ガラパゴス諸島へは、エクアドル本土のキトかグアヤキルから飛行機で入り、バルトラ島のセイモア空港かサン・クリストバル島の空港に降ります。初めての旅は、セイモア空港から運河を渡った先にあるサンタクルス島の町プエルト・アヨラを起点にし、町から歩ける研究所や入り江を回ってから、日帰りの船のツアーと島どうしを結ぶ船で、サン・クリストバル島やイサベラ島へ広げる順が組みやすい形です。もう一つの回り方は船に泊まりながら島をめぐるクルーズで、観光省の案内では三泊から十四泊まであり、フェルナンディナ島やヘノベサ島のような離れた島へはクルーズでしか行けません。日程を決めるのは三つです。本土の空港で出発前に済ませる入島の手続き(ガラパゴスの政府評議会は、出発の3時間前に空港へ着くよう案内しています)、国立公園局が決めている島間の船の出航時刻(サンタクルス島からサン・クリストバル島とイサベラ島へ向かう船は13時45分発、反対向きは朝の便)、そして国立公園のほとんどの場所で求められる公認ガイドの同行です。
出典: Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省) / Cómo llegar a Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省) / Preguntas y respuestas frecuentes – Control migratorio (TCT)(ガラパゴス特別行政区政府評議会) / Transporte entre islas pobladas(ガラパゴス国立公園局) / Travel tips for Galapagos(チャールズ・ダーウィン財団)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
ガラパゴス諸島の回り方の全体像
国立公園局によると、ガラパゴス諸島はエクアドル本土の沖およそ1.000 kmにあり、13の大きな島と200を超える小島・岩からなります。人が住む島は4つで、サンタクルス島、サン・クリストバル島、イサベラ島、フロレアナ島です。国立公園は1959年に作られ、諸島の陸地の97%を占めます。残りの3%が、この4島の町と農地です。
- サンタクルス島(プエルト・アヨラ): 公園局は諸島のいちばん中央にある島と説明しています。観光省も、本土からの便が着き、多くのツアーが出る「諸島の物流の中心」と紹介しています。町にはチャールズ・ダーウィン研究所があり、高地では野生のゾウガメが歩きます。
- サン・クリストバル島(プエルト・バケリソ・モレノ): 州都で、役所の多くが集まる島です。空港が町の近くにあり、観光省はダーウィンが最初に上陸した島として紹介しています。
- イサベラ島(プエルト・ビジャミル): 諸島でいちばん大きな島で、五つの火山がつながってできています。赤道近くで暮らすガラパゴスペンギンがいます。
- フロレアナ島: 最初に人が住んだ島ですが、公園局によると住民は120人を超えません。
回り方は、大きく二つに分かれます。
| 回り方 | 夜を過ごす場所 | 行ける場所 | 向く旅 |
|---|---|---|---|
| 島に泊まる(ランドベース) | プエルト・アヨラなど町の宿 | 町の近くの見どころ、日帰りの船のツアーで行く島(プラサ・スル島、北セイモア島、レオン・ドルミド、ティントレラスなど) | 日数を自分で決めたい、町の食事や散歩も楽しみたい |
| クルーズ | 船の中 | 船の行程に入った島。フェルナンディナ島とヘノベサ島はクルーズでのみ | 離れた島の野生生物を、公認の自然ガイドと一緒に見たい |
観光省によると、サンタクルス島、サン・クリストバル島、イサベラ島から出る日帰りのツアーは6時間か7時間ほどで、シュノーケル、伝統漁の体験、浜での休憩、陸の見学地での観察を組み合わせます。クルーズは三泊から十四泊まであり、陸と海の両方で予定された活動をしながら遠くの島へ向かいます。どちらを選んでも、国立公園のほとんどの場所では公認ガイドの同行が求められ、ガイドなしで自由に動ける範囲はかぎられています。
出典: ¿Dónde nos encontramos?(ガラパゴス国立公園局) / Parque Nacional Galápagos(ガラパゴス国立公園局) / Lugares imperdibles para conocer en Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省) / Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省) / Isabela, tierra de fuego y mar(Ecuador Travel/エクアドル観光省) / Travel tips for Galapagos(チャールズ・ダーウィン財団)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
