ハルカス300は、大阪市阿倍野区に立つあべのハルカスの展望台である。ビルの高さは300メートルで、日本でもっとも高い超高層ビルとして知られる。展望台は最上部の三層を使っていて、入場料は当日券の一本立てになっている。
ハルカス300の入場料
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 展望台入場料(当日券) | 2,200円 |
ウェブで買う当日券も、窓口で買う当日券も同額である。価格差がないため、並ぶ時間を惜しむかどうかだけで選べばいい。混雑する時間帯に行くなら、あらかじめウェブで買っておいたほうが窓口の列を避けられる。
出典: ハルカス300 チケット(2026年8月7日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
営業時間
通常の営業時間は9時から22時まで、最終入場は21時30分である。朝から夜まで開いているので、大阪の一日をどう組んでもどこかに入れられる。昼と夜で見えるものがまったく違うため、時間を選べるなら日没の前に上がって、暗くなるまで滞在するのがいちばん得である。
三層の展望台
展望台は58階から60階までの三層構成になっている。最上階の60階が天上回廊で、四方をガラスに囲まれた通路が建物を一周する。足元近くまでガラスなので、高いところが苦手な人にはこたえる。晴れた日には六甲山、生駒山、条件がよければ明石海峡大橋まで見える。
58階は吹き抜けの空間になっていて、屋外に面した部分がある。天空庭園と呼ばれるこの一帯にはウッドデッキが敷かれ、風が直接入る。ガラス越しではなく外気のなかで高さを感じられるのは、この展望台の特徴である。カフェとバーがあり、座って景色を眺めながら過ごせる。
別料金の企画として、ビルの屋上のヘリポートに出るツアーと、建物の外周部を安全器具を付けて歩くものがある。いずれも実施の条件と時間が決まっているので、参加するつもりなら公式サイトで先に確認したい。
あべのハルカスという建物
あべのハルカスは、展望台だけの建物ではない。低層階に百貨店が入り、中層にオフィス、上層にホテル、そして最上部が展望台という構成になっている。16階には美術館があり、企画展が開かれている。一つのビルのなかで買い物と食事と展示と展望が完結する。
名前のハルカスは、古語で「晴れやかにする」を意味する言葉に由来する。この場所には近鉄百貨店の店舗が長く建っていて、それを建て替えて2014年に完成した。大阪の南部にあたる天王寺・阿倍野は、キタとミナミに次ぐ第三の拠点として位置づけられてきた地域である。
周辺とアクセス
近鉄の大阪阿部野橋駅とJR天王寺駅に直結している。大阪メトロの御堂筋線と谷町線も乗り入れていて、交通の便は極めていい。関西空港からもJRで直通の便がある。
周辺には天王寺公園と天王寺動物園があり、少し北へ歩けば聖徳太子が建立したとされる四天王寺、西へ行けば通天閣と新世界の一帯に出る。通天閣の展望台と合わせて、高さの違う二つの塔から同じ街を見るという回り方もできる。展望台の滞在は一時間ほど、周辺まで含めれば半日の行程になる。
日本一高いビルという条件
あべのハルカスの高さは300メートル。2014年の全面開業以来、日本でもっとも高い超高層ビルであり続けている。名前は古語の「晴るかす」に由来し、心を晴れやかにするという意味が込められている。この場所にはもともと近鉄百貨店の店舗があり、それを建て替える形で生まれた。
高さがそのまま展望の質になっている。大阪平野は広く平らで、遮るものが少ない。晴れた日には北に六甲山と生駒山、南に和泉山脈、西は大阪湾の向こうに明石海峡大橋まで見える。関西空港へ降りていく飛行機の航跡が見える日もある。天気の悪い日は雲の中に入ってしまうこともあり、それはそれで珍しい体験になる。
上がってからの過ごし方
エレベーターは16階から60階まで一気に上がる。所要は一分に満たない。到着するのが最上階の天上回廊で、四方をガラスに囲まれた通路が建物を一周している。まず一周して方角をつかんでから、気に入った側に戻るのがいい。ガラスが床近くまであるので、真下を見下ろすと足がすくむ。
58階まで下りると吹き抜けの空間になり、屋外に面した天空庭園に出られる。ウッドデッキが敷かれ、風が直接吹き込む。ガラス越しではなく外気のなかで高さを感じられるのは、この展望台の大きな特徴である。カフェとバーがあるので、飲み物を頼んで座り、日が暮れるまで待つという過ごし方ができる。
別料金の企画として、屋上のヘリポートに出るツアーと、建物の外周部を安全器具を付けて歩くものがある。どちらも人数と時間が限られていて、天候によって中止になる。参加するつもりなら、公式サイトで実施状況を先に確認しておきたい。
ビルの中で完結する一日
