万博記念公園の入園料は、自然文化園・日本庭園の共通入園券が大人(高校生以上)450円、小人(中学生以下)無料です。この料金は2026年4月1日に改定されました。園内にある太陽の塔、EXPO’70パビリオン、大阪日本民芸館はそれぞれ別料金で、いずれも共通入園料が別途必要になります。つまり「太陽の塔だけ見たい」という場合も、公園に入るための450円と塔の入館料の両方がかかります。この記事では、公式サイトで確認できる料金をすべて並べたうえで、どの組み合わせがいくらになるのかを整理します。
出典: 万博記念公園 ご利用料金(2026年9月8日確認)
自然文化園・日本庭園共通入園料
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 大人(高校生以上) | 450円 |
| 小人(中学生以下) | 無料 |
2026年4月1日から適用されている料金です。自然文化園と日本庭園は1枚の券で両方に入れます。学校団体の引率者は無料で、団体料金や減免の扱いは公式サイトの「使用料の減額または免除について」に定めがあります。障害者手帳などをお持ちの場合は、来園日の7日前(土日祝を除く)までに事前申請ができるほか、当日ゲートの有人窓口で手帳を提示して減免を受けることもできます。ただし当日窓口では確認に時間がかかることがあるため、公園側は事前申請をすすめています。
出典: 万博記念公園 ご利用料金(2026年9月10日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
太陽の塔の入館料
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 太陽の塔 入館料(大人) | 720円 |
| 太陽の塔 入館料(小中学生) | 310円 |
| セットチケット(大人・入園料込み) | 1,080円 |
| セットチケット(小中学生・入園料込み) | 310円 |
太陽の塔の内部を見るには、上の入館料に加えて自然文化園・日本庭園共通入園料(大人450円、中学生以下無料)が必要です。大人が単純に足すと720円+450円で1,170円ですが、太陽の塔の公式予約サイトで販売しているセットチケットなら1,080円になります。90円の差ですが、券売の列に並ばずに済む点のほうが実利は大きいでしょう。小中学生は入園料がもともと無料なので、セットでも310円のままです。
太陽の塔は完全予約制です。入館時間は通常10時から17時まで。一般予約は1回の申し込みにつき最大19名までで、20名以上は団体予約の扱いになります。入館手続きの都合上、予約時間の20分前までに太陽の塔受付窓口へ行く必要があり、朝10時からの初回だけは10分前でかまいません。当日は予約完了後に発券されるQRコードを印刷するかスマートフォンの画面に表示し、あわせて本人確認のための身分証明書(運転免許証、保険証、パスポート、マイナンバーカードなど)を持参します。安全上の理由から、4歳未満の乳幼児を抱いた状態で階段を使うことはできず、その場合はエレベーターの予約が必須です。
この塔は1970年の日本万国博覧会のテーマ館として建てられ、会期後もその場に残されました。内部再生事業によって内部の公開が実現し、いまは「生命の樹」を中心とした空間を見上げながら階段をのぼる構成になっています。2025年8月27日には、太陽の塔が重要文化財(建造物)に指定されたことが公園から発表されました。万博の遺構が国の重要文化財になったという事実は、この公園の性格をよく表しています。
出典: 太陽の塔 ご利用案内(2026年9月10日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
EXPO’70パビリオンと大阪日本民芸館
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| EXPO’70パビリオン 一般(高校生以上) | 500円 |
| EXPO’70パビリオン 一般(中学生以下) | 無料(保護者同伴にて) |
| EXPO’70パビリオン 団体20〜199人(高校生以上) | 400円 |
| EXPO’70パビリオン 団体200人以上(高校生以上) | 350円 |
EXPO’70パビリオンは、1970年の万博で鉄鋼館として使われた建物をそのまま活用した施設です。当時の資料や記録を展示していて、万博そのものを主題にした常設展示としては国内でも珍しい存在です。ここも自然文化園・日本庭園の入園料が別途必要になります。
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 大阪日本民芸館 大人 | 710円 |
| 大阪日本民芸館 大学・高校生 | 450円 |
| 大阪日本民芸館 小・中学生 | 100円 |