半日コース:プエルト・アヨラから歩いて回る研究所と入り江
到着した日の午後や、日帰りのツアーに出ない日の半日は、プエルト・アヨラの町から歩ける場所にしぼります。チャールズ・ダーウィン財団の研究所と、国立公園局のゾウガメ繁殖センターは隣り合っているので、続けて回れます。
- チャールズ・ダーウィン研究所の展示ホール: 研究所は月曜から日曜まで毎日08:00から18:00まで(祝日も)開いていて、入場は無料です。展示ホールでは60年を超える研究の歩み、自然史の標本の一部、ニタリクジラの大きな骨格を見られます。パスポートを持っていくと、ゾウガメの記念スタンプを押してもらえます。展望台からは研究所の敷地、海、プエルト・アヨラの町、サンタクルス島でいちばん高いクロッカー山が見渡せます。次は隣の繁殖センターへ歩いて移ります。
- カメのルートとファウスト・ジェレナ繁殖センター: 最後のピンタゾウガメ「ロンサム・ジョージ」を世話した公園の監視員の名を付けた繁殖センターで、育てたゾウガメを各島の生息地へ戻しています。ロンサム・ジョージはこのセンターの囲いの中で一生を終えました。公園局が案内する「カメのルート」はガイド付きで、最初の回が08:00、最後の回が16:45です。ダーウィン財団は、見学には公認の自然ガイドが必要で、プエルト・アヨラの旅行会社で頼めると案内しています。
- ラ・ラトネラ海岸とエスタシオン海岸: 展示ホールの先、在来植物の庭を過ぎると、ラ・ラトネラ海岸への短い遊歩道があり、道の上や岩の間でウミイグアナが日なたぼっこをしています。研究所へ向かう途中にあるエスタシオン海岸は地元の人がよく使う小さな浜で、白い砂からプエルト・アヨラの町が見えます。
午後に時間があれば、町の近くの入り江を一つ足します。ラス・グリエタスはプエルト・アヨラに近い見学地で、公園局が入口に案内と受付の小屋を置いています。公園局の発表では、毎日300から400人、祝日には600人が訪れます。トルトゥーガ湾(Tortuga Bay)は、白い砂浜と青い海、サンゴ礁にすむサメやエイが泳ぐマングローブがある浜で、陸路では階段のある道から入ります。公園局はプエルト・アヨラの近くでとくに人の多い見学地の一つに挙げ、週末には500人を超える人が来ると見ています。
出典: Exhibition Hall(チャールズ・ダーウィン財団) / Travel tips for Galapagos(チャールズ・ダーウィン財団) / Parque Nacional Galápagos(ガラパゴス国立公園局) / Inauguración de una nueva caseta de control en Las Grietas(ガラパゴス国立公園局) / Campaña “Yo sí cumplo” se activa en Tortuga Bay(ガラパゴス国立公園局) / Cierre temporal del acceso terrestre a Tortuga Bay(ガラパゴス国立公園局) / Lugares imperdibles para conocer en Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
一日コース:サンタクルス島の高地と湾をめぐる、または船で近くの島へ
サンタクルス島で丸一日使えるなら、島の高地と湾を一日で回る組み方と、プエルト・アヨラから船の日帰りツアーで近くの島へ出る組み方があります。二日いられるなら、両方を一日ずつ回ります。
高地と湾をめぐる一日
- 午前: 高地の牧場でゾウガメを見る。観光省は、町から数キロ離れた高地で、100歳を超える野生のゾウガメの間を歩けると紹介しています。サンタクルス市は、マグマだまりからできた「ロス・ヘメロス」と呼ばれる二つの大きなくぼみを島の火山の名残として挙げ、観光省は溶岩トンネルも見どころに挙げています。高地へは、町のタクシー(白いダブルキャブのピックアップ)か観光バスで向かいます。
- 午後: アカデミー湾をめぐる船のツアー。サンタクルス市の案内では、およそ三時間でアカデミー湾を回り、カアマニョ小島(ラ・ロベリア)でアシカや色とりどりの魚と泳ぎ、サメの水路と愛の水路の崖でアオアシカツオドリを見て、ネムリブカを見る展望台に上がり、ウミイグアナが岩で体を温めるプラヤ・デ・ロス・ペロスまで進みます。
- 夕方: 町へ戻る。プエルト・アヨラの町の中は、タクシーで動けます。
自転車を借りる人には、観光省がプエルト・アヨラからエル・ガラパテロへ向かう道をすすめています。島の中で気候が場所ごとに変わる様子(微気候)がわかる道です。
