1,040円・子供310円
共通通年券(年間入園券)個人 大人2,090円・子供620円

年間入園券は1,040円。1回320円なので3.25回で元が取れます。共通通年券2,090円は3施設が1年間使えて、共通券520円の4回分です。

弘前に住んでいるなら、桜の時期だけで3回は行くはずです。1,040円という金額は、そういう前提で設定されています。

出典: 弘前公園 公式サイト「弘前公園内の有料区域・料金情報」(2026年9月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。

冬は無料、そして開園時間が季節で変わります

区域時間特別期間
弘前城本丸・北の郭4月1日〜11月23日 9:00〜17:00さくらまつり期間 9:00〜21:00
弘前城植物園4月中旬〜11月23日 9:00〜17:00(券販売16:30まで)

本丸・北の郭は11月24日〜3月31日の期間、入園無料です。冬季は天守内部も含めて公開を終了しますが、区域そのものには無料で入れます。

植物園は開園期間中は無休。券の販売は16:30までなので、17時閉園でも30分前に締まります。

出典: 弘前公園 公式サイト「弘前公園内の有料区域・料金情報」(2026年9月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。

さくらまつり期間は、無料対象者も有料になります

これは弘前特有の制度なので、丁寧に説明します。

弘前公園には入園料無料の対象者がいます。弘前市都市公園条例第22条第2項(1)に規定される65歳以上の市民などです。

ところがさくらまつりの期間だけは、その無料対象者であっても有料になります。日本有数の桜の名所なので、最も混む時期は市民も払う、という設計です。

項目変更前変更後
入園料無料除外期間旧:4月23日から5月5日までの間新:弘前さくらまつり期間
まつり期間中の有料時間旧:4月23日から5月5日までは午前7時から午後9時まで新:弘前さくらまつり期間は午前9時から午後9時まで
変更時期令和7年4月1日から

この規定は令和7年(2025年)4月1日から変更されました。理由も公式が説明しています。近年のソメイヨシノの早咲き傾向に伴い、現状の取り扱い規定が合わなくなっているため。

これまでは「4月23日から5月5日」という固定の日付でしたが、桜が早く咲くようになったため、「弘前さくらまつり期間」という可変の期間に変わりました。まつり期間は、まつり関係団体で構成される主催者会議で毎年決められます。

有料時間も変わりました。以前は午前7時からでしたが、いまは午前9時から午後9時まで。朝7時から9時までの2時間が無料になったということです。早朝の弘前公園を歩きたいなら、これは効きます。

さらに注記があります。ソメイヨシノが早咲きの場合には、弘前さくらまつり期間であっても通常時間(午前9時から午後5時まで)に戻ることがあります。桜の状態を見て運用を切り替えている、ということです。

問い合わせは弘前市役所 公園緑地課(0172-33-8739)。

出典: 弘前公園 公式サイト「弘前公園内の有料区域・料金情報」(2026年9月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。

有料区域は3つあります

有料区域内容
弘前城本丸弘前城天守閣がある区域。天守閣は石垣修理事業のため本丸内部の仮天守台に移動し、内部は曳屋の資料などを展示
北の郭武徳殿休憩所、藩政時代の名残である籾蔵跡、子の櫓跡などの史跡
弘前城植物園1,500種124,000本の草木が植えられている植物園

公式が有料化の理由を説明しています。弘前公園には藩政時代から引き継がれてきた貴重な文化財が多数あり、施設保存や公園としての環境整備・維持管理のため、一部区域を有料化しているとのことです。

いま弘前城で起きていることを補足しておきます。天守閣は石垣修理事業のため、本丸内部の仮天守台に移動しています。天守を曳屋(ひきや)で動かすという工事で、天守内部にはその曳屋の資料などが展示されています。石垣の上に建っていない天守と、それを動かした記録を同時に見られるという、いまの時期にしかない状態です。

弘前公園は日本の都市公園100選、日本さくら名所100選に選ばれていて、国の史跡指定を受けています。国指定重要文化財は天守・辰巳櫓・丑寅櫓・未申櫓・三の丸追手門・三の丸東門・二の丸南内門・二の丸東内門・北の郭亀甲門の9件。320円で入れる区域に、重要文化財が並んでいます

所在地は〒036-8356 青森県弘前市下白銀町1。公園の名は「鷹揚園(おうようえん)」です。

出典: 弘前公園 公式サイト「弘前公園内の有料区域・料金情報」(2026年9月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。

東北で唯一、江戸時代から残る天守です

320円で見られるものの価値を、公式の説明から書きます。

弘前藩初代藩主津軽為信が南部氏からの独立を果たし津軽地方を統一したのが1588年(天正16年)。その後、新たな城を築くことを決意し、現在の弘前の地を選定したのが1603年(慶長8年)とされています。当時この地は高岡(鷹丘)と呼ばれていました。

築城計画はなかなか進まず、為信は完成を見ることなく1607年(慶長12年)に京都で客死します。父の遺志を継いだ第2代藩主信枚(のぶひら)が高岡城を完成させたのは1611年(慶長16年)でした。