大阪日本民芸館も同じく万博のパビリオンを引き継いだ施設で、民藝運動の流れをくむ工芸品を収蔵・展示しています。同じ公園のなかに、万博の記憶を伝える施設と、工芸を見せる美術館と、広大な緑地が同居しているという構成です。
出典: 万博記念公園 ご利用時間・休園日(2026年9月8日確認)
開園時間と休園日
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開園時間 | 9:30〜17:00(入園は閉園の30分前まで) |
| 休園日 | 毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は直後の平日)/年末年始 |
| 無休の期間 | 4月1日〜5月2日、10月、11月 |
水曜休園というのは公園としてはやや珍しく、旅行の日程を組むときに引っかかりやすいところです。ただし桜と新緑の4月から5月連休前まで、そして紅葉期にあたる10月・11月は無休になります。開園日や開園時間はイベントや天候によって変わることがあり、園内の各施設にはそれぞれ別の休業日が設定されているため、太陽の塔やEXPO’70パビリオンが目当てなら各施設のページもあわせて確認しておくと確実です。
出典: 万博記念公園 ご利用時間・休園日(2026年9月10日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
アクセス
大阪モノレール「万博記念公園駅」から北へ徒歩約5分で中央口に着きます。日本庭園側から入るなら「公園東口駅」で降り、西へ徒歩約5分で東口です。新大阪から向かう場合は、地下鉄御堂筋線(北大阪急行線)で「千里中央駅」まで出て、大阪モノレールに乗り換えて「万博記念公園駅」で下車します。大阪空港からは大阪モノレール1本で「万博記念公園駅」まで行けます。日本庭園が目的なら「日本庭園前」側から入るほうが近く、公園東口からの入園が便利だと公園側も案内しています。なお駅前広場は自転車・原動機付自転車・自動二輪車の走行が禁止されているので、降りて押して通ります。
園内は自然の多い環境で、川沿いや落葉・苔のある場所も点在します。雨が降ると滑りやすくなるため、公園は滑りにくい靴での来園をすすめています。広さもあるので、太陽の塔とEXPO’70パビリオンと日本庭園をすべて回るなら半日は見ておいたほうが無理がありません。
出典: 万博記念公園 交通アクセス(2026年9月10日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
日本庭園は国の登録記念物
450円の共通入園券で入れる日本庭園は、それ自体が文化財です。国の文化審議会において「造園文化の発展に寄与した意義深い事例」として評価され、2024年(令和6年)10月11日に国登録記念物(名勝地関係)として文化財登録されました。1970年の日本万国博覧会の開催に合わせて造られたもので、世界中から訪れる人に日本の造園技術の粋を披露すること、そして林立する近代建築パビリオンの未来空間と対比して自然と緑の憩いの場を提供することが目的でした。
庭園の広さは26ヘクタール。東西1,300メートル、南北200メートルという細長い地形に水の流れを造り、そこに時の移り変わりを重ねることで、万博のテーマである「人類の進歩と調和」を表現しています。時の移り変わりというのは比喩ではありません。この庭園は上代(平安時代・8世紀から11世紀)、中世(鎌倉・室町時代・12世紀から16世紀)、近世(江戸時代・17世紀から19世紀)という3つの時代を代表する庭園様式を模範にして造られ、さらに現代として1970年の新しい庭園を加えて、一体の庭として作庭されています。京都府宇治市の平等院(上代)、京都市の大仙院(中世)、岡山市の後楽園(近世)といった様式を一堂に見られる「庭園博物館的な機能」を兼ね備えた、昭和を代表する名園という位置づけです。
| 区画 | 時代 | 内容 |
|---|---|---|
| 上代庭園 | 平安時代・8〜11世紀 | 滝や源泉となる“やり水”の石組を中心に、海をイメージした池庭。西端に常緑針葉樹やモミジを多植し深山幽谷の景色をつくる。寝殿造りの様式を取り入れた迎賓館が建つ |
| 中世庭園 | 鎌倉・室町時代・12〜16世紀 | 禅院の方丈を模した茶室「千里庵」と、どの流派でも使える数奇屋造り茶室「汎庵・万里庵」。北の谷は両岸を紅葉が覆う渓流、南の谷は竹林 |
| 近世庭園 | 江戸時代・17〜19世紀 | 池の周りの園路を回遊しながら景色の変化を楽しむ「池泉回遊式」。心字池がある |
| 現代庭園 | 1970年 | はす池に水流が注ぎ込む、万博当時の新しい庭園 |
水の流れが全体をつないでいるのがこの庭の骨格です。上代庭園地区の泉と滝を源泉として、その水が中世庭園地区を流れる南北ふたつの流れをつくり、近世庭園地区の心字池を経て、現代庭園地区のはす池へ注がれます。上流から下流へ歩けば、そのまま平安から昭和へ時代を下ることになるわけです。中世庭園地区の二つの谷にはさまれた小山には、京阪神の里山をイメージしてクロマツ、ヤマモモ、ミツバツツジが植えられ、茶と禅と自然との調和が表現されています。