出典: Lugares imperdibles para conocer en Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省) / Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省) / Bienvenidos a Santa Cruz(サンタクルス市 観光) / Sitios turísticos(サンタクルス市 観光) / Información de interés para la llegada a las islas(ガラパゴス国立公園局)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
船の日帰りツアーで近くの島へ出る一日
サンタクルス市によると、プエルト・アヨラからはバルトロメ島、北セイモア島、プラサ・スル島、フロレアナ島への船のツアーが出ています。北セイモア島はイタバカ運河から船で二十分ほどの島です。観光省は、日帰りのツアーを6時間か7時間ほどの行程と案内しています。ツアーは国立公園局が許可した船とガイドで回るので、申し込むときは公園局の許可を受けた会社かどうかを確かめます。
出典: Sitios turísticos(サンタクルス市 観光) / Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省) / Galapagos National Park Rules(チャールズ・ダーウィン財団)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
二日以上:島に泊まってサン・クリストバル島とイサベラ島へ広げる
島に泊まる回り方で日数をとれるなら、サンタクルス島を拠点に数日過ごしてから、船でほかの島へ移ります。島間の船は国立公園局が航行してよい時間を決めていて、サンタクルス島を出る便は午後、ほかの島からサンタクルス島へ向かう便は朝です。この時刻に合わせて、宿を移す日を決めます。
サンタクルス島とサン・クリストバル島を回る例
- 一日目: セイモア空港に着き、プエルト・アヨラへ。午後はダーウィン研究所とカメのルート。
- 二日目: 高地のゾウガメ、ロス・ヘメロス、午後はアカデミー湾の船のツアーかラス・グリエタス。
- 三日目: 日帰りの船のツアーで北セイモア島、プラサ・スル島、バルトロメ島のどれかへ。
- 四日目: 午前はトルトゥーガ湾。13時45分発の船でサン・クリストバル島へ渡ります(16時00分着の枠)。
- 五日目: サン・クリストバル島の見どころを回ります(下の一覧)。
- 六日目: 町の近くにあるサン・クリストバル島の空港から本土へ戻ります。
サン・クリストバル島で回る場所は次のとおりです。
- 環境案内センター(Centro de Interpretación): 公園局が運営し、ガラパゴスの歴史と、生態系を守るための取り組みと課題をパネルで伝えています。
- セロ・ティヘレタス: 展望台からウミガメや海鳥が見える人気の見学地で、海へ下りるシュノーケルの場所には台と手すりと階段があります。
- ラ・ロベリア: 観光省が、アシカと一緒に泳げる場所として挙げています。
- レオン・ドルミド(キッカー・ロック): 海から突き出た大きな岩で、観光省は船のツアーで行くシュノーケルの名所として紹介しています。
- 町の海岸通り: プエルト・バケリソ・モレノでは、アシカが海岸通りのベンチで休んでいます。
サン・クリストバル島は、公園局によるとアシカのいちばん大きな群れが暮らす島です。十一月から十二月に子が生まれ、十二月から二月に繁殖の時期を迎えます。どの浜でも、動物から2 m以上離れて見るのが公園の決まりです。
出典: Transporte entre islas pobladas(ガラパゴス国立公園局) / DPNG reapertura sala de interpretación en San Cristóbal(ガラパゴス国立公園局) / Infraestructura turística en área de esnórquel de Cerro Tijeretas(ガラパゴス国立公園局) / Lugares imperdibles para conocer en Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省) / Cierre de Playa Mann para proteger a los lobos marinos(ガラパゴス国立公園局) / Galapagos National Park Rules(チャールズ・ダーウィン財団)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
イサベラ島とフロレアナ島を足すとき