完成当初、高岡城には5層の天守がそびえていました。いま本丸未申櫓跡となっている石垣が、当時の天守台です。ところが1627年(寛永4年)、この5層の天守は火事により失われます。土地の名が高岡から弘前に改められたのはその翌年で、これには魔除けの意味がこめられていたといいます。

その後、弘前城は長らく天守を持たない城でした。幕府から天守新造の許可が下りなかったためだと言われています。

いま残る3層の天守は1810年(文化7年)、第9代藩主寧親(やすちか)の治世に築かれました。現在の場所にあった本丸辰巳櫓を解体して新造されたものとされています。許可が下りた理由としては、数年前に弘前藩が蝦夷地(北海道)警備の任にあたって功績が認められたこと当時ロシア船が津軽海峡を往来し、その防備のためという説が一般的です。またこの建物はあくまで天守の代用で、当時は「御三階櫓」と呼ばれていたとも言われています。

出典: 弘前公園 公式サイト「弘前城 天守/御三階櫓」(2026年9月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。

二の丸側と本丸側で、まったく見た目が違います

この天守の作りが面白いので、公式の説明を紹介します。

作り
濠側(東・南両面)鉄扉窓をつけず矢狭間だけ。1・2層の中央に張り出しをつけ、切妻破風・石落としを設ける
本丸内側(北・西両面)破風も狭間も無く、採光を考えて窓も大きい
平面5間×6間の初層に対し、2層・3層と各一間ずつ小さくなる層等式

建築年こそ新しいものの、濠側の東・南両面には鉄扉を付けず矢狭間だけとし、1・2層にはその中央に張り出しをつけ、切妻破風・石落としを設けるなど、古形式を特徴としています

そして公式が指摘する工夫。二の丸側から天守を見たとき、切妻破風と狭間によってその印象を大きく見せようとする工夫が凝らされている。一方、本丸内側から見た北・西両面には破風も狭間も無く、採光を考えて窓も大きくされています

つまり外から見せる顔と、内側で暮らす顔を作り分けた天守だということです。見に行くなら、二の丸側と本丸側の両方から見てください。同じ建物とは思えないほど印象が変わります。

江戸時代に建築され現存する天守としては東北地方で唯一、小規模ではあるものの全国の天守のなかでも代表的なものとされています。

出典: 弘前公園 公式サイト「弘前城 天守/御三階櫓」(2026年9月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。

いまの天守は、石垣の上に建っていません

行く前に必ず知っておくべきことです。

弘前城本丸は現在、石垣の老朽化による修理工事を進めています。それにともない石垣の上にそびえる天守も2015年に曳屋(ひきや)を行い、現在は本丸内部の仮天守台に移動しています石垣修理事業は2026年まで行われる予定です。

つまり、写真でよく見る「石垣の上に建つ弘前城天守」は、いまは見られません。ネット上の写真の多くは仮天守台に移る前のものです。それを見て行くと、位置が違うことに戸惑います。

ただし、これはこれで見る価値があります。仮天守台に移動した天守の内部には、主に弘前城天守曳屋の資料が展示されています。400トンの天守を人力を含む方法で動かした記録です。見学は無料ですが、本丸への入場料金が別途必要になります(つまり320円を払えば展示は追加料金なしで見られる、ということです)。

石垣の上に無い天守と、それを動かした記録。工事が終われば見られなくなる姿なので、いま行く理由はむしろあると言えます。

出典: 弘前公園 公式サイト「弘前城 天守/御三階櫓」(2026年9月8日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。

近くの施設の料金

同じ青森の施設と並べると、弘前城の料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。

施設料金の目安
弘前城・弘前公園(青森)目安 ¥320〜
浅虫温泉 日帰り入浴目安 ¥360〜
三内丸山遺跡目安 ¥500〜
ねぶたの家 ワ・ラッセ予約サイト ¥620〜
青森県立美術館目安 ¥700〜
酸ヶ湯温泉 ヒバ千人風呂 日帰り入浴予約サイト ¥1,000〜

金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。

庭園・日本庭園を、入場料でくらべる

施設エリア入場・拝観の目安 滞在の目安
明治神宮東京無料
大阪城 西の丸庭園大阪¥300〜約1時間15分
徳川園名古屋¥300〜約1時間
偕楽園茨城¥320〜約1時間15分
兼六園金沢¥320〜約1時間15分
玄宮園滋賀・雄琴¥400〜約40分
岡山後楽園岡山¥500〜約1時間15分
新宿御苑東京¥500〜約1時間45分
栗林公園香川¥500〜約1時間15分
栗林公園高松・直島¥500〜約1時間15分
水前寺成趣園熊本¥500〜約1時間
仙巌園(磯庭園・鹿児島)鹿児島¥1,600〜約1時間45分
梅田スカイビル 空中庭園展望台大阪¥2,000〜
足立美術館島根・出雲¥2,500〜約1時間45分

入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。

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