あべのハルカスは展望台だけの建物ではない。低層階に百貨店、中層にオフィス、上層にホテル、そして最上部が展望台という積層構造になっている。16階には美術館があり、企画展が入れ替わる。地下には食料品売り場、上層階にはレストラン街。雨の日でも建物から出ずに一日を過ごせる。
展望台の滞在そのものは一時間ほどで足りる。美術館の展示を見て、百貨店で食事をして、日が暮れてから展望台に上がるという組み方をすると、この建物一つで半日が埋まる。天王寺駅とは屋内で直結しているので、駅から一歩も外に出ずに済む。
天王寺と阿倍野
この一帯は、大阪のキタとミナミに次ぐ第三の拠点として発展してきた。駅の北側には天王寺公園があり、その中に天王寺動物園がある。都心にある動物園としては規模が大きく、アフリカのサバンナを再現した展示がある。公園の芝生広場は再整備されて、飲食店の並ぶ一帯になっている。
少し北へ歩けば四天王寺がある。聖徳太子が建立したと伝えられる寺で、日本最古の官寺とされる。西へ向かえば通天閣と新世界で、串カツの店が並ぶ一帯である。通天閣にも展望台があり、こちらは高さも雰囲気もまったく違う。二つの塔から同じ街を見比べるという回り方は、大阪ならではの楽しみ方になる。
アクセスは近鉄大阪阿部野橋駅とJR天王寺駅に直結。大阪メトロの御堂筋線と谷町線、それに阪堺電車の路面電車も乗り入れている。関西空港からはJRの直通列車がある。梅田からも難波からも地下鉄で十数分なので、大阪のどこに泊まっていても寄りやすい。
近くの施設の料金
同じ大阪の施設と並べると、ハルカス300の料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。
| 施設 | 料金の目安 |
|---|---|
| 大阪城 西の丸庭園 | 目安 ¥300〜 |
| 勝尾寺 | 目安 ¥500〜 |
| 大阪城 天守閣 | 目安 ¥600〜 |
| 天王寺動物園 | 目安 ¥800〜 |
| スパスミノエ | 目安 ¥800〜 |
| 天然温泉 ひなたの湯(新大阪) | 目安 ¥880〜 |
金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。
大阪の展望台を比べる
大阪には展望のきく場所がいくつもある。ハルカス300は300メートルで最も高く、梅田スカイビルの空中庭園は屋根がない屋上に出られる。通天閣は高さでは劣るが、下町の真ん中に立つという立地そのものが景色になる。さきしまコスモタワーは大阪湾に近く、海側の眺めが強い。
どれか一つを選ぶなら、目的で決めたい。とにかく高いところから広く見たいならハルカス300、風を感じたいなら梅田スカイビル、街の空気ごと味わいたいなら通天閣。ハルカス300は駅と直結していて夜遅くまで開いているため、旅程に組み込みやすいという実務上の強みもある。
大阪の観光施設を、入場料でくらべる
| 施設 | 入場・拝観の目安 ▲ | 滞在の目安 ▲ | 最寄りから ▲ | |
|---|---|---|---|---|
| 大阪城 西の丸庭園 | ¥300〜 | 約1時間15分 | — | |
| 勝尾寺 | ¥500〜 | — | — | |
| スパスミノエ | ¥800〜 | 約2時間 | 徒歩3分 | |
| 天王寺動物園 | ¥800〜 | 約2時間 | 徒歩5分 | |
| 天然温泉 ひなたの湯(新大阪) | ¥880〜 | 約2時間15分 | 徒歩8分 | |
| ひらかたパーク ザ・ブーン | ¥1,000〜 | — | — | |
| 万博記念公園・太陽の塔(大阪) | ¥1,080〜 | 約1時間45分 | 徒歩10分 | |
| さきしまコスモタワー展望台 | ¥1,200〜 | 約50分 | 駅すぐ | |
| 通天閣 展望台 | ¥1,500〜 | 約1時間15分 | 徒歩3分 | |
| 梅田スカイビル 空中庭園展望台 | ¥2,000〜 | — | — | |
| あべのハルカス展望台 ハルカス300 | ¥2,200〜 | 約1時間15分 | 駅すぐ | |
| 空庭温泉 OSAKA BAY TOWER | ¥2,310〜 | 約2時間30分 | 徒歩2分 | |
| スパ&サウナ ニュージャパン 梅田 | ¥2,700〜 | 約1時間 | 徒歩10分 | |
| 海遊館 | 変動 ¥2,700〜3,200 | 約2時間15分 | 徒歩5分 |
入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。最寄りからは、最寄り駅・停留所からの徒歩時間です(車の場合は車と表記)。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。
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※価格・在庫は変動します。最新は各予約サイトの公式ページでご確認ください。