サンタクルス島からイサベラ島へ向かう船も13時45分発の枠で、イサベラ島からサンタクルス島へ戻る船は06時00分発の枠です。イサベラ島では、プエルト・ビジャミルからおよそ30分のエル・クラの管理小屋が、シエラ・ネグラ火山とミナス・デ・アスフレ(硫黄の鉱山)への出発点です。シエラ・ネグラ火山の火口は直径10 kmで、世界でも大きな火口の一つです。山頂や噴気孔へ行くには、観光省が認めた地元のツアー会社で予約する必要があります。海では、溶岩の地形が海の中に橋やくぼみを作るロス・トゥネレスで、タツノオトシゴやウミガメと泳げます。
フロレアナ島への船は火曜日と木曜日だけで、サンタクルス島を08時00分に出る枠と、フロレアナ島を15時00分に出る枠です。観光省によると、郵便ポストの樽がある郵便局湾(Bahía Correos)へは、セロ・アリエリから歩いておよそ2時間かかります。ダーウィン財団は、フロレアナ島には銀行も現金自動預け払い機もないと案内しているので、現金を用意してから渡ります。
出典: Transporte entre islas pobladas(ガラパゴス国立公園局) / Isabela, tierra de fuego y mar(Ecuador Travel/エクアドル観光省) / Lugares imperdibles para conocer en Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省) / Travel tips for Galapagos(チャールズ・ダーウィン財団)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
クルーズで回る場合と、島に泊まる回り方の違い
クルーズを選ぶと、空港から先の動きがほとんど船の行程で決まります。国立公園局の案内では、クルーズの人にはバルトラ島の空港で自然ガイドが待っていて、そのまま船へ案内します。観光省は、クルーズを規則で管理された船旅と説明し、公認の自然ガイドが乗り、遠くの見学地へ行ける方法として紹介しています。
- クルーズでしか行けない島: 観光省によると、フェルナンディナ島(新しい溶岩の上をウミイグアナやガラパゴスコバネウが歩くプンタ・エスピノサ)と、鳥の島と呼ばれるヘノベサ島(アカアシカツオドリが巣を作るエル・バランコ、ダーウィン湾)は、探検クルーズでしか訪ねられません。
- エスパニョラ島: 観光省は、ガラパゴスアホウドリの唯一の繁殖地があり、25.000羽を超える鳥が巣作りに来るプンタ・スアレスを紹介しています。
- 島に泊まる回り方の良さ: 日帰りのツアーを日ごとに選べ、町の研究所や入り江を自分の速さで歩けます。島間の船の時刻と、船のツアーの空きに合わせて日程を組みます。
どちらの回り方でも、公園局が許可した観光サービスを選ぶことが公園の決まりです。日数が短い人は島に泊まってサンタクルス島を中心に、離れた島の鳥や海の生き物を見たい人はクルーズで、と目的で分けると選びやすくなります。
出典: Información de interés para la llegada a las islas(ガラパゴス国立公園局) / Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省) / Lugares imperdibles para conocer en Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省) / Galapagos National Park Rules(チャールズ・ダーウィン財団)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
ベストシーズンと天気
観光省は、ガラパゴスは一年中訪ねられるとしたうえで、季節を二つに分けています。
- 暖かい季節(十二月から五月): 晴れる日が多く、ときどき雨が降り、海は暖かく澄んでいます。シュノーケルや浜で過ごすのに向いた季節です。
- 乾いた季節(六月から十一月): フンボルト海流のため涼しくなり、海の生き物の動きが活発になります。サメ、ペンギン、海鳥、大きな魚の群れを見るのにいちばんよい時期とされています。
船で島を移る人は、海の荒れ方にも目を向けます。国立公園局は、一月から六月の前半のほうが、波が高くなる七月から十二月の後半より海が落ち着いていると案内しています。島間の船は海の状態で所要時間が変わり、小型機も天候によって遅れたり欠航したりすることがあります。サンタクルス市の案内では、乾いた季節は六月から十二月で、一月から五月が暑く湿った季節とされています。月の区切りは案内によって少し違うので、見たい生き物と海の状態の両方で旅の時期を決めます。
出典: Cómo llegar a Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省) / Transporte entre islas pobladas(ガラパゴス国立公園局) / Bienvenidos a Santa Cruz(サンタクルス市 観光)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
