長崎ペンギン水族館の入館料は一般800円、小学生〜高校生400円、未就学児は無料です。年間パスポートは一般2,000円。800円という額は水族館としてかなり安く、しかも国内最大級のペンギンプールがあります。
出典: 長崎ペンギン水族館 入館料(2026年9月8日確認)
入館料
| 区分 | 個人 | 年間パスポート |
|---|---|---|
| 一般 | 800円 | 2,000円 |
| 小学生〜高校生 | 400円 | 1,000円 |
無料で観覧できるのは、①未就学児、②長崎市内にお住まいで身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方とその介護者、です。年間パスポートは一般2,000円で入館料2.5回分、小学生〜高校生は1,000円で2.5回分。3回行けば元が取れる設定です。
出典: 長崎ペンギン水族館 入館料(2026年9月10日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
駐車料金
| 区分 | 一般車両・マイクロバス | バス |
|---|---|---|
| 最初の1時間 | 260円 | 1,450円 |
| 以降1時間毎 | 200円 | 720円 |
入館料800円に対して駐車料金が最初の1時間で260円。2時間停めれば460円になるので、入館料の半分以上が駐車代というバランスです。大型バスで行く場合は第2駐車場を利用します。
出典: 長崎ペンギン水族館 入館料(2026年9月8日確認)
ペンギンだけで7種120羽から始まった水族館
この水族館の成り立ちは、長崎という土地の歴史とつながっています。かつて長崎水族館には、捕鯨船に運ばれてヒゲペンギンが4羽やってきました。園の言葉を借りれば「江戸時代から全国有数の捕鯨基地であった長崎県らしい出会い」です。そこから飼育が始まり、平成10年に閉館するまでに、長崎水族館ではのべ11種類のペンギンを飼育してきました。
長崎水族館の閉館後、長崎市民やペンギンファンの願いもあって、体験型水族館として平成13年(2001年)に長崎ペンギン水族館がオープンします。7種120羽のペンギンたちは、みんなで新居に引っ越しました。より充実した環境で飼育を続けるための移転だったわけです。2026年は開館25周年にあたり、「ペンギンアート展」のような記念企画が組まれています。
館内の見どころ
展示エリアは番号で整理されています。①カタクチイワシ(数千匹の群れをなす円形回遊水槽)、②亜南極ペンギンプール、③長崎の海水槽、④温帯ペンギンゾーン、⑤タッチプール、⑥ペンギンショップ、⑦クラゲ水槽、⑧長崎の魚水槽、⑨亜南極ペンギン室、⑩プラー・ブック(メコンオオナマズ)。
目玉は②の亜南極ペンギンプールです。国内最大級の大きさで、深さ4m、水量200トン。のびのびと自由に泳ぐペンギンの姿は、まるで大空を飛んでいるように見えます。ペンギンは陸上での歩き方ばかりが注目されますが、本来は泳ぐための体をしています。それを見せるには深さが要る、という考え方でつくられたプールです。
⑨の亜南極ペンギン室では南極周辺の島々に生息するペンギンを、④の温帯ペンギンゾーンでは暖かい地域のペンギンを展示しています。⑧の長崎の魚水槽は、長崎沿岸の海に生息する魚類や無セキツイ動物、干潟にすむ生きものを中心に扱います。ペンギン一色に見えて、地元の海の展示もきちんと置かれています。
ふれあいの企画
体験型水族館として再出発した経緯どおり、参加型の企画が多く用意されています。5月から9月には「ふれあいペンギンビーチ」とカヤック体験が行われます。「リアル飼育員体験〜小学生編〜」や、「ペンギンのDNA」を扱う実験ワークショップのような参加者募集型のプログラムもあります。ビオトープもあり、パンフレットとあわせてPDFで案内が公開されています。
営業時間は9:00〜17:00。公式サイトのトップには現在の混雑状況が表示されるので、行く前に見ておくと動きやすくなります。一般800円という額に対して、見られるものと参加できるものの密度がかなり高い館です。長崎市内の観光の合間に、2時間ほどで組み込めます。
出典: 長崎ペンギン水族館 入館料(2026年9月8日確認)
長崎とペンギンの関係
長崎市には、1959年(昭和34年)に開館した「長崎水族館」がありました。この水族館は早くからペンギンの飼育と繁殖に取り組み、多くのペンギンを育ててきました。長崎水族館は1998年に閉館しますが、飼育していたペンギンと、蓄積された飼育技術は引き継がれ、2001年(平成13年)に「長崎ペンギン水族館」として現在の施設が開館しました。
