東京サマーランドは東京都あきる野市にあるレジャープールで、屋内プールと屋外プール、遊園地エリアを併せ持つ。料金の最大の特徴は、日によって価格が変わる変動制を採っていることと、日付を指定して事前に購入する方式になっていることだ。当日ふらりと立ち寄って窓口で買う、という使い方はできない。
入場料金
| 券種 | 料金 |
|---|---|
| 1Dayパス(春季・秋季) | 2,600円 |
| 1Dayパス(6月の土日) | 3,600円 |
| 1Dayパス(A期間) | 4,100円 |
| 1Dayパス(B期間) | 4,900円 |
| 1Dayパス(C期間) | 5,600円 |
出典: 東京サマーランド 公式サイト 料金ページ(2026年8月7日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
金額は大人料金で、五つの区分に分かれている。最も安いのは夏季を外れた春季と秋季の二千六百円、最も高いのは真夏の繁忙期にあたるC期間の五千六百円で、同じ施設でありながら倍以上の開きがある。どの日がどの区分にあたるかは公式サイトのカレンダーで公開されているので、日程に融通が利くなら、まずそこを見てから予定を決めるほうが合理的だ。
もう一つ押さえておきたいのが、日付指定の事前購入制であるという点だ。当日券の窓口販売は行われていないため、思い立って向かっても入場できない。行くと決めた時点でオンラインから日付を指定して購入しておく必要がある。人気の日は売り切れることもあるため、盆や連休を狙うなら早めに動くことになる。
駐車料金は入場料とは別建てになっている。公共交通機関で向かう場合はJR五日市線の秋川駅からバスを使うことになるので、車と電車のどちらが有利かは人数と出発地で変わる。四人で行くなら車のほうが安く収まることが多い。
屋内と屋外、二つの顔
サマーランドの構成は大きく二つに分かれる。一年を通して営業している屋内プール「アドベンチャードーム」と、夏季のみ開く屋外プール「アドベンチャーラグーン」だ。ドームのほうは大きなガラス屋根の下に造波プールや流水プールが並び、気温や天候に左右されずに泳げる。冬でも水温が保たれているため、寒い季節にプールに入るという珍しい体験ができる。
屋外エリアは夏季限定で、大型のスライダー群と、木々に囲まれた開放的なプールが広がる。屋内と屋外の両方が開く夏の最盛期が、料金が最も高いC期間にあたるのは自然な話だ。逆に、春や秋に訪れると使えるのは屋内だけになるが、そのぶん料金は半分以下になり、混雑も比べものにならないほど緩い。
敷地内には観覧車やゴーカートなどを備えた遊園地エリアもある。プールに飽きた子どもが遊べる逃げ場があるという意味で、一日を通して滞在するには都合がよい。ただし遊園地の乗り物は別料金の設定があるため、1Dayパスだけで全部が乗り放題になるわけではない点は事前に確認しておきたい。
行き方と周辺
あきる野市は東京都の西端に近く、秋川渓谷の入口にあたる位置にある。都心から見れば西へ一時間ほど、多摩地域の山と川が始まる境目だ。最寄り駅はJR五日市線の秋川駅で、駅前から無料の送迎バスが出ている。車の場合は圏央道のあきる野インターチェンジから数分と、高速道路からのアクセスがよい。
周辺には秋川渓谷が広がり、川遊びやバーベキュー、温泉施設が点在している。プールで一日を使い切らずに、渓谷沿いを歩いてから温泉に寄るという組み立ても可能だ。都心から日帰りできる距離でありながら、周囲は山あいの景色に切り替わるため、遠出をした実感が得られる。
夏の週末は駐車場も道路も混み合う。開場前に着くつもりで動くか、あるいは午後から入って夕方までの短時間で切り上げるか、どちらかに振り切ったほうが疲れは少ない。日付指定制であることを逆手に取り、あえて平日を選ぶと同じ料金区分でも体感はまったく違う。
変動制の料金をどう読むか
五区分に分かれた価格は、需要の高さをそのまま反映している。春季と秋季が最も安いのは、屋外プールが閉じていて屋内のみの営業になるためだ。六月の土日は屋外が動き始める時期にあたり、七月半ばから八月末にかけて区分が段階的に上がっていく。最も高いC期間は、盆前後の来場が集中する数日に設定されることが多い。
同じ大人一名でも、選ぶ日によって三千円の差が出る。四人家族なら一万二千円の違いになる計算で、これは無視できない金額だ。夏休みの平日を選べるなら、その一手だけで支出が大きく変わる。子どもの予定に縛られてどうしても盆になるという場合は、逆に早めの購入で席を確保することを優先したほうがよい。
事前購入制がもたらす副産物