日本からの行き方と、空港から町まで
エクアドルへの入国(外務省)
外務省の海外安全ホームページ(確認日はこの節の最後の出典行のとおり)によると、エクアドル政府は観光と商用で入国する日本人に、年に通算90日以内の査証なしの入国と滞在を認めています。入国には残りの有効期間が6か月以上あるパスポートが必要です。日本からエクアドルへ行くとき、黄熱の予防接種は義務になっていません。日本からエクアドル本土までの直行便の有無と乗り継ぎ地は、航空会社の公式サイトで確かめてください。
出典: エクアドル 安全対策基礎データ(外務省 海外安全ホームページ)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
安全情報(外務省)
外務省はグアヤス県グアヤキル市にレベル2(不要不急の渡航は止めてください)を出しています。キト市を含むそれ以外の本土の多くはレベル1(十分注意してください)で、ガラパゴス県には危険レベルが出ていません。グアヤキル市については、夜に流しのタクシーを使った日本人旅行者が短時間誘拐の被害に遭った例を挙げ、流しのタクシーを避けるよう強くすすめています。本土の空港での乗り継ぎや前後の泊まりを決める前に、外務省の最新の危険情報を確かめてください。
出典: エクアドルの危険情報(外務省 海外安全ホームページ)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
本土からガラパゴスへの空路
観光省によると、旅行者はまずエクアドル本土に入り、キト(UIO)かグアヤキル(GYE)から国内線で、バルトラ島のセイモア空港(GPS)かサン・クリストバル空港(SCY)へ向かいます。定期便を飛ばすおもな航空会社はLATAMとAviancaです。飛行時間は、グアヤキルから1時間50分、キトからはグアヤキルを経由して2時間30分までです。キトから出る便は、たいていグアヤキルに短く寄ってから諸島へ向かいます。
出典: Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省) / Cómo llegar a Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
本土の空港で出発前に済ませること
- 通過管理カード(TCT): ガラパゴスの政府評議会によると、観光客は本土の空港で、パスポート、本土とガラパゴスの往復の航空券、TCTの代金$20の支払いを求められます。手続きを早く済ませたい人は、事前にオンラインで登録しておけます。観光客として滞在できるのは、最初に入った日から数えて年に60日までで、行くたびにTCTの代金を払います。評議会は、空港に出発の3時間前に着くよう案内しています。
- 持ち物の検査と申告: 生物安全・検疫規制管理局(ABG)の部屋で荷物の検査を受けます。持ち込める物は、ABGの一覧で、許可(緑)、条件つき(黄)、禁止(赤)に分けられています。ABGによると、紙の申告書(DJM)は2026年1月31日で配布を終え、18歳以上の乗客はオンラインで申告して、出るQRコードか登録番号を到着空港の検査官に見せます。申告は旅行の72時間前からできます。
出典: Preguntas y respuestas frecuentes – Control migratorio (TCT)(ガラパゴス特別行政区政府評議会) / Información de interés para la llegada a las islas(ガラパゴス国立公園局) / Galápagos retira el formulario físico de Declaración Juramentada de Mercancías(ガラパゴス生物安全・検疫規制管理局 ABG) / Lista de Productos(ガラパゴス生物安全・検疫規制管理局 ABG)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
到着した空港で払う入島料
セイモア空港とサン・クリストバル空港では、国立公園の監視員が入島料(保護区への入域の税)を集めています。外国人の12歳以上はUS $200、12歳未満はUS $100で、2歳未満は払いません。観光省は、入島料を現金で払うよう案内しています。到着後は、ABGの検査官が手荷物も確かめます。
出典: Tributo de ingreso(ガラパゴス国立公園局) / Información de interés para la llegada a las islas(ガラパゴス国立公園局) / Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
