あらかわ遊園は東京都荒川区にある区立の遊園地で、一九二二年の開園以来、百年を超えて営業を続けている。二〇二二年に大規模な改修を終えて再開し、都内で唯一の区立遊園地として運営されている。料金は入園料と乗り物料金が分かれる方式だ。
入園料とのりもの券
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 入園料 大人 | 800円 |
| 入園料 中学生 | 400円 |
| 入園料 小学生 | 200円 |
| 入園料 未就学児(3歳以上) | 無料 |
| のりもの券 1枚 | 100円 |
| のりもの回数券 5枚 / 10枚 | 500円 / 1,000円 |
出典: 荒川区 公式サイト あらかわ遊園のご案内(2026年8月16日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
入園料は大人八百円、中学生四百円、小学生二百円で、三歳以上の未就学児は無料だ。区立の施設らしく、子どもの料金が低く抑えられている。三歳未満も当然無料なので、小さな子どもを連れた家族にとっては入りやすい設定になっている。
のりもの券は入園料とは別に必要になる。一枚百円で、回数券は五枚五百円、十枚千円という設定だ。回数券にしても一枚あたりの単価は変わらないため、まとめ買いによる割引はない。乗る数が読めない場合は、必要になってから買い足す形でも損はしない。
休園日は毎週火曜日だが、学校の長期休暇の期間は営業する。子どもの休みに合わせて開けるという運用で、区立の施設としての性格がよく出ている。
百年続く区立の遊園地
あらかわ遊園の開園は一九二二年、大正十一年のことだ。当初は民営で、煉瓦工場の跡地に開かれた。戦時中に閉園し、戦後の一九五〇年に荒川区が引き継いで区立の遊園地として再開した。以来、区が運営を続けている。
園内の観覧車は、日本で現役の観覧車としては最も古い部類に入る。高さは三十メートル足らずで、大型のものと比べれば小さいが、隅田川と荒川区の街並みを見下ろせる。この規模の観覧車が住宅地のただなかに立っているという光景が、この遊園地の性格を端的に表している。
二〇一八年から四年をかけた改修を経て、二〇二二年に再開した。乗り物のほかに、動物と触れ合える区画、水遊び場、釣り堀、屋内の遊び場が設けられている。絶叫マシンを求める人には物足りないが、幼児から小学生までの子どもを連れて半日を過ごすには過不足のない構成になっている。
都電荒川線で行く
最寄りは都電荒川線の荒川遊園地前停留場で、そこから徒歩三分ほど。都電荒川線は東京に残る唯一の都電で、三ノ輪橋から早稲田までを結んでいる。一両編成の電車が住宅地の路地すれすれを走るため、乗ること自体が一つの体験になる。
JRを使う場合は京浜東北線の王子駅か、常磐線の三河島駅からバスという経路になる。都電の一日乗車券を使えば、沿線の飛鳥山公園、鬼子母神、雑司ヶ谷といった場所と組み合わせられる。遊園地だけで一日を使い切らない規模なので、この組み合わせは相性がよい。
園は隅田川に面しており、堤防沿いは遊歩道になっている。川の対岸には足立区が広がり、船が行き来する。下町の生活の風景がそのまま続いている一帯で、観光地化された東京とは違う時間が流れている。
入園料とのりもの券の関係
入園料は大人八百円、中学生四百円、小学生二百円で、三歳以上の未就学児は無料。区立の施設らしく、子どもの負担が小さく設定されている。ただし乗り物に乗るにはのりもの券が別に必要で、これは一枚百円だ。
回数券は五枚五百円、十枚千円という設定で、一枚あたりの単価は変わらない。まとめ買いによる割引がないため、乗る数が読めないなら必要になってから買い足す形で構わない。乗り物によって必要な枚数が違うので、園内の掲示で確認しながら使うことになる。
休園は毎週火曜日だが、学校の長期休暇の期間は営業する。夏休みや春休みの火曜に予定を入れても閉まっていないということで、子どもの休みに合わせた運用になっている。
百年を超えた区立遊園地