つまりこの水族館は、ゼロから作られたペンギン施設ではなく、40年以上のペンギン飼育の歴史の続きにあります。飼育しているペンギンの種類数は世界でも有数で、世界に生息するペンギンのうち多くの種を一か所で見ることができます。「ペンギンが目玉のひとつ」ではなく「ペンギンで成り立っている水族館」である点が、他館との違いです。
長崎水族館時代から飼育されていたキングペンギンの「ぎん吉」は、飼育下での長寿記録として知られました。こうした個体の記録が残っているのも、施設の連続性があるからです。
館内の見どころ
中心となるのは、深さのある大型のペンギンプールです。ペンギンが水中を泳ぐ姿を、横からガラス越しに見られます。ペンギンは陸上ではよちよち歩きますが、水中では別の生き物のように速く動きます。この落差は、浅い展示では味わえないところです。
屋外には「ふれあいペンギンビーチ」があります。自然の海を仕切った区画で、ペンギンが海を泳ぎ、砂浜を歩きます。人工のプールではない環境でペンギンを見られる場所は限られています。
「ペンギンのお散歩」やえさやり体験など、時間を決めて行われるプログラムがあります。実施の有無と時刻は日によって変わるため、到着したらまず当日のスケジュール表を確認するのが確実です。この水族館は展示そのものより、時間割で動くプログラムのほうに見どころが集まっています。
ペンギン以外の展示と体験
名前のとおりペンギンが主役ですが、長崎の海の魚を展示する水槽もあります。対馬海流の影響を受ける長崎の海は魚種が多く、地元の海を知る展示として作られています。
水族館の裏手には自然体験ゾーンがあり、ビオトープや水辺の観察ができます。海に面した立地を生かして、カヤックなどの体験プログラムが行われることもあります。こうしたプログラムは季節限定・天候次第のものが多いため、目当てにする場合は事前確認が要ります。
まわり方と所要時間
展示だけを見て回るなら1時間ほど、ふれあいプログラムや屋外のビーチを含めると2時間から3時間です。屋外部分があるため天候の影響を受け、雨の日は屋外プログラムが中止になることがあります。
館内は比較的コンパクトで、ベビーカーでも回りやすい構造です。小さな子ども連れの場合、プログラムの時刻に合わせて休憩を挟む組み立てにすると無理がありません。
行き方と周辺
長崎市の東側、宿町にあります。JR長崎駅前からバスで30分前後です。車の場合は長崎自動車道から市街地を経由し、駐車場があります。
長崎市中心部の観光地(グラバー園、大浦天主堂、平和公園、出島)からは離れているため、市内観光とは別枠で半日を取るか、車での移動を前提に組むほうが無理がありません。路線バスで行く場合は、往復の所要時間を1時間強見込んでおいてください。
よくある質問
ペンギンにさわれますか。 ふれあいのプログラムは時間と人数が決まっており、実施内容は日によって変わります。必ずさわれるとは限らないため、当日のスケジュール表で確認してください。
何時ごろが空いていますか。 開館直後と、閉館の1時間前あたりが比較的落ち着きます。ただしプログラムの時刻に人が集中する構造なので、「空いている時間」より「見たいプログラムの時刻」を優先して組むほうが後悔が少ないでしょう。
雨でも行く価値はありますか。 屋内展示だけでも1時間は過ごせます。ただし屋外のふれあいペンギンビーチがこの館の特色なので、それを目当てにするなら天気の良い日を選んでください。
近くの施設の料金
同じ長崎の施設と並べると、長崎ペンギン水族館の料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。
| 施設 | 料金の目安 |
|---|---|
| 長崎原爆資料館 | 目安 ¥200〜 |
| 出島(出島和蘭商館跡) | 予約サイト ¥520〜 |
| 大浦天主堂 | 予約サイト ¥1,000〜 |
| 稲佐山 | 予約サイト ¥1,230〜 |
| グラバー園 | 目安 ¥1,300〜 |
| 軍艦島(端島) | 公式で確認 |
金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。
長崎の観光施設を、入場料でくらべる
| 施設 | 入場・拝観の目安 ▲ | 滞在の目安 ▲ | |
|---|---|---|---|
| 長崎原爆資料館 | ¥200〜 | 約1時間30分 | |
| グラバー園 | ¥1,300〜 | 約1時間15分 | |
| 軍艦島上陸ツアー(長崎) | ¥4,700〜 | 約3時間30分 | |
| ハウステンボス | ¥7,600〜 | 約6時間 |
入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。
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