セイモア空港からプエルト・アヨラへ
バルトラ島の空港から、バスでバルトラ島とサンタクルス島の間のイタバカ運河へ行き、船で運河を渡り、向こう岸からバスかタクシーでプエルト・アヨラの町へ向かいます。運賃は、公式の案内どうしで書き方が違います。
- 国立公園局の案内: 空港から運河までは無料のバスで約10 min、運河の船(バルカサ)は$1,00で約10 min、運河からプエルト・アヨラまではバスで約$2、45 minです。タクシーは4人まで乗れる白いダブルキャブのピックアップで、全員で$25です。公園局は、温室効果ガスと鳥の事故を減らすため、バスをすすめています。
- 観光省の案内: 運河までは「Lobito」のバスで$5 USD、運河の船は5分で$1 USD、運河からプエルト・アヨラまではタクシーが$30 USD、バスが$5 USDで、45分です。
クルーズの人は、空港で待つ自然ガイドが船まで案内します。プエルト・アヨラの町の中をタクシーで移るときの運賃は、公園局の案内で$1,50です。
出典: Información de interés para la llegada a las islas(ガラパゴス国立公園局) / Cómo llegar a Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
サン・クリストバル空港からプエルト・バケリソ・モレノへ
国立公園局によると、空港はプエルト・バケリソ・モレノから10 minのところにあり、バスかタクシーで町の中心へ行けます。運賃は降りる場所までの距離で変わり、$1,50から$3ほどです。観光省は、タクシーのほかに歩いて行くこともでき、20から30分と案内しています。
出典: Información de interés para la llegada a las islas(ガラパゴス国立公園局) / Cómo llegar a Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
現地の移動:島間の船・小型機・町のタクシー
島間の船(ランチャ)
人が住む四つの島(サンタクルス島、サン・クリストバル島、フロレアナ島、イサベラ島)の間は、毎日それぞれの町の桟橋から出る小さな船で結ばれています。国立公園局によると、船は20人乗りまでで、海の状態によって2から3時間かかり、切符は桟橋の近くの旅行会社で買えます。運賃は公園局の案内で1人1区間$30、観光省の案内で$30から$35です。乗る前には、桟橋でABGの荷物検査を受けます。航行してよい時間は次のとおりです。
| 区間 | 出発と到着の枠 | 運航日 |
|---|---|---|
| サンタクルス島→サン・クリストバル島 | 13h45-16h00 | 毎日 |
| サン・クリストバル島→サンタクルス島 | 07h00-09h30 | 毎日 |
| サンタクルス島→イサベラ島 | 13h45-16h00 | 毎日 |
| イサベラ島→サンタクルス島 | 06h00-08h30 | 毎日 |
| サンタクルス島→フロレアナ島 | 08h00-09h45 | 運航日: 火曜日・木曜日 |
| フロレアナ島→サンタクルス島 | 15h00-17h00 | 運航日: 火曜日・木曜日 |
観光省は、混む時期は船を早めに予約するようすすめています。
出典: Transporte entre islas pobladas(ガラパゴス国立公園局) / Información de interés para la llegada a las islas(ガラパゴス国立公園局) / Cómo llegar a Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
小型機と町の中の移動
島の間を飛ぶ小型機もあり、国立公園局はEMETEBEとFLY GALAPAGOSの二社を挙げています。観光省によると、小型機はバルトラ島、イサベラ島、サン・クリストバル島を結び、船より速い一方で料金が高く、天候で遅れたり欠航したりすることがあります。町の中と近くの見学地へは、歩くか、タクシー(ピックアップ)、小型バス、観光バスを使います。サンタクルス市は、運賃は距離と待ち時間で決まると案内しています。お金は、ダーウィン財団によると、大きな町とホテルではクレジットカードが使えますが、離れた場所では使えないことが多く、小額の米ドル紙幣を持っておくと安心です。銀行はサンタクルス島、サン・クリストバル島、イサベラ島にあります。