当日券を売らないという方式には、入場者数の上限を管理できるという狙いがある。売り切れれば入れない代わりに、入場できた日は想定を超える混雑にならない。屋内プールのように空間が限られている施設では、この仕組みが快適さに直結する。予約の手間と引き換えに、入ってからの余裕が確保されていると考えるとわかりやすい。
購入した日付は原則として変更が利かないため、天候によって行くかどうかを決めたい人には向かない。ただし屋内プールが主体である以上、雨天でも遊べる内容は残る。天気が読めない日をあえて選び、屋内中心の一日と割り切るという考え方もできる。
持ち物と園内での過ごし方
水着とタオルのほかに、屋内でも使える履物があると動きやすい。屋外エリアが開く季節は日差しが強く、日焼け対策と水分の確保が必要になる。ロッカーと更衣室は用意されているが、繁忙期は入れ替わりが激しいため、貴重品の扱いは最初に決めておきたい。
園内で一日を過ごすなら、屋内と屋外を行き来しながら休憩を挟む配分が現実的だ。造波プールや流水プールは体力の消耗が意外に大きく、続けて入り続けると午後に息切れする。遊園地エリアや飲食スペースを休憩の場として使うと、閉場まで持たせやすい。
秋川渓谷まで足を延ばす
あきる野市はかつて秋川市と五日市町が合併して生まれた自治体で、市域の西半分は山地に入る。秋川は多摩川の支流のなかで最も大きく、東京都内でありながら川底が見えるほど水が澄んでいる区間が続く。夏場は河原にバーベキュー場が並び、川遊びをする家族連れで賑わう。
渓谷沿いには日帰り温泉施設があり、プールで冷えた体を温めてから帰るという流れが組める。奥へ進めば払沢の滝や、都内で唯一の村である檜原村に入る。プールだけを目的にするには惜しい立地なので、二日取れるなら渓谷側に一泊して翌日に回すという配分も考えられる。
五日市線という支線
拝島から武蔵五日市までを結ぶJR五日市線は、全長十一キロほどの短い支線だ。もとは五日市周辺で採れた木材と石灰を運ぶために敷かれた貨物路線で、開業は明治期にさかのぼる。現在は通勤と行楽の路線になっているが、車窓から見える丘の連なりには、山あいへ分け入っていく支線らしさが残っている。
近くの施設の料金
同じ東京の施設と並べると、東京サマーランドの料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。
| 施設 | 料金の目安 |
|---|---|
| 浜離宮恩賜庭園 | 目安 ¥300〜 |
| 井の頭自然文化園(東京・吉祥寺) | 目安 ¥400〜 |
| 新宿御苑 | 目安 ¥500〜 |
| 松本湯(中野) | 予約サイト ¥550〜 |
| 上野動物園 | 目安 ¥600〜 |
| RAKU SPA 1010 神田 | 目安 ¥600〜 |
金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。
東京の観光施設を、入場料でくらべる
| 施設 | 入場・拝観の目安 ▲ | 滞在の目安 ▲ | 最寄りから ▲ | |
|---|---|---|---|---|
| 明治神宮 | 無料 | — | — | |
| 羽田空港第3ターミナル 展望デッキ | 無料 | — | — | |
| 浜離宮恩賜庭園 | ¥300〜 | 約1時間15分 | 徒歩7分 | |
| 新宿御苑 | ¥500〜 | 約1時間45分 | 徒歩5分 | |
| 上野動物園 | ¥600〜 | 約4時間 | 徒歩5分 | |
| あらかわ遊園 | ¥800〜 | 約4時間 | — | |
| 東京国立博物館 | ¥1,000〜 | 約2時間15分 | 徒歩10分 | |
| 東京あそびマーレ | ¥1,200〜 | 約4時間 | 駅すぐ | |
| 浅草花やしき | ¥1,600〜 | 約1時間45分 | 徒歩5分 | |
| 東京ジョイポリス | ¥1,700〜 | — | — | |
| 東京サマーランド | ¥2,600〜 | 約6時間 | — | |
| すみだ水族館 | ¥2,700〜 | 約1時間45分 | 駅すぐ | |
| よみうりランド プールWAI | 変動 ¥3,400〜 | — | — | |
| スパ ラクーア(東京ドームシティ) | 変動 ¥3,500〜 | 約4時間 | 徒歩4分 |
入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。最寄りからは、最寄り駅・停留所からの徒歩時間です(車の場合は車と表記)。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。
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※価格・在庫は変動します。最新は各予約サイトの公式ページでご確認ください。