出典: 万博記念公園 日本庭園の見どころ(2026年9月10日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
自然文化園の見どころ
自然文化園は、博覧会終了後にパビリオンを撤収し、人工地盤の上にさまざまな樹木や草花を植えて自然の森を再生した区域です。太陽の塔を中心とする西側は森から里山へ、東側は芝生を張り詰めて平野のイメージを醸し出すように整備されています。森から平野へは幾つもの滝や水の流れが造られ、その流れは谷を過ぎて水車茶屋などに行き着き、かつてどこにでもあった里山の風景を思い出させる構成になっています。
園内には記念撮影の名所や、遊べる場所が点在しています。かつて太陽の塔の周りには母の塔(高さ12メートル)や青春の塔(23メートル)も建っていました。直径42メートルの円形芝生の上には大小12個の石が据えられ、それぞれが十二支の動物をあらわしています。小さな石の砦がいくつも生えた広場では水が湧いていて、砦の中は洞窟状、螺旋状の階段をのぼると砦の頂上に顔を出せるという、子どもが喜ぶ穴場です。園内で最も高い位置には空中観察路があり、公園の森の表情を立体的に観察できます。
花は季節でまるごと入れ替わります。花の丘では春にポピー、カラシナ、ネモフィラが咲き、秋にはコスモス、ほかにコキアやミューレンベルギアなどが丘を彩ります。「自然学習の森」は自然観察学習館 moricara の野外フィールドとして使われていて、実際に植物や昆虫を観察できます。子どもが体を動かして遊べる大型遊具のほか、家族で乗れるサイクルボートやおもしろ自転車といった遊具も用意されています。450円の入園料で入れる範囲がこれだけ広いという点は、この公園を評価するうえで外せないところでしょう。
出典: 万博記念公園 自然文化園(2026年9月10日確認)。料金・時間は改定されることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
近くの施設の料金
同じ大阪の施設と並べると、万博記念公園の料金の位置がわかります。いずれも旅比較で出典を確認している金額です。
| 施設 | 料金の目安 |
|---|---|
| 大阪城 西の丸庭園 | 目安 ¥300〜 |
| 勝尾寺 | 目安 ¥500〜 |
| 大阪城 天守閣 | 目安 ¥600〜 |
| 天王寺動物園 | 目安 ¥800〜 |
| スパスミノエ | 目安 ¥800〜 |
| 天然温泉 ひなたの湯(新大阪) | 目安 ¥880〜 |
金額は目安です。各施設のページで出典と確認日を掲載しています。
大阪の観光施設を、入場料でくらべる
| 施設 | 入場・拝観の目安 ▲ | 滞在の目安 ▲ | 最寄りから ▲ | |
|---|---|---|---|---|
| 大阪城 西の丸庭園 | ¥300〜 | 約1時間15分 | — | |
| 勝尾寺 | ¥500〜 | — | — | |
| スパスミノエ | ¥800〜 | 約2時間 | 徒歩3分 | |
| 天王寺動物園 | ¥800〜 | 約2時間 | 徒歩5分 | |
| 天然温泉 ひなたの湯(新大阪) | ¥880〜 | 約2時間15分 | 徒歩8分 | |
| ひらかたパーク ザ・ブーン | ¥1,000〜 | — | — | |
| 万博記念公園・太陽の塔(大阪) | ¥1,080〜 | 約1時間45分 | 徒歩10分 | |
| さきしまコスモタワー展望台 | ¥1,200〜 | 約50分 | 駅すぐ | |
| 通天閣 展望台 | ¥1,500〜 | 約1時間15分 | 徒歩3分 | |
| 梅田スカイビル 空中庭園展望台 | ¥2,000〜 | — | — | |
| あべのハルカス展望台 ハルカス300 | ¥2,200〜 | 約1時間15分 | 駅すぐ | |
| 空庭温泉 OSAKA BAY TOWER | ¥2,310〜 | 約2時間30分 | 徒歩2分 | |
| スパ&サウナ ニュージャパン 梅田 | ¥2,700〜 | 約1時間 | 徒歩10分 | |
| 海遊館 | 変動 ¥2,700〜3,200 | 約2時間15分 | 徒歩5分 |
入場・拝観の一般料金の目安です。ガイドツアー・セット券・団体割引は含みません。滞在の目安は主要な見どころを回った場合の目安時間です。最寄りからは、最寄り駅・停留所からの徒歩時間です(車の場合は車と表記)。料金は改定されることがあるため、お出かけ前に各施設の公式サイトをご確認ください。
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※価格・在庫は変動します。最新は各予約サイトの公式ページでご確認ください。