あらかわ遊園の開園は一九二二年、大正十一年のことだ。煉瓦工場の跡地に民営の遊園地として開かれ、戦時中に一度閉園した。戦後の一九五〇年に荒川区が引き継ぎ、以来ずっと区立の遊園地として運営されている。東京二十三区で区が運営する遊園地は、ここだけだ。
園内の観覧車は日本で現役のもののなかでは古い部類に入る。高さは三十メートルに満たず、大型のものと比べれば小ぶりだが、隅田川と荒川区の街並みを見下ろせる。住宅地のただなかにこの規模の観覧車が立っている光景そのものが、この遊園地の性格をよく表している。
四年の改修を経て
二〇一八年から四年をかけた改修工事を経て、二〇二二年に再開した。乗り物のほかに、動物と触れ合える区画、水遊び場、釣り堀、屋内の遊び場が設けられている。絶叫マシンを求める人には物足りないが、幼児から小学生を連れて半日過ごすには過不足のない構成だ。
都電荒川線という路線
最寄りは都電荒川線の荒川遊園地前停留場で、徒歩三分ほど。都電荒川線は東京に残る唯一の都電で、三ノ輪橋から早稲田までを結ぶ。一両編成の電車が住宅地の路地すれすれを走り、専用軌道と併用軌道が入り混じる。乗ること自体が一つの体験になる路線だ。
JRなら京浜東北線の王子駅、常磐線の三河島駅からバスという経路もある。都電の一日乗車券を使えば、沿線の飛鳥山公園、鬼子母神、雑司ヶ谷霊園、そして早稲田まで足を延ばせる。遊園地だけで一日を使い切らない規模なので、この組み合わせは相性がよい。
園は隅田川に面しており、堤防沿いが遊歩道になっている。対岸は足立区で、川を船が行き来する。観光地化されていない下町の生活の風景がそのまま続いていて、東京の別の顔を見るという意味でも歩く価値がある。
近くの施設の料金
同じ東京の施設と並べると、あらかわ遊園の料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。
| 施設 | 料金の目安 |
|---|---|
| 浜離宮恩賜庭園 | 目安 ¥300〜 |
| 井の頭自然文化園(東京・吉祥寺) | 目安 ¥400〜 |
| 新宿御苑 | 目安 ¥500〜 |
| 松本湯(中野) | 予約サイト ¥550〜 |
| 上野動物園 | 目安 ¥600〜 |
| RAKU SPA 1010 神田 | 目安 ¥600〜 |
金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。
荒川区という下町
あらかわ遊園がある荒川区は、隅田川に沿って広がる東京の東側の区だ。近代以降は工場と職人の街として発展し、いまも小さな町工場と住宅が入り混じる。観光地としての開発がほとんど進まなかったため、生活の風景がそのまま残っている。
遊園地の敷地はもともと煉瓦工場の跡地だった。明治から大正にかけて、この一帯には隅田川の水運を使う工場が並んでいた。遊園地が川に面しているのは、その水運の時代の名残でもある。
隅田川沿いを歩く
園に隣接する堤防沿いは遊歩道になっており、川面を見ながら歩ける。対岸は足立区で、船が上下する。少し歩けば尾久の渡し跡や、川沿いの小さな公園がある。遊園地を出たあとにこの道を歩くと、東京の別の時間の流れに切り替わる。
都電の一日乗車券を使えば、飛鳥山公園、鬼子母神、雑司ヶ谷と沿線をつなげられる。飛鳥山は江戸時代からの桜の名所で、公園内には無料で入れる博物館がある。遊園地が半日で足りる規模であることを考えると、この組み合わせが最も無理がない。
訪れる前に確認しておきたいこと
入園料とのりもの券が別建てなので、乗り物に乗るつもりなら入園料だけで予算を組むと足りなくなる。のりもの券は一枚百円、回数券は五枚五百円・十枚千円で単価は同じ。乗り物ごとに必要な枚数が違うため、園内の掲示を見ながら買い足すのが無駄がない。
休園は毎週火曜日だが、学校の長期休暇の期間は営業する。夏休みや春休みの火曜に行っても閉まっていないという運用なので、子どもの休みに合わせて予定を立てられる。
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