出典: Transporte entre islas pobladas(ガラパゴス国立公園局) / Cómo llegar a Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省) / Bienvenidos a Santa Cruz(サンタクルス市 観光) / Travel tips for Galapagos(チャールズ・ダーウィン財団)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
入場の時間と料金の表
このコースで使う手続きと施設の時間と料金を、公式の案内のとおりにまとめます。
| 手続き・施設 | 時間・場所 | 料金 |
|---|---|---|
| 国立公園の入島料(外国人・12歳以上) | セイモア空港かサン・クリストバル空港で支払い | US $200 |
| 国立公園の入島料(外国人・12歳未満) | 同上 | US $100 |
| 国立公園の入島料(2歳未満) | 同上 | 支払いなし |
| 通過管理カード(TCT) | キトかグアヤキルの空港で、出発前 | $20 |
| チャールズ・ダーウィン研究所 | 月曜から日曜 08:00〜18:00(祝日も開館) | 無料 |
| カメのルート(ファウスト・ジェレナ繁殖センター) | 最初の回 08:00、最後の回 16:45、ガイド付き | $10(ガイド付きの入場) |
| 国立公園のキャンプ許可 | キャンプの初日の2日前から15日前までに申請 | $10 USD(1人) |
| 島間の船 | 上の時刻の枠 | $30(1人1区間、国立公園局) |
キャンプができるのは、サンタクルス島のガラパテロ海岸とプラヤ・ロハ、サン・クリストバル島のプエルト・チノ、マングレシート、プエルト・グランデ、イサベラ島のボルカン・チコ(エル・クラ地区)とミナス・デ・アスフレです。このうちマングレシート、プエルト・グランデ、ボルカン・チコ、ミナス・デ・アスフレへは、許可を受けた地元の会社を通して行きます。航空券と宿の代金は時期で変わります。
出典: Tributo de ingreso(ガラパゴス国立公園局) / Preguntas y respuestas frecuentes – Control migratorio (TCT)(ガラパゴス特別行政区政府評議会) / Travel tips for Galapagos(チャールズ・ダーウィン財団) / Exhibition Hall(チャールズ・ダーウィン財団) / Acampar en Galápagos(ガラパゴス国立公園局) / Transporte entre islas pobladas(ガラパゴス国立公園局)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
曜日・季節で変わること
- フロレアナ島への船は火曜日と木曜日だけ: ほかの曜日には定期の船の枠がありません。
- 海の荒れ方: 一月から六月は海が落ち着き、七月から十二月は波が高くなります。島間の船の所要時間は海の状態で変わります。
- 週末と祝日の混み方: 公園局は、トルトゥーガ湾には週末に500人を超える人が来ると見ており、ラス・グリエタスは祝日に600人まで増えるとしています。静かに泳ぎたい人は平日に回します。
- アシカの子育ての時期: サン・クリストバル島では十一月から十二月にアシカの子が生まれます。浜では動物から2 m以上離れ、触らず、えさをやらないことが公園の決まりです。
- 見学地の一時的な閉鎖: 公園局は、階段の工事などで見学地の陸路の入口を一時的に閉めることがあり、そのときは公式の発表で知らせます。出かける前に公園局の発表を確かめます。
- ドローンと撮影: ドローンや仕事の撮影は、公園局に二か月前までに許可を求める決まりです。写真はフラッシュを使わずに撮ります。
出典: Transporte entre islas pobladas(ガラパゴス国立公園局) / Campaña “Yo sí cumplo” se activa en Tortuga Bay(ガラパゴス国立公園局) / Inauguración de una nueva caseta de control en Las Grietas(ガラパゴス国立公園局) / Cierre de Playa Mann para proteger a los lobos marinos(ガラパゴス国立公園局) / Cierre temporal del acceso terrestre a Tortuga Bay(ガラパゴス国立公園局) / Galapagos National Park Rules(チャールズ・ダーウィン財団)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
よくある質問
入島料はいくらで、どこで払いますか
外国人の12歳以上はUS $200、12歳未満はUS $100で、2歳未満は払いません。セイモア空港かサン・クリストバル空港に着いたときに払い、観光省は現金で払うよう案内しています。これとは別に、本土の空港で通過管理カード(TCT)の$20を払います。
出典: Tributo de ingreso(ガラパゴス国立公園局) / Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省) / Preguntas y respuestas frecuentes – Control migratorio (TCT)(ガラパゴス特別行政区政府評議会)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
ガラパゴスには何日まで滞在できますか
ガラパゴスの政府評議会によると、観光客は最初に入った日から数えて、年に60日まで滞在できます。エクアドル全体では、外務省によると日本人は年に通算90日以内であれば査証なしで入国し滞在できます。
出典: Preguntas y respuestas frecuentes – Control migratorio (TCT)(ガラパゴス特別行政区政府評議会) / エクアドル 安全対策基礎データ(外務省 海外安全ホームページ)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
ガイドなしで回れますか
ダーウィン財団によると、諸島のほとんどは国立公園で、多くの見学には公認ガイドの同行が求められ、ガイドなしで動ける範囲はかぎられています。カメのルートの見学にも公認の自然ガイドが必要で、シエラ・ネグラ火山の山頂へは地元のツアー会社を通して行きます。
出典: Travel tips for Galapagos(チャールズ・ダーウィン財団) / Isabela, tierra de fuego y mar(Ecuador Travel/エクアドル観光省)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
果物やお菓子を持ち込めますか
生の果物、種、植物、土、生きた動物などは持ち込めないと観光省は案内しています。加工された食品は、ABGの一覧で許可されている物だけ持ち込めます。到着前にオンラインで申告(DJM)を済ませ、空港で荷物の検査を受けます。
出典: Cómo llegar a Galápagos(Ecuador Travel/エクアドル観光省) / Lista de Productos(ガラパゴス生物安全・検疫規制管理局 ABG) / Galápagos retira el formulario físico de Declaración Juramentada de Mercancías(ガラパゴス生物安全・検疫規制管理局 ABG)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
日差しへの備えは
ダーウィン財団は、赤道の真下にあるため紫外線がとても強いとして、日焼け止め、長袖、帽子、サングラスをすすめています。泳ぐときはサンゴに配慮した日焼け止めを使います。
出典: Travel tips for Galapagos(チャールズ・ダーウィン財団)(2026年10月22日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
クルーズを、入場料でくらべる
| 施設 | エリア | 入場・拝観の目安 ▲ | 滞在の目安 ▲ | 最寄りから ▲ |
|---|---|---|---|---|
| 嵐山・嵯峨野トロッコ列車 | 京都 | ¥880〜 | 約25分 | 徒歩5分 |
| 河口湖遊覧船(富士五湖) | 富士山・河口湖 | ¥1,000〜 | 約20分 | 徒歩10分 |
| 小樽運河クルーズ | 北海道 | ¥1,800〜 | 約45分 | 徒歩8分 |
| 黒部峡谷トロッコ電車 | 富山 | ¥2,480〜 | 約3時間30分 | — |
| 阿寒湖 遊覧船(まりもクルーズ) | 北海道・阿寒湖 | ¥2,700〜 | — | — |
| うずしおクルーズ(淡路島・福良) | 淡路島 | ¥3,000〜 | 約1時間 | — |
| 最上川舟下り | 山形 | ¥3,000〜 | 約1時間 | 車20分 |
| 軍艦島上陸ツアー(長崎) | 長崎 | ¥4,700〜 | 約3時間30分 | — |
入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。最寄りからは、最寄り駅・停留所からの徒歩時間です(車の場合は車と表記)。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。
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※価格・在庫は変動します。最新は各予約サイトの公式ページでご確認ください。